JPS5924266B2 - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents

内燃機関の空燃比制御装置

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JPS5924266B2
JPS5924266B2 JP3285777A JP3285777A JPS5924266B2 JP S5924266 B2 JPS5924266 B2 JP S5924266B2 JP 3285777 A JP3285777 A JP 3285777A JP 3285777 A JP3285777 A JP 3285777A JP S5924266 B2 JPS5924266 B2 JP S5924266B2
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JP
Japan
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air
additional air
intake pipe
negative pressure
control valve
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JP3285777A
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時男 小浜
秀樹 大林
真 尾崎
英隆 野平
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Toyota Motor Corp
Soken Inc
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Nippon Soken Inc
Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、気化器を備える内燃機関において吸気管内へ
追加空気を供給することにより混合気の空燃比を制御す
る内燃機関の空燃比制御装置に関するものである。
一般に、内燃機関の負荷りと不整燃焼、失火等によりト
ルク変動を生じる空燃比A/Fとは第1図の曲線aで示
すような関係がある。
したがって、気化器から供給する混合気の空燃比は、ト
ルク変動を生じさせないために、例えば第1図の折線す
に示すように制御するのが望ましい。
ところが、従来の気化器では混合気の空燃比はほぼ一定
にしか調整できないので、例えば燃費、排気ガス浄化の
点を考慮して空燃比を第1図のA点近傍に設定したとす
ると負荷が軽い領域でトルク変動が生じてしまう。
したがって、燃費、排気ガス浄化の点で劣るB点近傍の
領域に空燃比を設定しなければならなかった。
このように、従来の気化器では空燃比の設定に制限を受
け、しかも空燃比15〜20という広い領域での空燃比
制御ができず、負荷により変化するような理想的な空燃
比設定は不可能であった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、追加空気により空燃比制御を行い、比
較制御弁により吸入空気量、追加空気量を表す負圧を比
較しつつ追加空気量を制御することにより、広い範囲で
高精度に空燃比制御を行うことができ、負荷によって空
燃比を補正制御し得る内燃機関の空燃比制御装置を提供
することにある。
以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第2図において、1は通常の4サイクル火花点火式内燃
機関で、その吸気系には吸気管2が設けてあり、その排
気系には排気管3が設けである。
吸気管2には気化器4が結合してあり機関1に混合気を
供給するようになっている。
この気化器4はエアフィルタ5からの清浄な空気と燃料
とを混合する通常のもので、ベンチュリ6、燃料を噴出
する燃料ノズル7、および任意に操作されるスロットル
弁8を有している。
副吸気管10は、混合気の空燃比を制御する追加空気を
供給するだめのもので、一端をエアフィルタ5に結合し
、他端を吸気管2に結合して、気化器4の燃料ノズル7
、スロットル弁7をバイパスするように設けである。
この副吸気管10には、ここを流れる追加空気を計量す
るための絞り(ベンチュリ )11を設けてあり、この
部分には絞り11の開口面積を変化させる第1の追加空
気制御弁20を設けである。
この第1の追加空気制御弁20は、圧力信号によりダイ
ヤフラムを揺動させこれにより弁を作動させる形式のも
ので、2分割されるケーシング21およびケーシング2
1に挾設されたダイヤフラム22によって圧力室23.
24が形成されている。
圧力室23は管6L 62を通して吸気管2と接続し
てあり、機関1の負荷を表す吸気負圧が導かれる。
また、圧力室24は大気に開放しである。
円すい台状の弁25は、副吸気管10内で往復動するよ
うに設けてあり、シャフト26によってダイヤフラム2
2に連結しこのダイヤフラム22と連動するようにしで
ある。
そして、弁25の往復動に伴って絞り11の開口面積が
変化する。
また、弁25は圧力室23に設けられたスプリング27
により開弁方向に付勢されている。
副吸気管10で第1の追加空気制御弁20の下流には第
2の追加空気制御弁30を設けである。
この第2の追加空気制御弁30も圧力信号によりダイヤ
フラムを揺動され、これにより弁を作動させる形式のも
ので、2分割されるケーシング31およびケーシング3
1に挾設されたダイヤフラム32によって圧力室33.
34が形成されている。
そして、圧力室33には圧力信号を導くようにし、圧力
室34は大気に開放しである。
バタフライ弁35は、副吸気管10内に回動自在に設け
てあり、シャフトおよびリング板からなるリンク機構3
6によってダイヤフラム32と連結し、ダイヤフラム3
2と連動するようにしである。
まだ、バタフライ弁35ば、圧力室33に設けられたス
プリング37により閉弁方向に付勢されている。
比較制御弁40は、第2の追加空気制御弁30への圧力
信号を発生するだめのもので、3分割されるハウジング
41およびハウジング41に挾設された2枚のダイヤフ
ラム42,43により3つの圧力室44,45.46を
形成しである。
そして、第1の圧力室44は、管63を通して絞り11
ののど部と接続してあり、ここの負圧信号、すなわち追
加空気量を表す圧力信号が導かれる。
第2の圧力室45は、管64を通して気化器4のベンチ
ュリ6と接続してあり、ここの負圧信号、すなわち吸入
空気量を表す圧力信号が導かれる。
第3の圧力室46は、ハウジング41に設けた大気孔4
7により大気に開放しである。
2枚のダイヤフラム42,43は、シャフト48により
互いに連結してあり、シャフト48の端部には弁体49
が固定しである。
この弁体49は、ハウジング41に形成された通路50
と第3の圧力室46とを連通ずる連通孔51を開、閉す
る。
通路50は、一方の側で管65を通して第2の追加空気
制御弁30の圧力室33に接続され、他方の側で管61
.66を通してスロットル弁8の下流の吸気管2に接続
されており、吸気管2内の吸気負圧を連通孔51から導
かれる大気圧によりブリード調整して制御圧力信号を発
生し、これを第2の追加空気制御弁30に加える。
なお、ダイヤフラム43はシール用のものであるため、
ダイヤフラム42よりも受圧面積を/」・さくしである
上記構成において、気化器4は機関′1の要求混合気よ
りもやや濃い混合気を生成するように設定してあり、任
意に操作されるスロットル弁8によって調整される吸入
空気は、気化器4で燃料と混合して機関1に供給され、
燃焼室丙で燃焼された後排気ガスとして大気中に放出さ
れる。
このとき、気化器4のベンチュリ6には(1)式で示す
ように機関1の主の吸入空気量に関係した大きさのベン
チュリ負圧が生じ、他方副吸気管10の絞り11にも同
様に(2)式で示すように副吸気管10内を通る追加空
気量に関係した負圧が生じる。
Q、=C1AI J△P1 ・・・・・・(1)
C2−C2A2Jt=、P2 ・・・・・・(2)
ここでQl :吸入空気量、C2”追加空気量、Ao:
ベンチュリ面積、A2:絞り11と弁25とで形成され
る面積で負荷に関係した値、△P0ベンチュリ負圧の絶
対値、△P2:絞り11の負圧の絶対値、C□、C2:
流量係数。
この時、気化器4のベンチュリ負圧と絞り11の負圧は
、それぞれ比較制御弁40にて比較されこれに応じて比
較制御弁40から第2の追加空気制御弁30に圧力信号
が伝達され、追加空気制御弁30によってベンチュリ負
圧と絞り11の負圧が実質的に比例するように副吸気管
100通路面積が制御される。
しかして、吸入空気量が増加してベンチュリ負圧が大き
くなると、比較制御弁40の弁体49は第1、第2圧力
室44,45の差圧により下方へ移動して連通孔51か
ら通路50へ流れる空気量を減少、あるいは遮断し、第
2の追加空気制御弁30の圧力室33へ加える吸気負圧
(圧力信号)を増大させて、これによりバタフライ弁3
5が開いて追加空気量を増加させる。
逆に吸入空気量が減少してベンチュリ負圧が小さくなる
と、比較制御弁40の弁体49は第1、第2の圧力室4
4゜45の差圧により上方へ移動して連通孔51から通
路50へ流れる空気量を増加し、第2の追加空気制御弁
30の圧力室33へ加える吸気負圧を減少させて、これ
によりバタフライ弁35が閉じる方向に作動して追加空
気量を減少させる。
また、追加空気量が増大して絞り11の負圧が大きくな
りすぎると、比較制御弁40の弁体49は第1、第2圧
力室44.45の差圧により上方へ移動して連通孔51
から通路50へ流れる空気量を増加させ、圧力室33へ
加える吸気負圧を減少させて、これによりバタフライ弁
35が閉じる方向に作動して追加空気量を減少させる。
逆に追加空気量が減少して絞り11の負圧が小さくなり
すぎると、比較制御弁40は圧力室33へ加える吸気負
圧を増大させ、バタフライ弁35を開いて追加空気量を
増加させる。
このようにして気化器4のベンチュリ負圧△P1 と絞
り11の負圧△P2は常に比例するように制御され、副
吸気管10から供給される追加空気は、基本的に(3)
式で示すように吸入空気量に比例する C2 =C2A2 J△P2 =に1C1AI JK2△P1 =に3Q1 ・・・・
・(3)(ここで、C2A2=KIC1A1.△P2=
にρP□K JK2=に3である。
ここで、絞り11の開口面積A2を一定として説明した
が、A2は第1の追加空気制御弁20によって変化する
したがって、(3)式は(4)式で示すように書き直さ
れる。
C2−に4A2 Ql ・・・曲・・・・・(4)つ
まり、追加空気量Q2は基本的には吸入空気量Q1 に
比例して制御されるが、絞り11の開口面積A2によっ
ても補正される。
ここで、機関1の負荷が変化した場合、すなわち (a) 高負荷の場合には、管61.62を通じて第
1の追加空気制御弁20の圧力室23に導かれる吸気管
2の負圧は/hさくなるので、弁25は図中左方向に移
動する。
したがって、絞り11の開口面積A2は大きくなり、追
加空気は増量される。
(b) 中負荷の場合には、吸気管2の負圧は高負荷
の場合と比べて高くなるので弁25は図中右方向に移動
し、開口面積A2は小さくなって追加空気は減量される
(c) 低負荷の場合には、吸気管2の負圧は中負荷
の場合より高(なるので弁25は図中右方向にさらに移
動し、開口面積A2を小さくして追加空気量A2を減少
する。
こうして、追加空気量Q2は、基本的には吸入空気量Q
1 に比例するよう制御され、しかもその比例係数は負
荷が高くなる程太き(、負荷が低くなる程小さくという
形式で制御される。
この結果 吸入空気量Q1 に対し追加空気量Q2の割
合が機関1の負荷(吸気負圧)に応じて変化し、吸気負
圧が−400runHgから一100TtrIIHgま
で変化すると機関1に供給される混合気の空燃比A/F
は15付近から20付近まで変化する。
なお、機関1の負荷が全負荷に近い状態、すなわち吸気
負圧が一100mmHg〜大気圧の場合には圧力室33
へ導かれているのがこの吸気負圧であるため、吸気負圧
が小さくなるに伴って第2の追加制御弁30のバタフラ
イ弁35は閉じ側に作動し追加空気量を減少させる。
したがって、混合気の空燃比A/Fは20付近から15
付近まで変化する。
以上より、混合気の空燃比A/Fは、第1図の折線すの
ように高精度に制御され、機関1はトルク変動ml少し
ることなく、かつ良好な燃費で運転され、しかも排気ガ
ス中の有害成分も低減される。
なお、上記実施例では追加空気量を表す信号として絞り
11ののど部の負圧を用いたが、絞り110前後差圧を
利用してもよい。
この場合、絞り11の上流の圧力は大気圧であるため、
特に比較制御弁40に導く必要はなく、絞り11の下流
部に負圧ポートを設けて、このポートと比較制御弁40
の第1の圧力室44とを管で接続すればよい。
以上述べたように本発明によれば、簡単な構造でもって
機関に供給する混合気の空燃比を理想的に制御でき、機
関のトルク変動防止、燃費の向上排気ガス有害成分の低
減を図ることができるという優れた効果を奏する。
また、従来の気化器では、プライマリポート、セカンダ
リポート、アイドルポート等の多数の空気通路、多数の
燃料系統が必要であったが、これを簡略化でき生産上火
なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は負荷(吸気負圧)と空燃比の関係を示すグラフ
、第2図は本発明の一実施例を示す模式構成図である。 1・・・内燃機関、2・・・吸気管、4・・・気化器、
6・・・ベンチュリ、10・・・副吸気管、11・・・
絞り、20・・・第1の追加空気制御弁、30・・・第
2の追加空気制御弁、40・・・比較制御弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 気化器により吸気管を介して混合気を供給するよう
    にした内燃機関において、前記吸気管内に追加空気を供
    給するだめの副吸気管と、この副吸気管内に設けられた
    絞りと、前記副吸気管に設けられ前記内燃機関の負荷を
    表す前記吸気管内の負圧に応じて前記絞りの開口面積を
    変化させる第1の追加空気制御弁と前記副吸気管の前記
    絞りの下流に設けられ圧力信号により追加空気量を制御
    する第2の追加空気制御弁と、前記気化器から吸入され
    る吸入空気量を表す気化器のベンチュリ負圧と追加空気
    量を表す前記絞りによる生じる負圧とを比較し、それに
    応じて前記第2の追加空気制御弁に加える圧力信号を制
    御する比較制御弁とを備え、吸入空気量と負荷に応じて
    制御される追加空気により混合気の空燃比を制御するよ
    うにしたことを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置、
    2 前記追加空気量を表す負圧が前記絞りののど部の負
    圧である特許請求の範囲第1項記載の内燃機関の空燃比
    制御装置。
JP3285777A 1977-03-24 1977-03-24 内燃機関の空燃比制御装置 Expired JPS5924266B2 (ja)

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JPS53118624A JPS53118624A (en) 1978-10-17
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