JPS592510Y2 - 露出計の駆動伝達機構 - Google Patents

露出計の駆動伝達機構

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JPS592510Y2
JPS592510Y2 JP6801077U JP6801077U JPS592510Y2 JP S592510 Y2 JPS592510 Y2 JP S592510Y2 JP 6801077 U JP6801077 U JP 6801077U JP 6801077 U JP6801077 U JP 6801077U JP S592510 Y2 JPS592510 Y2 JP S592510Y2
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JP
Japan
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worm
servo motor
worm wheel
potentiometer
resistance value
Prior art date
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Expired
Application number
JP6801077U
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English (en)
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JPS53162787U (ja
Inventor
正 島津
Original Assignee
日本電産コパル株式会社
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Publication date
Application filed by 日本電産コパル株式会社 filed Critical 日本電産コパル株式会社
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  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサーボモータによってポテンショメータを作動
させ、その抵抗値を光導電体素子の抵抗値とバランスさ
せるようにしてなる露出計において、このポテンショメ
ータの作動量を一定範囲内に限定し、これをこえてさら
にサーボモータが作動する場合、これがポテンショメー
タに伝えられずに空転するようにした露出計の駆動伝達
機構に関するものである。
上記したような高精度の露出計において、高い分解能を
得るためには、モータの回転数を大きな減速比でポテン
ショメータに伝えなくてはならない。
多くのギヤを用いることなく、すなわちコンパクトで、
構造が簡単であり、かつコストも低くするなどの条件も
併せて考慮するならば、この減速比を得るための機構と
して、ウオームホイールとウオームとを用いることがも
つとも好都合である。
従来の上記したようなタイプの露出計には、以上のよう
な理由によってサーボモータによるポテンショメータの
駆動伝達機構として、ウオーム機構による減速機構を用
いていたが、このことによる不都合もまた有していた。
すなわち、サーボモータはポテンショメータを、その抵
抗値がたとえばCdSなどのような光導電体素子の抵抗
値と回路的にバランスするまで作動させ、その作動量を
ダイヤル等によって表示させる。
ところが、この表示できる値は上限と下限とがあって、
メータ指針あるいはダイヤルなどの表示装置の可動部は
その作動限界点で抑止される。
したがってこの可動部が抑止されると、これに直結され
るポテンショメータのロータ、ウオームホイールおよび
ウオーム、サーボモータなどがすべて強制的に停止させ
られる。
この状態となって往々に生じるトラブルは、ウオームホ
イールとウオームとのあいだにおいて生じる。
すなわち、上記の抑止が生じると、ウオームホイールが
停止させられ、ウオームはサーボモータに駆動されて回
転を続けようとし、ギヤ部間において喰い付きを生じ、
これによって両者は一体的に固定された状態となる。
したがって、以後サーボモータを逆転させようとしても
作動せず、露出計は使用できなくなる。
上記したような事態は、露出計の測定能力をこえた状態
で使用した場合、すなわち明るすぎ、あるいは暗すぎる
ようなときに使用した場合に生じるが、このようにウオ
ームホイールとウオームとが固着してしまわないでも、
サーボモータに電流が通っていながら強制的に停止され
ていることは、負荷が無限大となるものであって、電源
の消費を徒らに多くし、またモータがオーバーヒートし
て発火することさえあり得るなどの不都合を生じる。
本考案は、以上のごとき従来の露出計の欠点にかんがみ
て、露出計表示部の表示が限界をこえて、可動の表示部
材、たとえばメータ指針あるいはダイヤルが抑止された
とき、サーボモータは空転して強制的な停止状態となら
ないようにするとともに、ウオームホイールとウオーム
とのあいだにおいて、ギヤ部の喰い付きを生じるような
過大なトルクの伝達がおこなわれることのないようにし
た露出計を提供する。
以下、本考案を図示した実施例によって説明する。
第1図ないし第5図において、1はベースブレート、2
は柱3,4.5によってこのベースブレート1に取り付
けられ、バネ軸2a、バネアナ2bを有するカバープレ
ート、6はこのベースブレート1に固定されるポテンシ
ョメータのケース、7はケース6の内壁部に固定される
抵抗体、8は軸受9,10によってベースブレート1.
カバープレート2に回転可能であるように取り付けられ
るシャフト、11はシャフト8に固定され、絶縁性材料
によりなるボス、12はボス11に固定されるポテンシ
ョメータのコレクタリング、13はコレクタリング12
と一体で、抵抗体7にスライド接触するワイパー、14
はこのコレクタリング12にスライド接触するようにケ
ース6に図示してないターミナルで固定されるブラシ、
15はバネアーム15 a 、15 bを有し、カバー
プレート2にバネ軸2aによって取り付けられ、バネア
ーム15a、15bをバネアナ2bからベースブレート
1の側へ出してなるストッパーバネ、16はその外周部
に部分的なギヤ16a、ギヤのないニゲ16b、バネア
ーム15 aとi5 bとに係接するストッパーピン1
6 C,16dを有し、ボス11を介してシャフト8に
固定されるウオームホイール、17はこのシャフト8に
取り付けられるメータ指針、18はカバープレート2に
対して固定的に取り付けられ、メータ指針17に対応す
る目盛りを有するダイヤル、19はベースプレー1〜1
に固定されるサーボモータ、20はこのサーボモータ1
9に取り付けられるピニオン、21はウオームホイール
16と噛合するウオームで、ピニオン22を一体的に有
し、中間ピニオン23を介してピニオン20と結合し、
サーボモータ19によって駆動される。
次に作動の説明をする。
今、図示してない電気的回路が作動を開始し、そのCd
Sが受光光量に応じた抵抗値となると、その値に応じて
サーボモータ19が正逆何れかの方向に回転し、ポテン
ショメータを作動させてその抵抗値をCdSの抵抗値と
バランスさせようとする。
サーボモータ19はその回転によって、ピニオン20.
23.22を介してウオーム21を回転させ、ウオーム
ホイール16もギヤ16 aにおける噛合によって回転
させられる。
このウオームホイール16にシャフト8とともに一体の
ボス11はこの回転によって一体のコレクタリング12
.ワイパー13を作動させて、抵抗体7との接触位置を
変え、ポテンショメータの抵抗値を変化させて、図示し
てないCdSの抵抗値に対してバランスする方向へ近付
けるようにし、またこのボス11と一体のシャフト8は
その回転によってメータ指針17を作動させ、ポテンシ
ョメータの抵抗値に応じた値のダイヤル18の目盛りを
指示する。
ポテンショメータによる抵抗値の制御限界に対して、C
dSの抵抗がこれをこえてバランスし得ない値であった
場合、サーボモータ19はさらに回転する指令を与えら
れる。
この結果、ウオームホイール16はこのギヤ16 aの
端部がウオーム21を過ぎようと、ニゲ16bがウオー
ム21にさしかかるが、そのときストッパーピン16
Cあるいは回転方向によってストッパーピン16dのい
ずれかが、バネアーム15 aあるいは15bに係接し
、これによってウオームホイール16は、ウオーム21
による送り方向に対して押し戻そうとする1〜ルクを受
ける。
この状態は、ウオームホイール16がそのギヤ16 a
がウオーム21から外れるまで、そして外れたあとも同
様にして続けられる。
ウオーム21はネジ状のギヤ部分でスラスト方向の推力
としてこのトルクを受は止めるが、回転に対してはきわ
めて微弱な影響を受けるだけであり、サーボモータ19
にとっては全く影響がないに等しい。
CdSの受光光量が変化し、その抵抗値が変ることによ
って、サーボモータ19に対して逆方向の回転が与えら
れると、ウオーム21はただちにギヤ16 aに噛合し
、ウオームホイール16をそれまでとは逆方向に回転さ
せ、ポテンショメータの抵抗値を変化させる。
本考案によれば、以上のごとくサーボモータによってウ
オームとウオームホイールを介してポテンショメータを
駆動するタイプの露出計において、その測定可能範囲外
の光量の状態で作動せしめても、電源の過大な消費やサ
ーボモータのオーバーヒートなと、あるいはウオームホ
イールとウオームとの噛合部分における喰い付きなどの
トラブルを生じることがなく、安定した作動が得られる
効果がある。
本考案によれば、上記したような機能的な効果が、ウオ
ームホイールに単にある形状を、すなわちギヤを全周に
わたって設けずに、ポテンショメータを作動させるのに
必要な角度にだけギヤを施すとともに、それ以外の部分
についてはニゲを設けるようにしたことと、そのほかス
トッパーバネを設けたことのみによって、したがってわ
ずかに1本のバネの追加と、1個の部材の形状変更のみ
によって得ることができるものであり、したがって、き
わめて経済的に有利である。
本考案によれば、上記のごとく、信用のおける製品を、
ローコストで得られるもので゛あるから、実用上きわめ
て有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の正面図、第2図は第1図の矢
印■■−■■部における説明断面図、第3図ないし第5
図は第2図の矢印III−III部において破断し、一
部を省略して、ウオームホイール16.ウオーム21.
ストッパーバネ15などの部材の相互関係を示す説明断
面図である。 1・・・・・・ベースプレート、2・・・・・・カバー
プレート、6・・・・・・ケース、7・・・・・・抵抗
体、8・・・・・・シャフト、11・・・・・・ボス、
12・・・・・・コレクタリング、13・・・・・・ワ
イパー、14・・・・・・ブラシ、15・・・・・・ス
トッパーバネ、16・・・・・・ウオームホイール、1
7・・・・・・メータ指針、18・・・・・・ダイヤル
、19・・・・・・サーボモータ、21・・・・・・ウ
オーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 光導電体素子の受光光量に応じた値の抵抗値とこれに対
    するポテンショメータの抵抗値との比較によって作動さ
    せられるサーボモータと、このサーボモータによって駆
    動されるウオームと、 外周の一部にこのウオームと噛合するギヤを設け、その
    他の部分にはニゲを設けてなるウオームホイールと、 このウオームホイールを、そのギヤ部分の終端部がウオ
    ームに噛合する位置において、復帰せしめる方向に付勢
    するストッパーバネと、 からなる露出計の駆動伝達機構。
JP6801077U 1977-05-26 1977-05-26 露出計の駆動伝達機構 Expired JPS592510Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6801077U JPS592510Y2 (ja) 1977-05-26 1977-05-26 露出計の駆動伝達機構

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JP6801077U JPS592510Y2 (ja) 1977-05-26 1977-05-26 露出計の駆動伝達機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53162787U JPS53162787U (ja) 1978-12-20
JPS592510Y2 true JPS592510Y2 (ja) 1984-01-24

Family

ID=28975490

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JP6801077U Expired JPS592510Y2 (ja) 1977-05-26 1977-05-26 露出計の駆動伝達機構

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