JPS5927855B2 - 差圧変換器 - Google Patents

差圧変換器

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Publication number
JPS5927855B2
JPS5927855B2 JP14319679A JP14319679A JPS5927855B2 JP S5927855 B2 JPS5927855 B2 JP S5927855B2 JP 14319679 A JP14319679 A JP 14319679A JP 14319679 A JP14319679 A JP 14319679A JP S5927855 B2 JPS5927855 B2 JP S5927855B2
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JP
Japan
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valve body
differential pressure
liquid
hole
diaphragm
Prior art date
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Expired
Application number
JP14319679A
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English (en)
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JPS5667729A (en
Inventor
寛 高尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kyowa Electronic Instruments Co Ltd filed Critical Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
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Publication of JPS5927855B2 publication Critical patent/JPS5927855B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は脈動減衰機構を備えた差圧変換器に関するもの
である。
第1図および第2図は、従来のこの種変換器を示す。
第1図および第2図において、1は変換器本体、2,3
はダイヤフラム、4はベローズ、5は変換部、6は封入
液、7aおよび7bは弁体、22は調節部、23は調節
部の保持部、24は調節部押え、25a 、25b 、
25c 、25aは0リング、26は調節部押え固定ね
じ、27aおよび27bは内封液の通路、28は弁体7
bの貫通孔、29は弁体7bのドライバ溝部、30は調
節部22のドライバ状の先端部である。
第1図について説明すれば、ダイヤフラム2゜3に印加
された差圧は封入液6を介してベローズ4に伝えられ、
ベローズに連結された変換部5に変位を与えることによ
って出力を取り出し、差圧を指示させることは周知であ
る。
また封入液の通路27a 、27bにニードル形の弁体
7aを設けることにより、封入液6の脈動を減衰させ得
ることも周知である。
しかしながらこの構造のものは減衰度を変化させるため
、弁体7aを図の上下に移動させると、液封室の容積が
変化することによって封入液6の圧力が変化し、その結
果、零点が移動してしまうという第1の欠点があり、ま
たニードル形弁体7aの一般的な特性として、全閉近傍
において減衰度の変化が激しく、全閉より少し離れたと
ころでは、減衰度はほとんど変化しないので、調節量に
見合った減衰度が得られないという第2の欠点があり、
また調節量は通常数回転に及ぶので、減衰度を示す表示
板等が付けられず、外部より減衰度が判別できないとい
う第3の欠点があり、調節部にねじを使用しているので
、バックラッシュにより減衰度特性にヒステリシスを生
じ、再現性が悪いという第4の欠点があった。
これらの欠点のうち第1の欠点を改善すべく考案された
ものが第2図である。
次に第2図について説明する。
これは弁体7bの中心に貫通孔28を設は弁体7bと調
節部22とを切離したことを特徴とするもので、この発
明によれば減衰度を変化させるために調節部22を回動
して弁体7bを図の上下方向に移動させる時弁体の貫通
孔28を封入液6が自由に移動することができるので、
液封室の容積変化は起こらないので、封入液6に圧力の
変化は起こらず、従って零点の変動も起こらない。
しかしながら他の欠点は何ら改善されていないことは明
白であり、特に第4の欠点に関しては、弁体7bのねじ
部のバックラッシュの他に弁体7bのドライバ溝部29
と調節部22のドライバ状先端部30との間の”ガタ″
により、特性のヒステリシスは増し、再現性はさらに悪
くなっている。
本発明はこれらの欠点を除去した脈動減衰機構を持つ差
圧変換器を提供することにある。
第3図は本発明の一実施例を示し、1は変換器本体、2
,3はダイヤフラム、4はベローズ、5はひずみゲージ
等により変位を電気的出力に変換する変換部、6は封入
液、7は弁体、8は指示針、9はスチールボール、10
はスプリング、11は弁体押え、12は表示板、13は
01Jング、14はウェーブワッシャ、15は弁体押え
固定ねじ、16a、16bは封入液の通路、17は弁体
7の先端部の穴、18は弁体7の先端部の穴17に貫通
するダンパ穴、19はスチールボールの迎合穴、20は
スチールボール収納穴である。
第4図は第3図のA−A’における拡大断面図、第5図
は第3図のB−Blにおける拡大断面図、第6図は第3
図をCから見た正面図、第7図は弁体γの斜視図である
次にこの実施例の構造と動作について説明する。
ダイヤフラム2,3に印加された差圧は封入液6を介し
てベローズ4に伝えられ、ベローズ4に連結された変換
部5に変位を与えて出力を発生する。
その際、封入液6が弁体7に設けられたダンパ穴18を
通過するのであるが、その時に発生する流体抵抗が制動
作用を生せしめるのは明白である。
減衰度の変更は前記流体抵抗を変化させることで得られ
るが、第4図に示すように本発明では封入液6が通過す
る複数の異径の穴であるダンパ穴18を切り換えること
で実現している。
ダンパ穴18を切り換えるには、弁体7を回動ずればよ
いのであるが、この場合、封入液の通路16bとダンパ
穴18を合わせる必要がある。
このため本発明では、ダンパ穴18の位置決めを行うた
めに弁体7、弁体押え11に位置決め用のスチールボー
ル収納穴20と、スチールボール迎合穴19を設け、こ
れらが同心になった時、スプリング10に押されたスチ
ールボール9が、それよりもわずかに径の小さいスチー
ルボール迎合穴19に落ちこむことによってダンパ穴1
8と弁体押え11との位置決めを行う。
またその状態の時ダンパ穴18の中心と封入液の通路1
6bの中心が合うように、弁体押え11を変換器本体1
に弁体押え固定ねじ15で固定している。
弁体押え11に接着された表示板12と弁体7に打ち込
まれた指示針8は、ダンパ穴18、マタは減衰度を外部
から確認するためのものであり、ウェーブワッシャ14
は弁体7と弁体押え11との間の゛ガタ″をなくすため
のものである。
以上のような構造になっているので、本発明によれば、
従来の方法による欠点はすべて解決できる。
すなわち弁体7を回動して減衰度を変更しても内部容積
に何ら変化が起こらず、従って零点の移動は発生しない
次に減衰度はダンパ穴18の径により自由に変化させる
ことができるので、あらかじめ実験等で減衰度とダンパ
穴18の径の関係を求めておけば、調節量と一定の関係
を持った減衰度特性を得ることは容易である。
また1回転形であるので、表示板12と指示針8により
、外部から一見して減衰度を識別できる。
また調節部はねじを使用していないので、バックラッシ
ュによるヒステリシスがないため再現性が非常によい。
以上説明したように従来の欠点はすべて解決できるばか
りでなく、減衰度を決定するダンパ穴18の穴あけ加工
は゛キリ゛′でできるので、加工が容易で、しかも精度
がよいので、特性の゛バラツキ″はほとんど生じないと
云う利点がある。
なお第8図は本実施例によるI S A (Inst−
rument 5oce’ity of Americ
a)動特性試験基準に基づく実験結果の一例を示す。
これによると片対数目盛りにおいて、調節量に対する減
衰度(この実験では応答周波数で表している。
)の変化は、かなりの直線性を示している。
また応答周波数は約0. OI Hzから30Hzであ
り、非常に広範囲にわたって減衰度を調節できることも
利点の一つである。
以上説明したように、本発明による差圧変換器は減衰度
を調節することによる零点移動のないこと、調節量に見
合った減衰度が得られること、外部から減衰度を確認で
きること、非常に広範囲な減衰度が得られること、再現
性が非常によいこと等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の脈動減衰機構付き差圧変換
器の構成図、第3図は本発明の一実施例の構成図、第4
図は第3図のA−A’における拡大断面図、第5図は第
3図のB−B’における拡大断面図、第6図は第3図に
おいてCから見た正面図、第7図は本発明による弁体の
斜視図、第8図はI SA (Instrument
5ociety of Ameri−ca)動特性試験
基準に基づく本発明の実施例による試験結果を示す図で
ある。 1・・・・・・変換器本体、2,3・・・・・・ダイヤ
フラム、4・・・・・・ベローズ、5・・・・・・変換
部、6・−・・・・封入液、7・・・・・・弁体、8・
・・・・・指示針、9・・・・・・スチールボール、1
0・・・・・・スプリング、11・・・・・・弁体押え
、12・・・・・・表示板、13・・・・・・0リング
、14・・・・・・ウェーブワッシャ、15・・・・・
・弁体押え固定ねじ、16a 、 16b・・・・・・
封入液の通路、17・・・・・・弁体7の先端部の穴、
18・・・・・・弁体7の先端部の穴17に貫通するダ
ンパ穴、19・・・・・・スチールボールの迎合穴、2
0・・・・・・スチールボール収納穴。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1のダイヤフラムと第2のダイヤフラムとの間に
    ベローズもしくは第3のダイヤフラムを設け、該ベロー
    ズもしくは第3のダイヤフラムによって内部を第1液封
    室と第2液封室に二分し、これらの液封室に液体を密封
    し、入力差圧に応じて該ベローズもしくは第3のダイヤ
    フラムに発生する力または変位を電気的に変換する手段
    を有する差圧変換器において、前記液封室のどちらか一
    方に設けた内封液の通路に貫通でない穴を先端に持ち、
    外周に該穴に貫通する複数の異径の穴を持った回動可能
    な弁体7と該弁体7を保持する弁体押え11を設けたこ
    とを特徴とする差圧変換器。 2、特許請求の範囲第1項記載の差圧変換器において、
    弁体7に金属球収納穴を設け、該穴にスプリングをはさ
    んで金属球を挿入し、弁体押え11に金属球より小さい
    穴を設けたことを特徴とする差圧変換器。
JP14319679A 1979-11-07 1979-11-07 差圧変換器 Expired JPS5927855B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14319679A JPS5927855B2 (ja) 1979-11-07 1979-11-07 差圧変換器

Applications Claiming Priority (1)

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JP14319679A JPS5927855B2 (ja) 1979-11-07 1979-11-07 差圧変換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5667729A JPS5667729A (en) 1981-06-08
JPS5927855B2 true JPS5927855B2 (ja) 1984-07-09

Family

ID=15333097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14319679A Expired JPS5927855B2 (ja) 1979-11-07 1979-11-07 差圧変換器

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JP (1) JPS5927855B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0343387U (ja) * 1989-09-06 1991-04-23
JPH03105984U (ja) * 1990-02-19 1991-11-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0343387U (ja) * 1989-09-06 1991-04-23
JPH03105984U (ja) * 1990-02-19 1991-11-01

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JPS5667729A (en) 1981-06-08

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