JPS5927108A - 複数燃料による微粉炭の低NOx燃焼ボイラ - Google Patents
複数燃料による微粉炭の低NOx燃焼ボイラInfo
- Publication number
- JPS5927108A JPS5927108A JP13524682A JP13524682A JPS5927108A JP S5927108 A JPS5927108 A JP S5927108A JP 13524682 A JP13524682 A JP 13524682A JP 13524682 A JP13524682 A JP 13524682A JP S5927108 A JPS5927108 A JP S5927108A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- fuel
- pulverized coal
- coal
- burners
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23C—METHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN A CARRIER GAS OR AIR
- F23C5/00—Disposition of burners with respect to the combustion chamber or to one another; Mounting of burners in combustion apparatus
- F23C5/08—Disposition of burners
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は燃焼装置に係り、特に未燃分を増加させること
なく排ガス中のNOXを低減するに好適なボイラ装置に
関する。
なく排ガス中のNOXを低減するに好適なボイラ装置に
関する。
石炭の燃焼過程に関しては9一般に揮発分の燃焼と残留
チャーの燃焼に分けて考えることができる。しだかつ−
C1石炭中のNからのNo、1転換経路も揮発分中のN
からの転換経路と残留チャー中のNからの転換経路に分
けて考えることができる。一般に、 I%J Nは揮発
分中に26〜44%、チャー中に40〜50%移行する
と言われている。寸だNO,への転換は揮発分中Nの場
合は燃料の吹き込み方式によって大きく変るが大略4〜
12%、チャー中Nの場合は16%と言われている。こ
こで特徴的なことは揮発分中のNが乱流拡散の影響を大
きく受けるのに対し、チャー中ONの場合はほとんど影
響されないことである。
チャーの燃焼に分けて考えることができる。しだかつ−
C1石炭中のNからのNo、1転換経路も揮発分中のN
からの転換経路と残留チャー中のNからの転換経路に分
けて考えることができる。一般に、 I%J Nは揮発
分中に26〜44%、チャー中に40〜50%移行する
と言われている。寸だNO,への転換は揮発分中Nの場
合は燃料の吹き込み方式によって大きく変るが大略4〜
12%、チャー中Nの場合は16%と言われている。こ
こで特徴的なことは揮発分中のNが乱流拡散の影響を大
きく受けるのに対し、チャー中ONの場合はほとんど影
響されないことである。
まだ、揮発分中ONに対しては低空気比で高温ゾーンが
長い程NO,転換率は低くなることが知られている。し
たがって、NO・低減に対しては、燃焼初期における流
動混合の改善によりNOx生成の抑制、燃料過剰による
中間生成物の発生により還元反応の促進を計ることが肝
要となる。流動混合の改善の具体的手段としては一次空
気の最適化が挙げられる。まだ、チャーの燃焼域につい
ては火炎温度が低い程NOxは低いことが知られている
。
長い程NO,転換率は低くなることが知られている。し
たがって、NO・低減に対しては、燃焼初期における流
動混合の改善によりNOx生成の抑制、燃料過剰による
中間生成物の発生により還元反応の促進を計ることが肝
要となる。流動混合の改善の具体的手段としては一次空
気の最適化が挙げられる。まだ、チャーの燃焼域につい
ては火炎温度が低い程NOxは低いことが知られている
。
以上要約するとバーナゾーンのNOxを下げるためには
揮発分燃焼域においては (り低空気比で高温の滞留時間が長い程良い。
揮発分燃焼域においては (り低空気比で高温の滞留時間が長い程良い。
(2)−次空気量をできるたけ抑える。
寸だ、チャー燃焼域においては
(1)極力低温に保つ方が良い。
(2)チャ−燃焼域計るために二次空気の拡散を良くす
る。
る。
ことが必要となる。これらを実状したのが11Gデユア
ル做粉炭バーナである。しかし、近年の嵌入0・化に対
する要求の高まりから、従来のpcデュアルバーナ十二
段燃焼では満足されなくなっており、−この、tめ、油
焚で実績のある炉内で脱硝反応を行わせる方法、つまり
最上段バーナを燃料大過剰の脱硝バーナにする方法が微
粉炭燃焼(ζも要求さ1Lでいる。しかし、微粉炭・燃
焼の場合第1図(□・ζ示すように脱硝バーナを設ける
と未燃分が急増する問題がある。また、揮発分の少い石
炭では充分な気相還元が期待できないことがら、多品種
の石炭を焚かざるを得ない発電所の実情を考えると安定
して脱硝効果を維持することは難しい。
ル做粉炭バーナである。しかし、近年の嵌入0・化に対
する要求の高まりから、従来のpcデュアルバーナ十二
段燃焼では満足されなくなっており、−この、tめ、油
焚で実績のある炉内で脱硝反応を行わせる方法、つまり
最上段バーナを燃料大過剰の脱硝バーナにする方法が微
粉炭燃焼(ζも要求さ1Lでいる。しかし、微粉炭・燃
焼の場合第1図(□・ζ示すように脱硝バーナを設ける
と未燃分が急増する問題がある。また、揮発分の少い石
炭では充分な気相還元が期待できないことがら、多品種
の石炭を焚かざるを得ない発電所の実情を考えると安定
して脱硝効果を維持することは難しい。
第1図の関係を表示すれば次表の通りである。
第 1 表
空気比 Δ 口 ○最上段バーナ
1゜11 0,88 0.4中段バーナ 1
.17 0゜84 0.97最下段バーナ 1.
22 0゜84 0゜98本発明の目的は、上記し
た従来技術の欠点をなくシ、未燃分を増加させずに、常
時安定した脱硝効果が維持でき、排ガス中のNO−を大
巾に低減できるボイラ装置を提供するにある。
1゜11 0,88 0.4中段バーナ 1
.17 0゜84 0.97最下段バーナ 1.
22 0゜84 0゜98本発明の目的は、上記し
た従来技術の欠点をなくシ、未燃分を増加させずに、常
時安定した脱硝効果が維持でき、排ガス中のNO−を大
巾に低減できるボイラ装置を提供するにある。
本発明は、微粉炭を主燃料とする複数段のバーナからな
るボイラにおいて、下部の1段または複数段の主バーナ
には微粉炭を供給し、最上段にはcoMH燃料又は油も
しくはガス燃料を供給する脱硝バーナを設置し、低NO
x燃焼を可能にする複数燃料による低NOx燃焼ボイラ
、である。
るボイラにおいて、下部の1段または複数段の主バーナ
には微粉炭を供給し、最上段にはcoMH燃料又は油も
しくはガス燃料を供給する脱硝バーナを設置し、低NO
x燃焼を可能にする複数燃料による低NOx燃焼ボイラ
、である。
要するに本発明は、複数段のバーナからなる微粉炭燃焼
ボイラにおいて、最−E段のバーナのみをC0M−1た
け油もしくはガス燃料の脱硝バーナにしたボイラである
。
ボイラにおいて、最−E段のバーナのみをC0M−1た
け油もしくはガス燃料の脱硝バーナにしたボイラである
。
石油の代替燃料として再評価されるようになって久I〜
い石炭は化石燃料資源の中で最も豊富に存在し、かつ地
球全戦に広く分布しているなどの好ましい特長を有して
いるが、一方極めて後雑な化合物であり、主成分である
炭素、水系のほか相当M、の酸素、窒素、硫黄などの元
素を言むほか鉱物質を含むために、単純に燃焼すると多
量の大気汚染物質を排出するほか、輸送、ハンドリング
、灰処理にも不利な点°が指摘されている。しかし、将
来の石油価格の高騰、安定供給に対する不安等を考える
と、これらの欠点(C打ち勝って発心用燃料源としての
確固たる位置を占めるであろうと考えられる。
い石炭は化石燃料資源の中で最も豊富に存在し、かつ地
球全戦に広く分布しているなどの好ましい特長を有して
いるが、一方極めて後雑な化合物であり、主成分である
炭素、水系のほか相当M、の酸素、窒素、硫黄などの元
素を言むほか鉱物質を含むために、単純に燃焼すると多
量の大気汚染物質を排出するほか、輸送、ハンドリング
、灰処理にも不利な点°が指摘されている。しかし、将
来の石油価格の高騰、安定供給に対する不安等を考える
と、これらの欠点(C打ち勝って発心用燃料源としての
確固たる位置を占めるであろうと考えられる。
微粉炭火j)発電設備の建設に際して、その立地に伴う
地元周辺への環境対策は石炭固有の特性が要因となる困
難さがある。まだ、輸入炭の増加に伴う石炭銘柄の多品
種化が進むとともに、一方では省エネ対策がさけばれる
現状を勘案すると、燃焼設備としても広範囲の炭種に対
応できかつ極力。
地元周辺への環境対策は石炭固有の特性が要因となる困
難さがある。まだ、輸入炭の増加に伴う石炭銘柄の多品
種化が進むとともに、一方では省エネ対策がさけばれる
現状を勘案すると、燃焼設備としても広範囲の炭種に対
応できかつ極力。
独立した環境対策設備の規模を縮小することのできる技
術が要求されるものと思われる。
術が要求されるものと思われる。
本発明はこのような背景を踏まえたもので、その実施例
を第2図に示す。
を第2図に示す。
本図はフロントファイアリングの場合で火炉1の前面に
6段のバーナが設けてあり、最下段2及び中段6のバー
ナはPGデュアル型機微粉炭バーナ最−F段4はpoデ
ュアル型00Mバーすで構成されている。最下段バーナ
は空気比約1.0.中段バーナは約0.7.最上段バー
ナは約0.5である。したがって、最上段の脱硝用00
Mバーナがらは安定して中間生成物が多量に発生し、炉
内での還元反応を促進する。しかも、微粉炭バーナと違
って低空気比で燃焼しても未燃分は比較的少く、燃焼速
度も速いためアフタエア5の投入で充分燃えきってしま
う。このようにして9本発明は未燃分を出さずに、常時
安定した脱硝効果を保つことを特徴とするボイラを提供
する。
6段のバーナが設けてあり、最下段2及び中段6のバー
ナはPGデュアル型機微粉炭バーナ最−F段4はpoデ
ュアル型00Mバーすで構成されている。最下段バーナ
は空気比約1.0.中段バーナは約0.7.最上段バー
ナは約0.5である。したがって、最上段の脱硝用00
Mバーナがらは安定して中間生成物が多量に発生し、炉
内での還元反応を促進する。しかも、微粉炭バーナと違
って低空気比で燃焼しても未燃分は比較的少く、燃焼速
度も速いためアフタエア5の投入で充分燃えきってしま
う。このようにして9本発明は未燃分を出さずに、常時
安定した脱硝効果を保つことを特徴とするボイラを提供
する。
又00M燃料の代9に油もしくはガス燃料を用いること
もできる。石炭専純ボイラと言っても、ボイラの起動時
には、30%程度の負荷までは、油もしくはガスを用い
て立ち上がらせる起動バーナが設けられているので、こ
の起動バーナを最上19ハ〜すとして用いてもよい。
もできる。石炭専純ボイラと言っても、ボイラの起動時
には、30%程度の負荷までは、油もしくはガスを用い
て立ち上がらせる起動バーナが設けられているので、こ
の起動バーナを最上19ハ〜すとして用いてもよい。
本発明による効果を挙げれば次の通りである。。
イ)新しい機能の付υ日
複数段のバーナからなる微粉炭ボイラにおいて最上段の
バーナをf!0Ntl燃刺の脱硝バーナとし/こ。
バーナをf!0Ntl燃刺の脱硝バーナとし/こ。
口)性能、効率の向ト
未燃分の増加を防ぎ、かつ常時安定した脱硝効果を維持
できる。
できる。
・・)経済性、簡略化
従来の2段燃焼方式による微粉炭ボイラの火炉を大きく
することなく低N0w化を計ることができる。
することなく低N0w化を計ることができる。
第1図は従来技術の微粉炭バーナンステムにおいて最上
段バーナを超低空気比燃焼させた時の未燃分の著しい増
加を示すグラフ、第2図は本発明になる層数燃料による
′微粉炭の低NOx燃焼ボイラの一実施例を示すフ11
す面図である11°°火炉 2・・最下段王バーナ 6・・中段主バーナ 4 最上段脱硝バーナ5・・アフ
タエアポート 特許出願人 パブコックロケ株式会社 代理人 弁理士 横 1月 晋1゛ 1 ゛ 1゜
段バーナを超低空気比燃焼させた時の未燃分の著しい増
加を示すグラフ、第2図は本発明になる層数燃料による
′微粉炭の低NOx燃焼ボイラの一実施例を示すフ11
す面図である11°°火炉 2・・最下段王バーナ 6・・中段主バーナ 4 最上段脱硝バーナ5・・アフ
タエアポート 特許出願人 パブコックロケ株式会社 代理人 弁理士 横 1月 晋1゛ 1 ゛ 1゜
Claims (1)
- 1)微粉炭を主燃料とする複数段の・く−すからなるボ
イラにおいて、下部の1段または複数段の王バーナには
微粉炭を供給し、最−J二段には(jf1M燃料又は油
もしくはガス燃料を供給−トる脱硝バーナを設置し+
fj(Nt)z燃焼を可能にする複数燃料による低NO
x燃焼ボイラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13524682A JPS5927108A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | 複数燃料による微粉炭の低NOx燃焼ボイラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13524682A JPS5927108A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | 複数燃料による微粉炭の低NOx燃焼ボイラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5927108A true JPS5927108A (ja) | 1984-02-13 |
Family
ID=15147217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13524682A Pending JPS5927108A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | 複数燃料による微粉炭の低NOx燃焼ボイラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927108A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010121929A (ja) * | 2008-10-22 | 2010-06-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 粉体燃料焚きの燃焼装置 |
-
1982
- 1982-08-04 JP JP13524682A patent/JPS5927108A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010121929A (ja) * | 2008-10-22 | 2010-06-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 粉体燃料焚きの燃焼装置 |
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