JPS59221399A - セツケン含有洗剤組成物 - Google Patents

セツケン含有洗剤組成物

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JPS59221399A
JPS59221399A JP9505283A JP9505283A JPS59221399A JP S59221399 A JPS59221399 A JP S59221399A JP 9505283 A JP9505283 A JP 9505283A JP 9505283 A JP9505283 A JP 9505283A JP S59221399 A JPS59221399 A JP S59221399A
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JP
Japan
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fatty acid
weight
soap
carbon atoms
salt
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Pending
Application number
JP9505283A
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Inventor
深野 和明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 えば洗たく物に対し不溶性セッケンの沈着や再汚染を生
じないセッケン含有洗剤組成物に関するものである。
セッケンすなわち脂肪酸のアルカリ金属塩は、人体に対
し安全で、しかも優れた洗浄力を有するところから、古
くから衣料用洗剤成分として利用されているが、硬水中
で用いると、この中に含まれているカルシウム、マグネ
シウム、鉄などの二価金属のイオンと反応して、不溶性
の金属セッケンを生成し、これが種々の弊害をもたらす
という欠点がある。例えば、このようにして生じた不溶
性セッケンは、水中で凝集し、いわゆるスカムとなって
被洗物に沈着し、異臭や黄変を生じる原因となる。また
、ナイロンやポリエステルのような合成繊維をセッケン
で洗たくする場合には、不溶性セッケンの吸着はあまル
認められないが、これをもめんと同一浴でセッケンを用
いて洗たくした場合、合成繊維に対する不溶性セッケン
の吸着が著しく増大し、洗浄効果を阻害することが知ら
れている。したがって、セッケンを特徴とする特許組成
物について、このような不溶性セッケンの生成を抑制す
ることが、その商品価値を高める上で重要な問題となっ
ている。
本発明者は、このようなセッケンを成分とする洗剤がも
つ欠点を改善すべく種々研究を重ねた結果、α−スルボ
脂肪酸エステルを特にα−スルホ脂肪酸塩と特定の割合
で組み合わせて併用することにより、硬水中においても
被洗物に対する不溶性セッケンの吸着を著しく抑制しう
ると共に、再汚染を防止しうろことを見出し、この知見
に基づいて本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、 (A)  炭素数10〜20の脂肪酸から誘導されたナ
トリ重量上ッケン25重量係以上50重量係以下、 (B)  炭素数12〜20の脂肪酸から誘導されたα
−スルホ脂肪酸エステル塩3重量係以上20重量係以下
、及び (0)  炭素数12〜20の脂肪酸から誘導されたα
−スルホ脂肪酸塩2重量係以上10重量係未満を必須成
分として含有し、かつ(C)成分/(B)成分の重量比
が1以下であり、(B)成分と(C)成分の和が全体の
5重耐係以上であることを特徴とするセッケン含有洗剤
組成物を提供するものである。
本発明の組成物は、もめんに対して効果を示すことはも
ちろん、ポリエステルのような合成繊維をもめんと同一
浴で洗たくした場合、ポリエステルに対する不溶性セッ
ケンの吸着や再汚染を著しく低下させるという効果を示
す。
これまで、α−スルホ脂肪酸塩を、界面活性剤やセッケ
ンと組み合わせて用いることは知られていたが(特開昭
47−6276号公報、特開昭47−12582号公報
)、これをα−スルホ脂肪酸エステル塩と組み合わせて
、セッケンに配合したときに、前記のような効果を示す
ことは全く知られていなかった。
本発明組成物において(A)成分として用いるセッケン
は、高級脂肪酸のアルカリ金属塩又は置換若しくは未置
換のアンモニウム塩であって、その全炭素数は10〜2
0、特に12〜18のものが好適である。また塩として
は、例えばナトリウム。
カリウムなどのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、ある
いはメチルアンモニウム、ジエチルアンモニウム、トリ
メチルアンモニウムなどの置換アンモニウム塩を挙げる
ことができるが、これらの中で特に好ましくはナトリウ
ム塩及びカリウム塩である0 このセッケンは天然の動物油脂、植物油脂1例えば牛脂
、パーム油、ヤシ油、パーム核油及びそれらの類似物質
を直接けん化するか、あるいはそれらよシ誘導される脂
肪酸又は合成脂肪酸を中和することによって製造される
本発明組成物におけるセッケンの含有量は25〜50重
量%、好ましくは30〜50重量%の範囲であって、そ
の含有量が5重量%未溝の場合は粉セッケンとしての性
能が十分に発揮されず、また50重量係を超えると使用
時に水に溶解することが困難となって使用しにくくなる
次に本発明組成物において(B)成分として用いるα−
スルホ脂肪酸エステル塩は、全炭素数10〜20の脂肪
酸と炭素数1〜4のアルコールとから誘導された脂肪酸
エステルを、通常の連続薄膜型スルホン化装置又は種型
スルホン化装置でスルホン化したのち中和するか、ある
いは前記の脂肪酸を同様にしてスルホン化したのち、炭
素数1〜4のアルコールでエステル化し、次いで中和す
ることによって製造される。この場合、原料として使用
される脂肪酸又は脂肪酸エステルとしては、天然油脂(
例えば、牛脂、ヤシ油、パーム油、パーム核油など)か
ら誘導される所定炭素数の脂肪酸又はそのエステルが使
用できるほか、アルコールやオレフィンなどから誘導さ
れる所定炭素数の合成脂肪酸又はそのエステルが使用可
能である。
本発明におけるα−スルホ脂肪酸エステル塩の含有量は
6〜20重量%、好ましくは10〜20重量%の範囲で
ある。この含有量が6重量係未満ではスカムの分散が不
十分であシ、また20重量係を超えると製造時に粉体物
性の劣化などが生じて好ましくない。
本発明組成物の(0)成分として用いるα−スルホ脂肪
酸塩は全炭素数10〜20の脂肪酸を通常の方法でスル
ポン化したのち中和することによって製造される。原料
として使用される脂肪酸は天然油脂(例えば牛脂、ヤシ
油、パーム油、パーム核油など)から誘導される所定炭
素数の脂肪酸を使用することができるほか、アルコール
やオレフィンなどから誘導される所定炭素数の合成脂肪
酸が使用可能である。塩としては、ナトリウム塩、カリ
ウム塩などのアルカリ金属塩や、′アンモニウム塩、置
換アンモニウム塩が好ましい。
また、α−スルホ脂肪酸エステル塩の製造に際しても副
生物としてα−スルホ脂肪酸塩が生成されるが、これを
利用することもできる。
本発明組成物においては、このα−スルホ脂肪酸塩を2
重量%以上、10重量%未満、好ましくは3〜9重1i
%の範囲の量で、かつα−スルホ脂肪酸エステル塩に対
するα−スルホ脂肪酸塩との重量比が1以下好ましくは
0.5以下になるように含有させる必要がある。
このα−スルホ脂肪酸塩の量が2重量係未満では、不溶
性セッケンの吸着抑制効果が不十分である上に、すすぎ
性が低下するし、これが10重量%以上になると、それ
に伴ってα−スルホ脂肪酸エステル塩の量も多くなるた
め、セッケンの好ましい特性が減殺されることになる。
また、α−スルホ脂肪酸エステル塩に対する重量比が1
よりも大きくなるとスカム分散効果が不十分になる。
本発明の洗剤組成物は、前記の必須成分に加えて、通常
の粉粒状洗浄剤や粉セッケンに用いられている慣用の補
助添加剤、例えばニトリロトリ酢酸ナトリウム、エチレ
ンジアミンテトラ酢酸ナトリウム、ゼオライト、炭酸ナ
トリウムやケイ酸ナトリウムなどのビルダー、硫酸ナト
リウムなどの増は斉1ハカルボキシメチルセルロース(
OMO)やポリエチレングリコール(PEG)などの再
汚染防止剤、その他の安定化剤、酵素、漂白剤、けい光
増白剤、香料、色素などを含有することができる。
次に実施例によp本発明をさらに詳細に説明する。なお
、実施例中の脂肪酸吸着量及び再汚染性は、以下のよう
にして試験した。
 7− (1)脂肪酸吸着量 あらかじめ0.1N塩酸エタノールでソックスレー抽出
したもめん布及びポリエステル布を重量比で7対3の割
合で浴比30倍、硬度10°DH。
25°Cの条件下でTerg−Q−Tometer  
を用い、洗剤濃度0.15 % で10分間洗浄後脱水
1分を行い、再びTerg−Q−Tometerを用い
、10°DHの新しい水で3分間すすぎを行い、室内で
乾燥する。
この操作を3回繰り返した後エタノールを用いてソック
スレー抽出器で6時間抽出し、塩酸で分解後石油エーテ
ルで脂肪酸を分離し、シンクログラフTFG−10(ヤ
トロン社)を用いて脂肪酸を定阻し付着■を求めた。
(2)再汚染性 二槽式洗擢機を用い、試験布として綿メリヤス布とポリ
エステル布を1浴に各2枚加え、共存汚染布として着用
肌シャツ5枚と着用くつ下4枚を加え、浴比30倍、硬
度10°DH125℃、洗剤濃度0.15%の条件下で
10分間洗浄後、8− パンチすすぎを3分間2回行い風乾する。この操作を4
回繰り返した後測定を行った。
測定はカラーコンピュータ5M−3型(スガ試験機社)
を用いへ光源で行ない1枚の試験布について4か所測定
した値の平均値を用い原布との反射率の差(△R)を表
示した。
実施例 セッケンとして硬化肝脂脂肪酸ナトリウム(A1)又は
牛脂脂肪酸ナトリウム(A2)を、α−スルホ脂肪酸エ
ステル塩としてα−スルホパーム油脂肪酸メチルエステ
ルナトリウム塩(Bi)又はα−スルホ硬化牛脂脂肪酸
メチルエステルナトリウム塩(B2)を、α−スルホ脂
肪酸塩としてα−スルホパーム油脂肪酸ジナトリウム塩
(C1)又はα−スルホ硬化牛脂脂肪酸ジナトリウム塩
(C2)をそれぞれ用い、次表に示す処方でセラクン含
有洗剤組成物を調製した。
このようにして得た洗剤組成物のポリエステル布に対す
る脂肪酸吸着量及び再汚染性を次表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(A)炭素数10〜20の脂肪酸から誘導されたナト
    リ重量上ッケン25重量係以上50重量%以下、 (B)  炭素数12〜20の脂肪酸から誘導されたα
    −スルホ脂肪酸エステル塩3重量係以上20重量係以下
    、及び (0)  炭素数12〜20の脂肪酸から誘導されたα
    −スルホ脂肪酸塩2重量%以上10重量%未満 を必須成分として含、有し、かつ(0)成分/(B)成
    分の重量比が1以下であり、(B)成分と(0)成分の
    和が全体の5重量%以上であることを特徴とするセッケ
    ン含有洗剤組成物。
JP9505283A 1983-05-31 1983-05-31 セツケン含有洗剤組成物 Pending JPS59221399A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5616781A (en) * 1993-10-12 1997-04-01 Stepan Company Liquid detergent compositions comprising salts of alpha sulfonated fatty acid esters and anionic surfactants
US5965508A (en) * 1997-10-21 1999-10-12 Stepan Company Soap bar compositions comprising alpha sulfonated fatty acid alkyl esters and long chain fatty acids

Cited By (3)

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US6172026B1 (en) 1997-10-21 2001-01-09 Stepan Company Soap bar compositions comprising alpha sulfonated fatty acid alkyl esters and long chain fatty acids

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