JPS5922408Y2 - ガスレンジ受皿カバ−

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【考案の詳細な説明】本考案は、着脱自在の五徳を備えたガスレンジ用のカバ
ーの改良に関する。

従来、ガスレンジの受皿部に煮汁がこぼれ落ちて焼は付
き汚損することを防止するために、アルミニウム箔の如
き安価で耐熱性のあるカバーを受皿部に敷き、汚損した
場合には随時新らしいカバーと交換して使用することが
行なわれている。

ところで、受皿部周縁に五徳を載置する型のガスレンジ
があるが、その中には受皿部に設けた五徳挿着孔に五徳
の下面に設けた突起を挿着して固定する形式を採ってい
るものがある。

かかる型式の受皿部にカバーを敷くと、五徳挿着孔がカ
バーでかくれてしまい、五徳の挿着がスムースにできな
くなってしまう。

本考案はこの点を改善するためになされたもので、その
実施例を図面によって説明すると、第１図はその一例の
平面図であって、１は中央にバーナ一部用打抜き部２を
有するカバーで、その表面部には、ガスレンジの受皿部
の五徳挿着孔に対応した部位（隅角部４ケ所）に五徳挿
着用目印３を設けである。

この五徳挿着用目印３は、透孔やスリットあるいは色別
表示など、地肌部と容易に区別し得るように構成する。

なお、カバー１は角型を示しているが、勿論１型でもよ
い。

かかるカバー１を使用するには、第２図に縦断面図で示
すように、ガスレンジの受皿部４にカバー１を載せ、そ
の際、受皿部４における五徳挿着孔５とカバー１の表面
部の五徳挿着用目印とを位置合わせをし、ついで、五徳
６の下面にある突起７を五徳挿着用目印と一致させて、
五徳６を受皿部４上に置く。

すると、五徳６下面の突起７はカバーを突き破りあるい
は通過して五徳挿着孔５に挿着され、五徳６は受皿部４
上で左右に動かないように固定される。

なお、図の場合目印３は五徳に設けられる突起数（４個
）に対応するよう設けたが、突起が等間隔であれば、た
とえば第３図に例示する目印３Ａのごとく対角線上に２
ケ所設けるようにしてもよい。

このように本考案のカバーを使用すれば、ガスレンジ受
皿部における五徳挿着孔の所在位置が明瞭となるから、
五徳の挿着を何等迷うことなく容易に行なうことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例の平面図、第２図はその使用
状態を示す縦断面図、第３図は別の実施例の平面図であ
る。１・・・・・・カバー、２・・・・・・バーナ一部用打
抜き部、３，３Ａ・・・・・・五徳挿着用目印、４・・
・・・・受皿部、５・・・・・・五徳挿着孔、６・・・
・・・五徳、７・・・・・・突起。

【実用新案登録請求の範囲】

五徳挿着孔を有するガスレンジの受皿部に敷設するカバ
ーにおいて、該受皿部の五徳挿着孔に対応する部位の表
面部に五徳挿着用目印を設けたことを特徴とするガスレ
ンジ受皿カバー