JPS59221791A - 駐車場防犯システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、集合住宅に付属の屋外駐車場やビルの地下駐
車場または個人住宅のガレージなどの駐車場において、
駐車中の車が盗難に遭ったり、或いは、いたずらをされ
たりすることを、早期に、かつ適確に検知して事後の速
やかな対処を行なえるようにするための駐車場防犯シス
テムに関する。

この棹の防犯システムを構成するに当っては、例えは駐
車場に監視用カメラを設置すると共に、炊 それによる連像を管理人室のテレビに映し出してこれを
監視するシステム（以下、前者システムと称する）とか
、或いは　駐車場にそこへの人の侵入を検出可能な赤外
線センサー等を設置し、これにより駐車場内への人の侵
入が検出されたときにはブザーなどの警報装置を作動さ
せるシステム（以下、後者システムと称する）が考えら
れる。

しかしながら、前者システムにあっては、設備費が非常
に高価につくという欠点があり、また、有時の際に速や
かに対処するためにはテレビに写の映像を１１Ｓ時監視
していなければならず、極めて面倒で管理者にかかる負
担が大きく、更に、駐車場に防犯システムが装備されて
いることは、設置されているカメラを見れは誰にでも明
らかに察知できるので、カメラの死角を利用して犯罪を
遂行される恐れがあり確実な防犯が達成できない、とい
う欠点もある。

一方、後者システムにあっては、駐車場への侵入者が犯
罪を意図した者であるのか、あるいは、車の持主等駐車
場関係者であるのか、さらには、それが人であるか車で
あるかさえ判定することができず、従って、軍の出入り
や関係者゛の出入りの艮に部層装置が作動することとな
って、その度に駐車場の様子を確認しなければならない
。このようなシステムでは、殆ど自動防犯という所期の
機能を果たすことはできず、例えば深夜のみシステムを
作動させるというような制限された使用しかできない（
この場合でも警報作動時の確認は必要）という不都合が
ある。

本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであって、
その目的は、駐車中の車にその持主以外の人間がいたず
らをしたり或いは車を盗み出そうとしたような場合には
、これを確実に検知できる駐車場防犯システムを提供せ
んとすることにある。

上記目的を達成するための構成として、本発明による駐
車場防犯システムは、駐車場に設置され、駐車中の車の
車体振動を検出するためのセンサーと、前記車体振動検
出センサーが一定以上の大きさの車体振動を一定時間以
上継続して検出したときに警報装置を起動させる制御装
置とを備えていいてなされたものである。

何人かが、駐車場に駐車中の車（通常ドアは施錠されて
いる）にいたずらをしたり、あるいは、これを盗み出そ
うとする場合には、必然的にある程度継続して車に接触
してこれに力を加えるものであり、この力によって車の
車体は必ずある程度（大きさおよび時間）の振動を起す
こととなる。

従って、この車体振動を検出すれば駐車中の車に異常事
態が発生したことを確実かつ直接的に検知でさる。これ
が、本発明の背景にある基本的考え方である。

かくして、本発明の駐車場防犯システムにおいては、カ
メラによって常時駐車場の様子を監視するような大損り
で面倒な方法や、人の出入りという犯罪とは部分的にし
か関連を有しない間接的な事象を検知する方法には依ら
ずに、車体に生じる不穏な振動という犯罪と密接かつ直
接的な事象を検出したときに飴報装置を起動させるよう
に構成したので、非常にシンプルで安価な構成で、かつ
、所期の自動防犯機能を確実に発揮できるシステムを得
られたのである。

以下、本発明の実施例をし１面に基いて説明する。

第１図および第２図は、マンション等の集合住宅に付属
する屋外駐車場用の防犯システムの構成を示す。

通路１を隔てて区画されている多数の駐車スペース２・
・の夫々に、駐車１１Ｂ、体３の下方に相当する位置（
例えば駐車スペースの中央位置）の路面４下に埋設固定
する状態で、筒周！波形近にサスイッチで６．構成され
たセンサー５を、その計ｅ：ｊ面５ａを」−向きで且つ
路面４と路面−にして設けると共に、その検出結果をマ
ンションの電気室等任意の場所に設けられた制御＠６内
に内装された制御装置７に入力すべく両者５．７をリー
ド線８で接続しである。そして、前記制御装置ヱからの
出力は悦報装置９に入力されている。

第３図は前記センサー５の回路構成を示し、下記の原理
によって、その計測Ｕｑ＋５ａと駐止車体３の底面３ａ
との聞の距離の変化、つまりは、車体３の上下振動を検
出する。１ｉＩＪち、インダクタンスＬｌ。

抵抗１ｔ＋の高周波発振コイルから成る検出ヘッド随の
近くに金属検出体としての車体３が近づくと、この車体
３側には検出ヘッド随からの磁力線によってうず電流が
発生ずる。このときの車体３は等価的にインダクタンス
Ｌ２、抵抗＆の回路となるから、検出ヘッド随と車体３
の間の相互誘導係数をＭとすると、検出ヘッド詰からみ
たインヒ−タンとなる。従って、検出ヘッド弧側の抵抗
は、車体３に近づくことによって、 る。連に、この位置よりも車体３が検出ヘッド詰から遠
去かればＱは再びト１「くなる。このような発振回路の
Ｑの変化による高周波電流の変化を、検波回路５１３、
波形整形回Ｆ１℃および増幅出力回路５Ｄをづ「・シて
、検出ヘッド５Ａの計測面５ａから車体３底面までの距
離の変化つまりは車体３の上下振動を示す電圧信号を出
力するのである。

第４図は防犯システムの全体回路構成を示すものである
。前記車体３の振動を検出するセンサー５からの出力を
入力された制御装置７は、電圧比較回路７Ａによって、
車体３の振動が一定以上の大きさであるかどうか判別す
ると共に、計時回路７Ｂによって一定以上の大きさの振
動が一定時間（例え（ｊ５秒）以上継続したかどうかを
判別し、一定態上の大きさの車体３振動が一定時間以上
継続したときにのみ脅報装置旦を起動させる（８号を出
力する。なお、前記比較回路７Ａおよび計時し１路７Ｂ
はハード的論理回路で構成しても、或いは、マイクロコ
ンピュータを利用したソフト的論理回路で構成しても、
何れでもよい。

また、図中疋は、第１図および第２図に示すように、各
駐車スペースＡに対向配設された車体検出用赤外線セン
サー１０　、１０が車体３′＠！検出してから一定時間
（例えば５分）経過してから防犯システムを作動状態に
するように構成したタイマー付きスイッチング回路であ
るが、これは設けても設けなくてもよい。

前記書報装＠且は、車の持主である居住者の居住空間（
住宅）内に配設されており、この特報装置９としては、
ブザーまたはパトライト（両者併合でもよい）などの専
用警報器を用いてもよいが、居住者の住宅内に本来的に
設けられている電灯設＾効利用してこれを点滅さぜるこ
とにより特報を発するように構成してもよい。また、タ
イマーによって昼間は０１１者の専用警報器を作動させ
、夜［１３」は後者の電灯設備点滅を行７．ｒ、わぜる
ような構成としてもよい。なお、この船報装置？’＜冴
は駐車セうや管理入寮に設置してもよい。

上記￥軸側においては、車体振動検出用センサーｂを路
ｉ＋７４に埋設したものを示したが、屋根何坪 きカレージなどの場合には大者面に埋評゛シてもよい。

また、車を鹿に駐ＩＩ１．スペース冬内の定位置に駐車
させられるように駐車スペース２内にマーキングや位置
規制具などを設りておくとか、あるいは、車の駐車位置
にかかわらず正確な振動計ｉ、ｌｉ１＋が行なえるよう
に、センサー５に自動零点側１′ＩＪＪ回路を付設して
おけはより一層好ましい。

また、車体振動検出センサー５としては高層波形近接ス
イツナを用いたものに限らず、超音波や磁力線あるいは
光などを利用した非接触式測距センツーならとのような
形式のものを用いてもよい。

４、図び１１の１？１′Ｉ単なｄ屯明 図［ｉ＋は、本１ｃｉ　１（Ｉ＋に係る駐車場防犯シス
テムの一実施例を示し、第１図は駐車場の斜視図、第２
図は第１図の一部断面側面図　第３図は車体振動検出セ
ンサーの回路構成図、そして、第４１Ａは全体回路構成
図である。

３・・・車体、４・・・駐車場の￥′６血、５・・・車
体振動検出センサー、ユ・・・制御装置、旦・・・特報
装■ぺ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■　駐車場に設置され、駐車中の車の車体振動を検出す
   るためのセンサーと、前記車体振動検出センサーが一定
   以上の大きさの車体振動を一定時間以上継続して検出し
   たときに警報装置を起動させる制御装置とを備えている
   ことを特徴とする駐車場防犯システム。 ■　前記車体振動検出センサーは、駐車場の路面に埋設
   された高層波形近接スイッチである特許請求の範囲第０
   項に記載の駐車場防犯システム。 ■　１）Ｆｊ記腎報装置は、専用的に設置された点滅灯
   またはブザーである特許請求の範囲第０項または第０項
   に記載の駐車場防犯システム。 ０ノ　前記警報装置は、本来的に設置されている電灯設
   備を点滅させるものである特許請求の範囲第０項または
   、第■項に記載の駐沖場防犯システム。 ■　前記暑＠装置Ｎしは、駐車場使用者の居住空間内に
   設けられている特許請求の範囲第０項から第０項の何れ
   かに記載の駐車場防犯システム。