JPS5923944Y2 - ダンパ− - Google Patents
ダンパ−Info
- Publication number
- JPS5923944Y2 JPS5923944Y2 JP17411677U JP17411677U JPS5923944Y2 JP S5923944 Y2 JPS5923944 Y2 JP S5923944Y2 JP 17411677 U JP17411677 U JP 17411677U JP 17411677 U JP17411677 U JP 17411677U JP S5923944 Y2 JPS5923944 Y2 JP S5923944Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper
- heat
- present
- ceramics
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Sliding Valves (AREA)
- Air Supply (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は加熱炉、溶解炉なとの窯炉における煙道、排出
口などに懸垂、設置されて火焔、廃ガス及び溶解物など
の流体の通過を遮断又は調整するためのダンパーに関す
るもので、特に炭化けい素質、窒化けい素質又は窒化け
い素結合炭化けい素質などの耐熱性セラミックスにて製
造された管状体にて構成されたダンパーに関するもので
ある。
口などに懸垂、設置されて火焔、廃ガス及び溶解物など
の流体の通過を遮断又は調整するためのダンパーに関す
るもので、特に炭化けい素質、窒化けい素質又は窒化け
い素結合炭化けい素質などの耐熱性セラミックスにて製
造された管状体にて構成されたダンパーに関するもので
ある。
一般にガス、重油、灯油、電気の各熱源により燃焼、加
熱される加熱炉、溶解炉なとの窯炉には、その煙道、排
気口などの適当な個所に設置されて、火焔、廃ガス或は
溶解物などの如き流体の通過を遮断又は調整するための
ダンパーが使用されるが、このダンパーは絶えず急激に
高温に暴露され、又は急激に冷却され、或は下部を高温
に、上部を低温に暴露されるなど著しい熱変化を絶えず
受けるものである。
熱される加熱炉、溶解炉なとの窯炉には、その煙道、排
気口などの適当な個所に設置されて、火焔、廃ガス或は
溶解物などの如き流体の通過を遮断又は調整するための
ダンパーが使用されるが、このダンパーは絶えず急激に
高温に暴露され、又は急激に冷却され、或は下部を高温
に、上部を低温に暴露されるなど著しい熱変化を絶えず
受けるものである。
従って現在、ダンパーとしては金属板の他に粘土質、高
アルミナ質、炭化けい素質などの耐火レンガ、キャスタ
ブル材にて製造される種々の形状のダンパーが使用され
ているが、これらは何れも上記の如き急激な熱変化に対
する充分な熱抵抗性をもたないため、使用後間もなく亀
裂を発生し、遂には崩壊し使用不能となるばかりでなく
、亀裂崩壊によって生ずるセラミックス微粉が溶融金属
に混入すると、圧延トラブルの原因を作り出すなどの欠
点を有している。
アルミナ質、炭化けい素質などの耐火レンガ、キャスタ
ブル材にて製造される種々の形状のダンパーが使用され
ているが、これらは何れも上記の如き急激な熱変化に対
する充分な熱抵抗性をもたないため、使用後間もなく亀
裂を発生し、遂には崩壊し使用不能となるばかりでなく
、亀裂崩壊によって生ずるセラミックス微粉が溶融金属
に混入すると、圧延トラブルの原因を作り出すなどの欠
点を有している。
そのため水冷式ダンパーが使用され、これは上部に注入
口、排水口を備えた中空密閉鉄製箱状ダンパーであり、
煙道内又は金属溶解炉の必要な個所に懸垂して高温度に
暴露されても、注水、排水が順調に行なわれていればダ
ンパーと温度は１００℃以上に上昇することがないので
長く使用することができるけれども、この水冷ダンパー
は水の循環に電力を要するほかもし漏水が発生すると、
水蒸気爆発などの危険災害が発生するなどの欠陥を有し
ている。
口、排水口を備えた中空密閉鉄製箱状ダンパーであり、
煙道内又は金属溶解炉の必要な個所に懸垂して高温度に
暴露されても、注水、排水が順調に行なわれていればダ
ンパーと温度は１００℃以上に上昇することがないので
長く使用することができるけれども、この水冷ダンパー
は水の循環に電力を要するほかもし漏水が発生すると、
水蒸気爆発などの危険災害が発生するなどの欠陥を有し
ている。
本考案は前述の如き欠陥につき改善され、寿命の著しく
延長されたダンパーを提供することを目的とするもので
ある。
延長されたダンパーを提供することを目的とするもので
ある。
即ち本考案は炭化けい素質、窒化けい素質及び窒化けい
素結合炭化けい素質などの耐熱性セラミックスにて製造
されている熱電対用保護管が炉内の雰囲気の温度及び溶
融金属の溶融温度を測定するに当って、充分な耐食性、
耐スポーリング性及び熱間強度を発揮している点に着目
し、このようにすぐれた特性を有する前述の耐熱性セラ
ミックスにて製造された管状体を複数個、長手方向に平
行して一列に密着配置して構成したダンパーに関するも
のである。
素結合炭化けい素質などの耐熱性セラミックスにて製造
されている熱電対用保護管が炉内の雰囲気の温度及び溶
融金属の溶融温度を測定するに当って、充分な耐食性、
耐スポーリング性及び熱間強度を発揮している点に着目
し、このようにすぐれた特性を有する前述の耐熱性セラ
ミックスにて製造された管状体を複数個、長手方向に平
行して一列に密着配置して構成したダンパーに関するも
のである。
次に本考案を図面に基き説明する。
添付図面において第１図は本考案ダンパーの斜面図、第
２図は同平面図を夫々示すが、本考案ダンパーは図面に
示すように炭化けい素など前述のセラミックスにて製造
された薄肉有底管１を複数個、長手方向に平行して一列
に配列し、さらに容管１の中間にはセラミックス製シー
ト、ペーパー２を挾み、これを補強用タイプレート３及
びボルトナツト４とによって間隙を生じないように固着
すると同時にタイプレート３と管１との間にも前記シー
ト、ペーパー２を挾んで固着するものである。
２図は同平面図を夫々示すが、本考案ダンパーは図面に
示すように炭化けい素など前述のセラミックスにて製造
された薄肉有底管１を複数個、長手方向に平行して一列
に配列し、さらに容管１の中間にはセラミックス製シー
ト、ペーパー２を挾み、これを補強用タイプレート３及
びボルトナツト４とによって間隙を生じないように固着
すると同時にタイプレート３と管１との間にも前記シー
ト、ペーパー２を挾んで固着するものである。
本考案はこのように複数個のセラミックス製管状体にて
構成されており、一本一本の容管は耐食性、耐スポーリ
ング性及び熱間強度を有しているので、これを組み合せ
ることにより熱の急激なる変化即ち加熱、冷却の繰返し
に対しても亀裂を生ずることなくかつ所望の強度を保持
することができるものである。
構成されており、一本一本の容管は耐食性、耐スポーリ
ング性及び熱間強度を有しているので、これを組み合せ
ることにより熱の急激なる変化即ち加熱、冷却の繰返し
に対しても亀裂を生ずることなくかつ所望の強度を保持
することができるものである。
さらに本考案において複数個のセラミックス製管状体を
長手方向に平行して一列に密着配置せしめるに当っては
、図面に示すように各管間及び容管とタイプレートとの
間に弾性を有するセラミックスシート２を介在せしめる
ことにより容管の膨張、収納を吸収すると共に管間に間
隙が生ヒないように緊密に固着せしめている。
長手方向に平行して一列に密着配置せしめるに当っては
、図面に示すように各管間及び容管とタイプレートとの
間に弾性を有するセラミックスシート２を介在せしめる
ことにより容管の膨張、収納を吸収すると共に管間に間
隙が生ヒないように緊密に固着せしめている。
タイプレート３及びボルトナツト４はステンレス鋼の如
き金属、前述の如きセラミックスで作成され、図面に示
すように上部２ケ所においてボルトナツト４を以て管、
プレートに穿設した小孔により固着しているが、勿論固
着手段はこれに限るものではない。
き金属、前述の如きセラミックスで作成され、図面に示
すように上部２ケ所においてボルトナツト４を以て管、
プレートに穿設した小孔により固着しているが、勿論固
着手段はこれに限るものではない。
又基管状体は円形、楕円形、角形の何れでもよく、有底
管でも無底管でも差支えなく、又伝熱性を有するセラミ
ックス製管状体には、管内にアルミナ中空球、パーライ
トの如き断熱材を充填することもある。
管でも無底管でも差支えなく、又伝熱性を有するセラミ
ックス製管状体には、管内にアルミナ中空球、パーライ
トの如き断熱材を充填することもある。
以上説明したように本考案は耐食性、耐スポーリング性
及び機械的強度を有し、かつ熱の急激の変化に対しても
亀裂の発生することのないので苛酷な使用条件に対する
ダンパーとして極めて好適なものである。
及び機械的強度を有し、かつ熱の急激の変化に対しても
亀裂の発生することのないので苛酷な使用条件に対する
ダンパーとして極めて好適なものである。
第１図は本考案ダンパーの斜面図、第２図は同平面図で
ある。 図中 １・・・・・・セラミックス製管状体、２・・・
・・・セラミックスシート、ペーパー、３・・・・・・
タイプレート、４・・・・・・ボルトナツト、５・・・
・・・懸垂用取手。
ある。 図中 １・・・・・・セラミックス製管状体、２・・・
・・・セラミックスシート、ペーパー、３・・・・・・
タイプレート、４・・・・・・ボルトナツト、５・・・
・・・懸垂用取手。
Claims (1)
- 耐熱性セラミックスにより製造された管状体を複数個長
手方向に平行して一列に密着配置して構成したことを特
徴とするダンパー
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17411677U JPS5923944Y2 (ja) | 1977-12-26 | 1977-12-26 | ダンパ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17411677U JPS5923944Y2 (ja) | 1977-12-26 | 1977-12-26 | ダンパ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5498856U JPS5498856U (ja) | 1979-07-12 |
| JPS5923944Y2 true JPS5923944Y2 (ja) | 1984-07-16 |
Family
ID=29180425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17411677U Expired JPS5923944Y2 (ja) | 1977-12-26 | 1977-12-26 | ダンパ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5923944Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-26 JP JP17411677U patent/JPS5923944Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5498856U (ja) | 1979-07-12 |
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