JPS5924716A - 表皮付きポリウレタンフオ−ムの製造法 - Google Patents

表皮付きポリウレタンフオ−ムの製造法

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JPS5924716A
JPS5924716A JP57134267A JP13426782A JPS5924716A JP S5924716 A JPS5924716 A JP S5924716A JP 57134267 A JP57134267 A JP 57134267A JP 13426782 A JP13426782 A JP 13426782A JP S5924716 A JPS5924716 A JP S5924716A
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ethylene oxide
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Takashi Nishiyama
西山 嶢
Michiaki Izawa
伊澤 道明
Masao Minami
南 正男
Tadashi Miyawaki
宮脇 正
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 法、特に自動車内装品に使用可能な表面硬度の低い表皮
付きポリウレタンフォームの製造法に関するものである
今日、自動車内装品であるクラッシュパッド。
ヘッドレスト,アームレスト,コンソールボックス等は
塩ビあるいはABS樹脂等のシート外皮がウレタンフオ
ームの全体もしくは一部分ケ被覆。
積層した構成となっており、外皮と発泡層とは異質のタ
ルから形成されている。そのため、これらの製造工程も
必然的に複雑となり、これケ改善する方法としてインチ
グチルスキンフオームと呼ばれる表皮付きポリウレタン
フォームの適用が検討されている。
これら表皮付きポリウレタンフォームは緻密なスキン層
と高発泡倍率のコア一部ケ同時に成形するために、外皮
相の不要な点において特徴紮有するものの、その反面、
スキン層がコア一部と同一であるためスキン層の物性が
密度に左右され、自動車内装品として好ましいスキン層
、即ち表面硬度ケ有するものケ得ることが困難であり、
この点の改善が研究されて来た。
しかし、現在、かかる点?改善した表皮付きポリウレタ
ンフォームの製造法としてはOH価20〜160の長鎖
ポリエーテルポリオールとOH価450−1850の短
鎖ポリオールとをジイソシアネート、不活性気化剤の存
在下で反応させる方法 勃iあるが、この方法で得られるフオームの表面硬度は
目的値よりも高いために実際面における製品化が困難で
あった。
そこで、一方、短鎖ポリオールの添加量音低減する方法
が提案されているが、この方法についても密度、が高く
なる欠点がある。又、これに対処するために不活性気化
剤ケ追加する方法もあるが、成形中、この不活性気化剤
が全部気化せずに型内に残存するところから、大きなエ
アー溜りが生じたり、また肉厚の薄い形状の発泡成形品
の場合にはセル痒が大きく無発泡表皮が形成されない等
の欠点があり、この方法も未だ満足する方法には至って
いない。
かくて、本発明は叙上のような実状に鑑み更に上記諸欠
点を改善し、主として表面硬度の比較的低い表皮付きポ
リウレタンフォームヶ製造すること?目的とするものご
ある。
即ち、本発明の特徴は、 (a)OH価が20〜160で分子末端にエチレンオキ
サイド紮有する長鎖のチップドボリエーテル50〜80
重量% (旬 官能基数が2以上、OH価が2〜160でエチレ
ンオキサイドが分子鎖末端以外に30〜95%結合し、
かつ末端1級OH率が70%以上であるポリエーテルポ
リオール0.3〜10重量%1aJOH価450〜18
50の短鎖ポリオールからなる鎖延長剤13重量%未満 とジイソシアネートとを発泡剤としての不活性気化剤、
触媒としての3級アミンとの存在下で反応させて表皮付
きポリウレタンフォームヶ製造する点にある。
本発明において使用する前記(a)のOH価が20〜1
60で分子末端にエチレンオキサイF k 有Tる長鎖
のチップドボリオールは分子の末端及び/または分子の
途中の分校にOH基ケ少なくとも2個、好ましくは2〜
3個紮有するプロピレンオキサイドr主成分とする重合
体で、エチレンオキサイド紮すべて分子末端付近に結合
しているものであり、具体的にはBP−240(チップ
ドポリエーテルボリオールOH価約25.3官能二三井
日曹ウレタンti製) 、  Sumiphen  3
900 (チップドボリエーテルボリオール、QH価約
35.3官能:住友バイエルウレタン社製)等があり、
その使用量は好適な範囲として50〜80重量%となる
ように配合されている。
また、本発明で使用する前記(bJの官能基数2以上、
OJ(価20〜16o、エチレンオ午サイドが分子鎖末
端以外のところに30〜95%結合し、かつ末端1級O
H率が’/Q%以下であるポリエーテルポリオールはエ
チレンオキサイドとプロピレンオキサイド等r共重合さ
せたもので、エチレンオキサイドr得られるポリオール
の平均分子量の30〜95%に相当する分を分子末端以
外の部分に結合させたものであり、具体的にはX−01
05D(OH価約3マ、2官能、エチレンオキサイド5
0%、プロピレンオキサイド50%、ランダム共重合、
第一工業製薬社製)、AF−501(OH価約23 、
3官能、エチレンオキサイド50%、プロピレンオキサ
イド等50%、ランダム共重合、第一工業製薬社製)等
がある。かかるポリオールの好ましい添加量は0.3〜
10重量%であるが、10重量%以上添加すると成形品
の表面が荒れる傾向がある。
また、次に前記(0)のOH価450〜1850の短鎖
ポリオールである鎖延長剤はウレタンフオームの硬度ケ
上げ、反応孕速め、かつ反応熱ケ上げて不活性気化剤ケ
気化させるという3つの作用ケ有するもので、具体的に
はエチレングリコール。
ジエチレングリコール、1.4−ブタンジオール。
トリエタノールアミン、トリメチロールプロパン等が含
まれる。
また、前記(a) (b) (a)と共存させる不活性
気化剤としては室温で液体であり、しかも比較的沸点が
低いものであって、例えば007.F 、  0HO7
4F 、 CjOl、F、 。
camFJ、  0,074F、、  0HctF2.
’ 0HO1,、00/!4.  、OH204等が挙
げられ、また、3級アミンの触媒としてはトリエチレン
ジアミン、トリエチルアミン、テトラメチルエチレンジ
アミン等が挙ケらレル。
そして、ジイソシアネートとしては、一般にジフェニル
メタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイ
ソシアネート、トリレンジイソシアネート、カルボジイ
ミド、イヒジフェニルメタンジイソシアネート及びそれ
らの末端ジイソシアネートポリマー等がある。
しかして、特に本発明方法は前述した長鎖のテソプドボ
リエーテル(a)と分子鎖末端以外のところにエチレン
オキサイドrその分子鎖末端以外ニ30〜95%結合し
かつ末端1級OH率がマO%以下であるポリエーテルポ
リオール(b) k併用する点に大きな特徴r有してお
り、それによって表面層の硬度が5hore  (ショ
アー)A又はAsker (アスカ−)Cタイプの硬度
計で3°〜15°と比較的小さくて感触もよいばかりか
、全体として軽量な表皮付きポリウレタンフォームケ得
ることができる。
これはその理由として前記ポリエーテルポリオール(b
)の破泡効果に帰因していることが最も一般に考えられ
る。また、本発明方法では従来のジオクチルフタレート
等の可塑剤ケ添加する場合に比して、表皮付きポリウレ
タンフォームの表面ケ塗装した場合の塗膜の密着性やこ
のフオーム中に埋設された芯体との接着性ケ阻害するこ
ともない利点がある。
以下、比較例と共に本発明の実施例ケ掲げ、更に明らか
にする。
実施例1 予め離型剤ケ塗布し、その上にスプレーにより塗膜ケ形
成した型ケ45〜50℃に保ち、この型に下記第1表に
示す配合物ケ注入して塗膜紮有する表皮付きポリウレタ
ンフォームケ得た。
なお、表中、ポリエーテルポリオール(b、)Hx−0
105(第一工業製薬社製)で官能基数2゜OH価3マ
で、エチレンオキサイドケボリオールの平均分子量の5
0%ケ分子末端外にランダム共重合させたもので、エチ
レンオキサイド以外の成分ハプロピレンオキサイドであ
る。
第   1   表       (重量%)但し く注、1)   IP−240:  (王井ロ曹ウレタ
ン社製)テップドボリエーテルボ ジオールOH価約25゜ 3官能 (注2)   DABOO−33LV: (IEI本乳
化剤社製)ジエチレントリアミンとジ プロピレングリコールの 1対2混合物 (注3)  フォーメイト’l”Ks:  (式日薬品
工業製)スズ化合物 (注4)   SF−,2962:(東レシリコン社製
)ポリシロキサンとポリエーテ ルポリオールの共重合体 (注5)  グイフロンllu:(タ°イキン工業社製
)トリクロロモノフルオロメタ ンと安定剤混合物 (注5)  SUM工])UR−pop(住友)くイニ
ルウレタン社製)ジフェニルメタンジイソシア ネートとポリオールのプレポ リマー、N00%26% 次いで、上記の各ウレタンフオームについて夫々物性等
ケ測定したところ、下記の第2表の如きしd以上低下し
た点は注目される。
第     2     表 実施例2 下記第3表に示す各配合(重量%)に従ってポリオール
成分と、インシアネート紮攪拌混合し、50mX 50
m++IX250wInの直方体で、温度が50℃の型
に注型した。
なお、ポリエーテルポリオール(bt)tff A F
 5 Ql(第一工業製薬社製)で官能基数が3.OH
価が23で:「チレンオキサイドケ分子鎖の末端外に総
分子量の50%ランダム共重合させたものであって、エ
チレンオキサイド以外の成分は重合開始剤ヶ除き主にプ
ロピレンオキサイドである。
第     3     表 上表中、(注1)〜(注6)は実施例1と同様である。
又、表中、硬度測定面のうち、上面、下面は発泡方向に
対するものである。
かくして注型により得られたポリウレタンフォームにつ
き、夫々既定方式によりフリー発泡密度。
発泡時間、硬度、密度等r測定した。その結果は上記第
3表に併記した通りで本発明の実施例によるものは硬度
が一低下した。又、触媒BADOO−33LV、フォー
メイトTKS及び不活性気化剤ダイフロンlluの量が
同一でも実施例2−1゜2−2は比較例2よりもフリー
発泡密度が低くなっていることが実証された。
実施例3 下記第4表に記載の配合(重量%)に従ってポリオール
成分とイソシアネートr攪拌混合し、実施例2と同じ型
に注型した。
ここで使用した各ポリオール成分(b+) (bt)な
らびに(注1)〜(注6)は夫々前2実施例1及び実施
例2に記載したものである。
第     4     表 上表より分るように実施例3−1.3−2ともに比較例
3より硬度が低下し、フリー発泡密度が低下して所期の
結果が得られていることが首肯される。
実施例4 下記第5表記載の配合(重量%)に従ってポリオール成
分とイソシアネートを攪拌し、実施例2゜3と同じ型に
注型して夫々表皮付きポリウレタンフォームを得た。
このポリウレタンフォームについて夫々、前記各実施例
同様、物性等を測定した。結果は第5表に併記した通り
であり、実施例4は比較例4より硬度が低下し、フリー
発泡密度が低下した。
(以下 余白) 第     5     表 上表中、(bl)、(注1)〜(注6)は夫々前記各実
施例と同様である。又、(注7)のl5ONATNi−
143Lは三菱化成アップジョン製のジフェニルメタン
ジイソシアネートをカルボジイミド化したもの(N00
%29%)である。
以上の各実施例より、本発明方法で得られる表皮付きポ
リウレタンフォームは、従来法に比し表面層の硬度が小
さく、何れも感触の良好な、かつ軽量なポリウレタンフ
ォームであシ、従来法の改善に大きく寄与することが理
解され、今後における実用化への推進が期待される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 / 下記b)(b)[c)成分と、ジイソシアネートと
    2発泡剤としての不活性気化剤と、触媒としての3級ア
    ミンとの存在下に発泡させること〒特徴とする表皮付き
    ポリウレタンフォームの製造法。 (a)OH価が20〜160で分子末端にエチレンオキ
    サイドケ有する長鎖のチップドボリエーテル50〜80
    重量% (リ 官能基数が2以上、OH価が20−160でエチ
    レンAキサイドが分子鎖末端以外に30〜95%結合し
    、かつ末端1級OH率が70%以下であるポリエーテル
    ポリオール0.3〜10重量%(a)OH価450〜1
    850の短鎖ポリオールからなる鎖延長剤13重量%未
JP57134267A 1982-07-30 1982-07-30 表皮付きポリウレタンフオ−ムの製造法 Granted JPS5924716A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016204403A (ja) * 2015-04-15 2016-12-08 三井化学株式会社 発泡ポリウレタンエラストマーの製造方法、発泡ポリウレタンエラストマーおよび緩衝材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016204403A (ja) * 2015-04-15 2016-12-08 三井化学株式会社 発泡ポリウレタンエラストマーの製造方法、発泡ポリウレタンエラストマーおよび緩衝材

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