JPS5929851B2 - 拡散転写フイルムユニツト - Google Patents

拡散転写フイルムユニツト

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JPS5929851B2
JPS5929851B2 JP51023026A JP2302676A JPS5929851B2 JP S5929851 B2 JPS5929851 B2 JP S5929851B2 JP 51023026 A JP51023026 A JP 51023026A JP 2302676 A JP2302676 A JP 2302676A JP S5929851 B2 JPS5929851 B2 JP S5929851B2
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JP
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layer
film unit
light
image
photographic film
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JP51023026A
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スタンレー・モートン・ブルーム
ハワード・ガードナー・ロジヤース
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Polaroid Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C8/00Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
    • G03C8/42Structural details
    • G03C8/52Bases or auxiliary layers; Substances therefor

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  • Architecture (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 生成する写真が永久積層物の1部として染料像保有層と
共に保持される現像されたハロゲン化銀乳剤を含む、多
くの拡散転写写真法が提案されている。
この像保有層は光反射層、好ましくは二酸化チタンを含
有する層により前記の積層体中の現像されたハロゲン化
銀乳剤から分離される。この製品と方法を記載する特許
の例は米国特許滝2983606、3415644、3
41564(5、3415646、3594164、3
5941d5、3647437及び3793022であ
る。前記の米国特許./F634l5644に更に特に
言及すると、この特許は感光性要素と受像層が露光前に
は固定関係に保たれそしてこの固定関係は処理されたハ
ロゲン化銀乳剤及び受像層を含む積層物を供するように
処理と像形成の後にも保たれる。露光は透明な(支持体
)要素を通して行なわれ、そして処理組成物の適用は光
反射性材料の層を供して像を見るための白色背景を供し
かつ現像されたハロゲン化銀乳剤をマスクする。この所
望のカラー転写像は前記の白色背景に対して前記の透明
な支持体層を通して見られる。前記の型式のフイルム単
位は基本的には二つの別のシート状要素を含む一方、製
造及び組立工程中この2要素を積層することそして露光
に続きかつ処理用液体の展開に応じて要素を離層するこ
とにより多くの利点が実現できる。
この要素を積層する方法は1972年3月28日に両方
に特許されたアルバート、ジエイ・バチエルダ一(Al
bertJ.Bachelder)及びフレデリツク・
シ一・ピンダ(FrederickC.Binda)の
米国特許./F6.365228l及び工トウイン・エ
ツチ・ランド(EdwinH.Land)の米国特許S
).3652282に記載されている。
特に有用な、そして好適な積層法は水溶性ポリエチレン
グリコールを利用しかつ工トウイン●エツチ・ランドに
1974年、2月19日特許された米国特許7f6.3
793023に記載されかつクレームされる。
本発明は改良された性質を有する拡散転写法感光性フイ
ルム単位を供することに関する。
本発明の主目的は減少された像フレアを示す一体のネガ
−ポジ反射プリントを生ずるのに適した拡散写真法感光
性フイルム単位を供することにある。
本発明の別の目的は増大された像尖鋭度 (Acutance)を示す像を供する拡散写真法感光
性フイルム単位を供することにある。
本発明の更に別の目的は露光通路に配置されかつ感光性
層(複数)から前方へ反射された光を吸収するのに適し
た、感光性層(複数)の付近に又は隣接した、フレア減
少層を含む拡散転写フイルム単位を供することにある。
本発明の他の目的は一部には明らかであり、かつ一部に
は下記に示される。
前記のように、本発明は拡散転写像を含有する層、即ち
受像層が処理後現像された感光性層から分離されないが
、両方の成分が永久積層物の一部として共に保持される
拡散転写法に特に関するものである。
この拡散転写像を供するのに特に適したフイルム単位は
しばしば゛一体化ネガーポジフイルム単位”と称されて
いる。この生成する像は゛一体化ネガ−ポジ反射プリン
トと称され、かつこのように使用されるとこの表現は現
像された感光性層が像層、即ち転写像を含有する層から
分離されていない反射プリントを示すものである。現像
された感光性層(複数)と像層の間の光反射性層は転写
像のために白色背景を供しかつ現像された感光性層(複
数)をマスクする。これらの層は寸法的に安定な外側の
層又は支持体層を通常含む永久積層物の一部であり、こ
の転写像は前記の支持体層の一つを通して見ることが可
能である。本発明は非常に種々の拡散転写法に適用可能
である。この方法に使用されるフイルムの個々の層の配
置と順序は、最終の反射プリントが透明支持体層を通し
て所望の像が見える積層物、例えば前記のような一体化
ネガ−ポジ反射プリントである場合には、当業者に公知
の方法で変えることができる。しかしながら、好都合に
は、下記の本発明の更に特定の説明は染料現像剤拡散転
写カラー法及び前記の特許、特に米国特許7f6.34
15644及び3594164の一体のネガーポジフイ
ルム単位の使用によるものである。この説明から他の像
形成試薬、例えば発色剤、カツプリング又は酸化の結果
として染料又は染料中間体を放出するカツプリング(カ
ツプラ一)が使用できることは容易に明らかであろう。
前記のように、特に有用な拡散転写法感光性フイルム単
位は二つのシート状要素が露光前に互いに積層されるも
のである。
この積層物において、これらの層の間に空間はなく、そ
して感光性層(複数)の露光は透明な支持体層を通して
行なわれる。処理組成物の適用はこの積層物を離層しか
つ所望の一体化ネガ−ポジ反射プリントを含む新規な積
層物を形成するのに有効である。このフイルムの一つは
ポラロイドSX−70ランドフイルムとして市販されて
いる。この一体化ネガ−ポジ反射プリントはフイルム単
位内で、露光通路内でかつ感光性ハロゲン化銀層(複数
)の付近に、フレア減少層を設けることによつて改良で
きることが現在発見された。
このフレア減少層は最初に露光通路内にある一方、最終
の一体化ネガ−ポジ反射、プリントでは見えないように
隠される。本発明に従つて設けられたフレア減少肩は露
光の間感光性層から前方へ反射された光を吸収するよう
に作用も、これにより感光性層と他の層、例えば露光が
行なわれる透明支持体層との各屈折率の差の作用として
この光が感光性層へ再び戻ることが阻止される。
感光性層(複数)の方へ戻る透明支持体層から再反射さ
れた光の殆どはこれが感光性層により反射された点に対
して側方に配置された感光性層に衝突する。感光性層の
任意の点から反射された光の量は写される対象物からそ
の上に入射の光の強度の関数である。この光強度が対象
物の他の部分と比較して非常に高い場合には、側方へ再
反射された反射光はフレアを生じかつ像尖鋭度又は見掛
けの鮮明度を減する。かくして、黒色対象物が白色背景
上に置かれかつフラツシユバルブを使用して近距離から
写される場合には、その縁附近の黒色対象物の濃度は側
方に再反射された光により減少される。対象物の縁部分
は濃度でより軽くかつより少なく鮮明である二極端な場
合には、黒色対象物の濃度はそれが1洗い流される(W
ashedOut)゛程度まで減少される。本発明は反
射光が8フレア0露出を引き起こす前にこの反射光を吸
収することによりこの問題を抑制する。ある高い強度の
露光状況では、フレア減少層の効果はしばしばシーンの
一部の局在化過露光の可能性を減少することにあり、実
際にこれによりフイルムの露光ラチチユードにおける増
大を供する。かくして、シーンの明るい部分内にコント
ラストが良好に保たれる。本発明は添付図面に言及する
ことによりこの点でより良く理解でき、ここでは図面第
1図は本発明を具体化する予備積層された露光前のフイ
ルム単位を示す。
このフイルム単位は感光性又はネガ成分10及びポジ又
は受像成分50の積層物を含む。この感光性成分10は
順序にシアン染料現像剤層14、赤色感光性ハロゲン化
銀乳剤層16、中間層18、マゼンタ染料現像剤層20
、緑色感光性ハロゲン化銀乳剤層22、中間層24、イ
エロ一染料現像剤層26、青色感光性ハロゲン化銀乳剤
層28及びカーボンブラツクのような光吸収性材料を含
有するフレア減少層30を保持する不透明な支持体12
を含む。ポジ成分50は順次に、重合体酸層42、タイ
ミング層44及び受像層46を保持する透明支持体層4
0を含む。感光性成分10及びポジ成分50は外側の支
持体層12及び40と共に積層される。(この予備積層
が前記のようにポリエチレングリコールのような重合体
の溶液を使用して行なわれる場合には、この重合体の別
の層が存在できる:都合のためにこの層を示さない)。
露光はポジ成分50を通して行なわれる。破壊可能な容
器60は、破壊の際にそこに含まれた処理組成物が感光
性成分10の光吸収層(フレア減少層)30とポジ成分
50の受像層46の間へ現出されるように配置される。
この処理組成物は二酸化チタンのような光反射剤を含み
、そしてこのように適用された処理組成物の層の固化は
フレア減少層30及び現像された感光性成分を見ること
からマスクする白色、光反射性層を供し、かつ受像層4
6中に形成された複色拡散転写像が透明支持体層40を
通して見ることができる背景を供する。例示の具体例で
は、ポジ成分50は反射防止被覆又は層48を含む。
この反射防止被覆は本発明の必須部分ではないが、これ
はその好適具体例に存在する。再び図面第1図に言及す
ると、露光は透明な支持体層40を通して行なわれるこ
とが判る。
透明な支持体層40、重合体酸層42、タイミング層4
4及び受像層46を通過する光の一部は反射され、即ち
ハロゲン化銀乳剤層28中のハロゲン化銀粒子から、透
明な支持体層に対してその前方又は後方へ反射される。
フレア減少層30が存在しないと、この反射光はハロゲ
ン化銀乳剤層のゼラチン又は他の中間層のものと比較し
て高い屈折率を有する透明な支持体層40の内側表面か
ら・・ロゲン化銀乳剤層の方へ戻つて再反射される。(
この議論は中間層がゼラチンのものと実質上同じ又はよ
り低い屈折率を有することを仮定している:透明な支持
体層の前に反射光の通路で低い屈折率から高い屈折率へ
介在する変化がある場合には、反射は介在する高屈折層
で起こる)。(直角以外の)角度でハロゲン化銀乳剤か
ら反射された光の少くとも一部はより高い屈折率の透明
支持体層との界面から再反射され、そしてかくして再反
射された光は最初の反射点に関して側方へ配置された点
でハロゲン化銀乳剤に衝突する。写されるシーン内の対
象物が非常に明るい、例えば裸の螢光又は白熱光である
場合には、この内部反射から生ずる余分のかつ変位され
た露光はフレアを導き、対象物が複製される尖鋭度を減
少する。比較的暗い対象物が極めて反射性の区域に対し
て配置される場合には、例えばフラツシユ露光において
白色冷蔵庫中の黒色ハンドル又は強い太陽の下の雪の中
で又は水の本体中で直立するポールの場合には、生成す
るフレアは暗色対象物の縁がずつと不鮮明になることを
引き起こし、そして比較的少さく又は細い場合は、暗色
対象物自体が濃度の望ましくない大きな損失で複製され
る。・実験は図示のフレア減少層30の存在が劇的にこ
の“内部の”フレアを減少することを示し:ここに記載
したような条件下で得られた像はフレア減少層が存在し
ない場合より鋭い縁と大きな濃度又は飽和度で複製され
だ暗色の゛対象物を示す。フレア減少層30を供するよ
うに使用された光吸収性材料は写真的に望ましくない材
料、例えば感光層(複数)のセンシトメトリ一性質又は
転写像の安定性又は美学的性質を悪く影響する材料を導
入しない任意の光吸収性材料でよい。
特に有用な光吸収性材料は全可視光範囲にわたつて良好
な光吸収剤でありかつまたこれ自体光を反射しないカー
ボンブラツクである。容易に判るように、この光吸収性
材料は露光及び処理の前後の何れでも非拡散性であるべ
きであり、そして望ましくないカラー又は濃度が転写像
の白色又ばハイライト”区域に付加されるのが最少とな
るべきである。これは異なるカラーの染料又は顔料の混
合物を使用するのは本発明の範囲内であるが、この具体
例は単一中性着色顔料よりあまり好ましくなく、そして
これらが一つのカラーを吸収せずかつ他の染料又は顔料
により吸収されない他のものを反射しないことを確保す
るように個々の染料又は顔料を選択する際に注意が払わ
れねばならない。フレア減少層30の濃度、即ち透過濃
度は広い範囲にわたつて異なりかつ特定のフイルムに対
して最も有効な濃度は通常の実験操作より容易に決定で
きる。
例示として、約5〜/Ft2のカーボンブラツクを含有
しかつ約0.2の透過濃度を有するゼラチンの層が約1
10−120の等価ASA露光係数を有する一体化ネガ
ーポジフイルムに使用される時にフレア減少層として極
めて有効であることが判明した。一般に、フレア減少層
の透過濃度は約0.3以上である必要はなく、好ましく
は約0.1ないし約0.3の範囲内、更に好ましくは約
0.15ないし約0.2の範囲内である。フレア減少層
の透過濃度がフレア減少層なしの露光係数に比較してフ
ィルムの露光係数を著しく減少する程に大きい場合には
、最終のフイルムが所望の露光係数を有するのに十分に
高い感度のハロゲン化銀乳剤を置換できる。このフレア
減少層は感光性層の付近に、そして好ましくは隣接して
配置され、そして同一の支持体により保持される。
多色フイルムにおけるように、幾つかの感光性層が存在
する場合には、フレア減少層は上部の感光性層、即ち最
初に露光される感光性層(通常には青色感光性ハロゲン
化銀層)の付近に又は隣接して配置される。このフレア
減少層は感光性層と適用された処理組成物の間に配置さ
れることは明らかであり、かつそれ故にこれは処理組成
物に浸透性であるべきである。フレア減少層はまた拡散
転写法を実施する際に有用な他の試薬、例えば補助現像
剤、かぶり防止剤、現像抑制剤、等を含んでもよい。
フレア減少層のための結合剤又はマトリツクス材料は感
光性層のものと実質上同一の屈折率を有すべきである。
従つて、ゼラチンが好適な結合剤である。反射防止被覆
はこの反射防止被覆がない場合に、(露出が行なわれる
)透明支持体層の外側表面から反射されかつカメラ内に
はねる(BOunce)光から生ずるフレアを抑制する
(減少する)ことに極めて有効である。
本発明に従つて設けられたフレア減少層ば内部の゛フレ
ア、即ちフイルム単位内で反射された光から生ずるフレ
アを減少する。この反射防止被覆と組合わせたフレア減
少層の使用はかくして極めて有益であり、かつこの組合
わせ体の使用は最終の一体化ネガ−ポジ反射プリントの
尖鋭度又は見掛けの鮮明度を著しく増大する。例示した
具体例はフイルム単位の処理が暗室の外でできる不透明
化の適当な手段を含み、即ちフイルム単位は像完成の前
にかつフイルムがなお感光性である一方、カメラから取
り外されることを意味する。不透明化系は前記の特許に
記載され/)\つそれ自体本発明の一部を形成せず、こ
れは暗室内で処理されるべく意図されたフイルム単位に
等しく適用可能である。図面に示す型式のフイルム単位
のために特に有用な不透明化系はカラー放出性試薬、好
ましくはPH感性光学フイルタ一剤又は染料、時には前
記の米国特許.46.3647437に詳細に記載され
るような指示薬染料と称されるものを利用する。
図示の、そして前記の米国特許./F6.3594l6
4及び3594165に記載される型式のフイルム単位
において、露光は像が見られる側の反対側から行なわれ
る。更に露光から露光されたハロゲン化銀を保護する不
透明層は感光性層(複数)と透明支持体又はスプレツダ
ーシートの間に分配される処理組成物中に、光吸収性不
透明化剤、例えばカーボンブラツクを含有させることに
よつて設けられる。このフイルム単位において、あらか
じめ形成された光吸収性層とハロゲン化銀乳剤(複数)
の間にあらかじめ形成された不透明層、例えば処理組成
物浸透性の重合体中にカーボンブラツクの分散させた層
を含有させることが望ましい。光学フイルタ一剤は最終
のフイルム単位内に保持され、かつ好ましくはその最終
形で無色であり、即ち転写像又は反射層により得られる
白色背景を劣化する可視吸収を示さない。この光学フイ
ルタ一剤はこれらの条件下で反射層に保持され、そして
これは隣接の層への拡散を阻止するのに適した゛アンカ
ー゛又ばバラスト基を含むことができる。別に、この光
学フイルタ一剤が最初に拡散性である場合には、これは
例えばハロゲン化銀乳剤層の表面上に被覆された媒染剤
により、反射層の・・ロゲン化銀乳剤側上に選択的に不
動化される:この具体例では、最終の状態で光学フイル
タ一は無色であるか又はそれにより示される任意のカラ
ーが反射層により有効にマスクされる限り着色されてい
てもよい。図面第1図に示す本発明の具体例のタイプの
フイルム単位で設けられる反射層は露光後に分配された
顔料入り処理組成物の層の固化により形成される。
第2図に示されるように、あらかじめ形成された白色顔
料層、例えば受像層46の上に被覆された二酸化チタン
の層を供することはまた本発明の範囲内である。第1図
例示の具体例では、露光と最終像を見ることの両方は透
明支持体層40を通して行なわれる。
従つて、反射防止被覆の利点は二度、即ち第一にはカメ
ラレンズにより通過された光を記録するフイルム単位の
欠陥を最少にすること、そして第二には見る間にまぶし
さを最少にすることによ″つて得られる。露光及び第1
図図示に示した型式のフイルム単位の処理に続いて形成
された転写像は対象物の幾何学的反転像であることは認
められよう。
従つて、幾何学的非反転転写像を供するために、このフ
イルムユニツトの露光は像反転光学系を介して、例えば
ダクラス・ビ一・チフアニ一(DOuglasB.Ti
ffany)に1969年6月3日に特許された米国特
許滝3447437に記載されるような鏡光学を利用す
る像反転光学系を有するカメラにおけるように行なわれ
るべきである。所望に応じて、第1図の感光性要素10
の図面に示した不透明支持体層12の代りに第2図に示
されるように、透明支持体層8を使用できる。
この別の具体例の説明は後で述べる。前記の幾つかの型
式のフイルム単位の処理はフイルム単位の予定された層
の間に処理組成物を分配することによつて開始される。
露光されかつ現像された区域において、染料現像剤は現
像の作用として不動化される。未露光及び未現像区域に
おいて、染料現像剤は未反応かつ未拡散性であり、そし
てこれはハロゲン化銀層の点対点の露光の程度に応じて
、処理組成物中の拡散性の、未酸化染料現像剤の像状分
布を供する。所望の転写像は未酸化染料現像剤の像状分
布の少くとも一部の受像層への拡散転写により得られる
。例示の具体例では、写真系のPHは未酸化染料酸化剤
が実質上不溶性かつ非拡散性であるPHへアルカリ度を
下げるために、前記の米国特許洗3615644の教示
に従つて、あらかじめ定められた間隔の後でアルカリの
中和により調節されかつ下げられる。容易に認められる
ように、この方法の詳細な本発明の一部を形成しないが
、周知である:前記の米国特許はこの方法の更に特定の
詳細について言及される。多色像は必要な数の差別的に
露光可能な・・ロゲン化銀乳剤を供することにより得ら
れ、そしてこのハロゲン化銀乳剤は積重ね関係で被覆さ
れた個個の層として最も普通に供される。多色像を供す
るつもりのフイルム単位は組み合わされたハロゲン化銀
が露光される光に実質上補足的のスペクトル吸収特性を
有する像染料を供する適当は像染料供給材料を各々組み
合わせた二つ又はそれ以上の選択的に増感されたハロゲ
ン化銀層を含む。多色像を形成するための最も普通に使
用されるネガ成分は1トリパツク”構造のものであり、
そして同一の又は隣接の層にイエロ一、マゼンタ及びシ
アン像染料供給材料を各々これらと組み合わせた青色、
緑色−、及び赤色一感光性ハロゲン化銀層を各々含有す
る。所望に応じて、中間層又はスペーサ層が各ハロゲン
化銀層、及び結合した像染料供給材料の間に又は他の層
の間に設けられる。この一般型式の一体化多色感光性要
素は前記の米国特許と同様に、工トウイン・エツチ・ラ
ンド及びハワード ジ一・ロジヤース(HOwardG
.ROgers)に1967年10月3日特許された米
国特許.46.3345163に記載される。図面に関
連して記載された構造に対して多くの変型を当業者は容
易に示唆する。かくして、例えば、多色複層ネガが工ト
ウイン・エツチ・ランドに1961年1月17日に特許
された米国特許.46.2968554及び特にその第
9図に関して前記の米国特許滝2983606に記載さ
れるスクリーン型ネガにより置き換えることができる。
一般にこの方法で使用できる像染料供給材料は(1)処
理組成物中で最初には可溶性又は拡散可能であるが、現
像の作用として像状パターンで選択的に非拡散性に変え
られる:又は(2)処理組成物中では最初には不溶性又
は非拡散性であるが、これは現像の作用として像状パタ
ーンで選択的に拡散性に変えられるか、又は拡散性生成
物を生ずる何れかとして特徴づけられる。これらの材料
は完全な染料又は染料中間体、例えば発色剤である。移
動度又は溶解度における必須の差は例えばレドツクス反
応又はカツプリング反応のような化学反応によつて得ら
れる。最初に可溶性又は拡散性の材料及びカラー拡散転
写におけるその適用の例として、例えば米国特許.46
.2774668:2968554:2983606:
2087817:318567:3230082:33
45163:及び3443943に記載されるものが挙
げられる。
最初に非拡散性の材料及びカラー転写系におけるその使
用の例として、米国特許A6.3l85567:344
3939:3443940:3227550:3227
552及び3719489に記載される材料及び系が挙
げられる。これらと共に有用な像染料供給材料及びフイ
ルム単位の両方の型式はここで参照として挙げられる米
国特許滝3647437で論議される。
モノクローム又は多色の代りに中性の又は黒白である染
料転写像が単一染料又は適正な比率で適当なカラーの染
料の混合物の使用により得られ、その転写が公知の技術
に従つてハロゲン化銀の単一層により制御されることは
了解されよう。
また゛直接ポジの”ハロゲン化銀乳剤が、使用される特
定の像染料供給材料に応じて及びポジ又はネガのカラー
像の何れが所望されるかで使用できることは了解される
べきである。また本発明は最終像が銀でありかつ露光及
び/又は見ることが本記載の教示に従つて反射防止被覆
が設けられる透明支持体層を通して行なわれるフイルム
に利用されることは了解されよう。
銀転写が利用されて銀像を供し、又は銀染料漂白処理に
より染料像を供することができる。銀で転写像が形成さ
れるべき場合には、この受像層は銀沈殿剤を含有しかつ
当業者に明らかなように、ハロゲン化銀溶媒を使用して
処理を行なう。好適具体例では、複数の層を含む個々の
フイルム単位は露光及び所望の一体化ネガ−ポジ像を供
する処理の前、その間に、そしてその後に固定関係に定
着される。
この型式のフイルム単位は当業者に周知でありかつ例え
ば、前記に引用した米国特許A6.34l5644:3
647437及び3594165並びに他の特許に例示
される。一般に、結合部材は例えば複合構造体の縁の周
りに延びかつ固定関係にこの要素を定着するように設け
られる。この結合部材は各々の縁で構造体の層を共に固
着しそして/又は保持する感圧性テープを含む。この縁
のテープがまた不透明である場合には、フイルム単位上
に入射の活性輻射線の縁濡洩が阻止される。縁のテープ
はまた処理の間及びその後で積層物からの処理組成物の
漏洩を阻止するように作用する。破壊可能なポット(P
Od)があらかじめ定められた層、例えば図面の第1図
の受像層46とフレア減少層30の間に内容物を放出す
るように配置される:これらの層は前記のように残りの
層の対向表面の間の界面で示されるものより少ない結合
強度で互いに一時的に結合される。この結合部材はまた
最終像のために白色マスク又は縁を供するのに役立つ。
このフイルム単位又はパケツトの製造は前記の及び他の
特許に十分に記載されそしてここで詳細に記載する必要
はな(・o破壊可能な容器60は米国特許滝25431
81:2634886:3653732:272305
1:3056492:3056491:3152515
:等の何れかに示されかつ記載される型式のものでよい
。一般に、この容器はその長軸及び端部縁に沿つて他の
ものにシールされて処理組成物が保持される空洞を形成
する二つの壁を形成するようにそれ自体長軸方向に折曲
げられる流体及び空気不浸透性シート材料の矩形ブラン
クを含む。この長軸縁シールは端部シールより弱く作ら
れ、このため容器の壁に圧縮圧の適用により、例えば対
向する圧力適用ローラーの間にこのフイルム単位を通過
させることにより容器の流体内容物内に生じた水圧に応
じて開封される。破壊可能容器60はこの破壊可能容器
へ圧縮力の適用の際に予定された層に処理組成物の単一
方向放出を行なうように配置される。
かくして、図面に示されるような破壊可能な容器60は
固定的に配置されかつ受像層46とフレア減少層30の
界面の方へ向いた長軸縁シールを有する予備積層フイル
ム単位の前縁に横切つて延びる。図面第2図は本発明を
具体化する露光前のフイルム単位の別の態様を示す。
このフィルム単位は順番に透明な支持体層8(この支持
体層を通して露光が行なわれる)、フレア減少層30、
青色感光性ハロゲン化銀乳剤層28、イエロ一感料現像
剤層26、中間層24、緑色感光性ハロゲン化銀乳剤層
22、マゼンタ染料現像剤層20、中間層18、赤色感
光性ハロゲン化銀乳剤層16、シアン染料現像剤層14
、不透明層12(この層は、光反射性白色顔料及び不透
明化剤を含有し、そして透明支持体層40側から感光性
乳剤層が露光するのを防止し且つ受像層の像の背景を提
供する)、受像層46、タイミング層44、重合体酸層
42及び透明支持体層40(この透明支持体層を通して
受像層46の像をみることができる)を含む。第2図に
おいて、層12〜30及び層42〜46は外側の支持体
層8及び40と共に積層される。第2図における破壊可
能な容器60は破壊の際そこに含まれる処理組成物を透
明支持体層8とフレア減少層30との間に分配するよう
に配置されている。この処理組成物中には不透明化剤を
含有しており、それが分配されると各感光性乳剤層がさ
らに露光されるのが防止される。図面第2図のフイルム
単位の場合は露光は透明支持体層8を通して行なわれる
透明支持体層8、ハロゲン化銀乳剤層28,22及び1
6を通過する光の一部は反射され、即ちハロゲン化銀乳
剤層28,22及び16中のハロゲン化銀粒子から透明
支持体層8に対してその前方又は後方へ光が反射される
。フレア減少層30が存在しないとこの反射光はハロゲ
ン化銀乳剤層のゼラチン又は他の中間層のものと比較し
て高い屈折率を有する透明支持体層8の内側表面から・
叩ゲン化銀乳剤層の方へ戻つて再反射され、まえに図面
第1図に関連して説明したような内部フレア問題を起こ
す。第2図のフレア減少層30はこの内部フレアを劇的
に減少させる。カメラの外で処理を行なうため処理組成
物に含まれるべき好適な不透明化系は前記の米国特許洗
3647437に記載されるものであり、そして無機光
反射性顔料の分散を含み、これはまた処理組成物が適用
される時に、感光性ハロゲン化銀に活性な入射輻射線に
関して約6.0濃度単位より大なる光学透過濃度及び入
射の可視輻射線に関して約0.1濃度より小なる光学反
射濃度を示す層を供するように、有効な濃度で光学フイ
ルタ一剤のPKa以上のPHで、少くとも一つの光吸収
剤、即ち光学フイルタ一剤を含有する。
処理組成物に光反射性顔料を含有させる代りに、感光層
とフレア減少層をマスクしかつ受像層に形成されたカラ
ー転写像を見るための背景を供するために使用される光
反射性顔料はフイルム単位中であらかじめ形成された層
として全体に又は一部に最初に存在してもよい。
このあらかじめ形成された層の例として、両方とも工ト
ウイン・エツチ・ランドの名義で1971年10月26
日特許された米国特許7f63615421及び197
1年11月16日特許された米国特許滉3620724
に記載されたものが挙げられる。この反射剤は両方とも
工トウイン・エツチ・ランドに1971年3月7日に特
許された米国特許./F63647434及び3647
435に記載されるようにその場で生成されてもよい。
染料現像剤(又は他の像染料供給材料)は好ましくは減
色写真法を行なう際に有用であるカラー、・即ち前記の
シアン、マゼンタ及びイエロ一を供するその性質に対し
て選択される。
これらは各ハロゲン化銀乳剤、又は好適具体例では、各
ハロゲン化銀乳剤の背後の別の層に配合される。かくし
て、染料現像剤は例えば各ハロゲン化銀乳剤の背後の被
覆又は層にあり、そして染料現像剤のこの層は、処理組
成物により浸透されるのに適した、フイルム形成性天然
、又は合成の重合体、例えばゼラチン、ポリビニルアル
コール等に、単位面積当り染料現像剤の所望の適用範囲
を与えるように計算された濃度で、分配された各染料現
像剤を含有する被覆溶液の使用により適用される。受像
層は当業者に公知の材料、例えばポリビニルアルコール
、ゼラチン等の一つを含む。
これは転写された像染料(複数)を媒染し又は他の方法
で定着するのに適した試薬を含んでもよい。好適な材料
はハワード・シ一・バス(HOwardC.Haas)
に1964年9月8日に特許された米国特許/F6.3
l48O6lに記載されるように、ポリ4−ビニルピリ
ジンのような媒染剤を含有するポリビニルアルコール又
はゼラチンを含む。従来記載され、かつ水性アルカリ性
処理流体を使用する種々のカラー拡散転写系において、
像安定性を増大し及び/又は像染料が拡散性である第一
のPHからこれらが拡散性でない第二の(低い)PHへ
PHを調節するために実質上の染料転写に続いて周辺の
PHを下げるようにフイルム単位の層中の酸反応性試薬
を使用することは周知である。例えば、前記の米国特許
./F634l5644は染色可能層に隣接して重合体
酸層を供することにより所望のPH低下が行なわれる系
を記載する。これらの重合体酸は酸基、例えばカルボン
酸及びスルホン酸基、これはアルカリ金属又は有機塩基
と塩を形成することができる;又は無水物又はラクトン
のような潜在的に酸生成基を含む重合体でよい。好まし
くはこの酸重合体は遊離のカルボキシル基を含む。別法
として、酸反応性試薬は工トウイン・ェッチ・ランドに
1971年3月30日特許された米国特許A6.357
3O43に記載されるように受像層から最も遠いハロゲ
ン化銀の付近の層中にあることもできる。酸反応性試薬
を供するための別の系は工トウイン・エツチ・ランドに
1971年4月27日に特許された米国特許洗3576
625に記載される。
不活性中間層又はスペーサー層はPH低下を調節し又ば
調時する(Time)゛ために重合体酸層と染色可能層
の間に配置されることが好ましく、このためにこれは早
期熟成せずかつ現像処理を防害しない。
この目的のために好適なスペーサー又ばゞタイミング゛
層は米国特許扁3362819;3419889:34
21893;3455686;及び3575701に特
に記載される。この酸層及び組み合わされたスペーサー
層は好ましくは受像層のための透明支持体層と受像層と
の間に、ポジ成分中に含まれる一方、所望に応じて、米
国特許./F6.336282l及び3573043に
記載されるように、これらは感光性層に組み合わせても
よく、又はこれらが両方の成分中に存在してもよい。
前記の米国特許滝3594164及び3594165に
記載されるもののようなフイルム単位では、これらは処
理用流体の適用を容易にするために使用されたスプレツ
ダーシート上に含まれてもよい。現在周知でありかつ例
えば前記引用の特許に例示されるように、多色拡散転写
法を行なうためと称される液状処理組成物は少くともア
ルカリ性材料、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムの水溶液を含み、そして好ましくは12以上のPHを
有し、そして最も好ましくは組成物が展開されかつ乾燥
される時に比較的堅くかつ比較的安定なフイルムを形成
する型式のフイルム形成性材料を構成する増粘性化合物
を含む。
好適なフイルム形成性材料は例えばヒドロキシエチルセ
ルロース又はナトリウムカルボキシメチルセルロースの
ようなアルカリ性溶液に不活性である重合体、水溶性エ
ーテルのような高分子量重合体を含む。長期間の間アル
カリ水溶液に置かれた場合に粘度を増大するその性能が
実質上影響を受けない他の公知のフイルム形成性材料又
は粘稠剤が使用できる。前記のように、このフイルム形
成性材料は好ましくは約24℃の温度で100cps以
上、そして好ましくはこの温度で100000ないし2
00000cpsのオーダーの粘度を組成物に付与する
のに適した量で処理組成物に含まれる。本発明の特に有
用な具体例では、露光が行なわれる透明支持体層は少量
の顔料、例えばカーボンブラツクを含有してその縁上に
入射の活性光の透明支持体内の内部反射によるパイピン
グ(Piping)のためのかぶり形成を阻止する。
同様に、この光パイヒソグからのかぶりは適当な層、例
えば受像層にアルカリ放出可能染料を配合することによ
つて阻止できる。本発明は下記の実施例により更に例示
される。
実施例 1シアン、マゼンタ及びイエロ一染料現像剤と
して、イエロ一; を使用する多色感光性要素を、下記の層をゼラチン下塗
り4ミル不透明ポリエチレンテレフタレートフイルムベ
ースに被覆することにより製造した:(1)ゼラチンに
分散させたシアン染料現像剤の層;(2)赤色感光性ゼ
ラチノハロゲン化銀乳剤;(3)ブチルアクリレート、
ジアセトンアクリルアミド、スチレン及びメタクリル酸
の60−304−6共重合体の層;(4)ゼラチンに分
散させたマゼンタ染料現像剤の層;(5)緑色感光性ゼ
ラチノハロゲン化銀乳剤;(6)層3で示した共重合体
及びポリアクリルアミドを含有する層:(7)ゼラチン
に分散させたイエロ一染料現像剤の層;(8)青色感光
性ゼラチノハロゲン化銀乳剤層;(9)ゼラチンに分散
させかつゼラチン約29W19/Ft2及びカーボンブ
ラツク約4.8η/Ft2の適用範囲を供するように被
覆されたカーボンブラツクを含むフレア減少層。
下塗りした透明の4ミルポリエチレンテレフタレートフ
イルムベース(少しの、光パイピング防止量のカーボン
ブラツクを含有しかつ約0.05の透過濃度を有する)
に、受像成分を形成するように下記の層を連続して被覆
した;(1)重合体酸層として、ポリエチレン/無水マ
レイン酸共重合体の一部ブチルエステル;(2)約40
:1比のブチルアクリレート、ジアセトンアクリルアミ
ド、スチレン及びメタクリル酸の60−30−4−6共
重合体のポリアクリルアミドを含有するタイミング層;
(3)ポリビニルアルコールとポリ−4−ビニルピリジ
ンの重量で2:1混合物を含有する重合体重像層。
透明なポリエチレンテレフタレートの他の側にビニリデ
ンフルオリド/テトラフルオロエチレン共重合体、ポリ
メタクリレート、及びクロロトリフルオロエチレンとビ
ニリデンフルオリドの共重合体の混合物を被覆して反射
防止被覆を供する。このように製造した二つの成分を次
にフレア一減少層と受像層の間に分配された約6000
の平均分子量を有するポリエチレングリコール(゛カー
ボワツクス6000゜゛ユニオンカーバイド社の商品名
)の水溶液を積層流体として使用して積層した。
感圧性テープにより、付着されたアルカリ性処理用水溶
液を保持する破壊可能な容器と共に前記の積層物の部品
を使用してSX−70フイルム単位に類似の、個々の一
体化フイルム単位を製造し、このため容器の縁シールを
破壊するように容器に圧縮圧の適用の際に、その内容物
が受像層と感光性成分のフレア減少層の間に分布されよ
う。フレア減少層9を光吸収性材料を含有しない同一の
ゼラチン層で置き換えた以外類似の方法で第2のセツト
の一体フイルム単位を製造した。一連の金属ライトバツ
フルの上に螢光取付具(しかし光拡散性カバーなしに)
及び輝く太陽の下で広大な水と共に海洋ボートのような
ハイコントラストシーンに、ポラロイドSX−70ラン
ドカメラで、自然光により、透明なポリエチレンテレフ
タレート支持体層を通して、一体化フイルム単位を露光
した。生成する多色一体化ネガ−ポジ反射プリントを調
べると、シーンの明るい区域に対してシルエツトで表わ
された対象物のより鋭い縁で示されるように、フレア減
少層を含有する一体化フイルム単位に形成された一体化
ネガ−ポジ反射プリントにおいて像フレアに著しい減少
を示した。かくして、例えば、所望の螢光取付具をクロ
ーズアップで写す場合には、フレア減少層が存在する時
にライトバツフルの縁は十分に明確にされるが、このフ
レア減少層がない時に、幅でより狭くかつ不鮮明かつ不
均一な縁で再現された。(前記の例では、この処理組成
物は前記の米国特許洗3647437に記載されるよう
に、不透明化系を供するように二酸化チタン及び光学フ
イルタ一剤を含有し、このためこのフイルム単位は自然
光中で現像できた。
種々の処理組成物の特定の適用範囲及び濃度、並びに処
理組成物の組成を列挙せず、その理由は本発明を理解し
又は実施するためにこれらは不必要であるからである。
しかしながら、化表的な試薬と濃度は本明細書で前後参
照された種々の米国特許に記載されることは注目されよ
う。)下記のようにフレア減少層を製造した:タマール
731(ロームアンドハス社で販売されそして重合体カ
ルボン酸のナトリウム塩として記載される陰イオン性分
散剤)のカーボンブラツク5重量%を含有する水に”モ
ラツコ(MOlaccO)H”(商品名)カーボンブラ
ツク(コロンビアカーボン社により販売されるフアーネ
スブラツク)をボールミルすることによりカーボンブラ
ツク水性分散(25重量%カーボンブラツク)製造した
0.54容量%のアルカノールB(商品名)(デユポン
社により販売されるナトリウムアルキルナフタレンスル
ホネート陰イオン性湿潤剤)及び0.054容量%のエ
ーロゾロ0T(商品色)(アメリカンサイアナミド社で
販売されるナトリウムスルホコハク酸のジオクチルエス
テル陰イオン性湿潤剤)を含有するゼラチン水溶液にカ
ーボン分散を徐々に添加し、そして生成する混合物を約
30分間かきまぜた。
所望の被覆粘度を得るためポリビニル水素フタレート(
ゼラチンの2.3重量%)を添加して、そして生成する
分散を使用して実施例1に引用したフレア減少層を被覆
した。このフレア減少層は約0.210gE単位だけ等
価ASA露光係数を減少することが判り、これは約0.
2の透過濃度を有することを示す。実施例 2 感光性成分と受像成分を予備積層することなしに実施例
1に記載したものに類似した一体化フイルム単位を製造
し、即ち空気層が露光中これらの成分の間に存在した。
光の点源を有するセンシトメトリ一を使用して透明な解
像チヤートに対してこれらのフイルム単位を接触プリン
トした。生成する一体化ネガ−ポジ反射プリントを調べ
るとフレア減少層が存在する場合にはフレアの減少及び
尖鋭度の増大を示した。(光が空気/重合体界面から再
反射される立体角は成分間に空間がない場合よりずつと
小さいので、空気層が存在する場合には内部フレアはよ
り少さな問題であることが注目される。更に、フイルム
単位内で介在する空気/重合体界面が存在する場合には
内部フレアを生ずることで透明支持体層の屈折率はあま
り重大でない)。予備積層した一体化フイルム単位を同
じ方法で接触プリントした時には、内部フレアの量はフ
レア減少層を含有しないフイルム単位においてより大き
かつた。フレア減少層を含有したこれらの予備積層した
一体化フイルム単位は実質上増加した像尖鋭度と共に内
部像フレアに大きな減少を示した。実施例 3 フレア減少層がカーボンブラツク(モラツコH)約31
n9/Ft2を含有した、実施例1に記載したものに類
似した一体化フイルム単位を製造した。
(このフレア減少層は約0.15の透過濃度を有した)
。試験は内部フレアにおける実質上の減少がフレア減少
層によつて得られることを示した。このフレア減少層は
実施例1のものより低い透過濃度を有したので、フイル
ム速度により少ない減少がある。前記の実施例では、フ
レア減少層は青色感光性ハロゲン化銀乳剤に隣接してい
た。
これは好適な具体例であるが、フレア減少層を付近に置
くこと、即ちゼラチンの層によりハロゲン化銀乳剤層か
ら離すことは本発明の範囲内である。この一つのフィル
ム単位では、ゼラチン4ワ/Ft2とカーボンブラツク
(モラツコH)4η/Ft2を含むフレア減少層を実施
例1に記載した型式の多色染料現像剤ネガのゼラチン耐
摩耗性被覆の上、即ちゼラチンを含むがカーボンブラツ
クを含まない層の上に被覆した。本発明に従つてフレア
減少層に有用な別のカーボンブラツクの一例としてアク
アブラク(Aquablack)115(商品名)(ビ
ネ一 アンド スミス社)が挙げられる。
このカーボンブラツクはモラツコHより単位重量当り高
光吸収度を示すが、これは緑色又は青色の区域より赤色
区域で少し多く光を透過するので、あまり好ましくなく
、一方モラツコHは可視区域を通して均一に光を吸収す
る。前記の米国特許滝3793022に記載されかつク
レームされるように、入射光が空気から透明支持体へ通
過するにつれ受ける屈折率の調節された変化を供するよ
うに透明支持体の外側表面上に反射防止被覆を設けるこ
とによつて、透明支持体の外側表面から望ましくない反
射が完全に排除されないとしても実質上減少される。
反射防止被覆が作用する物理学の原理は周知でありかつ
本発明でも特別の利点として使用される。
かくして、前記の被覆の屈折率がそれが適用される透明
支持体の屈折率より小さくかつ被覆が適当な光学的厚さ
である場合には、単一層透明被覆の適用は透明層(支持
体)からの表面反射を減少することは周知である。本発
明が関与する写真製品において、反射防止被覆は通常に
は空気と光学的接触にある。これらの状況下で、そして
空気の屈折率は1であるので、物理学の適用原理は下記
の法則が与える;被覆材料(反射防止層)の屈折率が基
質(透明支持体)の屈折率の平方根に正確に等した場合
には、その時屈折率と厚さの積が波長の4分の1に等し
い波長に対して光の全表面反射が排除されよう。他の波
長では、反射防止被覆の上部及び底部表面から反射され
た光の間の破壊的干渉は完全ではないが全体の反射率に
おける実質上の減少が得られる。可視光波長範囲の大体
中心の波長の4分の1であるように(即ち5500オン
グストローム又は約1400オングストロームの4分の
1)反射防止被覆の光学厚さを選択することにより、反
射率の減少が最適にされる。ここで使用しだ光学厚ざの
用語は被覆の物理的厚さと被覆材料の屈折率の積を示す
。反射防止被覆は光学的に透明でありそして本質的に均
一な層を供すべきである。
本発明の特定具体例では、反射防止被覆はまた耐摩耗性
被覆として有効である。物理学の適用原理について前記
の議論がそれ自体単一層反射防止被覆に関するものであ
るが、幾つかの層を含み、各層の屈折率が周知の原理に
従つて選択される反射防止被覆を使用することはまた本
発明の範囲内である。後者の状況では、波長が可視光範
囲の中心から更に離れるにつれて反射を排除することで
単一層の減ぜられた効果は第2の層の光学厚さが関連づ
けられる異なる波長の適当な選択によつて補償できる。
反射防止被覆は性質上有機又は無機であり、そして多く
の適当な材料は公知である。有用な反射防止被覆と適用
の方法の例は例えば前記の米国特許洗3793022に
記載される。一体化ネガ−ポジ反射プリントに使用した
透明支持体はポリエステル、ポリカーボネート及び類似
の当業者に公知の重合体フイルムベース材料を含む。
特に有用な透明支持体はポリエチレンテレフタレート、
例えば゛マイラ一゛(商品名)(デユポン社)及び゛イ
スタ一”(商品名)(イーストマンコダツク社)として
市販されるもののフイルムである。
このポリエステルフイルムは約1.66のオーダーの屈
折率を有する。反射防止被覆のために適した多くの材料
、例えばフツ素化重合体は約1.33の屈折率を有し、
これは理想的屈折率1.29に極めて近い、即ちポリエ
チレンフタレートと周辺の空気の屈折率の幾何平均であ
り、又は空気の屈折率は1であるので、ポリエチレンテ
レフタレートの屈折率1.66の平方根である。更に、
空気と反射防止被覆の間に屈折率で約0,3の差が反射
防止被覆とポリエチレンテレフタレートの屈折率の差約
0.3に等しい事実は最大の利益が反射防止被覆から得
られることを意味する;この反射防止被覆へ入る光の振
幅はポリエチレンフタレートと反射防止被覆の界面から
逆に反射された光の振幅に更に近くマッチし、そして更
に有効にこのように反射された光を無効にする。前記の
論議のように、反射防止被覆又は層は透明支持体層のも
のより小さな屈折率を有する材料を含むべきである。
反射防止被覆により示されるべき最適の屈折率は前記に
論議した物理学の原理により容易に計算できるが、非常
に有益な結果を得るためにこの最適値が使用されること
は必須ではない。本発明の好適な具体例では、透明支持
体層は例えば約1.6又はそれ以上の高い屈折率を有す
る重合体から作られる。反射防止被覆は好ましくは透明
支持体層の屈折率より少くとも0.2少なく、更に好ま
しくは少くとも0.25ないし0.3少ない屈折率を有
する。好適な透明支持体層は約1.6又はそれ以上の屈
折率を有するので、好適な反射防止被覆は約1.3ない
し1.4の屈折率を示す。前記のように、転写像は染料
又は銀でよく、そして拡散性像形成材料、即ち染料、染
料中間体、又は可溶性銀錯体の像状分布の拡散転写によ
り形成される。
この拡散性像形成性材料を使用して転写像を形成する詳
細は当業者に周知であり、そして多くの特許及び刊行物
に記載されるので、これらをここで繰返さない。表現の
゜゛ポジ像’’を使用した場合には、この表現は主とし
て例示の目的のために使用されるので厳密な意味で解釈
されるべきでなく、これは感光性乳剤層中の像に関して
、ポジ−ネガの意味で、反転されるにつれて像保有層上
に生ずる像を定義する。
゛ポジ像’’に対する別の手段の例として、感光性要素
がネガ透明画を通して活性光に露出されることを仮定せ
よ。この場合には、感光性乳剤層の潜像はポジであり、
像保有層上に生じた染料像はネガである。表現の゛ポジ
像’’は像保有層に生じた像をカバーするものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面第1図は本発明の具体例の露光前の写真フイル
ム単位を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ)第一の支持体層及び第二の支持体層(前記支
    持体層の少なくとも一つは透明である)、(ロ)拡散転
    写法染料像提供材料を組み合わせて有しそして前記支持
    体層の一つの上に保持されている少なくとも一つの感光
    性ハロゲン化銀乳剤層を包含する複数の層、(ハ)前記
    支持体層の一つの上に保持された受像層、(ニ)前記支
    持体層により保持された一対のあらかじめ定められた層
    の間に処理組成物を分布したときに前記感光性ハロゲン
    化銀乳剤層を現像しそして前記受像層に拡散転写像(こ
    の拡散転写像は前記透明支持体層を通して見ることがで
    きる)を提供するのに適した前記処理組成物を放出でき
    るように保持している破壊可能な容器からなる感光性写
    真フィルム単位であつて、しかも(ホ)前記処理組成物
    が白色光反射性物質を含有しているかあるいは前記フィ
    ルム単位が、前記受像層と前記感光性ハロゲン化銀乳剤
    層との間に、前記光反射性物質のあらかじめ形成された
    白色光反射層を有しており、そして(ヘ)前記支持体層
    とそれに保持された層は、透明支持体層をとおして露光
    可能である前記感光性ハロゲン化銀乳剤層と固定関係に
    保たれている。 拡散転写法感光性写真フィルム単位において、前記フィ
    ルム単位は、前記感光性ハロゲン化銀乳剤層と同じ支持
    体層に保持されたフレア減少層を有しており、前記フレ
    ア減少層は、(i)非拡散性光吸収性材料を含有してお
    りそして(ii)前記感光性ハロゲン化銀乳剤層と露光
    が行なわれる透明支持体層との間に配置されていること
    を特徴とする、拡散転写法感光性写真フィルム単位。 2 前記のフレア減少層中の前記の光吸収性材料がカー
    ボンブラックである特許請求の範囲第1項に記載の写真
    フィルム単位。 3 露光が行なわれる前記透明支持体層が少なくとも約
    1.6の屈折率を有する特許請求の範囲第1項に記載の
    写真フィルム単位。 4 前記の透明支持体層がポリエステルである特許請求
    の範囲第3項に記載の写真フィルム単位。 5 前記のポリエステルがポリエチレンテレフタレート
    である特許請求の範囲第4項に記載の写真フィルム単位
    。 6 前記受像層が前記透明支持体層により保持されてお
    り、前記の破壊可能な容器が前記フレア減少層と前記受
    像層との間に処理組成物を分配するように配置されてお
    り、そして前記処理組成物が白色顔料を含有している特
    許請求の範囲第1項に記載の写真フィルム単位。 7 両方の前記支持体層が透明であり、前記受像層と前
    記ハロゲン化銀乳剤層がその間の白色顔料の層と共に同
    一の支持体層により保持されており、そして前記破壊可
    能な容器が前記フレア減少層と露光が行なわれる透明支
    持体層との間に処理組成物を分配するように配置されて
    いる特許請求の範囲第1項に記載の写真フィルム単位。 8 前記あらかじめ定められた層が水溶性重合体を含む
    薄層により互いに一部的に結合されている特許請求の範
    囲第1項に記載の写真フィルム単位。 9 全層が前記のフィルム単位の少なくとも二つの平行
    側部に沿つて結合手段により前記の固定関係に保たれて
    いる特許請求の範囲第1項に記載の写真フィルム単位。 10 前記透明支持体層の外側表面上に被覆された反射
    防止層を含む特許請求の範囲第1項に記載の写真フィル
    ム単位。 11 前記フレア減少層が約0.1〜約0.3の透過濃
    度を供するのに有効な適用範囲でカーボンを含有する特
    許請求の範囲第1項に記載の写真フィルム単位。 12 前記透明支持体層がゼラチンより高い屈析率を有
    する特許請求の範囲第1項に記載の写真フィルム単位。
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