JPS5927689B2 - 押圧型およびその製造方法 - Google Patents
押圧型およびその製造方法Info
- Publication number
- JPS5927689B2 JPS5927689B2 JP55132734A JP13273480A JPS5927689B2 JP S5927689 B2 JPS5927689 B2 JP S5927689B2 JP 55132734 A JP55132734 A JP 55132734A JP 13273480 A JP13273480 A JP 13273480A JP S5927689 B2 JPS5927689 B2 JP S5927689B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- heating
- glass fiber
- fiber reinforced
- reinforced plastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフェルト等の加熱成形に用いられる押圧型に関
するものである。
するものである。
この種の押圧型は第１図に示すように所定の型面形状を
した型外殻１１内に熱湯、蒸気等の加熱媒体を通して型
面を加熱するものが従来提供されていたが、加熱媒体量
が大量に必要でありしたがつて加熱に要するエネルギー
も大量になり、更には重量も大となりかつ加熱媒体圧が
型全体に及ぼされ型構造に補強が必要である。
した型外殻１１内に熱湯、蒸気等の加熱媒体を通して型
面を加熱するものが従来提供されていたが、加熱媒体量
が大量に必要でありしたがつて加熱に要するエネルギー
も大量になり、更には重量も大となりかつ加熱媒体圧が
型全体に及ぼされ型構造に補強が必要である。
そこで第２図に示すように型外殻１１の内側にパイプ１
２を配した改良がなされた。該改良によれば加熱媒体は
パイプ１２に通されるのみであるから、必要量も少なく
したがつて加熱に要するエネルギーも小さくなり、更に
は重量も小となつて型構造を補強する必要がなくなる。
しかしパイプ１２による加熱のみでは型面の加熱むらが
生ずる。本発明は上記従来の問題点を解決するものであ
り、所定の型面形状とした型外殻の内側に加熱パイプを
配し、該加熱パイプの内側にガラス繊維強化プラスチッ
ク層を配したことを骨子とするものである。
２を配した改良がなされた。該改良によれば加熱媒体は
パイプ１２に通されるのみであるから、必要量も少なく
したがつて加熱に要するエネルギーも小さくなり、更に
は重量も小となつて型構造を補強する必要がなくなる。
しかしパイプ１２による加熱のみでは型面の加熱むらが
生ずる。本発明は上記従来の問題点を解決するものであ
り、所定の型面形状とした型外殻の内側に加熱パイプを
配し、該加熱パイプの内側にガラス繊維強化プラスチッ
ク層を配したことを骨子とするものである。
本発明を第３図以下に示す一実施例によつて説明すれば
、押圧型１０において１は型外殻であり所定の型面ＩＡ
形状をなし、２は該加熱パイプ２の内側には更にガラス
繊維強化プラスチック（ＦＲＰ）層ＩＢが張設せられる
。
、押圧型１０において１は型外殻であり所定の型面ＩＡ
形状をなし、２は該加熱パイプ２の内側には更にガラス
繊維強化プラスチック（ＦＲＰ）層ＩＢが張設せられる
。
上記構成において型外殻１とＦＲＰ層ＩＢとの間隙ＩＣ
には水、油等の熱媒７が充填せられ、更に加熱パイプ２
中に蒸気、熱湯等の加熱媒体を送通し熱媒Ｔを加熱し、
かくして加熱された熱媒１は型面ＩＡを均一に加熱する
。本発明の押圧型１０を製造するには、第４図に示すよ
うに孔３を有し加熱パイプ２を配した型外殻１の内側に
ポリスチロール発泡体のごとき溶剤に可溶の合成樹脂発
泡体５を敷設する。
には水、油等の熱媒７が充填せられ、更に加熱パイプ２
中に蒸気、熱湯等の加熱媒体を送通し熱媒Ｔを加熱し、
かくして加熱された熱媒１は型面ＩＡを均一に加熱する
。本発明の押圧型１０を製造するには、第４図に示すよ
うに孔３を有し加熱パイプ２を配した型外殻１の内側に
ポリスチロール発泡体のごとき溶剤に可溶の合成樹脂発
泡体５を敷設する。
第５図に示すよラに該合成樹脂発泡体５の裏面（図では
上面）にＦＲＰ層ＩＢを積層する。この際ＦＲＰ層ＩＢ
を型外殻１側内壁に設けた切込み３Ａにまで浸透させシ
ールを完全に行ラ。かくしてから第６図に示すように孔
３よりトリオール等の合成樹脂発泡体５の溶剤を流しこ
み合成樹脂発泡体５を溶解せしめてから孔３より該溶液
６を流し出せば型面ＩＡとＦＲＰ層ＩＢ（内壁）との間
隙ＩＣは中空になる。かくして第Ｔ図に示すような押圧
型１０を得る。本発明は上記したように所定の型面形状
をした型外殻の内側に加熱バイブを配し、該加熱バイブ
の内側にガラス繊維強化プラスチック層を張設するから
、型外殻とガラス繊維強化プラスチック層との間隙に熱
媒を充填することが出来、かくすれば型面は加熱バイブ
により直接加熱せられることなく、熱媒を介して加熱せ
られるから型面温度は均一になる。
上面）にＦＲＰ層ＩＢを積層する。この際ＦＲＰ層ＩＢ
を型外殻１側内壁に設けた切込み３Ａにまで浸透させシ
ールを完全に行ラ。かくしてから第６図に示すように孔
３よりトリオール等の合成樹脂発泡体５の溶剤を流しこ
み合成樹脂発泡体５を溶解せしめてから孔３より該溶液
６を流し出せば型面ＩＡとＦＲＰ層ＩＢ（内壁）との間
隙ＩＣは中空になる。かくして第Ｔ図に示すような押圧
型１０を得る。本発明は上記したように所定の型面形状
をした型外殻の内側に加熱バイブを配し、該加熱バイブ
の内側にガラス繊維強化プラスチック層を張設するから
、型外殻とガラス繊維強化プラスチック層との間隙に熱
媒を充填することが出来、かくすれば型面は加熱バイブ
により直接加熱せられることなく、熱媒を介して加熱せ
られるから型面温度は均一になる。
また型外殻内全体に加熱媒体を通すものではなく、加熱
媒体は加熱バイブにのみ送通されるものであるから加熱
エネルギーは節約される。更に軽量となつてかつ加熱媒
体圧も型全体には及ぼさないから型構造の補強は不要で
ある。
媒体は加熱バイブにのみ送通されるものであるから加熱
エネルギーは節約される。更に軽量となつてかつ加熱媒
体圧も型全体には及ぼさないから型構造の補強は不要で
ある。
第１図は従来例の断面図、第２図は他の従来例の断面図
、第３図以下は本発明の一実施例を示すものであり、第
３図は断面図、第４図は型内に合成樹脂発泡体を敷設し
た状態の断面図、第５図は合成樹脂発泡体裏面にＦＲＰ
層を積層した状態の断面図、第６図は合成樹脂発泡体を
溶剤で溶解して排出する状態の断面図、第Ｔ図は製造さ
れた押圧型の断面図である。 図中、１ ・・・・・・型外殻、１Ａ・・・・・・型面
、１Ｂ・・・・・・ガラス繊維強化プラスチック（ＦＲ
Ｐ）層、ＩＣ・・・・・・間隙、２ ・・・・・・加熱
バイブ、５ ・・・・・・合成樹脂発泡体、６ ・・・
・・・溶液、１０・・・・・・押圧型。
、第３図以下は本発明の一実施例を示すものであり、第
３図は断面図、第４図は型内に合成樹脂発泡体を敷設し
た状態の断面図、第５図は合成樹脂発泡体裏面にＦＲＰ
層を積層した状態の断面図、第６図は合成樹脂発泡体を
溶剤で溶解して排出する状態の断面図、第Ｔ図は製造さ
れた押圧型の断面図である。 図中、１ ・・・・・・型外殻、１Ａ・・・・・・型面
、１Ｂ・・・・・・ガラス繊維強化プラスチック（ＦＲ
Ｐ）層、ＩＣ・・・・・・間隙、２ ・・・・・・加熱
バイブ、５ ・・・・・・合成樹脂発泡体、６ ・・・
・・・溶液、１０・・・・・・押圧型。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 所定の型面形状をした型外殻の内側に加熱パイプを
配し、該加熱パイプの内側にガラス繊維強化プラスチッ
ク層を張設した押圧型。 ２ 所定の型面形状をした型外殻の内側に加熱パイプを
配し、該加熱パイプの内側に所定の形状の溶剤に可溶な
合成樹脂発泡体を敷設し、該合成樹脂発泡体の裏面にガ
ラス繊維強化プラスチック層を積層し、その後外殻とガ
ラス繊維強化プラスチック層との間に溶剤を注入して合
成樹脂発泡体を溶解することによつて除去することを特
徴とする押圧型の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55132734A JPS5927689B2 (ja) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | 押圧型およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55132734A JPS5927689B2 (ja) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | 押圧型およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5757635A JPS5757635A (en) | 1982-04-06 |
| JPS5927689B2 true JPS5927689B2 (ja) | 1984-07-07 |
Family
ID=15088339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55132734A Expired JPS5927689B2 (ja) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | 押圧型およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5927689B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5262103A (en) * | 1991-11-21 | 1993-11-16 | Versi-Corp | Cold molding process |
-
1980
- 1980-09-24 JP JP55132734A patent/JPS5927689B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5757635A (en) | 1982-04-06 |
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