JPS592466Y2 - 歯科用電気炉用タ−ンテ−ブル - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、歯科用リング等の資料を電気炉で焼却する際
、電気炉への資料の搬入、搬出を容易ならしめることが
できる歯科用電気炉用ターンテーブルに関するものであ
る。

一般に、歯科用リング等の資料を焼却する場合電気炉内
部の棚上に複数の資料を並べて載置し、ヒーターに通電
して焼却を行うのであるが、電気炉の扉は前開きの構造
を採っているため、資料を炉内に搬入する場合、柄の長
いリング鋏み等を使用して炉内に奥から順番に炉内を覗
き込みながら入れていかねばならず非常に煩雑であり、
取出す場合も同様であった。

更に、多数の資料の場合、資料自体に番号を付すことが
できないので、取出した後−々資料を確認しなければな
らず手数を要し、きわめて不便であった。

然るに、本考案は上記欠点を除去解決するために、電気
炉内にターンテーブルを設置し、資料の搬出入並びに資
料の分類を容易ならしめるよくにしたもので、外周に資
料の整理番号を付すべき多数のフランジ１、・・・・・
・１、を間欠的に設けた円盤１を台板２に水平旋回可能
に枢支３して戒る構造を特徴とするものである。

尚、円盤１の枢支方法は台板２の中央突出部２□に設け
られた孔２°に円盤の中央部に一体形成された軸３を嵌
挿する方法を採る。

即ち、上記構成のターンテーブルを電気炉内に定置し、
扉側即ち出入口側に最も近い戊の円盤上に資料を載せ、
鋏みの先端等をフランジ１、の端部にかけて円盤１を旋
回させ、次の資料を手前に来た個所に載せる。

このように円盤１を旋回させながらこの上に順次複数個
の資料を載せて資料の炉内への搬入が完了する。

焼却後、資料を取出す場合も同様に円盤を旋回させなが
ら行う。

以上述べた如く、本考案に係る資料の搬出入装置によれ
ば、電気炉内にターンテーブルを設けたものであるから
、資料の搬入の際、円盤を旋回させながら順次この上に
載せてやればよいもので、在米の如く、柄の長い鋏みて
炉内を覗き込みながら作業を行う必要がなく、短いピン
セットのようなもので作業することができて便利である
と共に、フランジ部分に資料の整理番号を付しであるこ
とによって資料の分類ができ、取出後−々確認する作業
が省略できてきわめて便利であり、特に多数の人が使用
する研修あるいは実験用で多数の資料を電気炉に投入す
る場合等には資料側々に焼却時間の相違があっても間違
いなく目的の資料を取出すことができる等実用的効果多
大である。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施態様を例示するもので、第１図は本
案装置の分解状態に於ける斜視図、第２図は同装置の平
面図、第３図は同正面図である。 １・・・・・・円盤、２・・・・・・台板、３・・・・
・・軸。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 外周に資料の整理番号を付すべき多数のフランジ１、・
   ・・・・・１□を間欠的に設けた円盤１を台板２に水平
   旋回可能に枢支３して成る歯科用電気炉用ターンテーブ
   ル。