JPS5923516Y2 - 食品凍結装置 - Google Patents

食品凍結装置

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Publication number
JPS5923516Y2
JPS5923516Y2 JP1979165293U JP16529379U JPS5923516Y2 JP S5923516 Y2 JPS5923516 Y2 JP S5923516Y2 JP 1979165293 U JP1979165293 U JP 1979165293U JP 16529379 U JP16529379 U JP 16529379U JP S5923516 Y2 JPS5923516 Y2 JP S5923516Y2
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JP
Japan
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temperature
food
freezer
freezers
freezing
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979165293U
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English (en)
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JPS5681696U (ja
Inventor
淳 山崎
Original Assignee
日本酸素株式会社
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Publication date
Application filed by 日本酸素株式会社 filed Critical 日本酸素株式会社
Priority to JP1979165293U priority Critical patent/JPS5923516Y2/ja
Publication of JPS5681696U publication Critical patent/JPS5681696U/ja
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  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は低温液化ガスを利用したバッチ式の食品凍結
装置に関する。
従来、この種の食品凍結装置は第1図および第2図に示
すように構成されていた。
すなわち、第1図および第2図において、食品凍結装置
1の断熱槽(凍結庫)2には低温液化ガス噴射ノズル3
、ガス攪拌ファン4および排気管5が設けられている。
そして、凍結運転時には、ノズル3から低温ガスが噴出
され、同時にファン4が駆動され、これによって低温ガ
スが断熱槽2内を巡って食品を凍結させ、最終的に排気
管5を介して排出されるようになっている。
なお、温度調節器6、温度検出端7および電磁弁8は、
凍結庫2の庫内の温度を食品の凍結に最適な温度に保持
するものである。
また、断熱槽2には開閉扉9が設けられ、この開閉扉9
によって食品を載せた棚枠10を出し入れできるように
なっている。
ところで、以上のような従来の食品凍結装置1では、そ
の構成上、断熱槽2の内部温度と同一の温度のガスが排
気管5から外部に排出される。
たとえば、内部温度を一100°Cとすれば、排ガスの
温度も一100°Cとなる。
したがって、食品を十分に凍結(冷却)することができ
る冷熱が、排ガスとともに多量に放出され、大変に不経
済である。
この考案は以上のような背景のもとに考え出されたもの
であり、低温液化ガスの冷熱を有効に利用し、これによ
ってその消費量を低減する食品凍結装置を提供すること
を目的としている。
この考案では、以上の目的を遠戚するために、凍結運転
時に低温ガスを噴出する噴出口を備える複数の凍結庫と
、これら凍結庫のそれぞれを連通ずる連絡口とを食品凍
結装置に具備させ、凍結運転状態の凍結庫の低温ガスを
非凍結運転状態の凍結庫に前記連絡口を介して導入して
、その非凍結運転状態の凍結庫の中の食品を予冷するよ
うにしている。
以下、この考案の一実施例について第3図を参照して説
明する。
第3図において、この実施例の食品凍結装置20は、断
熱槽21、低温液化ガス噴射ノズル22.23、ガス攪
拌ファン24.25、排気管26゜27、温度調節器2
8、温度検出端29.30、電磁弁31゜32、切換ス
イッチ34.35.36などからなっている。
断熱槽21は2つの同一容量をもった凍結庫37、38
からなっている。
これら凍結庫37.38には図示しない開閉扉が設けら
れ、これによって、図示しない食品用棚枠を凍結庫37
.38に出し入れできるようになっている。
また、凍結庫37.38は連絡口42によって連通され
ている。
凍結庫37.38には噴射ノズル22.23、攪拌ファ
ン24.25および排気管26.27がそれぞれ設けら
れ、これらによって、凍結庫37.38の内部温度を低
温にするようになっている。
すなわち、低温液化ガスが導入管39を介してノズル2
2.23まで案内され、これらノズル22.23より噴
出される。
この噴出ガスは攪拌ファン24.25によって凍結庫3
7、38内を循環させられ、最終的に排気管26.27
を介して外部に排出されるが、この過程で棚枠の食品が
凍結されるようになっている。
なお、排気管26.27は必らずしも同時に開とされる
ものではなく、後述する予冷モードでは排気管26.2
7のダンパ40.41の一方が閉じられるようになって
いる。
温度調節器28、温度検出端29.30および電磁弁3
1.32は凍結庫37.38内の温度を食品の凍結に最
適なものに維持するためのものである。
すなわち、一方の凍結庫37の内部温度は温度検出端2
9で検出され、この検出出力が切換スイッチ34を介し
て温度調節器28に送出される。
そして、温度調節器28はその検出出力に基づいて電磁
弁31に制御出力を送出し、ノズル22から噴出される
低温ガスの量が調整され、これによって、凍結庫37の
内部温度が所望な値に維持されるようになっている。
また、他方の凍結庫38の内部温度も同様に所望な値に
維持される。
切換スイッチ36は運転モードを予冷モードまたは非予
冷モードに切り換えるためのものである。
予冷モードは、凍結庫37.38いずれか一方の食品を
凍結運転し、他方の食品を予冷するものであり、非予冷
モードは、必要に応じて行われるもので予冷を行うこと
なしに、凍結庫37.38を凍結運転させるものである
切換スイッチ36をオフにすると、予冷モードが実行さ
れるようになっている。
すなわち、切換スイッチ36をオフにすると、電磁弁3
1.32が独立に制御され、これによって、凍結庫37
.38のそれぞれの温度が独立に制御されるようになっ
ている。
そして、切換スイッチ34.35の切り換えのもとに凍
結庫37.38が交互に凍結運転されるようになってい
る。
たとえば、第3図に示すように切換スイッチ34、35
がa接点がわに切換えられているときには、凍結庫37
の検出端29のみから検出出力が温度調節器28に送出
され、この温度調節器28の制御出力が電磁弁31にの
み送出される。
したがって、この場合には凍結庫37のみが凍結運転さ
れる。
逆に、切換スイッチ34.35がb接点がわに切り換え
られたときには、他の凍結庫38のみが凍結運転される
また、切換スイッチ34.35の切り換えに応じて排気
管26.27のダンパ40.41が開閉されるようにな
っている。
すなわち、切換スイッチ34.35がa接点がわに切り
換えられると、ダンパ40が閉じ、ダンパ41が開とな
る。
逆に、切換スイッチ34゜35がb接点がわに切り換え
られると、ダンパ40が開となり、ダンパ41が閉とな
る。
すなわち、凍結庫37が凍結運転のときには、ダンパ4
0が閉で、ダンパ41が開となる。
したがって、凍結庫37の内部を循環した低温ガスは、
ダンパ40を介して排出されることがなく、すべて連絡
口42を介して他方の凍結庫38に案内される。
そして、このように案内された低温ガスが凍結庫38内
の食品を予冷し、最終的に他方のダンパ41を介して排
出される。
逆に、凍結庫38が凍結運転のときには、ダンパ41が
閉で、ダンパ40が開となり、この結果、凍結庫38の
食品が凍結され、他の凍結庫37の食品が予冷される。
また、切換スイッチ36をオンにすると、非予冷モード
が実行される。
すなわち、この場合には温度調節器28の同一の制御出
力が2つの電磁弁31、32に同時に供給される。
したがって、凍結庫37、38が同時に凍結運転される
なお、凍結庫37゜38の容量は同一であるから、それ
ぞれに同一種類で同一量の食品を収納しておけば、両凍
結庫37゜38の食品は同一速度で冷却される。
したがって、温度の検出は凍結庫37.38の一方、図
では凍結庫37のものについて行えば十分である。
つぎに、この実施例の運転について説明する。
まず、予冷モードでの運転について述べる。
なお、凍結庫37.38の容量を約7001とし、また
、低温液化ガスとして液化窒素を使用し、被凍結食品の
水分を70%、初湯を+30°C1目標の凍結温度を一
18°Cとする。
そして、1回に1つの凍結庫に収納する食品の重量を3
0 kgとする。
第3図において、はじめに、被凍結食品を凍結庫37.
38に30 kgずつ収納する。
そして、切換スイッチ36をオフにし、切換スイッチ3
4.35をa接点がわに切り換え、これによって、凍結
庫37を凍結運転させ、他の凍結庫38を予冷させる。
やがて、凍結庫37の食品が希望する凍結温度−18°
Cに到達したら、運転を停止して、凍結庫37の食品を
取り出す。
なお、予冷によって、凍結庫38の食品は+30’ C
から+2°Cまで予冷された。
つぎに、凍結庫37に前回とほぼ同一量の食品を収納す
る。
そして、今度は、切換スイッチ34.35をa接点がわ
からb接点がわに切り換え、これによって、凍結庫38
を凍結運転させ、他の凍結庫37を予冷させる。
こうして、今度は凍結庫38の食品を+2°Cから一1
8°Cまで冷却させると共に、凍結庫37の食品を+2
°Cまで予冷させる。
そして、凍結庫38の食品が凍結したら、運転を停止し
、凍結した食品を取り出す。
以降、同様に凍結庫37.38の凍結運転を交互に繰り
返し、凍結庫37.38の食品を予冷・凍結していく。
以上の予冷モードでは、予冷を行っているため、従来の
食品凍結装置に較べ、液化窒素の使用量が約25%短縮
され、■回のバッチの所要時間も約25%短縮された。
本考案は通常上記した予冷モードで運転されるが、必要
に応じて例えば短時間に凍結品が得たい場合、あるいは
緩慢凍結が不都合な場合には、切換スイッチ36をオン
にするだけで容易に従来と同様な運転が可能である。
この場合にも、同量で同種の食品を凍結庫37.38に
収納する。
そして運転を開始すると、凍結庫37.38が同時に凍
結運転され、この結果、凍結庫37.38の食品が同一
速度で冷却される。
食品の温度が希望する値に達したら、運転を停止し、両
凍結庫37.38の食品を同時に取り出す。
以上の操作を繰り返し、バッチ方式の食品凍結を行う。
なお、本考案はこの実施例に限定されるものではなく、
たとえば、凍結庫の個数を3個以上にしてもよい。
以上説明したように、この考案の食品凍結装置は、凍結
運転時に低温ガスを噴出する噴出口を備える複数の凍結
庫と、これら凍結庫のそれぞれを連通ずる連絡口とを具
備し、凍結運転状態の凍結庫の低温ガスを非凍結運転状
態の凍結庫に前記連絡口を介して導入して、その非凍結
運転状態の凍結庫の中の食品を予冷するようにしている
したがって、従来、排出ガスとともにむだに放出されて
いた冷熱を食品の予冷に用いているため、冷熱を有効に
利用することができる。
また、予冷を行っているため、食品を冷却する時間(1
回のバッチの所要時間)が短縮される。
又、必要に応じて切換スイッチ36をオンにし、それぞ
れの凍結庫37.38を同時に凍結運転することも可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ従来例を断面して示す正
面図および側面図、第3図はこの考案の一実施例を示す
断面図である。 20・・・・・・食品凍結装置、21・・・・・・断熱
槽、22.23・・・・・・噴出口(低温液化ガス噴射
ノズル)、24.25・・・・・・ガス攪拌ファン、2
6.27・・・・・・排気管、28・・・・・・温度調
節器、29.30・・・・・・温度検出端、31.32
・・・・・・電磁弁、34、35.36・・・・・・切
換スイッチ、37.38・・・・・・凍結庫、40、4
1・・・・・・ダンパ、42・・・・・・連絡口。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)断熱槽を、電磁弁を介在させた低温液化ガス供給
    管と連設した噴出口と、ダンパを介在させた排気管と、
    ガス攪拌ファンおよび温度検出端等をそれぞれ有する複
    数の凍結庫で構成し、かつ連絡口によりそれぞれの凍結
    庫内のガスが流通自在となるようにすると共に、前記温
    度検出端と連設する温度調節器、および切換スイッチ等
    からなる制御機構を設けたことを特徴とする食品凍結装
    置。
  2. (2)前記複数の凍結庫のいずれかに低温液化ガスを噴
    霧して凍結を行い、該凍結庫内の低温ガスを連絡口を介
    して残りの凍結庫内に導びき予冷することを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の食品凍結装置。
JP1979165293U 1979-11-29 1979-11-29 食品凍結装置 Expired JPS5923516Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979165293U JPS5923516Y2 (ja) 1979-11-29 1979-11-29 食品凍結装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979165293U JPS5923516Y2 (ja) 1979-11-29 1979-11-29 食品凍結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5681696U JPS5681696U (ja) 1981-07-02
JPS5923516Y2 true JPS5923516Y2 (ja) 1984-07-12

Family

ID=29676211

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979165293U Expired JPS5923516Y2 (ja) 1979-11-29 1979-11-29 食品凍結装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2512472Y2 (ja) * 1990-07-19 1996-10-02 株式会社リキッドガス 液化ガスを用いる凍結装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS521497A (en) * 1975-06-24 1977-01-07 Toshiba Corp Forming method of transparent conductive indium oxide film

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS521497A (en) * 1975-06-24 1977-01-07 Toshiba Corp Forming method of transparent conductive indium oxide film

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JPS5681696U (ja) 1981-07-02

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