JPS5924174Y2 - ガンダイオ−ド発振器 - Google Patents
ガンダイオ−ド発振器Info
- Publication number
- JPS5924174Y2 JPS5924174Y2 JP4851578U JP4851578U JPS5924174Y2 JP S5924174 Y2 JPS5924174 Y2 JP S5924174Y2 JP 4851578 U JP4851578 U JP 4851578U JP 4851578 U JP4851578 U JP 4851578U JP S5924174 Y2 JPS5924174 Y2 JP S5924174Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- gunn diode
- oscillation
- low
- oscillator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、連続的に高周波発振している回路から、そこ
で使われている発振素子自身の持つ低周波負性抵抗によ
る発振現象を利用して得られる高周波発振器に関するも
のである。
で使われている発振素子自身の持つ低周波負性抵抗によ
る発振現象を利用して得られる高周波発振器に関するも
のである。
従来のパルス変調高周波発振器においては、パルス変調
するための変調器が必要であるため回路構成が複雑で装
置が大型化し高価になる欠点があった。
するための変調器が必要であるため回路構成が複雑で装
置が大型化し高価になる欠点があった。
一般にパルス変調された高周波と、パルス変調されてい
ない高周波を取り扱う場合、前者の方がより低い電力レ
ベルまで検知され得る。
ない高周波を取り扱う場合、前者の方がより低い電力レ
ベルまで検知され得る。
これは受信側で帯域の狭い交流増幅器が使用できること
と、変調周波数を高い周波数に選ぶことにより受信検波
器の一般に1/f雑音と呼ばれている低周波雑音を軽減
できることによる。
と、変調周波数を高い周波数に選ぶことにより受信検波
器の一般に1/f雑音と呼ばれている低周波雑音を軽減
できることによる。
発振器と受信検波器をある距離対向させて設置し、この
両者の間を何者かがしゃ断すると受信レベルが変化し警
報を発する装置が考案されて実用化しているが、この種
の装置では一般に発振器とパルス変調器を用いて感度の
向上を計っている。
両者の間を何者かがしゃ断すると受信レベルが変化し警
報を発する装置が考案されて実用化しているが、この種
の装置では一般に発振器とパルス変調器を用いて感度の
向上を計っている。
本考案は、パルス変調器を用いない、回路構成の簡単な
自励式のパルス変調高周波発振器を提供するものである
。
自励式のパルス変調高周波発振器を提供するものである
。
以下にガンダイオード素子を用いた10.5GHz高周
波発振器についての本考案実施例をとりあげて、その原
理と動作を詳しく説明する。
波発振器についての本考案実施例をとりあげて、その原
理と動作を詳しく説明する。
第1図に、ガンダイオードの直流バイアス電圧電流特性
と高周波発振特性とを示す。
と高周波発振特性とを示す。
バイアス電圧■、を上昇させるとバイアス電流IFは増
加しバイアス電圧が3.5V付近の閾値vthに達する
とバイアス電流■、は最大値を示す。
加しバイアス電圧が3.5V付近の閾値vthに達する
とバイアス電流■、は最大値を示す。
これ以上バイアス電圧を上昇させると電流は減少してき
て負性抵抗を示し、閾値vthより約0.5■上昇した
ところで低周波発振領域に入り、バイアス電圧が5V付
近で高周波発振開始領域に入る。
て負性抵抗を示し、閾値vthより約0.5■上昇した
ところで低周波発振領域に入り、バイアス電圧が5V付
近で高周波発振開始領域に入る。
そして、バイアス電圧の上昇につれて高周波発振電力P
oは増大し、約8v付近で最大となる。
oは増大し、約8v付近で最大となる。
そこで高周波発振器としての最適なバイアス電圧は高周
波発振電力Poが最大となる所ということになるが、実
用的にはそれより若干低い所に動作電圧Vopを設定す
る方が種々の使用状態に対して安定であることが知られ
ている。
波発振電力Poが最大となる所ということになるが、実
用的にはそれより若干低い所に動作電圧Vopを設定す
る方が種々の使用状態に対して安定であることが知られ
ている。
パルス変調を行う場合は直流電圧を低周波発振領域のバ
イアス点にし、低周波発振させる。
イアス点にし、低周波発振させる。
この低周波発振の周波数を規定するためにコイルを通し
てバイアス電圧を加える。
てバイアス電圧を加える。
また発振した低周波の振幅の最大点が動作電圧Vopに
なるように定電圧ダイオードをバイアス回路に入れ、こ
れ以上のバイアス電圧がかからないように制限する。
なるように定電圧ダイオードをバイアス回路に入れ、こ
れ以上のバイアス電圧がかからないように制限する。
以上のようにして低周波によってバイアス電圧が高周波
発振を開始する直前の直流電圧、すなわち第1図のバイ
アス電圧■、が閾値型’EVthと5■の間の電圧とV
opとの間を周期的にくり返すようにするとバイアス電
圧が5V以下の時には高周波発振は出力されず、高周波
がパルス的に発振されることになる。
発振を開始する直前の直流電圧、すなわち第1図のバイ
アス電圧■、が閾値型’EVthと5■の間の電圧とV
opとの間を周期的にくり返すようにするとバイアス電
圧が5V以下の時には高周波発振は出力されず、高周波
がパルス的に発振されることになる。
第2図に本考案になるパルス変調ガンダイオード発振回
路の構成を示す。
路の構成を示す。
ガンダイオード素子1の一方の電極は一端が短絡された
導波管2内で、短絡面3よりλg/2(λg:高周波発
振周波数の管内波長)の点でバイアス電極4に接続され
、もう一方の電極は導波管2に直流的に接続している。
導波管2内で、短絡面3よりλg/2(λg:高周波発
振周波数の管内波長)の点でバイアス電極4に接続され
、もう一方の電極は導波管2に直流的に接続している。
ガンダイオード素子1と短絡面3との間で共振回路が形
成され高周波の発振周波数が決まる。
成され高周波の発振周波数が決まる。
バイアス電極4は導波管2と直流的には絶縁され、高周
波的には容量性で短絡しているため、外部に高周波は漏
れないが、数十KHz以下の低周波はこの容量性では短
絡されないためバイアス電圧にそのような低周数の交流
を乗せることができる。
波的には容量性で短絡しているため、外部に高周波は漏
れないが、数十KHz以下の低周波はこの容量性では短
絡されないためバイアス電圧にそのような低周数の交流
を乗せることができる。
定電圧ダイオード5は直流的にガンダイオード素子1と
並列で、しかも極性は逆となるようにバイアス回路に入
れられる。
並列で、しかも極性は逆となるようにバイアス回路に入
れられる。
また抵抗器6とコイル7は直流電源8とガンダイオード
素子1との間に直列に接続されている。
素子1との間に直列に接続されている。
この時の低周波発振周波数fp(すなわちパルスくり返
し周波数)はほぼ次式で決定される。
し周波数)はほぼ次式で決定される。
L:コイルのりアクタン値、R′:抵抗器の抵抗値と発
振器の負性抵抗の合成値、また、高周波の発振周波数は
約管内波長λgの周波数になる。
振器の負性抵抗の合成値、また、高周波の発振周波数は
約管内波長λgの周波数になる。
第3図にパルス変調された高周波変調波形を示す。
以上の動作を応用したパルス変調ガンダイオード発振器
を用いることによって前記の警報器等は回路が簡素化さ
れ低価で供給可能となる。
を用いることによって前記の警報器等は回路が簡素化さ
れ低価で供給可能となる。
以上の説明は10.5 GHzの導波管形の発振器につ
いて行ったが、本考案は他の周波数でも勿論可能である
し、同軸形、ストリップ線路形等の発振器についても可
能で゛あることは明白である。
いて行ったが、本考案は他の周波数でも勿論可能である
し、同軸形、ストリップ線路形等の発振器についても可
能で゛あることは明白である。
第1図はガンダイオードの直流バイアス電圧・電流特性
および発振出力特性であり、縦軸にバイアス電流■、お
よび発振出力Poが、横軸にバイアス電圧VFが表示し
である。 第2図AおよびBは本考案の一実施例によるパルス変調
ガンダイオード発振器の断面図および左側面図である。 第3図は被変調高周波出力波形を示す。 1・・・・・・ガンダイオード素子、2・・・・・・導
波管、3・・・・・・短絡面、4・・・・・・バイアス
電極、5・・・・・・定電圧ダイオード、6・・・・・
・抵抗器、7・・・・・・コイル、8・・・・・・直流
電源。
および発振出力特性であり、縦軸にバイアス電流■、お
よび発振出力Poが、横軸にバイアス電圧VFが表示し
である。 第2図AおよびBは本考案の一実施例によるパルス変調
ガンダイオード発振器の断面図および左側面図である。 第3図は被変調高周波出力波形を示す。 1・・・・・・ガンダイオード素子、2・・・・・・導
波管、3・・・・・・短絡面、4・・・・・・バイアス
電極、5・・・・・・定電圧ダイオード、6・・・・・
・抵抗器、7・・・・・・コイル、8・・・・・・直流
電源。
Claims (1)
- ガンダイオード素子を使った高周波発振器において、該
素子自身が示す低周波発振の周波数および振幅を制限す
る低周波共振器回路が前記素子への直流バイアス回路内
に構成されており、該低周波発振によって高周波発振を
該低周波発振の周波数で決まるくり返し周波数で断続的
に行わせしめることを特徴としたガンダイオード発振器
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4851578U JPS5924174Y2 (ja) | 1978-04-12 | 1978-04-12 | ガンダイオ−ド発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4851578U JPS5924174Y2 (ja) | 1978-04-12 | 1978-04-12 | ガンダイオ−ド発振器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54151157U JPS54151157U (ja) | 1979-10-20 |
JPS5924174Y2 true JPS5924174Y2 (ja) | 1984-07-18 |
Family
ID=28932374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4851578U Expired JPS5924174Y2 (ja) | 1978-04-12 | 1978-04-12 | ガンダイオ−ド発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5924174Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-04-12 JP JP4851578U patent/JPS5924174Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54151157U (ja) | 1979-10-20 |
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