JPS5929225Y2 - キ−ボ−ドの書見台構造 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はＣＲＴディスプレイ装置のキーボード部におけ
る書見台構造に関する。

従来、一般に使用されているＣＲＴディスプレイ装・置
に用いられている書見台及び書見台兼キーボードカバー
は、第１図に示す如く、ＣＲＴディスプレイ装置が設置
される卓に設けるか、第２図に示すようにキーボード本
体に単にのせて覆う構造になっている。

前者の構造においては、帳票等を必要としないとき、Ｃ
ＲＴディスプレイ装置の横に配置されたＣＲＴディスプ
レイ装置の操作者の作業及び行動範囲を制限するという
欠点を有しており、後者の構造においては、書見台を移
動する場合に卓面をキズつけたり、キーボードより書見
台がはずれて紛失するという欠点を有している。

本考案の目的は上述の欠点を除去したキーボードの書見
台構造を提供することにある。

本考案の書見台構造はキーボード本体と書見台とにそれ
ぞれレールを設けて互いのレールどうしをスライドさせ
ることにより小さい力で書見台の移動を可能にするとと
もに、書見台に卓上面と接地する回転ローラーを設ける
ことにより移動の際に生ずる卓面への傷を防止している
。

次に添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第３図は本考案を適用したＣＲＴディスプレイ装置を示
す図である。

第４図ａおよびｂは本考案の一実施例を示す正面図およ
び側面図で第５図および第６図は書見台のキーボードへ
の取付けを説明する図である。

第４．５．６図において、キーボード１に固定されてい
るガイドレール２に、書見台３に固定されたレール４を
係合することにより書見台３は、スライド可能となる。

また、書見台３の側面１１にローラ５が固定されている
ため、書見台３を卓面１０（第３図）をキズつけること
なく矢印Ａの方向にスムーズにスライドできる。

また第６図に示すように、キーボード１に国定されたガ
イドレール２にストッパー６が設けられているので、ス
ライドすることによる書見台３のガイドレール２からの
落下が防止できる。

次に、キーの操作性から見ると、テンキ一部７のみの操
作時においては第３図に示すように、書見台３を右方向
に移動し、その移動をストッパー６により停止させてデ
ータキ一部８を完全に！５ことにより、キーの誤操作を
防ぐことができる。

また書見台３に紙の落ち止め防止部９を設けているので
一々、伝票等に手を置くこともなく、作業しやすくなる
。

以上のように、本考案では、書見台にローラを設は卓上
面を傷つけることなく、しかも書見台に設けたレールに
より書見台の落下による紛失等がなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は従来のＣＲＴディスプレイ装置の
書見台構造を示す斜視図、第３図は本考案の適用された
ＣＲＴディスプレイ装置を示す斜視図、第４図ａおよび
ｂは本考案の一実施例を示す正面図および側面図、第５
図および第６図は書見台のキーボードへの取付を説明す
る図である。 第１図〜第６図において、１・・・キーボード、２・・
・カイトレール、３・・・書見台、４・・・レール、５
・・・ロー７−１６・・・ストツバ−１γ・・・テンキ
一部、８・・データキ一部、９・・・紙の落ち止防止部
、１０・・・卓。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. キーボード本体に設けられたレール状支持体と、前記キ
   ーボードのカバーの機能を有すると同時に書見台の機能
   を有する書見台本体と、この本体に形成された書類落下
   防止部と、前記書見台本体の内側に設けられ前記レール
   状支持体を案内するガイド部材と、前記レール状支持体
   の一端に設けられ前記書見合本体の移動を制限するスト
   ッパと、前記書見台本体に設けられたローラとから構成
   されたことを特徴とするキーボードの書見台構造。