JPS592927Y2 - 連続鋳造設備におけるロ−ル間隔計測装置 - Google Patents
連続鋳造設備におけるロ−ル間隔計測装置Info
- Publication number
- JPS592927Y2 JPS592927Y2 JP1977068106U JP6810677U JPS592927Y2 JP S592927 Y2 JPS592927 Y2 JP S592927Y2 JP 1977068106 U JP1977068106 U JP 1977068106U JP 6810677 U JP6810677 U JP 6810677U JP S592927 Y2 JPS592927 Y2 JP S592927Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- pair
- measuring device
- support frame
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は連続鋳造設備におけるロール間隔の計測装置に
関する。
関する。
連続鋳造設備においては、モールドへ注入した溶融金属
を冷却して鋳片としたものをさらに冷却しながらガイド
ロール、ピンチロール等を経て引抜くものである。
を冷却して鋳片としたものをさらに冷却しながらガイド
ロール、ピンチロール等を経て引抜くものである。
この引抜き経路(搬送経路)は前記ガイドロール、ピン
チロール等を対抗設置することにより形成されており、
これら互いに対抗するロール間隔は単に鋳片のサイズを
決定するにとどまらず、その精度は製品々質に重大な影
響を及ぼす。
チロール等を対抗設置することにより形成されており、
これら互いに対抗するロール間隔は単に鋳片のサイズを
決定するにとどまらず、その精度は製品々質に重大な影
響を及ぼす。
即ち互いに対抗するロール間隔の異常は、鋳片の凝固過
程における内部割れ発生の原因となる。
程における内部割れ発生の原因となる。
そこで、前記ロール間隔を定期的に計測しているが、従
来この種の計測はダイアルゲージを用いて行なっており
、これによると非常に長時間を要すると共に、ロール配
置構成上計測に困難を極め、また計測不可能な箇所もあ
る。
来この種の計測はダイアルゲージを用いて行なっており
、これによると非常に長時間を要すると共に、ロール配
置構成上計測に困難を極め、また計測不可能な箇所もあ
る。
本考案はか・る問題点に鑑みてなされたものであり、以
下、その一実施例を図に基づいて説明する。
下、その一実施例を図に基づいて説明する。
1は多数の鋳片搬送ロール2により形成された鋳片搬送
経路3中を移動自在な中空状の弾性移動体であって、鋳
片搬送ロール2の長さとほぼ同一長さの互いに平行する
一対の鋼鉄製横桁4と、該両横術4の両端部間にそれぞ
れ配設された互いに平行する弾性材からなる一対の縦桁
5と、該縦桁5および横桁4により形成された枠体の上
下面に固着された弾性材からなる一対のロール接当板6
とからなる。
経路3中を移動自在な中空状の弾性移動体であって、鋳
片搬送ロール2の長さとほぼ同一長さの互いに平行する
一対の鋼鉄製横桁4と、該両横術4の両端部間にそれぞ
れ配設された互いに平行する弾性材からなる一対の縦桁
5と、該縦桁5および横桁4により形成された枠体の上
下面に固着された弾性材からなる一対のロール接当板6
とからなる。
なお、上記横桁4は台形に形成されており、その最大幅
αは最小ロール間隔よりも小に設定しである。
αは最小ロール間隔よりも小に設定しである。
また両縦桁5の両端の上下面は横桁4の上下面に沿って
傾斜している。
傾斜している。
全体としてこの移動体1の先端部および後端部は先すぼ
まり状になっており、さらにこの移動体1の幅βは理想
的なロール間隔よりも若干大きく設定しである。
まり状になっており、さらにこの移動体1の幅βは理想
的なロール間隔よりも若干大きく設定しである。
7は上記縦桁5の互いに対向する内側面にそれぞれ配設
されたプレート、8は該両プレート7間に配設された梁
、9は鉄梁8の中央から水平方向に突設された支持枠体
、10は該支持枠体9の先端部を貫通してこの枠体9に
支持されている一対のピンであって、両ピン1Dはそれ
ぞれ前記両ロール接当板6に固着された薄板11に対し
て接当離間自在である。
されたプレート、8は該両プレート7間に配設された梁
、9は鉄梁8の中央から水平方向に突設された支持枠体
、10は該支持枠体9の先端部を貫通してこの枠体9に
支持されている一対のピンであって、両ピン1Dはそれ
ぞれ前記両ロール接当板6に固着された薄板11に対し
て接当離間自在である。
12は一端が互いに支軸13により回転自在に連結され
ていると共に他端が上記両ピン10の基端部にそれぞれ
回転自在に連結された一対のリンク、14は上記支軸1
3上に回転自在に配設されたローラ、15は前記支持枠
体9に水平方向移動自在に支持されると共に一方端面が
上記ローラ14に接当する水平ロッド1Bは該ロッド1
5の大径部15aと支持枠体9にボルト17止めされた
軸受18との間に配設されてこのロッド15を前記ロー
ラ14に向けて付勢するばね、19は上記支持枠体9に
ボルト20止めされると共に感知レバー19aが上記ロ
ッド15の他方端面に接当するロール間隔計測器、21
は上記ロッド15のねじ部15 bに螺合する抜止め防
止用ナツトである。
ていると共に他端が上記両ピン10の基端部にそれぞれ
回転自在に連結された一対のリンク、14は上記支軸1
3上に回転自在に配設されたローラ、15は前記支持枠
体9に水平方向移動自在に支持されると共に一方端面が
上記ローラ14に接当する水平ロッド1Bは該ロッド1
5の大径部15aと支持枠体9にボルト17止めされた
軸受18との間に配設されてこのロッド15を前記ロー
ラ14に向けて付勢するばね、19は上記支持枠体9に
ボルト20止めされると共に感知レバー19aが上記ロ
ッド15の他方端面に接当するロール間隔計測器、21
は上記ロッド15のねじ部15 bに螺合する抜止め防
止用ナツトである。
なお、前記両プレート7は、その前方部がボルト22に
より縦桁5に連結されており、後方部には縦桁5の長手
方向に沿ってスリット23を形成してあり、該スリット
23を通して縦桁5のねし孔にボルト24が螺合してい
る。
より縦桁5に連結されており、後方部には縦桁5の長手
方向に沿ってスリット23を形成してあり、該スリット
23を通して縦桁5のねし孔にボルト24が螺合してい
る。
したがつあ縦桁5が第3図に示すごとく円弧状に曲げら
れた場合には、後方部のボルト24がスリット23内を
前方部のボルト22に向って近ずくのでプレート7が縦
桁5の湾曲を邪魔することはない。
れた場合には、後方部のボルト24がスリット23内を
前方部のボルト22に向って近ずくのでプレート7が縦
桁5の湾曲を邪魔することはない。
上記構成に基づいてロール間隔の計測手順を説明する。
ダミーバや走行台車等により引張って弾性移動体1を鋳
片搬送経路3中に導入し、第3図に示す如く移動せしめ
る。
片搬送経路3中に導入し、第3図に示す如く移動せしめ
る。
そうすると弾性移動体1は各鋳片搬送ロール2間を通過
することになり、もしも第2図仮想線で示す如く両ロー
ル2間の間隔γが理想的なロール間隔よりも小さい場合
には、両ロール接当板6が両ロール2により比較的多く
押され、両ピン10がばね16に抗して矢印A方向に変
位し、さらにリング12およびローラ14を介して水平
ロッド15を矢印B方向に押し、該ロッド15の移動量
が計測器19により計測される。
することになり、もしも第2図仮想線で示す如く両ロー
ル2間の間隔γが理想的なロール間隔よりも小さい場合
には、両ロール接当板6が両ロール2により比較的多く
押され、両ピン10がばね16に抗して矢印A方向に変
位し、さらにリング12およびローラ14を介して水平
ロッド15を矢印B方向に押し、該ロッド15の移動量
が計測器19により計測される。
したがって換言すれば計測器19の計測値は前記両ピン
10が通過しようとしている両鍔片搬送ロール2のロー
ル間隔γに比例することになり、この計測器19の計測
値を理想的なロール間隔における計測値と比較演算する
ことにより上記両鍔片搬送ロール2のロール間隔γを計
測することができるものである。
10が通過しようとしている両鍔片搬送ロール2のロー
ル間隔γに比例することになり、この計測器19の計測
値を理想的なロール間隔における計測値と比較演算する
ことにより上記両鍔片搬送ロール2のロール間隔γを計
測することができるものである。
また計測すべき両鍔片搬送ロール2のロール間隔ば理想
的なロール間隔よりも広すぎる場合には、移動体1はこ
の両ロール2間を通過する際にあまり圧縮されないから
、前記ピン10はほんの少し・か矢印A方向に変位せず
、その変位量は上記の場合と同様にリング12.ローラ
14.ロッド15を介して計測器19に計測される。
的なロール間隔よりも広すぎる場合には、移動体1はこ
の両ロール2間を通過する際にあまり圧縮されないから
、前記ピン10はほんの少し・か矢印A方向に変位せず
、その変位量は上記の場合と同様にリング12.ローラ
14.ロッド15を介して計測器19に計測される。
以上、述べた如く本考案の連続鋳造設備におけるロール
間隔計測装置によれば、弾性移動体1に強度的に弱い部
分がなく、この弾性移動体1を鋳片搬送経路3内に挿入
して引っ張った際に、そのどの部分にもクラックが発生
することはない。
間隔計測装置によれば、弾性移動体1に強度的に弱い部
分がなく、この弾性移動体1を鋳片搬送経路3内に挿入
して引っ張った際に、そのどの部分にもクラックが発生
することはない。
またロール間隔計測器19は1つだけであり、経済性に
優れ、もしも故障した場合には、出力信号が出なくなる
から、計測間違いが生じるおそれはない。
優れ、もしも故障した場合には、出力信号が出なくなる
から、計測間違いが生じるおそれはない。
さらにロール間隔が理想的な状態よりなり小さくて両ピ
ン10が衝撃的に押圧されても、その衝撃力をばね16
が吸収し、計測器19の感知レバー19Hに衝撃力を伝
達しない。
ン10が衝撃的に押圧されても、その衝撃力をばね16
が吸収し、計測器19の感知レバー19Hに衝撃力を伝
達しない。
したがって計測値に誤差が生じるおそれはなく、寿命を
長く保持することができるものである。
長く保持することができるものである。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は一部切欠き斜視
図、第2図は第1図のII −II線に沿う拡大断面図
、第3図は鋳片搬送経路中を移動状態の断面図である。 1・・・弾性移動体、2・・・鋳片搬送ロール、3・・
・鋳片搬送経路、6・・・ロール接当板、9・・・支持
枠体、10・・・ピン、12・・・リンク、14・・・
ローラ、15・・・水平ロッド、16・・・ばね、19
・・・計測器。
図、第2図は第1図のII −II線に沿う拡大断面図
、第3図は鋳片搬送経路中を移動状態の断面図である。 1・・・弾性移動体、2・・・鋳片搬送ロール、3・・
・鋳片搬送経路、6・・・ロール接当板、9・・・支持
枠体、10・・・ピン、12・・・リンク、14・・・
ローラ、15・・・水平ロッド、16・・・ばね、19
・・・計測器。
Claims (1)
- 多数の鋳片搬送ロール2により形成された鋳片搬送経路
3中を移動自在な中空状の弾性移動体1を設け、該弾性
移動体1を、鋳片搬送ロール2の長さとほぼ同一長さの
互いに平行する一対の鋼鉄製横桁4と、該両横術4の両
端部間にそれぞれ配設された互いに平行する弾性材から
なる一対の縦桁5と、該縦桁5および横桁4により形成
された枠体の上下面に固着された弾性材からなる一対の
ロール接当板6とから構成し、上記縦桁5の互いに対向
する両側面にそれぞれプレート7を配設し、該両プレー
ト7間に梁8を配設し、鉄梁8の中央から水平方向に支
持枠体9を突設し、該支持枠体9の先端部を貫通してこ
の枠体9に移動自在に支持されると共に先端が前記各ロ
ール接当板6に対して接当離間自在な一対のピン10を
設け、一端が互いに支軸13により回転自在に連結され
ると共に他端が上記両ピン10の基端部にそれぞれ回転
自在に連結された一対のリンク12を設け、上記支軸1
3上にローラ14を回転自在に配設し、前記支持枠体9
に水平方向移動自在に支持されると共に一方端面が上記
ローラ14に接当する水平ロッドを設け、該水平ロッド
15をローラ14に向けて付勢するばね16を設け、上
記支持枠体9に固定されると共に感知レバー19aが上
記ロッド15の他方端面に接当するロール間隔計測器1
9を設けたことを特徴とする連続鋳造設備におけるロー
ル間隔計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977068106U JPS592927Y2 (ja) | 1977-05-25 | 1977-05-25 | 連続鋳造設備におけるロ−ル間隔計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977068106U JPS592927Y2 (ja) | 1977-05-25 | 1977-05-25 | 連続鋳造設備におけるロ−ル間隔計測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53162743U JPS53162743U (ja) | 1978-12-20 |
JPS592927Y2 true JPS592927Y2 (ja) | 1984-01-26 |
Family
ID=28975678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977068106U Expired JPS592927Y2 (ja) | 1977-05-25 | 1977-05-25 | 連続鋳造設備におけるロ−ル間隔計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592927Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5054522A (ja) * | 1973-09-10 | 1975-05-14 |
-
1977
- 1977-05-25 JP JP1977068106U patent/JPS592927Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5054522A (ja) * | 1973-09-10 | 1975-05-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53162743U (ja) | 1978-12-20 |
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