JPS5925603Y2 - 製材装置における背板反転装置 - Google Patents

製材装置における背板反転装置

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JPS5925603Y2
JPS5925603Y2 JP7647180U JP7647180U JPS5925603Y2 JP S5925603 Y2 JPS5925603 Y2 JP S5925603Y2 JP 7647180 U JP7647180 U JP 7647180U JP 7647180 U JP7647180 U JP 7647180U JP S5925603 Y2 JPS5925603 Y2 JP S5925603Y2
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sliding rod
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JP7647180U
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JPS571606U (ja
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昇 石川
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動送材車の前進後退により帯鋸盤で挽かれ
た背板を自動的に反転する製材装置における背板反転装
置に関するものである。
従来の製材装置は、送材車に載っている作業員のレバー
操作により、駆動輪をモータによって回転する大小の摩
擦輪に偏心カムを介して脱着させながら送材車の変速停
止運転を行っていた。
そのため作業員は、冬には寒中手足のかじかむ中で、夏
には蒸し暑い中での作業に耐えねばならず身に非常な危
険を伴うものである上、原木切断時の激しい騒音により
聴力が著しく損われるものであった。
かかる欠点を一掃するために、出願人は実願昭55−1
7345において制御室にて作業員が遠隔操作できる安
全性の高い製材装置を提供したが、さらに背板反転操作
の遠隔操作をも可能ならしめて安全性および作業環境衛
生を一層向上することを目的とする。
従来は自動送材車の前進後退により背板が帯鋸盤によっ
て切断されて移送装置上に落下した後直ちに工具を使っ
て人手により反転させていた。
これは背板の背面が下方に位置していると節等が邪魔を
して移送できないためこれを反転させて平らな切断面を
下方に位置させるためである。
このように人手によっているため、作業具は常に危険に
さらされている。
たとえば真夏で疲れている時に材木を避けて身を翻した
際に帯鋸盤で身を傷けたり、寒中、脳卒中で突然帯鋸盤
の方に倒れてしまったり事故が絶えないのが実状であっ
たが、この考案はかかる欠点を一掃するものである。
次にこの考案の構成および作用を図面の実施例により説
明する。
自動送材車1に載せた原木2を帯鋸盤3により挽くとと
もに、挽かれた板材を移送装置4により移送する製材装
置において、移送装置4の側方に下から上に向かって移
動する多数の反転歯5を備え、移送装置4の進行方向と
直交する方向に爪のような背板移動部材6を摺動する装
置7を設けてなり、移送装置4上に落下した背板8を背
板移動部材6により反転歯へ押しつけるとともに反転歯
5の上方移動により背板8を移送装置4上において反転
せしめるものである。
さらに詳述するならば、第2図に示すように移送装置4
の側方に縦長のフレーム9の下端を枢支するとともにそ
の下端部をアーム10を介してシリンダー11のピスト
ンロット11 aに連結してシリンダー11の作動によ
りフレーム9が垂直がら水平状態へ枢軸12を中心とし
て廻動するようになし、その枢軸12に主動スプロケッ
ト13を固架するとともにフレーム9の上端に従動スプ
ロケット13aを軸架し、この主動スプロケット13と
従動スプロケット13aにチェーンベルト14を渡架し
、このチェーンベルト14に多数の反転歯5を連続突出
する。
又、主動スプロケット13の枢軸12にベルト、プーリ
15を介してモータ16を連結する。
この場合多数の反転歯5をチェーンベルト14に設けで
あるが、円板の外周に反転歯5を形成したもの等反転歯
5を下から上方へ向かって移動する手段は適宜に変更し
ても同様の効果を期待できる。
次に背板移動部材6を摺動する装置7は、摺動杆17と
摺動杆17と略同長の水平摺動機構18を移送装置4の
進行方向と直交する方向に並設し、その摺動杆17の先
端すなわち送材車1側に爪のような背板移動部材6を立
設するとともに摺動杆17の基端と水平摺動機構18の
摺動部18 aの先端を連結する。
又この水平摺動機構18の端部すなわち反転歯5側に支
承部19を設けるとともにアーム20を介してシリンダ
ー21のピストンロッド22を連結してシリンダー21
の作動により支承部19を中心として水平摺動機構18
と摺動杆17が廻動傾斜するように形成されている。
図中23はシリンダー21の基端枢着部である。
なお、上記の背板移動部材6の摺動装置は2組以上ある
のが望ましいし、爪のような背板移送部材6を水平摺動
させる水平摺動機構18は、実施例に示したシリンダー
に限らず、ワイヤー、チェーン又は送りネジ機構でも勿
論可能である。
24は送りローラである。
又フレーム9は昇降自在に形成して不使用時に下方へ格
納してもよい。
したがって、自動送材車1に載せた原木2は自動送材車
1の前進後退により帯鋸盤3で挽がれて背板8が移送装
置4上に落下する。
次いで水平摺動機構18が作動して摺動部18 aと摺
動杆17が一体に摺動するため爪のような背板移動部材
6が背板8を反転歯5へ移動し、かつ、押しつける。
この場合、背板8が反転歯5と接触してからもなお移動
部材6によって押しつけられるため背板8の一側は反転
歯5の上方への移動により徐々に持ち上り、傾斜し、廻
動してついに反転するに到るものであり、爪のような移
動部材6が端部に到るとともに、シリンダー21を作動
して水平摺動機構18と摺動杆17を傾斜させて爪のよ
うな移動部材6を下方へ逃避するものである。
なお、不使用時にはシリンダー11を作動してフレーム
9を水平状態にすることにより邪魔にならなくてよい。
なお、図面では爪のような移動部材6により背板8を反
転歯5へ引き寄せているが押しつけるようにしてもよい
以上のように、この考案では背板8の反転動作を全て自
動的に為し得るように構成したから、先に同出願人が提
案した装置と同様、作業具は制御室25にて遠隔操作で
きるから、安全性、かつ環境衛生に著しく向上でき実用
上の効果は大きい。
従来技術としては、送材車上に設けた木材載台の側方に
載台側に昇降する送材コンベアを設け、該コンベアに水
平架設時は材料の頂は台となり、傾斜架設時はその昇降
に縦設したストッパー兼用の本返しを行う本返しコンベ
アを接続した実公昭47−24371号公報の挽割材の
自動処理装置が知られるが、この種のものは本返しチェ
ーンに背板を接触させる力は送材コンベアの摩擦力と、
材木の自重分力による為、小さい。
従って本返しチェーンとの接触圧が小さい欠点があるが
、本考案においては、背板移動部材6はシリンダーなど
の水平摺動機構18に連結されており、該機構による接
触圧によって背板8に接するものであるから、接触圧を
大きくすることが出来る。
又前記公報では反転しかけた背板が接触圧が小さい為に
逆転することが起きる欠点があるが、本考案においては
、背板移動部材6を立設した摺動杆17は支承部19を
中心として廻動傾斜するものであるから、背板8を反転
させながら、かつシリンダーなどの水平摺動機構18に
より圧力を加え続けることが出来る。
従って背板8が逆転する虞れを一掃した。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例であり、第1図は使用状態図、
第2図は斜視図、第3図は作用状態図である。 1・・・・・・送材車、 2・・・・・・原木、 3・・・・・・帯鋸盤、 ・・・・・・移送装置、18・・・・・・水平摺動機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動送材車に載せた原木を帯鋸盤により挽くとともに、
    挽かれた板材を移送装置により移送する製材装置におけ
    る背板反転装置において、送りローラーによる移送装置
    の側方に下から上に向かって移動する多数の反転歯を備
    え、移送装置の送りローラー間で進行方向と直交する方
    向に摺動杆を設け、該杆の送材車側に爪のような背板移
    動部材を立設し、該摺動杆を水平摺動機構に連結し、か
    つ前記摺動杆の反転歯側に支承部を設けて廻動傾斜可能
    として戒り、送りローラー上に落下した背板を移動部材
    により反転歯へ押しつけるとともに反転歯の上方移動に
    より反転せしめたことを特徴とする製材装置における背
    板反転装置。
JP7647180U 1980-06-02 1980-06-02 製材装置における背板反転装置 Expired JPS5925603Y2 (ja)

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JP7647180U JPS5925603Y2 (ja) 1980-06-02 1980-06-02 製材装置における背板反転装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS571606U JPS571606U (ja) 1982-01-06
JPS5925603Y2 true JPS5925603Y2 (ja) 1984-07-27

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ID=29439104

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