JPS5924714B2 - 長尺鋼板吊上げ電磁石装置の制御装置 - Google Patents
長尺鋼板吊上げ電磁石装置の制御装置Info
- Publication number
- JPS5924714B2 JPS5924714B2 JP6139277A JP6139277A JPS5924714B2 JP S5924714 B2 JPS5924714 B2 JP S5924714B2 JP 6139277 A JP6139277 A JP 6139277A JP 6139277 A JP6139277 A JP 6139277A JP S5924714 B2 JPS5924714 B2 JP S5924714B2
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- Japan
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- power supply
- current
- control
- capacity
- electromagnet
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、少なくとも３台以上の電磁石を用いて長尺鋼
板を吸着して吊上げ搬送する場合、安定した状態で鋼板
の枚数選択吊りと、鋼板の吊上げ搬送を有利に行なわせ
るようにしだ長尺鋼板吊上げ電磁石の制御装置に関する
。
板を吸着して吊上げ搬送する場合、安定した状態で鋼板
の枚数選択吊りと、鋼板の吊上げ搬送を有利に行なわせ
るようにしだ長尺鋼板吊上げ電磁石の制御装置に関する
。
一般にクレーンに吊持された吊ビームに、複数個の吊上
げ電磁五番吊持した鋼板枚数選別用の吊上げ電磁石装置
においては、各吊上げ電磁石の巻線の温度上昇による吸
引力のバラツキ等の理由から、吊上げ電磁石の制御を定
電流制御によって行なわせるのが望ましい。
げ電磁五番吊持した鋼板枚数選別用の吊上げ電磁石装置
においては、各吊上げ電磁石の巻線の温度上昇による吸
引力のバラツキ等の理由から、吊上げ電磁石の制御を定
電流制御によって行なわせるのが望ましい。
しかしながら、従来の定電流制御においては、鋼板枚数
選別を行なうために必要な励磁電流範囲の領域が未知の
ため、一般には全吊上げ電磁石に対し、電磁石台数に対
応した電流制御領域の広いかつ比較的精度の高い大容量
電流制御電源装置で制御されており、電源装置の大型化
を免かれず、重量的にも経済的にも甚だ不利である。
選別を行なうために必要な励磁電流範囲の領域が未知の
ため、一般には全吊上げ電磁石に対し、電磁石台数に対
応した電流制御領域の広いかつ比較的精度の高い大容量
電流制御電源装置で制御されており、電源装置の大型化
を免かれず、重量的にも経済的にも甚だ不利である。
出願人は上記に鑑み、既に開発された鋼板枚数選別用の
吊上げ電磁石を利用して種々実験の結果鋼板枚数選別を
行なうために必要な励磁電流範囲の領域が、薄板の枚数
選別の場合は定格電流の大体１／３以下の領域であり且
つ各電磁石に同一電流を流して起磁力（アンベヤターン
）を同じにする必要がある。
吊上げ電磁石を利用して種々実験の結果鋼板枚数選別を
行なうために必要な励磁電流範囲の領域が、薄板の枚数
選別の場合は定格電流の大体１／３以下の領域であり且
つ各電磁石に同一電流を流して起磁力（アンベヤターン
）を同じにする必要がある。
これに対して薄板以外の鋼板以外の鋼板枚数選別を該定
格電流の１／３以上の励磁電流域で行なう場合は、所望
の枚数選別に必要な′電流制御領域が広いため、吊上げ
電磁石の巻線の温度上昇のバラツキを無視することが可
能であり、従って各吊上げ電磁石をその個々の製作誤差
や鋼板の性状に応じて別々に制御する必要はなく、全吊
上げ電磁石について一括して電圧制御で行なえることを
確認した。
格電流の１／３以上の励磁電流域で行なう場合は、所望
の枚数選別に必要な′電流制御領域が広いため、吊上げ
電磁石の巻線の温度上昇のバラツキを無視することが可
能であり、従って各吊上げ電磁石をその個々の製作誤差
や鋼板の性状に応じて別々に制御する必要はなく、全吊
上げ電磁石について一括して電圧制御で行なえることを
確認した。
本発明は、上記実験結果にもとづいて得られた励磁電流
制御の特徴を利用して開発されたものである。
制御の特徴を利用して開発されたものである。
次に本発明の１実施例を図面にもとづいて説明すると、
図において１′（ま比較的精度の粗い大容量電圧制御電
源装置で、大容量電圧制御電源１と大容量整流回路２と
、位相角制御装置４、前記整流回路２からの出力電圧を
検出する電圧検出装置３とから構成され、小容量整流回
路１９と、接点１４−１ 、１５−１ 、１６−１ 、
１７−１ 、１８−１を介して各電磁石９ａ７９ｅの制
御回路に接続されており、又複数個の比較的精度の高い
小容量電流制御電源装置５′は、それぞれ小容量電流制
御電源５と小容量整流回路６と、電流検出装置７と、位
相角制御装置８とから構成され、接点１４−Ｌ１５−１
．１６−１．１７−Ｌ１８−１を介してそれぞれ単独に
電磁石コイル９ａ〜９ｅに接続される。
図において１′（ま比較的精度の粗い大容量電圧制御電
源装置で、大容量電圧制御電源１と大容量整流回路２と
、位相角制御装置４、前記整流回路２からの出力電圧を
検出する電圧検出装置３とから構成され、小容量整流回
路１９と、接点１４−１ 、１５−１ 、１６−１ 、
１７−１ 、１８−１を介して各電磁石９ａ７９ｅの制
御回路に接続されており、又複数個の比較的精度の高い
小容量電流制御電源装置５′は、それぞれ小容量電流制
御電源５と小容量整流回路６と、電流検出装置７と、位
相角制御装置８とから構成され、接点１４−Ｌ１５−１
．１６−１．１７−Ｌ１８−１を介してそれぞれ単独に
電磁石コイル９ａ〜９ｅに接続される。
１０はアナログ電圧発信器等電磁石の励磁電流信号設定
装置、１１は制御切替装置であって、励磁電流信号設定
装置１０から信号を受け、電磁石の定格電流の約１／３
以下であれば、これに接続された電流設定信号装置１２
に信号を送り、小容量電流制御電源装置５句位相制御装
置８を介して小容量整流回路６に電流設定信号を送る。
装置、１１は制御切替装置であって、励磁電流信号設定
装置１０から信号を受け、電磁石の定格電流の約１／３
以下であれば、これに接続された電流設定信号装置１２
に信号を送り、小容量電流制御電源装置５句位相制御装
置８を介して小容量整流回路６に電流設定信号を送る。
各整流回路には電流検出装置７が付属され、電流設定信
号装置１２にフィードバックされて各電磁石９３〜９ｅ
の励磁電流を設定値と一致させる。
号装置１２にフィードバックされて各電磁石９３〜９ｅ
の励磁電流を設定値と一致させる。
又定格電流の約１／３以上であれば、その信号を制御切
替装置１１から大容量電圧制御電源装置１勺こ含ま７れ
る整流回路２の位相角制御装置４に送る役目をなし、該
整流回路２に付属する電圧検出装置３から制御切替装置
１１にフィードバックされ、出力電圧を設定値と一致さ
せる。
替装置１１から大容量電圧制御電源装置１勺こ含ま７れ
る整流回路２の位相角制御装置４に送る役目をなし、該
整流回路２に付属する電圧検出装置３から制御切替装置
１１にフィードバックされ、出力電圧を設定値と一致さ
せる。
１８は鋼板を吊るために必要な電磁石台数を選別指示す
る電磁石台数選別装置、（たとえばコンピューターから
の鋼板長さを導入し、予め保持しである電磁石配置パタ
ーンにより必要な電磁石コイルを選択する演算タイプの
もの、あるいはストップスイッチ等によって構成される
区分選択操作タイプ等のものを採用するを可とする）で
ある。
る電磁石台数選別装置、（たとえばコンピューターから
の鋼板長さを導入し、予め保持しである電磁石配置パタ
ーンにより必要な電磁石コイルを選択する演算タイプの
もの、あるいはストップスイッチ等によって構成される
区分選択操作タイプ等のものを採用するを可とする）で
ある。
本発明の構成は以上の通りであって、鋼板上に吊上げ電
磁石が載置され、電磁石台数選別装置１３によって電磁
石台数がｉｌＪされると、その選別に対応した電磁接触
器１４〜１８が投入されて、それぞれの接点１４−１．
１５−Ｌ１６−１ 。
磁石が載置され、電磁石台数選別装置１３によって電磁
石台数がｉｌＪされると、その選別に対応した電磁接触
器１４〜１８が投入されて、それぞれの接点１４−１．
１５−Ｌ１６−１ 。
１７−１ 、１８−１およびｊ ４−２ 、１５−２
。
。
１６−２．１７−２．１８−２が投入される。
いま、定格電流の約１／３以下の領域すなわち各電磁石
を定電流制御で枚数選別する場合には、電流設定信号装
置１２から発信された励磁電流設定値信号を、小容量電
流制御電源５′の位相角制御装置８に送信し電磁石台数
選別装置１３によって選別された各電磁石コイル９ａ〜
９ｅに、これに対応した小容量電流制御電源装置５′か
ら枚数選別を行なうために必要な励磁電流を流し、所望
枚数の鋼板を吸着する。
を定電流制御で枚数選別する場合には、電流設定信号装
置１２から発信された励磁電流設定値信号を、小容量電
流制御電源５′の位相角制御装置８に送信し電磁石台数
選別装置１３によって選別された各電磁石コイル９ａ〜
９ｅに、これに対応した小容量電流制御電源装置５′か
ら枚数選別を行なうために必要な励磁電流を流し、所望
枚数の鋼板を吸着する。
次にクレーンを操作して鋼板を吸着した吊上げ電磁石を
吊上げ、所定量上昇移動した時点に励磁電流信号設定装
置１０が制御切替装置１１に定常走行に必要充分な強励
磁電流信号を発信する。
吊上げ、所定量上昇移動した時点に励磁電流信号設定装
置１０が制御切替装置１１に定常走行に必要充分な強励
磁電流信号を発信する。
これにより制御切替装置１１は、この強励磁電流信号が
定格電流の１／３以上であれば自動的にこの強励磁電流
信号を大容量電圧制御電源１′に備えられている大容量
整流回路２の位相角制御装置４に送り、電磁石台数選別
装置１３にｊて選別された吊上げ電磁石コイル９ａ〜９
ｅに大容量電圧制御電源装置１′から大容量の励磁電流
を流し枚数選別された鋼板を強力に吸着したままクレー
ンの走行移動によって所定の場所に搬送される。
定格電流の１／３以上であれば自動的にこの強励磁電流
信号を大容量電圧制御電源１′に備えられている大容量
整流回路２の位相角制御装置４に送り、電磁石台数選別
装置１３にｊて選別された吊上げ電磁石コイル９ａ〜９
ｅに大容量電圧制御電源装置１′から大容量の励磁電流
を流し枚数選別された鋼板を強力に吸着したままクレー
ンの走行移動によって所定の場所に搬送される。
一方定格電流の約１／３以上の領域すなわち各電磁石コ
イルを一括して電圧制御で鋼板を枚数選別吊りする場合
には、励磁電流信号設定装置１０から発信された励磁信
号は、制御切替装置１１から大容量電圧制御電源装置１
′の位相角制御装置４に送られ、電磁石台数選別装置１
３によって選別された各電磁石コイル９ａ〜９ｅに必要
な励磁電圧を供給する。
イルを一括して電圧制御で鋼板を枚数選別吊りする場合
には、励磁電流信号設定装置１０から発信された励磁信
号は、制御切替装置１１から大容量電圧制御電源装置１
′の位相角制御装置４に送られ、電磁石台数選別装置１
３によって選別された各電磁石コイル９ａ〜９ｅに必要
な励磁電圧を供給する。
このように構成した複数個の電磁石を有する鋼板吊上げ
用電磁石を使用して、鋼板枚数選別量りに有利な定電流
制御によって制御する場合、各電磁石にそれぞれ鋼板枚
数選別を行なうために必要な定格電流の約１／３程度の
励磁電流を゛流すことのできる小容量電流制御電源装置
を設け、これに全電磁石に対し定格電圧まで電圧制御を
行なわせることのできる１台の大容量電圧制御電源装置
を設けて、前者によって比較的薄い板厚の鋼板枚数選別
吊りを行なわせ、後者によって比較的厚い板厚の鋼板枚
数選別吊りと、搬送時の鋼板吸着作用の増強を行なわせ
るようにしたため、シビアーな電流制御の領域が小さく
なり技術的に制御が容易となり、又小容量電流制御電源
装置並にこれに付随する整流回路や、位相角制御装置、
励磁電流検出器等の器機が小型化されそれだけ従来の定
電流制御による吊上げ電磁石に比し、重量やコストを低
減することができる効果がある。
用電磁石を使用して、鋼板枚数選別量りに有利な定電流
制御によって制御する場合、各電磁石にそれぞれ鋼板枚
数選別を行なうために必要な定格電流の約１／３程度の
励磁電流を゛流すことのできる小容量電流制御電源装置
を設け、これに全電磁石に対し定格電圧まで電圧制御を
行なわせることのできる１台の大容量電圧制御電源装置
を設けて、前者によって比較的薄い板厚の鋼板枚数選別
吊りを行なわせ、後者によって比較的厚い板厚の鋼板枚
数選別吊りと、搬送時の鋼板吸着作用の増強を行なわせ
るようにしたため、シビアーな電流制御の領域が小さく
なり技術的に制御が容易となり、又小容量電流制御電源
装置並にこれに付随する整流回路や、位相角制御装置、
励磁電流検出器等の器機が小型化されそれだけ従来の定
電流制御による吊上げ電磁石に比し、重量やコストを低
減することができる効果がある。
図面は本発明の１実施例を示す複数個の電磁石を用いた
単線の制御回路図である。 １・・・・・・大容量電圧制御電源、１′・・・・・・
大容量電圧制御電源装置、５・・・・・・小容量電流制
御電源、５′・・・・・・小容量電流制御電源装置、２
・・・・・・大容量整流回路、６，１９・・・・・・小
容量整流回路、３，７・・・・・・電圧検出装置、４，
８・・・・・・位相角制御装置、９ａ、９ｅ・・・・・
・電磁石コイル、１０・・・・・・励磁電流信号設定装
置、１１・・・・・・制御切替装置、１２・・・・・・
電流設定信号装置、１３・・・・・・電磁石台数選別装
置、１４〜１８・・・・・・電磁接触器。
単線の制御回路図である。 １・・・・・・大容量電圧制御電源、１′・・・・・・
大容量電圧制御電源装置、５・・・・・・小容量電流制
御電源、５′・・・・・・小容量電流制御電源装置、２
・・・・・・大容量整流回路、６，１９・・・・・・小
容量整流回路、３，７・・・・・・電圧検出装置、４，
８・・・・・・位相角制御装置、９ａ、９ｅ・・・・・
・電磁石コイル、１０・・・・・・励磁電流信号設定装
置、１１・・・・・・制御切替装置、１２・・・・・・
電流設定信号装置、１３・・・・・・電磁石台数選別装
置、１４〜１８・・・・・・電磁接触器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 少なくとも３台以上の吊上げ電磁石を備えた長尺鋼
板吊上げ電磁石装置の制御装置において、前記複数個の
吊上げ電磁石に対応して個別に接続され、鋼板枚数選別
を行なう定電流制御に使用される複数の互いに独立した
小容量電流制御電源装置と、 当該複数の小容量電流制御電源装置と並列に前記全吊上
げ電磁石に接続され、これら吊上げ電磁石に対し定格電
圧まで電圧制御を行なえる大容量電圧制御電源装置と、 前記複数個の小容量電流制御電源装置と、前記大容量電
圧制御電源装置とに接続され、選択的に前記複数個の小
容量電流制御電源装置を起動して吊上げ電磁石の電流制
御を行なうか、もしくは前記大容量電圧制御電源装置を
起動して吊上げ電磁石の電圧制御を行なう制御切替装置
とを備えたことを特徴とする長尺鋼板吊上げ電磁石装置
の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6139277A JPS5924714B2 (ja) | 1977-05-26 | 1977-05-26 | 長尺鋼板吊上げ電磁石装置の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6139277A JPS5924714B2 (ja) | 1977-05-26 | 1977-05-26 | 長尺鋼板吊上げ電磁石装置の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53146168A JPS53146168A (en) | 1978-12-19 |
| JPS5924714B2 true JPS5924714B2 (ja) | 1984-06-11 |
Family
ID=13169836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6139277A Expired JPS5924714B2 (ja) | 1977-05-26 | 1977-05-26 | 長尺鋼板吊上げ電磁石装置の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5924714B2 (ja) |
-
1977
- 1977-05-26 JP JP6139277A patent/JPS5924714B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53146168A (en) | 1978-12-19 |
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