JPS59229341A - 建築用パネルの製造法 - Google Patents

建築用パネルの製造法

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JPS59229341A
JPS59229341A JP10178083A JP10178083A JPS59229341A JP S59229341 A JPS59229341 A JP S59229341A JP 10178083 A JP10178083 A JP 10178083A JP 10178083 A JP10178083 A JP 10178083A JP S59229341 A JPS59229341 A JP S59229341A
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JP
Japan
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core material
impregnated
resin
hollow core
panel
Prior art date
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JP10178083A
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渡辺 義郎
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は段ボールシートの積層物を心材とした多目的パ
ネルに関するもので、軽量で防湿、断熱性にすぐれ圧縮
強度、曲げ強度が大である特徴を有して各種間仕切り、
襖、扉、天井、壁、床、屋根材、棚やボックス家具材、
コンクリート型枠等に好適な建築用パネルを提供するも
のである。
在来の襖、間仕切等は木製又はペーパー製芯材の表裏面
を表装したにすぎず、心材自体に充分な強度をもたない
ため、比較的強固な枠体で補強しなければならず、また
芯材自体に特別な加工をしていないため断熱性、吸湿性
に劣るものであった。
ま九構築物の施工に当りパネル式型枠を支保材で支持し
てコンクリートを打設することが行われているが、木製
のパネル式型枠はコンクリートの離散性が悪く、離型後
のケレン落しにも不利であるため、近時金属製型枠が盛
んに用いられている、金属製型枠はコンクリートの仕上
り面は良好になる反面、重量、サイズの点で制約がある
ほか高価であり、使用後の保守管理も手数を要する等の
欠点があった。
本発明は、段ボールシートの短冊状スリットを多数密接
状態に並置し接着したうえ飽和ポリエステル樹脂液を含
浸させた中空心材の両面に樹脂含浸板紙を積層してペー
パー製の建築用パネルを容易に製造するようにしたもの
であって、そのパネルは軽量で曲げ強度が大きく、断熱
性にすぐれ、建具、家具、内外装材等各種建築用資材と
して好適であるほか、コンクリートの剥離性が良く表面
硬さ、圧縮並びに曲げ強度が大であるため、コンクIJ
 −ト型枠として転用回数を著しく向上させたものとす
ることができる。
本発明では上記のごときパネルを簡易に、かつ低コスト
で製造するようにしたものである。
すなわち段ボールシートの短冊状スリットを多数密接配
置し接着した中空心材に樹脂液を含浸させ、そのスリッ
ト端面がなす表面に樹脂含浸の板紙を積層□するように
したものである。樹脂液としては飽和ポリエステル樹脂
をアセトンのごとき溶剤にとかしたワニスを用い、含浸
させたのち完全に硬化させる。樹脂含浸に際しては、受
皿上に載せた中空心材の上方から溶剤に溶かした樹脂液
をスプレーすると同時に、受皿上に浅く溜った液を中空
心材の下から滲透させて10〜60重量%の樹脂含浸物
とする。含浸させた心材を乾燥して溶剤を回収し硬化さ
せる。次いで樹脂含浸心材の両面に同前樹脂含浸板紙を
積層するか、或いは一面に樹脂含浸板紙、他面にベニヤ
合板を貼着する。樹脂含浸量は10〜30重itsで防
湿性、耐水性、耐熱性が要求される程度に達するが、特
にこの要求具合の高度のものは30重量%以上とする。
また上記中空心材をスリットの方向を直交させた状態で
2段またはそれ以上重ねることにより異方性をなくし、
パネル縦横方向に関する剛性が高く、曲げ強度を一層増
加したものとすることができる。
次に本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明方法の工程を示すものであって、段ボー
ルの短冊状スリットを多数密接させて接着した中空Id
材(1)をコータ(2)によって樹脂加工し、乾燥工程
(3)にて樹脂液中の溶剤を除去し硬化させる。この場
合に10〜50℃の加熱乾燥を行なうと一層硬化促進が
できる。次に心材の一面または両面に同前樹脂加工した
板紙を積層機(4)にて積層し樹脂の完全硬化をすって
パネル製品(5)とする。
中空心材(1)は、第2図に示すように段ボールシート
を所定幅に裁断した短冊状スリット(6)の多数を中空
部(力が上下方向にして並べ、かつ密接並置し貼着した
うえ樹脂を含浸させ、樹脂の完全硬化後中空心材(1)
の中空部(7)の開口端がなす一方の面又は両面に樹脂
含浸の板紙(8)を貼着し、常温又は加熱下でプレスし
樹脂を硬化させてパネル状とされている。
上記のように構成したパネルは、段ポールシートの短冊
状スリット(6)における中空部(力を上下方向に揃え
て多数並べた中空心材(1)を有しているので、パネル
板面厚み方向の圧縮強度が大であり、平面方向の強度も
強靭である。
上記板紙を貼着する際に、短冊状スリット(6)の端面
の密接で形成される平面と板紙との間に寒冷紗のごとき
メツシュの粗いクロスを介在させて両者の接合を良好に
し衝撃に対するねばりを発揮するようにしてもよい。
中空心材(1)を樹脂加工する場合に単なるディピング
とするときには樹脂含浸量が不均一になるため、第4図
のごとく両側に堰αυを設は九受皿0〔上に中空心材を
載置し、飽和ポリエステル樹脂と等量の溶剤(アセトン
)とを混合したものを多数のノスルをもつスプレーパイ
プ03よりシャワーリングし、受皿Onに溜った樹脂液
を中空心材(1)の下方から毛管作用により吸着させな
がら上下面にわたり均一に含浸させる。過剰液は堰01
)の外側に設けた溝(1騰に流れパイプ(+4)より排
出される。この場合に片面からのシャワーリングでは不
充分なときは、裏返して再度シャワーリングしてもよい
。次いで上記含浸物を常温にて硬化させる。完全硬化に
よって臭気を残さないようにする。乾燥段階において多
量の溶剤が蒸発するが、常法の手段によって回収する。
なお超音波加熱により乾燥すると心材内部まで確実に乾
燥することが可能である。
樹脂含浸量は中空心材(1)に対し10〜60重量%と
するが、好ましくは30〜50重量%である。
10〜30重量−でも一応の耐水性を有し通常の要求度
に応することができるが30重量%以上とすれば特にす
ぐれた耐水性のものが得られる。
次に上記含浸中空心材(1)の両面に樹脂含浸の板紙(
8)を貼着する。貼着のときには例えば醋ビ・エマルジ
ョン系接着剤を用い、プレスして接着ムラが生じないよ
うにする。また両面に板紙を貼ることに限らず、−面に
板紙、他面にベニヤ合板を貼(7) 着してもよい。また熱プレスを導入する場合には例えば
120〜130℃、3kg/crlL以下、3分の処理
を行なうことにより一層強固に接着することが可能であ
る。
第3図は中空心材(1)をスリットの方向を直交させた
状態で上下2段に重ねて重層パネル(5g)とした場合
を示している。図示の例では上下中空心材の間にクロス
(9)を介在させて両者の接合を良好にし衝撃に対する
ねばりを発揮させるようにしている。こ”の重量パネル
(5a)はスリットの方向を直交させて重ねているので
異方性をなくシバネルの縦横方向に関する剛性が高く曲
げ強度が著しく増強させているので、強度の要求される
床壁等の使用に適している。
なおベニヤ合板貼シとするときには、そのまま床板とし
て利用できるほか、ベニヤ合板の表面に   ・石膏等
の耐火材料を吹付け、或は耐火塗料を施して天井用の耐
火ボードとすることができる。バネC8) ルの中空心材は樹脂含浸により剛性があるため歪みやそ
りを生じないし、断熱性、防湿性の利点をそのまま保有
している。また耐水ベニヤ合板貼りとすれば、そのまま
屋根材とし、或は仮設小屋の壁材としても使用すること
ができる。
また図示を省略しだが、パネル表面にアルミ箔を貼り、
或は軽金属板を被着することにより雨戸や外壁用のサイ
ディングボードとして用いることができる。雨戸に用い
る場合には変形や歪みが起らず風圧に耐えるものとなり
、サイディングボードに用いる場合には芯材自体の防湿
性により特別な雨じまいを不要なものとすることができ
る。
上述のように本発明によれば、段ボールシートの短冊状
スリットを密に並べて中空芯材とし、これに飽和ポリエ
ステル樹脂液を含浸硬化させたのち、少なくともその片
面に同前樹脂含浸の板紙を貼着して一体化したため軽量
で、圧縮並びに曲げ強度にすぐれた建築用部材を安価に
提供することができる。また板紙および中空心材に至る
まで樹脂を均等に含浸させ、常温又は加熱下でプレスし
て耐水防湿性、断熱性にすぐれたものとしているので、
建具、家具、内外装の各稲建築用部材に適するものとす
ることができるほか、表面はコンクリートとの剥離性が
よいため、コンクリート型枠に用いるときには30〜4
0回の転用が可能である等の効果を発揮するものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の工程を示す図、第2図は製品パネ
ルの1部を破断して示した斜視図、第3図は中空心材を
直交させて2段重ねとしたパネルの破断斜視図、第4図
は樹脂含浸工程を示す断面図である。 (1)・・・中空心材    (2)・・・コータ(3
)・・・乾燥工程    (4)・・・積層機(5)・
・・パネル製品   (6)・・・短冊状シート(力・
・・中空部     (8)・・・板紙(9)・・・ク
ロス 特許出願人  渡 辺 義 部 代理人 芦田直衛 朝  倉  正  幸 (11) 第1図 第2図 第4図 2

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)段ボールシートの短冊状スリットを多数密接状態
    に並べ接着して中空心材をつくす、との中空心材に10
    〜60重量−の飽和ポリエステル樹脂液を含浸し、硬化
    させたのち、少なくともその一面に同量の飽和ポリエス
    テル樹脂を含浸した板紙を積層してなる建築用パネルの
    製造法。
  2. (2)中空心材の一方の面に飽和ポリエステル樹脂含浸
    板紙を積層し、他方の面にベニヤ合板を貼着してなる特
    許請求の範囲第1項記載の建築用パネルの製造法。
  3. (3)中空心材はスリットの方向を直交させた状態で2
    段またはそれ以上重ねてなる特許請求の範囲第1項記載
    の建築用パネルの製造法。
JP10178083A 1983-06-09 1983-06-09 建築用パネルの製造法 Pending JPS59229341A (ja)

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