JPS59222413A - プソラレン誘導体含有薬剤 - Google Patents
プソラレン誘導体含有薬剤Info
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- JPS59222413A JPS59222413A JP58097768A JP9776883A JPS59222413A JP S59222413 A JPS59222413 A JP S59222413A JP 58097768 A JP58097768 A JP 58097768A JP 9776883 A JP9776883 A JP 9776883A JP S59222413 A JPS59222413 A JP S59222413A
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、有効成分として次式:
テ表わされる5−メトキシプソラレンを含有する薬剤の
用途に関するものである。
用途に関するものである。
この新規薬剤は、本出願人によってフランス国特許第7
7.51719号明細書(1977年10月21日出願
)中に開示されており、5−メトキシプソラレンは、他
のプンラレン類と比べて非常に毒性が低いため、非常に
高い治療指数を有するものとして記載されている。その
特許によって、5−メトキシプソラレンの治療上の投与
量は、8−メトギシブンラレンのそれの5倍まで用いる
ことのできることが明らかにされていてそして、5−メ
トキシブンラレン201n9ないし300mp7日の経
口投薬量を投与し・続いて1.5ないし10ジユールZ
crlで、A紫外線で毎日暴露することが提唱されてい
る。
7.51719号明細書(1977年10月21日出願
)中に開示されており、5−メトキシプソラレンは、他
のプンラレン類と比べて非常に毒性が低いため、非常に
高い治療指数を有するものとして記載されている。その
特許によって、5−メトキシプソラレンの治療上の投与
量は、8−メトギシブンラレンのそれの5倍まで用いる
ことのできることが明らかにされていてそして、5−メ
トキシブンラレン201n9ないし300mp7日の経
口投薬量を投与し・続いて1.5ないし10ジユールZ
crlで、A紫外線で毎日暴露することが提唱されてい
る。
その特許では、局所投与には、5−メトキシプソラレン
濃度100PFlなl、qj、1,000ppmが提唱
されている。新規薬剤の治療活性実験は、乾癖、白斑、
異型性湿疹及びキノコ状真菌症の治療について行った。
濃度100PFlなl、qj、1,000ppmが提唱
されている。新規薬剤の治療活性実験は、乾癖、白斑、
異型性湿疹及びキノコ状真菌症の治療について行った。
ここでいうキノコ状真菌症は、リンノ(原型の皮膚癌と
してよく知られており、これはリン・り(真皮及び表皮
をめだって潅注する間隙液体)中により多く存在するリ
ンパ球細胞が増殖することを特徴とする。
してよく知られており、これはリン・り(真皮及び表皮
をめだって潅注する間隙液体)中により多く存在するリ
ンパ球細胞が増殖することを特徴とする。
前記特許第7731719号明細書中に報告されている
臨床実験は、乾癖Kかかってる患者及び皮膚癌にかかっ
ている患者の両方について実施しや ているが、というのは、その2つ疾患に、皮膚細胞の増
殖現象が、正常よシも急速であるという共通の特徴があ
るからである。このような、細胞の異常増殖という現象
は、細胞核中に存在するデオキシリボ核酸のレベルでの
ものである。
臨床実験は、乾癖Kかかってる患者及び皮膚癌にかかっ
ている患者の両方について実施しや ているが、というのは、その2つ疾患に、皮膚細胞の増
殖現象が、正常よシも急速であるという共通の特徴があ
るからである。このような、細胞の異常増殖という現象
は、細胞核中に存在するデオキシリボ核酸のレベルでの
ものである。
ところで、5−メトキシプンラレンは、紫外線(UVA
radiation)の活性化作用下で、 DNA分
子の2本のへリックスの各々に固定しそのためそのヘリ
ックスによるあらゆる情報伝達が遮断されることによっ
て、タンパク合成及び細胞増殖が全く停止してしまうこ
とがわかっている。
radiation)の活性化作用下で、 DNA分
子の2本のへリックスの各々に固定しそのためそのヘリ
ックスによるあらゆる情報伝達が遮断されることによっ
て、タンパク合成及び細胞増殖が全く停止してしまうこ
とがわかっている。
正常細胞では、このようなりNAへリツクスの遮断は、
切断丑たは棲製といったDNAの自己修正によってすみ
やかに妨害される。
切断丑たは棲製といったDNAの自己修正によってすみ
やかに妨害される。
ところが、乾f!vまたは癌に感染している細胞、すな
わち増加覗、象が非常に促進されている細胞では、自己
修正系がおいつかない。しかしながらこのような細胞に
対して、ブソラレンは、2本のDNAへリックス間に架
橋することによって、無秩序な細胞増加を停止する。こ
のことは、5−メトキシプソラレンは正常細胞の増加は
妨げることなしに、乾府症の細胞及び癌細胞といった増
殖が促進化されている疾病細胞を選択的に遮断するとい
うことである。
わち増加覗、象が非常に促進されている細胞では、自己
修正系がおいつかない。しかしながらこのような細胞に
対して、ブソラレンは、2本のDNAへリックス間に架
橋することによって、無秩序な細胞増加を停止する。こ
のことは、5−メトキシプソラレンは正常細胞の増加は
妨げることなしに、乾府症の細胞及び癌細胞といった増
殖が促進化されている疾病細胞を選択的に遮断するとい
うことである。
キノコ状真菌症リンパ腫(リンパ細胞の癌)Kついて、
5−メトキシプンラレンを投与してそしてUV−A暴露
するといった治療の結果が良好であったので、本出願人
は今度は皮膚の他の種類の癌または前癌状態病巣、すな
わち表皮細胞の増殖性腫瘍であって間隙液体の細胞はも
はや増殖しないといった例えば基底細胞上皮腫、線状細
胞上皮腫、ノ1ツチンソンそばかす、化学線性角質増殖
、皮膚黒色腫等について研究することにした。
5−メトキシプンラレンを投与してそしてUV−A暴露
するといった治療の結果が良好であったので、本出願人
は今度は皮膚の他の種類の癌または前癌状態病巣、すな
わち表皮細胞の増殖性腫瘍であって間隙液体の細胞はも
はや増殖しないといった例えば基底細胞上皮腫、線状細
胞上皮腫、ノ1ツチンソンそばかす、化学線性角質増殖
、皮膚黒色腫等について研究することにした。
この発想は、日射によってこのような腫瘍が生ずるから
5−メトキシプンラレン及び紫外線の組合せ治療は表皮
増殖性腫瘍の場合には全熱得策でないというすっかり定
着している一般的予見に反するものであった。
5−メトキシプンラレン及び紫外線の組合せ治療は表皮
増殖性腫瘍の場合には全熱得策でないというすっかり定
着している一般的予見に反するものであった。
従って、本出願人が5−メトキシグソラレンが新規でそ
して特殊な条件下で投与すると表皮増殖性腫瘍を治ゆす
るということを見出したのは、特に薬量学からいっても
、全く予想外のことである。
して特殊な条件下で投与すると表皮増殖性腫瘍を治ゆす
るということを見出したのは、特に薬量学からいっても
、全く予想外のことである。
この5−メトキシプンラレンの薬理的活性は紫外線に起
因する癌性腫瘍のマウスに局所適用させたときに顕著で
ある。
因する癌性腫瘍のマウスに局所適用させたときに顕著で
ある。
局所適用製剤としての、5−メトキシプンラレンの必要
濃度は非常に高く:従来の使用濃度の10ないし100
倍で、そしてこの濃度の調節は賦形剤により行う。
濃度は非常に高く:従来の使用濃度の10ないし100
倍で、そしてこの濃度の調節は賦形剤により行う。
5−メトキシブンラレンを1.OO’Oないし10.0
00p4含有する局所適用製剤の一般毒性を・いろいろ
な賦形剤を用いてマウスについて研究していたところ、
この有効成分は、高い投与量でさえも、十分な許容度を
有することがわかった。このことは、5−メトキシブソ
ラレンが8−メトキシブンラレンに比べてたいへん毒性
が低いという事実と一致する。
00p4含有する局所適用製剤の一般毒性を・いろいろ
な賦形剤を用いてマウスについて研究していたところ、
この有効成分は、高い投与量でさえも、十分な許容度を
有することがわかった。このことは、5−メトキシブソ
ラレンが8−メトキシブンラレンに比べてたいへん毒性
が低いという事実と一致する。
この、5−メトキシプンラレンの局所投与のために種々
な担体について満足しうろことが証明された。次に掲げ
る例は、具体的に説明するためのものだが、これらに限
定されるのではないニ 一種々の粘度の純粋黄色ワセリン(フランス薬局方収載
品)、 一サリチル酸混合黄色ワセリンのような変性黄色ワセリ
ン、 一鉱油、 一植物油、特には少数の二重結合を含むエチレン性油、 一ラノリン、 一油性連続相エマルジョン、 −アルコール性溶液、等。
な担体について満足しうろことが証明された。次に掲げ
る例は、具体的に説明するためのものだが、これらに限
定されるのではないニ 一種々の粘度の純粋黄色ワセリン(フランス薬局方収載
品)、 一サリチル酸混合黄色ワセリンのような変性黄色ワセリ
ン、 一鉱油、 一植物油、特には少数の二重結合を含むエチレン性油、 一ラノリン、 一油性連続相エマルジョン、 −アルコール性溶液、等。
癌細胞は、その細胞膜を厚くするという現象で明らかな
ように、それらの環境に対して強力な防壁を形成するた
め、局所的経路ではその薬剤の組織への浸透はおそくて
困難である。
ように、それらの環境に対して強力な防壁を形成するた
め、局所的経路ではその薬剤の組織への浸透はおそくて
困難である。
本発明において、次のような5−メトキシプソラレン局
所適用製剤浸透薬剤に導くのが有利であることが見出さ
れたニ ーミリスチン酸インノロビル、 一ジメチルスルホキシド(DMSO) 、等。
所適用製剤浸透薬剤に導くのが有利であることが見出さ
れたニ ーミリスチン酸インノロビル、 一ジメチルスルホキシド(DMSO) 、等。
以下の臨床実験は、純粋黄色ワセリン中5−メトキシプ
ソラレン10,000戸を含有する製剤を1111いて
行った。
ソラレン10,000戸を含有する製剤を1111いて
行った。
有志の患者(それらのうち約100人)のすべては、そ
の親族にそして本人自身に皮膚癌の前歴があった。イ度
らはすべて以前に皮膚癌の切除手術を伺回も受けていて
、そしてそれまでのその治療は、こ力、といって癌の再
発を側止するためのもので1はなかった。
の親族にそして本人自身に皮膚癌の前歴があった。イ度
らはすべて以前に皮膚癌の切除手術を伺回も受けていて
、そしてそれまでのその治療は、こ力、といって癌の再
発を側止するためのもので1はなかった。
これらの患者の癌まグヒは前癌性病巣の種類は、組織学
的に次のように判定されたニ ー基底細胞上皮腫 一隷状細胞上皮腫 一ハッチンソンそばかす 一化学線性角質増殖。
的に次のように判定されたニ ー基底細胞上皮腫 一隷状細胞上皮腫 一ハッチンソンそばかす 一化学線性角質増殖。
これらの患者のうちの何人かには、その片側にはこの治
療を旅こし、もう片側は参照のため未処理としておいた
その゛有体または四肢の両側に効果があられれた。
療を旅こし、もう片側は参照のため未処理としておいた
その゛有体または四肢の両側に効果があられれた。
選出患者はすべて、他に重大な病気はなかった。
すべての患者に、次のような処置を、5週間のあいだ行
った: 純粋黄色ワセリンを基剤とする5−メトキシプソラレン
10,000IIP含有の製剤を、1週間に2回腫瘍及
びその近接周囲の健常部位(臨床的に評価される腫瘍の
境界を1ないし2(m越えた部分)に塗布する。塗布後
1ないし3時間に、その患者を5ジユール/cI!ない
し10ジユール/cit(治療終了時)のエネルギーの
紫外線暴露させるが、この際暴露15分前にその製剤を
もう一度塗布する。5−メトキシブンラレン製剤を塗布
した全領域を照射する。
った: 純粋黄色ワセリンを基剤とする5−メトキシプソラレン
10,000IIP含有の製剤を、1週間に2回腫瘍及
びその近接周囲の健常部位(臨床的に評価される腫瘍の
境界を1ないし2(m越えた部分)に塗布する。塗布後
1ないし3時間に、その患者を5ジユール/cI!ない
し10ジユール/cit(治療終了時)のエネルギーの
紫外線暴露させるが、この際暴露15分前にその製剤を
もう一度塗布する。5−メトキシブンラレン製剤を塗布
した全領域を照射する。
次に結果を示す:治療終了時、すなわち6週間以上経過
後に生体組織鏡検を行ったところ、腫瘍癌細胞が全体的
に壊死(並びに正常組織との癒着)を示した。
後に生体組織鏡検を行ったところ、腫瘍癌細胞が全体的
に壊死(並びに正常組織との癒着)を示した。
治療後6ケ月毎に新たに生検を実施したところ、3年間
にわたって再発または疾病の残留の徴候はあられれなか
った。
にわたって再発または疾病の残留の徴候はあられれなか
った。
薬剤に対する耐性及び照射は申し分なく、すなわち、治
療延期による重大な光毒性のあられれはみられなかった
。ある患者の場合、すぐに消失するものの、局部的に化
学線性紅斑が生じたが、これはその患者が、主としてそ
の皮膚の種類によってより高い感受性を有していたため
と考えられる。
療延期による重大な光毒性のあられれはみられなかった
。ある患者の場合、すぐに消失するものの、局部的に化
学線性紅斑が生じたが、これはその患者が、主としてそ
の皮膚の種類によってより高い感受性を有していたため
と考えられる。
このような治療によって総合的に成功した患者は、一般
には、いわゆるl型といわれる皮膚の種類で、これは特
に皮膚癌にかかシやすくそして光毒性による影響が顕著
なものであるということに注目するべきである。
には、いわゆるl型といわれる皮膚の種類で、これは特
に皮膚癌にかかシやすくそして光毒性による影響が顕著
なものであるということに注目するべきである。
表皮増殖性腫瘍の同様の種類に対する他の臨床実験とし
ては、5−メトキシプソラレンを濃度1,000ないし
10,000ppiで局所投与することに加え、二重に
5−メトキンプンラレンを含有する錠剤を経口投与して
続く平均エネルギー5ジー−ル/dの紫外線暴露からな
る治療を行った。
ては、5−メトキシプソラレンを濃度1,000ないし
10,000ppiで局所投与することに加え、二重に
5−メトキンプンラレンを含有する錠剤を経口投与して
続く平均エネルギー5ジー−ル/dの紫外線暴露からな
る治療を行った。
本実験の結果も非常に良好で、癌細胞の全体的な壊死が
観察された。
観察された。
5−メトギシプソラレンは毒性が低いので、癌性腫瘍の
経口的治療のだめの1日量は400ないし800mgま
でも可能である。照射するエネルギー量よりは有効成分
の投与量を増加する方が常に好ましく、というのは紫外
線暴露は常に10ジユール/cI!以下で残留するから
である。
経口的治療のだめの1日量は400ないし800mgま
でも可能である。照射するエネルギー量よりは有効成分
の投与量を増加する方が常に好ましく、というのは紫外
線暴露は常に10ジユール/cI!以下で残留するから
である。
自然経路で効果がある粘膜上の癌性腫瘍の場合にも、紫
外線暴露が真皮の非常に深いところまで透過することを
考慮すれば、前述のような治療をそのまま適用すること
ができる。内部癌性腫瘍の場合は、5−メトキシプソラ
レン投与の後に、深い部位にまで到達するに必要なエネ
ルギーを与える任意の波長の、より透過力のある輻射線
暴露が必要である。
外線暴露が真皮の非常に深いところまで透過することを
考慮すれば、前述のような治療をそのまま適用すること
ができる。内部癌性腫瘍の場合は、5−メトキシプソラ
レン投与の後に、深い部位にまで到達するに必要なエネ
ルギーを与える任意の波長の、より透過力のある輻射線
暴露が必要である。
Claims (7)
- (1)有効成分として、次式: で表わされる5−メトキシプソラレンを、治療上許容さ
れる担体中1.000 p%ないし10,000酵の濃
度で含有することを特徴とする、表皮性増殖癌性肝癌に
対して、局所適用による治療用の薬剤。 - (2) 更に、浸透剤を含有することを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の薬剤。 - (3)その浸透剤が、ジメチルスルホキシド(DMSO
)であることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
薬剤。 - (4)その治療上許容される担体が、黄色ワセリン、鉱
油及び植物油、油性連続相エマルジョン、アルコール性
溶液等である特許請求の範囲第1ないし第3項いずれか
1項記載の薬剤。 - (5)紫外線暴露(UV4 exposure)または
他の適当な輻射線によって活性化させたことを特徴とす
る特許請求の範囲第1ないし第4項いずれか1項記載の
薬剤。 - (6)有効成分として、次式: で表わされる5−メトキシプソラレンを、1錠あた9該
有効成分を200ないし400り含有する錠剤の形体で
含有することを特徴とする、癌性または前癌性腫瘍に対
して、経口的適用による治療用の薬剤。 - (7)紫外線暴露(UV−A exposure )
’jたは他の適当な輻射線によって活性化させたことを
特徴とする特許請求の範囲第6項記載の薬剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8206262A FR2524801B1 (fr) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | Medicaments contenant un derive du psoralene |
BE0/210731A BE896700A (fr) | 1982-04-09 | 1983-05-09 | Medicaments contenant un derive du psoralene. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59222413A true JPS59222413A (ja) | 1984-12-14 |
JPH0653664B2 JPH0653664B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=36782343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58097768A Expired - Lifetime JPH0653664B2 (ja) | 1982-04-09 | 1983-06-01 | プソラレン誘導体含有薬剤 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0653664B2 (ja) |
AU (1) | AU559029B2 (ja) |
BE (1) | BE896700A (ja) |
CA (1) | CA1205386A (ja) |
CH (1) | CH656801A5 (ja) |
FR (1) | FR2524801B1 (ja) |
GB (1) | GB2140686B (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9106365D0 (en) * | 1991-03-26 | 1991-05-15 | Bioglan Lab Ltd | An emollient for use with ultraviolet light |
FR2695036B1 (fr) * | 1992-09-03 | 1994-10-28 | Goupil Jean Jacques | Huile contenant du 5-méthoxypsoralène à une concentration de 60 à 100 PPM et son utilisation pour le traitement du psoriasis. |
US5556612A (en) * | 1994-03-15 | 1996-09-17 | The General Hospital Corporation | Methods for phototherapeutic treatment of proliferative skin diseases |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2406444A1 (fr) * | 1977-10-21 | 1979-05-18 | Goupil Jean Jacques | Nouveau medicament contenant un derive du psoralene |
LU80347A1 (fr) * | 1977-10-21 | 1979-03-16 | Goupil J | 5-methoxy-psoralene comme nouveau medicament et procede de synthese |
-
1982
- 1982-04-09 FR FR8206262A patent/FR2524801B1/fr not_active Expired
-
1983
- 1983-05-09 BE BE0/210731A patent/BE896700A/fr not_active IP Right Cessation
- 1983-05-19 CH CH2751/83A patent/CH656801A5/fr not_active IP Right Cessation
- 1983-05-24 AU AU14905/83A patent/AU559029B2/en not_active Ceased
- 1983-05-26 CA CA000428960A patent/CA1205386A/en not_active Expired
- 1983-06-01 JP JP58097768A patent/JPH0653664B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1983-06-01 GB GB08315070A patent/GB2140686B/en not_active Expired
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
CARCINOGENESIS=1981 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BE896700A (fr) | 1983-09-01 |
CA1205386A (en) | 1986-06-03 |
JPH0653664B2 (ja) | 1994-07-20 |
CH656801A5 (fr) | 1986-07-31 |
FR2524801A1 (fr) | 1983-10-14 |
GB8315070D0 (en) | 1983-07-06 |
FR2524801B1 (fr) | 1985-08-30 |
GB2140686A (en) | 1984-12-05 |
GB2140686B (en) | 1986-09-17 |
AU559029B2 (en) | 1987-02-19 |
AU1490583A (en) | 1984-11-29 |
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