JPS5927462Y2 - 飾り蓋付手摺

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【考案の詳細な説明】この考案は一般家庭の階段又は廊下等に使用する手摺の
端部に取付する安全蓋となる飾り蓋付手摺に関するもの
である。

従来この種の手摺に装着する飾り用の蓋体は、その構成
材料を金属又は硬質合成樹脂で構成したものを使用して
いる。

そして、この場合には事故等で人身が衝撃に合った時に
大きな怪我をする事が屡々起るものである。

この考案はこの様な事故や怪我を防止するために、手摺
枠の端部に装着する飾り蓋体を主蓋部と副蓋部とに構成
し、その該副蓋部を軟質合成樹脂又はゴム等の弾性体を
以て構成せしめたものである。

次にこの考案の一実施例を図面について説明すると、手
摺枠１は各種の構成材料より形成され、その端部に飾り
蓋体２を嵌着する。

該飾り蓋体２は、嵌着される主蓋部３と、その主蓋部３
との先端に設ける副蓋部４とより構成されている。

該上蓋部３はや・柔らかい硬質合成樹脂等の構成材料を
以て形成する。

また、該副蓋部４は軟質合成樹脂又はゴム等の弾性体を
有する構成材料を以て形威せしめである。

そして、該副蓋部４の内部には夜光材料等を混合して形
威しである。

５は壁面等に手摺枠１を装着する支持具を示し、第２図
イ２口、ハは主蓋部３に副蓋部４を各々接着、嵌着及び
螺合せしめた状態の実施例を示したものである。

この考案は上記の如き構成で、この飾り蓋体を端部に設
けた手摺枠によれば、使用中に身体が撃突してもクッシ
ョン効果によって、怪我を極力防止できる保安上の効果
がある。

そして、飾り蓋体を主要部と副蓋部とで構成せしめであ
るので、飾り蓋体は手摺枠に対して二重のクッション効
果を達成し、飾り蓋体の破損も防止でき、且つ主蓋部と
副蓋部との色彩が容易に替えられ、非常に美麗な蓋が容
易に構成される優れた効果がある。

また、該副蓋部の内部に夜光材料を混合せしめることに
より、夜間に階段位置が明確となり手摺として大変便利
であると云う実利的な効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面はこの考案の一実施例を示すもので、第１図は使用
状態の一部欠除した斜面図、第２図イ。口、ハは各々副蓋部の装着状態の例を示す断面図、第３
図イ９口、ハは各々の実施例を示す飾り蓋体の正面図で
ある。符号１は手摺枠、２は飾り蓋体、３は主蓋部、４は副蓋
部である。

【実用新案登録請求の範囲】

各種断面形状よりなる手摺枠の端部に飾り蓋体を装着し
、該飾り蓋体を主蓋部と副蓋部とで構成し、且つ該副蓋
部の構成材料を軟質合成樹脂又はゴム等の弾性体とする
と共に、該上蓋部の先端面に各種手段を以て装着せしめ
た事を特徴とする飾り蓋付手摺。