JPS5925328A - コレステロ−ル低下又は上昇抑制作用を有する組成物 - Google Patents
コレステロ−ル低下又は上昇抑制作用を有する組成物Info
- Publication number
- JPS5925328A JPS5925328A JP57132899A JP13289982A JPS5925328A JP S5925328 A JPS5925328 A JP S5925328A JP 57132899 A JP57132899 A JP 57132899A JP 13289982 A JP13289982 A JP 13289982A JP S5925328 A JPS5925328 A JP S5925328A
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- Japan
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- organic solvent
- composition
- cholesterol level
- egg yolk
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、血中コレステロールを低下させる作用又は血
中コレステロールの上昇を抑制する作用を有する組成物
に関する。ここでいう血中コレステロールを低下させる
作用とは、血中コレステロール濃度が通常より高いもの
に対し、これを低下させる作用をいい、また、血中コレ
ステルールの上昇を抑制する作用とは、コレステロール
を多量に含む食品を摂取しても、恒常的に血中コレステ
ロールが上昇することを抑える作用をいう。
中コレステロールの上昇を抑制する作用を有する組成物
に関する。ここでいう血中コレステロールを低下させる
作用とは、血中コレステロール濃度が通常より高いもの
に対し、これを低下させる作用をいい、また、血中コレ
ステルールの上昇を抑制する作用とは、コレステロール
を多量に含む食品を摂取しても、恒常的に血中コレステ
ロールが上昇することを抑える作用をいう。
植物油中の多価不飽和脂肪酸（リノール酸など）や植物
ステロールなどはヒトや他の動物の血中コレステロール
を低下させる作用があることはよく知られた事実である
。これに反し、牛脂、肝脂や卵黄中には飽和脂肪酸やコ
レステルールが多ｉ１ｔこ含まれ、植物油とは逆に血中
のコレステロールをにＨさせるこｋもよく知られたこと
である。
ステロールなどはヒトや他の動物の血中コレステロール
を低下させる作用があることはよく知られた事実である
。これに反し、牛脂、肝脂や卵黄中には飽和脂肪酸やコ
レステルールが多ｉ１ｔこ含まれ、植物油とは逆に血中
のコレステロールをにＨさせるこｋもよく知られたこと
である。
本発明者らは、従来より上、記のフレステロール−１・
’ｔ−（作用があると言われている卵黄を有機溶媒に懸
濁後、固体区分を分離して得られた非固結性物質を含む
溶液より、有機溶媒を除去して得られる区分を、総重量
の５％以上含有せしめた組成物は、血中コレステロール
値を上昇させるどころか逆に、低下作用が優れ、または
上昇を著しく抑えることを見出し本発明を完成した。
’ｔ−（作用があると言われている卵黄を有機溶媒に懸
濁後、固体区分を分離して得られた非固結性物質を含む
溶液より、有機溶媒を除去して得られる区分を、総重量
の５％以上含有せしめた組成物は、血中コレステロール
値を上昇させるどころか逆に、低下作用が優れ、または
上昇を著しく抑えることを見出し本発明を完成した。
本発明に用いる卵黄とは、鶏やアヒルなどの鳥類の卵で
食用に供せられる程度のものから採取される卵黄であれ
ば、特に限定しない。卵黄は、割非接、卵黄分離機で卵
白をてきる限り除去して得られる。
食用に供せられる程度のものから採取される卵黄であれ
ば、特に限定しない。卵黄は、割非接、卵黄分離機で卵
白をてきる限り除去して得られる。
このような卵黄を有機溶媒に懸濁する。有機溶媒の種類
については、ヘキサン、石油エーテル等の炭化水素類、
クロロホルム、二塩化エチレン等ノ凸ロケ／化炭化水素
類、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル等のエーテル
類、メタノール、エタノール等のアルコール類、アセト
ン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、プ
ロピオ／酸エチル等のエステル類などを単独に又は適当
に組み合わせて卵黄油を主に抽出出来る有機溶媒を用い
ることができる。また卵黄に対する有機溶媒の量は５倍
量ないし２０倍量が適する。懸濁した卵黄はよく攪拌し
、常温で放置する。放置時間はてきるだけ長いほうが好
ましいが、一般に２時間以−４−３時間程度行えば充分
である。このようにして卵黄に含まれる卵黄油を主成分
とする区分を抽出することがてきる。この懸濁液より固
体区分？抽出終了後、除去する。固体区分を除去する方
法は一般に知られている分別方法を用いることができ、
吸引濾過、遠心分離などを適用できる。
については、ヘキサン、石油エーテル等の炭化水素類、
クロロホルム、二塩化エチレン等ノ凸ロケ／化炭化水素
類、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル等のエーテル
類、メタノール、エタノール等のアルコール類、アセト
ン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、プ
ロピオ／酸エチル等のエステル類などを単独に又は適当
に組み合わせて卵黄油を主に抽出出来る有機溶媒を用い
ることができる。また卵黄に対する有機溶媒の量は５倍
量ないし２０倍量が適する。懸濁した卵黄はよく攪拌し
、常温で放置する。放置時間はてきるだけ長いほうが好
ましいが、一般に２時間以−４−３時間程度行えば充分
である。このようにして卵黄に含まれる卵黄油を主成分
とする区分を抽出することがてきる。この懸濁液より固
体区分？抽出終了後、除去する。固体区分を除去する方
法は一般に知られている分別方法を用いることができ、
吸引濾過、遠心分離などを適用できる。
このようにして固体区分を分離して得られた非固結性物
質な含む溶液より、有機溶媒を除去して得られる区分を
本発明の有効物質として用いる。
質な含む溶液より、有機溶媒を除去して得られる区分を
本発明の有効物質として用いる。
有機溶媒を除去する方法は蒸留などの操作で行われる。
この物質は黄橙色の高粘度液体である。
このようにして得られた物質を総量に対して５％以−１
−含有せしめる。含有される物質としては、一般に人間
の介することのできる物質であればどのようなものでも
よい。すなわち、カゼイン、大豆蛋白質、卵白粉などの
蛋白質素材、更ｔこビタミ７Ｅ、 ビタミ７Ｆ、 レ
ンチンなどを併用して用いてもよいし、動植物油などの
油脂、炭水化物などの一般に食するものに添加して食品
として用いることも可能である。また、他の薬剤と併用
することもてぎる。
−含有せしめる。含有される物質としては、一般に人間
の介することのできる物質であればどのようなものでも
よい。すなわち、カゼイン、大豆蛋白質、卵白粉などの
蛋白質素材、更ｔこビタミ７Ｅ、 ビタミ７Ｆ、 レ
ンチンなどを併用して用いてもよいし、動植物油などの
油脂、炭水化物などの一般に食するものに添加して食品
として用いることも可能である。また、他の薬剤と併用
することもてぎる。
本発明は、動脈硬化症、高脂血症、糖尿病などの各種疾
患による高コレステロール血症の場合は熱論のこと、健
常人であっても動物性脂肪、バターなどのコレステロー
ル含量の高い食品を摂取した場合１−生ずる血中コレス
テロールの」−昇に対シ、本発明の組成物を独立に、或
は、他のものと併用して摂取することにより血中コレス
テロール低下または１−昇抑制的に作用する。
患による高コレステロール血症の場合は熱論のこと、健
常人であっても動物性脂肪、バターなどのコレステロー
ル含量の高い食品を摂取した場合１−生ずる血中コレス
テロールの」−昇に対シ、本発明の組成物を独立に、或
は、他のものと併用して摂取することにより血中コレス
テロール低下または１−昇抑制的に作用する。
本発明の卵黄を有機溶媒処理して得られる区分は卵黄中
に共存する各種油脂または脂肪酸の風味を有する以外は
何ら摂取するに当って阻害となる味、臭はなく、抵抗性
が極めて小さく、安全性の高い物質である。
に共存する各種油脂または脂肪酸の風味を有する以外は
何ら摂取するに当って阻害となる味、臭はなく、抵抗性
が極めて小さく、安全性の高い物質である。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例１
１）有効物質の調製
鶏卵の卵黄１ ｋｙに１０ｋｇのへキサンを加え攪拌し
た後、常温で３時間放置した。その後、懸濁液を吸引濾
過により固体区分を除去したヘキサン溶液から、ヘキサ
ンをエバポレータにて溜去し、黄橙色の液体を２９６２
得た。この物質を本発明の有効物質として用いた。
た後、常温で３時間放置した。その後、懸濁液を吸引濾
過により固体区分を除去したヘキサン溶液から、ヘキサ
ンをエバポレータにて溜去し、黄橙色の液体を２９６２
得た。この物質を本発明の有効物質として用いた。
２）動物実験
スプラグ・ドーレ系２８日令雄ラットを５日間市販飼料
で飼育した後、区分けを行い、１区１０匹、平均体重１
０１．３ ＋０．５ ｒのものを用い各試験飼料で１７
ＦＩ間飼育した。給餌・給水は不断給ｔｊとした。試験
飼料組成は第１表に、イＪ（試油脂および有効物質の化
学的組成を第２表に示した。牛脂および有効物質は湯浴
中で加温しながら溶解して混合した。飼育終了時１６時
間絶食後エーテル麻酔下で採血し常法により血清を採取
した。血清総コレステロールは和光紬薬工業■製キット
ｒＣｈｏ−１ｅｓｔｅｒｏｌ Ｂ−Ｔｅ５ｔ Ｗａｋｏ
Ｉ、血清β−リポタ／バクは同じく和光純薬二［梁鋼
）製キット「β−Ｌｉｐｏｐｒｏｔｅｉｎ −Ｔｅ５ｔ
Ｗａｋｏ Ｊを用いそれぞれ測定した。飼育成績および
血清！＝’レスチロール値とβ−リポプロティン値を第
３表に示した。
で飼育した後、区分けを行い、１区１０匹、平均体重１
０１．３ ＋０．５ ｒのものを用い各試験飼料で１７
ＦＩ間飼育した。給餌・給水は不断給ｔｊとした。試験
飼料組成は第１表に、イＪ（試油脂および有効物質の化
学的組成を第２表に示した。牛脂および有効物質は湯浴
中で加温しながら溶解して混合した。飼育終了時１６時
間絶食後エーテル麻酔下で採血し常法により血清を採取
した。血清総コレステロールは和光紬薬工業■製キット
ｒＣｈｏ−１ｅｓｔｅｒｏｌ Ｂ−Ｔｅ５ｔ Ｗａｋｏ
Ｉ、血清β−リポタ／バクは同じく和光純薬二［梁鋼
）製キット「β−Ｌｉｐｏｐｒｏｔｅｉｎ −Ｔｅ５ｔ
Ｗａｋｏ Ｊを用いそれぞれ測定した。飼育成績および
血清！＝’レスチロール値とβ−リポプロティン値を第
３表に示した。
第１表 試験飼料組成
※１ ：オリ・−７タル酵母工業■製 ハーバ−配合※
２・エーザイ（ハ））製 （注） ＣＰ ： Ｃｒｕｄｅ Ｐｒｏｔｅｉｎ以上の
活用から、本発明の有効物質は添加量が５％以上だと平
均増体量および飼料効率の改善が認められ、剖検所見は
、コレステロール負荷による肝臓肥大Ｉ以外は特に異常
を認めなかった。血清総コレステロ−ル値およびβ−リ
ポプロティン値は本発明のイｆ効物質の添加量を増加す
るに応じて低下することが明らかとなった。
２・エーザイ（ハ））製 （注） ＣＰ ： Ｃｒｕｄｅ Ｐｒｏｔｅｉｎ以上の
活用から、本発明の有効物質は添加量が５％以上だと平
均増体量および飼料効率の改善が認められ、剖検所見は
、コレステロール負荷による肝臓肥大Ｉ以外は特に異常
を認めなかった。血清総コレステロ−ル値およびβ−リ
ポプロティン値は本発明のイｆ効物質の添加量を増加す
るに応じて低下することが明らかとなった。
実施例２
１）有効物質の調製
有効物質は実施例１にて調製した同一試料を用いて実験
した０、 ２）動物実験 スプラグ・１゛−レ系２８日令雄ラットを２日間市販飼
料で飼育［また後、区分けを行い、１区１０匹、平均体
重８３．３±０，７２のものを用い、各試験飼料て１８
日間飼育した。給餌給水は不断給与とした。試験飼料組
成は実施例１の第１表のうち有効物質の添加割合を３５
１％に変えた以外は全く同一の組成のものを用い、実施
例１と同様の方法にて処理して飼料を調製した。採血、
血清総コレステロールおよびβ−リポタンパクの測定も
実施例１と同様の方法にて実施した。血清ＭＤＩ、−コ
レステロールはヘバリ／−マンガン法にテ測定した。
した０、 ２）動物実験 スプラグ・１゛−レ系２８日令雄ラットを２日間市販飼
料で飼育［また後、区分けを行い、１区１０匹、平均体
重８３．３±０，７２のものを用い、各試験飼料て１８
日間飼育した。給餌給水は不断給与とした。試験飼料組
成は実施例１の第１表のうち有効物質の添加割合を３５
１％に変えた以外は全く同一の組成のものを用い、実施
例１と同様の方法にて処理して飼料を調製した。採血、
血清総コレステロールおよびβ−リポタンパクの測定も
実施例１と同様の方法にて実施した。血清ＭＤＩ、−コ
レステロールはヘバリ／−マンガン法にテ測定した。
飼育成績および血清脂質成分値を第４表ンこ示した。本
発明の有効物質は、脱脂卵黄粉への添加により、平均増
体量および飼料効率の大幅な改善が認められたが、卵白
粉への添加の場合は、顕著な効果は認められなかった。
発明の有効物質は、脱脂卵黄粉への添加により、平均増
体量および飼料効率の大幅な改善が認められたが、卵白
粉への添加の場合は、顕著な効果は認められなかった。
剖検所見に於ては、コレステロール負荷による肝臓肥大
以外は特に異常を認めなかった。面清総コレステロール
値、β−リボプロティン値に対し、本発明の有効物質は
著しい−に昇抑制効果を認めた。同時に、本有効物質は
抗動脈硬化作用があると言われるＨ Ｄ Ｌ−コレステ
ロール値も」−昇させることが判明した。
以外は特に異常を認めなかった。面清総コレステロール
値、β−リボプロティン値に対し、本発明の有効物質は
著しい−に昇抑制効果を認めた。同時に、本有効物質は
抗動脈硬化作用があると言われるＨ Ｄ Ｌ−コレステ
ロール値も」−昇させることが判明した。
第４表 脱脂卵黄粉および卵白粉への有効物質添加が
ラットの成長および血清脂質成 分に及ぼす影響 注２） ＣＰ ： Ｃｒｕｄｅ Ｐｒｏｔｅｉｎ注３
）有効物質の添加割合３５．１％は卵黄粉中含有帛相当
分である。
ラットの成長および血清脂質成 分に及ぼす影響 注２） ＣＰ ： Ｃｒｕｄｅ Ｐｒｏｔｅｉｎ注３
）有効物質の添加割合３５．１％は卵黄粉中含有帛相当
分である。
注４）卵 黄 粉 ： 粗蛋白質 ３３．３％卵 白
粉 ・ 粗蛋白質 ８０．８％脱脂卵ｌＬ粉 粗蛋
白質 ８２５％特許出願人 味の素株式会社
粉 ・ 粗蛋白質 ８０．８％脱脂卵ｌＬ粉 粗蛋
白質 ８２５％特許出願人 味の素株式会社
Claims (1)
- 卵黄を４ｆ機溶媒に懸濁後、固体区分を分離して得られ
た非固結性物質を含む溶液より、有機溶媒を除去して得
られる区分を、総重量の５％以上含有せしめてなるコレ
ステロール低下又は上昇抑制作用を有する組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57132899A JPS5925328A (ja) | 1982-07-29 | 1982-07-29 | コレステロ−ル低下又は上昇抑制作用を有する組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57132899A JPS5925328A (ja) | 1982-07-29 | 1982-07-29 | コレステロ−ル低下又は上昇抑制作用を有する組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5925328A true JPS5925328A (ja) | 1984-02-09 |
Family
ID=15092146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57132899A Pending JPS5925328A (ja) | 1982-07-29 | 1982-07-29 | コレステロ−ル低下又は上昇抑制作用を有する組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5925328A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58126812A (ja) * | 1981-09-04 | 1983-07-28 | イエダ・リサ−チ・アンド・デイブロプメント・カンパニ−・リミテツド | 脂質フラクシヨン、その製造およびそれを含有する製薬学的組成物 |
-
1982
- 1982-07-29 JP JP57132899A patent/JPS5925328A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58126812A (ja) * | 1981-09-04 | 1983-07-28 | イエダ・リサ−チ・アンド・デイブロプメント・カンパニ−・リミテツド | 脂質フラクシヨン、その製造およびそれを含有する製薬学的組成物 |
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