JPS5924388Y2 - 接着剤塗布装置 - Google Patents
接着剤塗布装置Info
- Publication number
- JPS5924388Y2 JPS5924388Y2 JP1074080U JP1074080U JPS5924388Y2 JP S5924388 Y2 JPS5924388 Y2 JP S5924388Y2 JP 1074080 U JP1074080 U JP 1074080U JP 1074080 U JP1074080 U JP 1074080U JP S5924388 Y2 JPS5924388 Y2 JP S5924388Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- tank
- roll
- coating roll
- separation plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本案は接着剤、特にホットメルト接着剤の塗布装置に関
するものである。
するものである。
第1図イにおいて、接着剤を収容したタンク1に塗布ロ
ール2を横架させ、該塗布ロール1を転回させて塗布ロ
ール2の周面に付着させた接着剤をドクターナイフ3で
掻きとり、その定量を塗布ロール2の上周面に向けて搬
入された板状物等に塗布する装置において、塗布ロール
2が静止している状態では接着剤の液面は水平に保たれ
ているが、塗布ロール2を回転させて塗布ロール2を転
回させると、第1図口に示すように接着剤が粘性を有す
るため、塗布ロール2の回転方向に引き寄せられて接着
剤の液面の高さに不同が生じ、塗布ロール2の回転に伴
って引き上げられた接着剤がタンク1の口縁より溢流す
る場合があった。
ール2を横架させ、該塗布ロール1を転回させて塗布ロ
ール2の周面に付着させた接着剤をドクターナイフ3で
掻きとり、その定量を塗布ロール2の上周面に向けて搬
入された板状物等に塗布する装置において、塗布ロール
2が静止している状態では接着剤の液面は水平に保たれ
ているが、塗布ロール2を回転させて塗布ロール2を転
回させると、第1図口に示すように接着剤が粘性を有す
るため、塗布ロール2の回転方向に引き寄せられて接着
剤の液面の高さに不同が生じ、塗布ロール2の回転に伴
って引き上げられた接着剤がタンク1の口縁より溢流す
る場合があった。
この傾向は接着剤の粘度が高ければ高い程、また、塗布
ロール2とタンク1との間の隙間がせまい程大きくなり
、極端な場合には第1図口に示すようにタンク1の底面
の一部が空になり、ホットメルト接着剤塗布装置のよう
にタンク1の底部にヒータが内蔵されている場合にはヒ
ータの過熱などのトラブルが生ずるという問題があった
。
ロール2とタンク1との間の隙間がせまい程大きくなり
、極端な場合には第1図口に示すようにタンク1の底面
の一部が空になり、ホットメルト接着剤塗布装置のよう
にタンク1の底部にヒータが内蔵されている場合にはヒ
ータの過熱などのトラブルが生ずるという問題があった
。
従来、接着剤の溢流防止対策としてロールの両側面とタ
ンクの壁面との間に十分な間隙を設け、塗布ローラに持
ち上げられた接着剤をドクターナイフでさえぎり、この
間隙内に接着剤をにがしてタンク1内に還流させていた
。
ンクの壁面との間に十分な間隙を設け、塗布ローラに持
ち上げられた接着剤をドクターナイフでさえぎり、この
間隙内に接着剤をにがしてタンク1内に還流させていた
。
したがって、塗布ロールの塗布有効面積に比して大容量
のタンクを用いなけれは゛ならなかった。
のタンクを用いなけれは゛ならなかった。
本案は上記問題点を解消するもので、塗布ロールと、タ
ンクの内底面との間に、塗布ロールに沿って分離板を介
装し、塗布ロールの回転に追従して引き上げられた接着
剤を分離板の上縁より反転させてタンク内に還流させる
ようにしたことを特徴とするものである。
ンクの内底面との間に、塗布ロールに沿って分離板を介
装し、塗布ロールの回転に追従して引き上げられた接着
剤を分離板の上縁より反転させてタンク内に還流させる
ようにしたことを特徴とするものである。
以下本案の実施例を第2図〜第5図によって説明する。
第2図において、タンク11の壁面に塗布ロール12が
横架され、該ロール12の周面一部に向けてドクターナ
イフ13が進退調節可能に設置されている。
横架され、該ロール12の周面一部に向けてドクターナ
イフ13が進退調節可能に設置されている。
タンク11の一側には塗布ロール12の駆動装置を内蔵
した操作箱14が一体に設けられ、その正面パネル14
Aにモータの電源スィッチ15、ヒータの電源スィッチ
16、温度調節つまみ17などか゛取付けられている。
した操作箱14が一体に設けられ、その正面パネル14
Aにモータの電源スィッチ15、ヒータの電源スィッチ
16、温度調節つまみ17などか゛取付けられている。
第3図において、タンク11の対向壁面に横架された塗
布ロール12の一方の支持軸12Aと、操作箱14内の
モータ18に、減速機構1つを介して連動させた駆動軸
20とか勿ツブリング21で連結されている。
布ロール12の一方の支持軸12Aと、操作箱14内の
モータ18に、減速機構1つを介して連動させた駆動軸
20とか勿ツブリング21で連結されている。
また、第4図、第5図において、タンク11の底部には
ヒータ22及び温度調節用のサーモスタット23が゛内
装されている。
ヒータ22及び温度調節用のサーモスタット23が゛内
装されている。
このタンク11内に、分離板24を内装するのであるが
、該分離板24は、脚25でタンク11の内底面上に支
持され、塗布ロール12の下周面より発してその曲面に
沿ってドクターナイフ13に向けて延設したもので゛、
その上縁は、ドクターナイフ13の直下、すなわち、タ
ンク11の口縁より下方に位置させである。
、該分離板24は、脚25でタンク11の内底面上に支
持され、塗布ロール12の下周面より発してその曲面に
沿ってドクターナイフ13に向けて延設したもので゛、
その上縁は、ドクターナイフ13の直下、すなわち、タ
ンク11の口縁より下方に位置させである。
これによって分離板24の表面側には塗布ロール12と
対面する接着剤の移送路Aが形成され、分離板24の裏
面にタンク11の内面と対面する接着剤の還流路Bが形
成される。
対面する接着剤の移送路Aが形成され、分離板24の裏
面にタンク11の内面と対面する接着剤の還流路Bが形
成される。
分離板24の上縁部分には適宜接着剤の流通孔26を設
けてもよい。
けてもよい。
なお、分離板24は、脚25によってタンク11内に設
置する場合に限らず、タンク11の内側壁に支持させて
設置することもできる。
置する場合に限らず、タンク11の内側壁に支持させて
設置することもできる。
実施例において、ヒータ22への通電により加熱された
タンク11内に、ホットメルト接着剤を投入し、該接着
剤を溶融状態に保たせ、モータ18の電源投入により塗
布ロール12を矢印で示す方向に回転させる。
タンク11内に、ホットメルト接着剤を投入し、該接着
剤を溶融状態に保たせ、モータ18の電源投入により塗
布ロール12を矢印で示す方向に回転させる。
塗布ロール12は、はぼ、その下半周部分が接着剤の液
中に浸漬されており、塗布ロール12の回転によりその
周面に付着した余分の接着剤がドクターナイフ13で掻
き落され定量の接着剤が塗布ロール12の上周面に向け
て搬入された板材Mなどの一面に塗布される。
中に浸漬されており、塗布ロール12の回転によりその
周面に付着した余分の接着剤がドクターナイフ13で掻
き落され定量の接着剤が塗布ロール12の上周面に向け
て搬入された板材Mなどの一面に塗布される。
一方、塗布ロール12の回転に伴って接着剤液は塗布ロ
ール12に追従し、分離板24上の移送路A内を同方向
に移動する。
ール12に追従し、分離板24上の移送路A内を同方向
に移動する。
特に接着剤液は粘性が大きいため、塗布ロール12の回
転力を受けて強力な粘性流が生じ、液が上方に引き上げ
られドクターナイフ13にさえぎられ、分離板24に開
口された流通孔26及び分離板24の上縁より反転して
分離板24の裏面、すなわち、還流路B内に流入し、続
いてタンク11の内底面に沿って移動し、分離板24の
他端を経て再び移送路A内に進入する。
転力を受けて強力な粘性流が生じ、液が上方に引き上げ
られドクターナイフ13にさえぎられ、分離板24に開
口された流通孔26及び分離板24の上縁より反転して
分離板24の裏面、すなわち、還流路B内に流入し、続
いてタンク11の内底面に沿って移動し、分離板24の
他端を経て再び移送路A内に進入する。
この際接着剤は、当初はその自重並びにドクターナイフ
13より受ける抵抗で分離板24の上縁より還流路内へ
落下し、次いで塗布ロール12の回転に伴なって移動す
る接着剤の粘性流に引き寄せられ、還流路Bを経て移送
路Aへ戻され、移送路Aと還流路Bとの間を循環する間
に、塗布ロール12の周面に付着して搬出されるのであ
る。
13より受ける抵抗で分離板24の上縁より還流路内へ
落下し、次いで塗布ロール12の回転に伴なって移動す
る接着剤の粘性流に引き寄せられ、還流路Bを経て移送
路Aへ戻され、移送路Aと還流路Bとの間を循環する間
に、塗布ロール12の周面に付着して搬出されるのであ
る。
本案は以上のようにタンク11内を、分離板24で区画
して塗布ロール12に対面する移送路Aと、タンク11
の内底面に対面する還流路Bとの間を接着剤が循環する
ようにしたので、タンク11内に充填された接着剤の全
体が、塗布ロール12の回転方向に引き上げられること
がなく、したがって、タンク11の口縁からの接着剤の
溢流を防止することができ、塗布ロール12の両側に間
隙を形成する必要がないため、小容量のタンクを使用で
きる。
して塗布ロール12に対面する移送路Aと、タンク11
の内底面に対面する還流路Bとの間を接着剤が循環する
ようにしたので、タンク11内に充填された接着剤の全
体が、塗布ロール12の回転方向に引き上げられること
がなく、したがって、タンク11の口縁からの接着剤の
溢流を防止することができ、塗布ロール12の両側に間
隙を形成する必要がないため、小容量のタンクを使用で
きる。
また、還流路B内に戻る接着剤で常にタンク11の内底
面が満たされるため、タンク11の底面一部が空になる
ようなこともなく、ヒータ22の過熱や、サーモスタッ
ト23の誤動作を防止できる。
面が満たされるため、タンク11の底面一部が空になる
ようなこともなく、ヒータ22の過熱や、サーモスタッ
ト23の誤動作を防止できる。
さらに、本案によれば、移送路Aを形成する分離板24
の全域にわたって接着剤液を塗布ロール12に接触させ
るため、液量が減少した場合でも塗布ロール12に対す
る接着剤のいわゆる「濡れ性」を向上して均一な塗布作
業を行なうことができる。
の全域にわたって接着剤液を塗布ロール12に接触させ
るため、液量が減少した場合でも塗布ロール12に対す
る接着剤のいわゆる「濡れ性」を向上して均一な塗布作
業を行なうことができる。
以上実施例ではホットメルト接着剤塗布装置について説
明したが、これに限らず他の接着剤塗布装置にも全く同
様に適用することができ、接着剤が高粘度の場合でも、
あるいは塗布ロールとタンクとの間の間隔の大小、ロー
ル巾大小に関わらず、塗布ロールの回転により生ずる接
着剤の粘性流を有効に利用して接着剤を円滑に循環させ
つつ塗布作業を能率よく行なうことができる効果を有す
るものである。
明したが、これに限らず他の接着剤塗布装置にも全く同
様に適用することができ、接着剤が高粘度の場合でも、
あるいは塗布ロールとタンクとの間の間隔の大小、ロー
ル巾大小に関わらず、塗布ロールの回転により生ずる接
着剤の粘性流を有効に利用して接着剤を円滑に循環させ
つつ塗布作業を能率よく行なうことができる効果を有す
るものである。
第1図イ5口は従来の接着剤塗布装置を示すもので、イ
は塗布ロールの回転停止時の状態を示す断面図、口は塗
布ロールの回転時の状態を示す断面図、第2図は本案装
置の一実施例を示す斜視図、第3図は要部拡大一部断面
平面図、第4図は同一部断面正面図、第5図は第4図の
4−4線断面図である。 11・・・・・・タンク、12・・・・・・塗布ロール
、24・・・・・・分離板、A・・・・・・移送路、B
・・・・・・還流路。
は塗布ロールの回転停止時の状態を示す断面図、口は塗
布ロールの回転時の状態を示す断面図、第2図は本案装
置の一実施例を示す斜視図、第3図は要部拡大一部断面
平面図、第4図は同一部断面正面図、第5図は第4図の
4−4線断面図である。 11・・・・・・タンク、12・・・・・・塗布ロール
、24・・・・・・分離板、A・・・・・・移送路、B
・・・・・・還流路。
Claims (2)
- (1)接着剤を充填するタンク内に塗布ロールを回転可
能に横架させ、該塗布ロールと、タンクの内壁との間に
、塗布ロールに対面する接着剤の移送路と、タンクの内
壁に対面する接着剤の還流路とに区画する分離板を介装
したことを特徴とする接着剤塗布装置。 - (2)前記分離板は塗布ロールの回転方向に沿ってその
下周面より上方に向けて延設され、その上縁をタンクの
口縁に設置したドクターナイフの下方に位置せしめてな
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の接着剤塗布装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1074080U JPS5924388Y2 (ja) | 1980-01-31 | 1980-01-31 | 接着剤塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1074080U JPS5924388Y2 (ja) | 1980-01-31 | 1980-01-31 | 接着剤塗布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56114874U JPS56114874U (ja) | 1981-09-03 |
JPS5924388Y2 true JPS5924388Y2 (ja) | 1984-07-19 |
Family
ID=29607390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1074080U Expired JPS5924388Y2 (ja) | 1980-01-31 | 1980-01-31 | 接着剤塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5924388Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-01-31 JP JP1074080U patent/JPS5924388Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56114874U (ja) | 1981-09-03 |
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