JPS5922724A - 薄膜の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は傅Ｂ（＝＝の製造方法、彼に有枦ポリマー俗液
を水面に流延して所望の幅のン１；・−・を得る方法に
背・るものである。

逆浸透胛や限外濾過１ｊξ・、カス分齢１１ｉ）１等に
は、活性な超＃胆が部分的に用いられ、この膜の均一性
と成さば性能に大きな影響を力える。そして、かかる均
一な４参薄Ｂ！ｄ　’Ｌいかにして（４’ｌるかが現在
課題とされている。

従来、この様な細゛ｌｌｌ−，：を得る手段としては、
一般に得ようとする膜のポリマー浴液をノズル先端船か
ら水面上に滴下し、その一部を水面上に自由拡散ぜしめ
て成る広さの膜を得る手段が採られていた。しかしなが
らこの方法によると、Ｂ・ケ、１、自由拡散による生、
成に文字通りゆだねられており、自由に膜面積を制御す
ることは殆んど不可能に近かった。特に幅の広い大型の
１扮を得る工業的な手段は未だ満足すべきものがない。

本妃明者はかかる点に鉦み、自由に１・、・ｌ１１１棺
を制御出来る、伯に膜の幅方向を自由に制御しイ！する
この棹１ｋｐの製造方法を得ることを目的としてＶ’ｉ
ｌ＞々研究、検討した結果、特定の物性を翁する傾斜板
を用い、かかる板の傾斜面に沿ってポリマー溶液を水中
に導入せしめることにより、前記目的を達／７″／１し
得ることを見出した。

かくして本発明は、水に対する接触角が〇−１２０度と
なる材料を用い、かかる材料からなる板状体を傾斜角３
０〜７０度でその一端部を水中に浸漬し、かかる板状体
を伝わせてポリマー溶液を水中に導入せしめて該ポリマ
ー溶液ケ水面上に流延せしめることを特徴とするｋｈの
製造方法を提供するにある。

本発明において用いられる傾斜板となる板状体は、この
板状体を水平に置き、かかる板状体面上に水滴を置いた
時の接触角が０〜１２０度となる材料を選ぶ必要かを〕
る。かかる範囲を逸脱する場合には、板状体の傾斜角を
いかに調節しようとも、均一な薄膜が得られないと共に
、部分的に月かに亀裂が生じたり、本発す」の最大特徴
である膜幅の自由選択が実ｐ的に不可能となるので不適
当である。

更に本発明においては、かかるオか状体を傾斜角２０〜
７０度で用いる必要がある。その理由は、やはり上記材
料を選択するときのそれらとほぼ同様の為である。そし
てこれら板状体は、及び傾斜角３０〜６０度を採用する
場合には、特に安定して本発明の目的を達成し得るので
好ましい。

又、本発明においてはこの様な板状体の一端部は水中に
浸漬せしめられる。その理由は、ポリマー溶液が折角板
状体を伝わって水中に達する際、板状体端部が水面から
＊＋ｆれていると、自由空間からポリマー溶液を滴下せ
しめたと同様の結果となり、従来法と実質」二何ら変ら
力い結果となるからである。この為、板状体の一端部（
社）水中に浸漬されるが、浸漬の深さｄ、薄１匠形成及
びその性状にかなりの影響を力える。即ち、あまり浅す
ぎても本発明の目的に沿ったＮＪｙｆｌＤｌの形成が困
難であυ、ヌ、あオり深くても最早やそれ以上の効果は
期待し得す、徒らに水中にそのまま止まるポリマー溶液
の枳か増大するのみで意味がない。この為、浸漬の深さ
け、一般に０．２〜３　ａｎ、好ましくは一０５〜２ｃ
ｍを採用するのが適当である。

本発明において板状体の浸漬の深さ乞この様な範囲に選
ぶことによシ、供給されたポリマー溶液は浸漬された部
分の傾斜面に正寸り、その一部が水色１上に流延し、し
かもその板状体の板幅に沿った幅を保持しつつ均一な博
膜となる。

ポリマー溶液の傾斜板面への供給は、該板の幅が狭い場
合には一箇所からでも差し支えないが、一般に３〜１０
ｃＴｎ幅当りに一箇所の割合缶採用すると、ポリマー溶
液の板面への供給地点から水面迄の距離に実質的に影響
されることなく好−！１．い供給が可能と寿る。

又、ポリマー溶液の傾斜板面への供給は、例えば上記１
福毎に複数である場合又は−箇であっても、板面上を左
右に間欠的若しくｄｊψ続的に水平に供給口を移動せし
めて行なうと、＆　ｉｌｌ′１１にポリマー溶液が線状
に同寸って均一な７ｊ・リマー溶液の水中への供給がｂ
１害されるｔｉね、がなくなるので特に好ましい。

かかる板状体の材ηとして鴎、例えば月ぼりテトラフル
オロエチレン、ポリエチレン、ホ＋）フ’ロビレン、テ
トラフルオロエチレン−六弗化フロピレン共重合体等の
合成樹脂類や、ステンレス、真鍮、アルミニウム等の全
親類の板状体が挙けられる。

本発明に用いられるポリマーとしては、例えばポリスル
ホン、酢酸セルロース、ポリカーツｆネート、ポリフェ
ニレンオキサイド、ポリオルガノシロキサン リカーボネート共重合体、ポリ芳香族カーボネートエス
テル、ポリアクリル酸アルキルエステル、ポリメタクリ
ル自Ｖアルキルエステルげられる。

又、かかるポリマーを溶液とする為に用いられる溶媒と
しては、例えば塩化メチレン、クロロホルム、門地化炭
素、トリクロロエタン等の塩素系溶媒、トリクロロトリ
フルオロエタン、テトラクロロジフルオロエタン等のフ
ロン系溶媒、更にはこれらの混合溶媒、又はアセトン、
メチルエチルケトン等のケトン類、メタノール、エタノ
ール等のアルコール力°１やこれらの混合溶媒等ポリマ
ーの溶解性に応じて適宜選択便用出来る。

これら溶媒に溶解されたポリマー溶液の濃度は、あまり
薄すぎても濃すぎても、均一な薄さを有する薄膜及び亀
裂のない薄膜を得ることが出来ないので一般に濃度は０
．５〜１０重ｉ：　％、好ましくは１〜５　＠ｔＩ：　
％を採用するのが適当である。又、本発明において傾斜
板面に供給されるポリマー溶液の量は、一つの供給箇所
尚り０．５〜５７／分、好ましくは１〜３７／分程度を
採用するのが適当である。

次に本発明を実施例により説明する。

縦８ｃｍ、横３８Ｃｒｎのポリテトラフルオロエチレン
製の板を、縦６０Ｃｍ１横４０ａｎ１深さ１０ｍの水槽
にへ分目迄水を張シ、該水槽に前記板の横方向下端が水
中に１；　５　ｃｍ没するように該板を内角で５０度の
傾斜をつけて設槌した。

次ニ、ポリメチルシロキサンか５和気９％含まれる様に
塩化メチレン溶媒に溶解した溶液を調製した。前記ポリ
テトラフルオロエチレンＪｌｉ斜板の横方向上端部には
、これに沿って１ｃｍ上方から１５ｃｒｎ間隔で左右に
移動し得る構造の溶液供給ノズルが３本設けられ、かか
るノズル毎に前記調製した溶液を２　ｔ／’ｒ）−の割
合で供給しつつ、これらノズルを４０　ｃｎｌ／分の速
吸で左右に１５ｃｍづつ往復動させた。かくすることに
より水中に没した傾斜板部分に液溜りが先づ生じ、これ
と共に水面に板幅とほぼ同一幅の前記溶液の流延が前方
に向って拡がりはじめ、溶媒蒸発によるｍｌかの形成が
観察された。この薄膜を接触ロールを介して水面上で、
厚さ１９０μのポリエチレンテレフタレート不織布裏打
層を有する厚さ６０μの多孔質ポリスルホン膜支持材に
、周速２ｍ／分の割合で付着させ、かかる薄膜を５重に
積層した。

得られた複合膜を、直径１０Ｃｒｎの円形試験片に切り
出し、測定セルにセットし、ｒ＝、　［、２５℃、０、
２５　ａｔｍの条件下でその酸素富化性能を調べた処、
酸素濃度３１．１チ、酸素迷過速１ｊＡ’７２．　Ｏｎ
ｌ／ｌｎ’・時・ａｔｍを示し、かかる慴能は、水中に
流延を１時間続けた後に得だ膜においても同、際であり
、長時間運転に際しても安定した薄膜が得られることが
確認された。又、流延によって生成する薄１ｍの幅に変
動はなく、傾斜板の幅を保ち続けた。

伺、ポリマー溶液として、ポリジメチルシロキサンの四
塩化炭素溶液、ポリジメチルシロキサンｔ７）Ｒ−１１
３溶液、ポリス）ｖホンの塩化メチレン溶液、ポリスル
ホンのトリクロロエタン溶液を用いて同様な操作で製Ｂ
＝したものについても同様な好結果が得られた。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　水に対する接触角が０〜１２０度となる材料
   を用い、かかる材料から成る梗状体を傾斜角２０〜７０
   度でその一端部を水中に浸漬し、かかる枦状体を伝わせ
   てポリマー溶液を水中に導入せしめて詳ポリマー浴液を
   水１ｎ］上に流延せしめることを特徴とする薄膜の製造
   方〃−６（２）　　ポリマー溶液は板状体の左右方向に
   対し移動させながら板状体に供維する請求の範囲（１）
   の方法。 （３）　　ポリマー溶液の−磨け０５〜１０重律係でル
   ・る請求のｆｉｉｉｊ囲（１）の方法。