JPS5922447Y2 - 飲料用容器 - Google Patents
飲料用容器Info
- Publication number
- JPS5922447Y2 JPS5922447Y2 JP9365980U JP9365980U JPS5922447Y2 JP S5922447 Y2 JPS5922447 Y2 JP S5922447Y2 JP 9365980 U JP9365980 U JP 9365980U JP 9365980 U JP9365980 U JP 9365980U JP S5922447 Y2 JPS5922447 Y2 JP S5922447Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- heat exchange
- beverage
- main
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Table Devices Or Equipment (AREA)
- Table Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、主として飲料用液体の濃度を稀釈することな
く冷却もしくは加温するために用いられる飲料用容器に
関するもので、本体容器と間隙を配して該本体容器に着
脱自在に熱交換容器が設置される飲料用容器において、
本体容器と熱交換容器の着脱部分、係止片とこれを多段
的に係合させる保合部が形成され、かつこれら係止片と
保合部の少なくとも一方に弾性を附勢することにより、
本体容器に対する熱交換容器の挿入深さを可変としたこ
とを特徴とする。
く冷却もしくは加温するために用いられる飲料用容器に
関するもので、本体容器と間隙を配して該本体容器に着
脱自在に熱交換容器が設置される飲料用容器において、
本体容器と熱交換容器の着脱部分、係止片とこれを多段
的に係合させる保合部が形成され、かつこれら係止片と
保合部の少なくとも一方に弾性を附勢することにより、
本体容器に対する熱交換容器の挿入深さを可変としたこ
とを特徴とする。
一般に、この種飲料用容器としては、ガラス製本体容器
に間隙を配してガラス製の冷却容器が固定されたもの、
あるいは上記のものにおける冷却容器が本体容器の所定
の位置に着脱自在に設けられたものが知られている。
に間隙を配してガラス製の冷却容器が固定されたもの、
あるいは上記のものにおける冷却容器が本体容器の所定
の位置に着脱自在に設けられたものが知られている。
しかしながら、前者においては本体容器と冷却容器とが
一体となっているため、本体容器のみ、もしくは冷却容
器のみの使用ができず、一部の損傷にも全体の取換えが
必要である。
一体となっているため、本体容器のみ、もしくは冷却容
器のみの使用ができず、一部の損傷にも全体の取換えが
必要である。
また、後者においては冷却容器が本体容器の所定の位置
にのみ着脱自在なため、本体容器内の飲料の量の多少に
かかわらず、所定位置での冷却が行なわれ、かつ冷却度
合いの調節はできないと共に、本体容器も冷却容器もガ
ラス製であるために、相互接触による破損率が高く、冷
却容器の底部を円曲面に構成しないと氷を入れる際の衝
撃で破損する場合がある。
にのみ着脱自在なため、本体容器内の飲料の量の多少に
かかわらず、所定位置での冷却が行なわれ、かつ冷却度
合いの調節はできないと共に、本体容器も冷却容器もガ
ラス製であるために、相互接触による破損率が高く、冷
却容器の底部を円曲面に構成しないと氷を入れる際の衝
撃で破損する場合がある。
冷却容器の底部を円曲面に構成すると、冷却容器を単独
で直立状態に維持できず安定性に欠ける等の未解決の課
題があった。
で直立状態に維持できず安定性に欠ける等の未解決の課
題があった。
本考案によれば、これらの課題はすべて解決できるもの
である。
である。
以下、図面について本考案に係る飲料用容器の実施例を
説明する。
説明する。
本体容器Aは、上面が拡開され、かつその上縁に注ぎ口
1が形成されると共に、頚部が断面波状に、すなわち円
環状四部が連続的に形成されることにより係合部2が形
成され、全体が透明な耐熱ガラスにより成形されている
。
1が形成されると共に、頚部が断面波状に、すなわち円
環状四部が連続的に形成されることにより係合部2が形
成され、全体が透明な耐熱ガラスにより成形されている
。
熱交換容器Bは、本体容器Aの頚部内周と間隙を配する
大きさ、すなわち、本体容器A内の飲料が円滑に流出で
きる間隙を有する大きさで、上面に蓋体3が気密かつ着
脱自在に設けられ、周側に、本体容器Aの保合部2に係
止する弾性係止片4と、熱交換容器Bの挿入深さ規制用
のストッパー5がそれぞれ適宜数設けられると共に、全
体が透明な合成樹脂により成形された筒状体よりなる。
大きさ、すなわち、本体容器A内の飲料が円滑に流出で
きる間隙を有する大きさで、上面に蓋体3が気密かつ着
脱自在に設けられ、周側に、本体容器Aの保合部2に係
止する弾性係止片4と、熱交換容器Bの挿入深さ規制用
のストッパー5がそれぞれ適宜数設けられると共に、全
体が透明な合成樹脂により成形された筒状体よりなる。
前述の弾性係止片4としては、上端が熱交換容器Bに固
定され、下端が遊離端とされ、かつ上下両端間と熱交換
容器Bとの間に間隙が設けられることにより弾性が附与
されて細長片4aが構成されると共に、下端近くの外側
に、本体容器Aの保合部2にその弾性に抗して圧入され
る空起4bが一体に形成されたものが用いられる。
定され、下端が遊離端とされ、かつ上下両端間と熱交換
容器Bとの間に間隙が設けられることにより弾性が附与
されて細長片4aが構成されると共に、下端近くの外側
に、本体容器Aの保合部2にその弾性に抗して圧入され
る空起4bが一体に形成されたものが用いられる。
また、ストッパー5としては、熱交換容器Bの底面が本
体容器Aの内底面近くのもつとも深く挿入されたとき、
本体容器Aの頚部上面に当接して、熱交換器容器Bがそ
れ以上挿入されないようにした突起により構成されたも
のが用いられる。
体容器Aの内底面近くのもつとも深く挿入されたとき、
本体容器Aの頚部上面に当接して、熱交換器容器Bがそ
れ以上挿入されないようにした突起により構成されたも
のが用いられる。
したがって、本実施例による飲料用容器を冷却容器とし
て使用するに際しては、本体容器Aから熱交換容器Bが
取り除かれた状態で本体容器A内に被冷却飲料を注入し
、熱交換容器Bの蓋体3を取り外して該容器B内に氷片
等の冷却材6を入れ、蓋体3を気密に嵌合する。
て使用するに際しては、本体容器Aから熱交換容器Bが
取り除かれた状態で本体容器A内に被冷却飲料を注入し
、熱交換容器Bの蓋体3を取り外して該容器B内に氷片
等の冷却材6を入れ、蓋体3を気密に嵌合する。
つぎに、熱交換容器Bを本体容器Aに挿入し、その適宜
位置の保合部2に熱交換容器Bの弾性係止片4を位置さ
せ、熱交換容器Bを本体容器Aの適宜深さに固定する。
位置の保合部2に熱交換容器Bの弾性係止片4を位置さ
せ、熱交換容器Bを本体容器Aの適宜深さに固定する。
このようにして放置すれば、本体容器A内の飲料は冷却
されるから、冷却後、本体容器Bを傾け、その注ぎ口1
から冷却された飲料をコツプ等に注げばよい。
されるから、冷却後、本体容器Bを傾け、その注ぎ口1
から冷却された飲料をコツプ等に注げばよい。
なお、本実施例では上記のように構成し、使用するもの
を示したが、本考案に係る飲料用容器は飲料の冷却に限
らず、熱交換容器内に化学物質等よりなる加温材を挿入
することにより、飲料の加温にも使用できることは当然
であり、構成についても実施例に限定されず要旨の範囲
内で適宜設計を変更して差し仕えない。
を示したが、本考案に係る飲料用容器は飲料の冷却に限
らず、熱交換容器内に化学物質等よりなる加温材を挿入
することにより、飲料の加温にも使用できることは当然
であり、構成についても実施例に限定されず要旨の範囲
内で適宜設計を変更して差し仕えない。
また、係止片や係合部のいづれを本体容器または熱交換
容器のいづれに形成するか、あるいは係止片と係合部の
いづれに弾性を附勢するかは任意である。
容器のいづれに形成するか、あるいは係止片と係合部の
いづれに弾性を附勢するかは任意である。
本考案は前述のように、本体容器と熱交換容器とが、そ
の着脱部分の弾性により着脱されるものであるため、両
者の着脱をワンタッチで行なうことができて取扱上簡便
であると共に、本体容器に対する熱交換容器の挿入深さ
を調節できるから、たとえば飲料を冷却する場合、その
量が多いときは熱交換容器を本体容器の上方で固定させ
、飲料の量が少なくなったときは下方で固定させて、常
に飲料の液面近くを冷却するようにすれば、対流現象に
より飲料がほぼ均一かつ効率的に冷却できる効果がある
。
の着脱部分の弾性により着脱されるものであるため、両
者の着脱をワンタッチで行なうことができて取扱上簡便
であると共に、本体容器に対する熱交換容器の挿入深さ
を調節できるから、たとえば飲料を冷却する場合、その
量が多いときは熱交換容器を本体容器の上方で固定させ
、飲料の量が少なくなったときは下方で固定させて、常
に飲料の液面近くを冷却するようにすれば、対流現象に
より飲料がほぼ均一かつ効率的に冷却できる効果がある
。
飲料を加温する場合には、上記とは逆にすることにより
、飲料の均一かつ効率的加温ができる。
、飲料の均一かつ効率的加温ができる。
さらに、実施例に示すように、本体容器をガラスとし、
熱交換容器の一部もしくは全部を合成樹脂とした場合、
両者の相互接触時における破損率を可及的に少なくする
ことができ、とくに、熱交換容器の下半部が合成樹脂も
しくは耐衝撃材であると、底面を平面としても、たとえ
ば氷塊等の固形冷却材の投入時にも衝撃により破損する
ことがないばかりでなく、底面を平面とすることにより
熱交換容器を単独で安定して直立させることができ、熱
交換容器内の溶氷水などが器外へ漏出することを防止で
きると共に、本体容器と熱交換容器とは各別にそれぞれ
の用途に応じた使用も可能であり、たとえば熱交換容器
内に水を入れてこれを冷凍させておき、飲料を冷却する
とき、使用例に示したように使用することもできて飲料
用容器として好適である。
熱交換容器の一部もしくは全部を合成樹脂とした場合、
両者の相互接触時における破損率を可及的に少なくする
ことができ、とくに、熱交換容器の下半部が合成樹脂も
しくは耐衝撃材であると、底面を平面としても、たとえ
ば氷塊等の固形冷却材の投入時にも衝撃により破損する
ことがないばかりでなく、底面を平面とすることにより
熱交換容器を単独で安定して直立させることができ、熱
交換容器内の溶氷水などが器外へ漏出することを防止で
きると共に、本体容器と熱交換容器とは各別にそれぞれ
の用途に応じた使用も可能であり、たとえば熱交換容器
内に水を入れてこれを冷凍させておき、飲料を冷却する
とき、使用例に示したように使用することもできて飲料
用容器として好適である。
図面は、本考案に係る飲料用容器の実施例を示す、全体
の一部断面である。 A・・・・・・本体容器、B・・・・・・熱交換容器、
2・・・・・・係合部、4・・・・・・弾性係止片。
の一部断面である。 A・・・・・・本体容器、B・・・・・・熱交換容器、
2・・・・・・係合部、4・・・・・・弾性係止片。
Claims (2)
- (1)本件容器と間隙を配して該本体容器に着脱自在に
熱交換容器が設置される飲料用容器において、本体容器
と熱交換容器の着脱部分に、係止片とこれを多段的に係
合させる係合部が形成され、かつこれら係止片と係合部
の少なくとも一方に弾性を附勢することにより、本体容
器に対する熱交換容器の挿入深さを可変としたことを特
徴とする飲料用容器。 - (2)本体容器がガラスであり、熱交換容′器の一部も
しくは全部が合成樹脂である実用新案登録請求の範囲(
1)記載の飲料用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9365980U JPS5922447Y2 (ja) | 1980-07-04 | 1980-07-04 | 飲料用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9365980U JPS5922447Y2 (ja) | 1980-07-04 | 1980-07-04 | 飲料用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5716776U JPS5716776U (ja) | 1982-01-28 |
JPS5922447Y2 true JPS5922447Y2 (ja) | 1984-07-04 |
Family
ID=29455598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9365980U Expired JPS5922447Y2 (ja) | 1980-07-04 | 1980-07-04 | 飲料用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5922447Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6343987U (ja) * | 1986-09-10 | 1988-03-24 | ||
JPH0519016Y2 (ja) * | 1987-10-09 | 1993-05-19 |
-
1980
- 1980-07-04 JP JP9365980U patent/JPS5922447Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5716776U (ja) | 1982-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5189892A (en) | Container that cools liquids | |
US3995445A (en) | Cooling receptacle for individual beverage containers | |
US4638645A (en) | Beverage container cooler | |
US3157335A (en) | Plastic cup with spaced and tapered radial hollow projections of 90 degrees or less in the finger contact area thereof | |
US4036392A (en) | Disposable beverage container cover element carrying folded drinking straw | |
US3848766A (en) | Insulated container pack | |
US4570454A (en) | Drinking mug | |
US5250315A (en) | Method for cooling a beverage | |
US4554798A (en) | Bottle cooling device | |
US2955722A (en) | Versatile container closure cap and coaster | |
US2299730A (en) | Vessel attachment | |
US4402195A (en) | Drinking mug | |
US20210068565A1 (en) | Thermally insulated bowl | |
US5799820A (en) | Milk/juice jug insulator | |
US4483157A (en) | Cold pack for beverage keg | |
US2332173A (en) | Dish | |
US3245565A (en) | Container for foods or the like | |
US3089317A (en) | Heat exchanging attachment for receptacles | |
JPS5922447Y2 (ja) | 飲料用容器 | |
US2322665A (en) | Child's feeding dish | |
US3565277A (en) | Container for beverage cans | |
JPH06125832A (ja) | 飲料入りコップ用のホルダ | |
KR200401446Y1 (ko) | 얼음통 | |
KR200400901Y1 (ko) | 얼음통 | |
KR20000017257U (ko) | 음료용 용기 |