JPS5924488Y2 - 発泡成形装置における成形品の多数個取り用マルチフイ−ダ− - Google Patents
発泡成形装置における成形品の多数個取り用マルチフイ−ダ−Info
- Publication number
- JPS5924488Y2 JPS5924488Y2 JP11876376U JP11876376U JPS5924488Y2 JP S5924488 Y2 JPS5924488 Y2 JP S5924488Y2 JP 11876376 U JP11876376 U JP 11876376U JP 11876376 U JP11876376 U JP 11876376U JP S5924488 Y2 JPS5924488 Y2 JP S5924488Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filling port
- feeder
- molded products
- moving plate
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は発泡成形装置において成形品の多数個取りに
好適なマルチフィーダーに関し、フィーダーの充填口を
一斉に開閉させて使用し易きものを得ようとしている。
好適なマルチフィーダーに関し、フィーダーの充填口を
一斉に開閉させて使用し易きものを得ようとしている。
従来より、型窩内へ充填した発泡性熱可塑性樹脂粒子を
蒸気によって加熱膨張させて発泡成形品を得る発泡成形
用金型にあっては、射出成形の場合のごとく溶融樹脂が
供給されるものでなく、発泡性熱可塑性樹脂粒子をフィ
ーダーにて充填するものゆえ、個々の型窩に対しては個
々的なフィーダー作用が好適なものとされてきた。
蒸気によって加熱膨張させて発泡成形品を得る発泡成形
用金型にあっては、射出成形の場合のごとく溶融樹脂が
供給されるものでなく、発泡性熱可塑性樹脂粒子をフィ
ーダーにて充填するものゆえ、個々の型窩に対しては個
々的なフィーダー作用が好適なものとされてきた。
しかしながら成形品が少数取りの場合はさほどの不便を
感じないが、小物の成形品を多数取りする場合には旧来
の方式では装置自体のスペースも多く要するほか、作業
能率の点および成形品の均一化の点でも不充分にならざ
るを得なかった。
感じないが、小物の成形品を多数取りする場合には旧来
の方式では装置自体のスペースも多く要するほか、作業
能率の点および成形品の均一化の点でも不充分にならざ
るを得なかった。
そこで、この考案では成形品の多数個取りに好適なマル
チフィーダーを提供しようとしたもので、その特徴は、
複数の型窩を形成する型には各型窩へ通ずる充填口を形
成するとともに充填口には原料充填用ノズルおよびエア
ーノズルを連通し、各充填口に充填口開閉用のピストン
ロッドを嵌挿し、ピストンロッドの複数を同一のピスト
ン移動板に取付け、該ピストン移動板をシリンダー機構
にて往復動自在にし、上記ピストンロッドにて充填口を
一斉に開閉し得るようにし、さらに原料充填用ノズルに
は退校チューブが連結し、エアーノズルには送気チュー
ブが連結し、これら退校チューブおよび送気チューブは
上記ノズルの複数に共用できるよう分岐連結されている
点に存している。
チフィーダーを提供しようとしたもので、その特徴は、
複数の型窩を形成する型には各型窩へ通ずる充填口を形
成するとともに充填口には原料充填用ノズルおよびエア
ーノズルを連通し、各充填口に充填口開閉用のピストン
ロッドを嵌挿し、ピストンロッドの複数を同一のピスト
ン移動板に取付け、該ピストン移動板をシリンダー機構
にて往復動自在にし、上記ピストンロッドにて充填口を
一斉に開閉し得るようにし、さらに原料充填用ノズルに
は退校チューブが連結し、エアーノズルには送気チュー
ブが連結し、これら退校チューブおよび送気チューブは
上記ノズルの複数に共用できるよう分岐連結されている
点に存している。
次いで、この考案の実施態様を図によりながら詳述する
。
。
１．２は両者間に多数の型窩３を形成した成形用金型、
４は型窩３に通ずる充填口である。
４は型窩３に通ずる充填口である。
５は充堤填口４に連通した原料充填用ノズルで、これに
は退校チューブ６が連通している。
は退校チューブ６が連通している。
７は充填口４に連通したブースト用のエアーノズルであ
り、これには送気チューブ８が連通している。
り、これには送気チューブ８が連通している。
９は各充填口４に嵌挿した充填口開閉用のピストンロッ
ドであり、このピストンロッド９の複数を同一のピスト
ン移動板１０に取付けている。
ドであり、このピストンロッド９の複数を同一のピスト
ン移動板１０に取付けている。
そして上記ピストン移動板１０をシリンダー機構１１に
て往復動自在にし、ピストン移動板１０で連結されであ
る複数のピストンロッド９を一斉に作動させて充填口４
を一斉に開閉できるようにしている。
て往復動自在にし、ピストン移動板１０で連結されであ
る複数のピストンロッド９を一斉に作動させて充填口４
を一斉に開閉できるようにしている。
図中１２は各ノズルとチューブとの連結部分をサポート
している保持板で、金型１とボルト１３にて取付けてい
る。
している保持板で、金型１とボルト１３にて取付けてい
る。
１４はピストン移動板１０に対するピストンロッド９の
取付ボルトを示している。
取付ボルトを示している。
さらに１５は成形品を示す。
なお、充填口４、原料充填用ノズル５およびエアーノズ
ル７を有する金型１は、第１図の非断面にした面上、即
ち第２図Ｙ−Ｙ線の部分でニラ割りにしたものを１組と
して構成しており、金型製作を便利にしている。
ル７を有する金型１は、第１図の非断面にした面上、即
ち第２図Ｙ−Ｙ線の部分でニラ割りにしたものを１組と
して構成しており、金型製作を便利にしている。
また上記した退校チューブ６と送気チューブ８とはピス
トン移動板１０の移動に対し、邪魔にならぬようピスト
ン移動板１０に貫通して設けた孔１６に貫挿されており
、また退校チューブ６および送気チューブ８は上記した
原料充填用ノズル４およびエアーノズル７の複数に共用
できるようこれら各ノズル４，７が複数の充填口４へ分
岐されている。
トン移動板１０の移動に対し、邪魔にならぬようピスト
ン移動板１０に貫通して設けた孔１６に貫挿されており
、また退校チューブ６および送気チューブ８は上記した
原料充填用ノズル４およびエアーノズル７の複数に共用
できるようこれら各ノズル４，７が複数の充填口４へ分
岐されている。
この考案は、上記のごとく構成されており、使用上各充
填口４に嵌挿されたピストンロッド９の複数をシリンダ
ー機構１１によるピストン移動板１０の移動にて一斉に
移動させて充填口４に対し、原料充填用ノズル５および
エアーノズル７を連通する作用および閉鎖する作用が複
数の充填口４で一斉に行なわれることとなる。
填口４に嵌挿されたピストンロッド９の複数をシリンダ
ー機構１１によるピストン移動板１０の移動にて一斉に
移動させて充填口４に対し、原料充填用ノズル５および
エアーノズル７を連通する作用および閉鎖する作用が複
数の充填口４で一斉に行なわれることとなる。
従って発泡成形品が小物で１つの金型よから多数個取り
される場合のフィーダーとしては一斉作業ができ非常に
便利で、特に退校チューブおよび送気チューブが原料充
填用ノズルおよびエアーノズルの各複数に共用できるよ
う分岐連結されているので、チューブ数が少なくても済
み、設備もし易く、しかも上記のごとく充填口開閉用の
ピストンロッドがピストン移動板で一斉作動できるよう
にして例えばシリンダー機構等個々的な作動装置も不要
となる点とも相まって成形品の多数個フィーダーとして
はきわめて装置スペースを少なくでき、コンパクトな成
形装置にできる。
される場合のフィーダーとしては一斉作業ができ非常に
便利で、特に退校チューブおよび送気チューブが原料充
填用ノズルおよびエアーノズルの各複数に共用できるよ
う分岐連結されているので、チューブ数が少なくても済
み、設備もし易く、しかも上記のごとく充填口開閉用の
ピストンロッドがピストン移動板で一斉作動できるよう
にして例えばシリンダー機構等個々的な作動装置も不要
となる点とも相まって成形品の多数個フィーダーとして
はきわめて装置スペースを少なくでき、コンパクトな成
形装置にできる。
また上記のごとき一斉作動にて能率的成形が可能で成形
品も均一なものが成形し易く、小物成形にはきわめて好
適となる。
品も均一なものが成形し易く、小物成形にはきわめて好
適となる。
なお、型窩の形状は必ずしも１つの金型において同一に
する必要はなく、異形状の型窩を形成してもよく、また
使用上、一部の型窩を使用しない場合にはその部分に樹
脂粒子が送粒されないよう詰め物等を施しておけば支障
なく使用できる。
する必要はなく、異形状の型窩を形成してもよく、また
使用上、一部の型窩を使用しない場合にはその部分に樹
脂粒子が送粒されないよう詰め物等を施しておけば支障
なく使用できる。
以上のように多数個取り用フィーダーとして好適品が提
供される。
供される。
図はこの考案の実施態様を示すものであり、第１図は断
面図、第２図は側面図である。 １．２・・・・・・金型、３・・・・・・型窩、４・・
・・・・充填口、５・・・・・・原料充填用ノズル、６
・・・・・・退校チューブ、７・・・・・・エアーノズ
ル、８・・・・・・送気チューブ、９・・・・・・ピス
トンロッド、１０・・・・・・ピストン移動板、１１・
・・・・・シリンダー機構、１６・・・・・・ピストン
移動板の孔。
面図、第２図は側面図である。 １．２・・・・・・金型、３・・・・・・型窩、４・・
・・・・充填口、５・・・・・・原料充填用ノズル、６
・・・・・・退校チューブ、７・・・・・・エアーノズ
ル、８・・・・・・送気チューブ、９・・・・・・ピス
トンロッド、１０・・・・・・ピストン移動板、１１・
・・・・・シリンダー機構、１６・・・・・・ピストン
移動板の孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 複数の型窩を形成する金型には各型窩へ通ずる充填
口を形成するとともに充填口には原料充填用ノズルおよ
びエアーノズルを連通し、各充填口に充填口開閉用のピ
ストンロッドを嵌挿し、ピストンロッドの複数を同一の
ピストン移動板に取付け、該ピストン移動板をシリンダ
ー機構にて往復動自在にし、上記ピストンロッドにて充
填口を一斉に開閉し得るようにし、さらに原料充填用ノ
ズルには退校チューブが連結し、エアーノズルには送気
チューブが連結し、これら退校チューブおよび送気チュ
ーブは上記ノズルの複数に共用できるよう分岐連結され
てなることを特徴とする発泡成形装置における成形品の
多数個取り用マルチフィーダー。 ２ 退校チューブおよび送気チューブはピストン移動板
に有する孔を嵌挿してなる上記実用新案登録請求の範囲
第１項記載の発泡成形装置における成形品の多数個取り
用マルチフィーダー
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11876376U JPS5924488Y2 (ja) | 1976-09-02 | 1976-09-02 | 発泡成形装置における成形品の多数個取り用マルチフイ−ダ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11876376U JPS5924488Y2 (ja) | 1976-09-02 | 1976-09-02 | 発泡成形装置における成形品の多数個取り用マルチフイ−ダ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5335965U JPS5335965U (ja) | 1978-03-29 |
| JPS5924488Y2 true JPS5924488Y2 (ja) | 1984-07-20 |
Family
ID=28728311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11876376U Expired JPS5924488Y2 (ja) | 1976-09-02 | 1976-09-02 | 発泡成形装置における成形品の多数個取り用マルチフイ−ダ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5924488Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-09-02 JP JP11876376U patent/JPS5924488Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5335965U (ja) | 1978-03-29 |
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