JPS5922119Y2 - 亜鉛基準電極 - Google Patents
亜鉛基準電極Info
- Publication number
- JPS5922119Y2 JPS5922119Y2 JP8937380U JP8937380U JPS5922119Y2 JP S5922119 Y2 JPS5922119 Y2 JP S5922119Y2 JP 8937380 U JP8937380 U JP 8937380U JP 8937380 U JP8937380 U JP 8937380U JP S5922119 Y2 JPS5922119 Y2 JP S5922119Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reference electrode
- zinc
- protective tube
- synthetic resin
- nonwoven fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電気防食用の亜鉛基準電極に関するものであ
る。
る。
従来水中で使用する電気防食用の亜鉛基準電極は一般に
裸で使用するため、比抵抗の変動や流速などの影響が特
に顕著な環境中では電極電位が不安定になる傾向がある
。
裸で使用するため、比抵抗の変動や流速などの影響が特
に顕著な環境中では電極電位が不安定になる傾向がある
。
そのため上記のような環境中で使用する基準電極は、第
1図のように一方が開口した保護筒1内に亜鉛基準電極
体2を固定し周囲に石膏3を充填固化した構造とするこ
とによって電極電位の安定化を図っている。
1図のように一方が開口した保護筒1内に亜鉛基準電極
体2を固定し周囲に石膏3を充填固化した構造とするこ
とによって電極電位の安定化を図っている。
しかしながら、このようら構造の亜鉛基準電極を水中で
長期間にわたって使用すると石膏か士だいに溶出してそ
の性能を持続することか゛困難で゛あった。
長期間にわたって使用すると石膏か士だいに溶出してそ
の性能を持続することか゛困難で゛あった。
本考案はこのような問題点を解決するために考案された
もので親水性の合成樹脂型マイクロポーラスフィルムと
合成樹脂製不織布とを貼合せてなるラミネートフィルム
を使用することによって、石膏の溶出を防止し長期間に
わたって安定した電位が持続できる信頼度の高い亜鉛基
準電極を提供することを目的とするもので゛ある。
もので親水性の合成樹脂型マイクロポーラスフィルムと
合成樹脂製不織布とを貼合せてなるラミネートフィルム
を使用することによって、石膏の溶出を防止し長期間に
わたって安定した電位が持続できる信頼度の高い亜鉛基
準電極を提供することを目的とするもので゛ある。
以下に本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
る。
第2図は本考案の亜鉛基準電極の構造の一実施例を示す
一部切り欠き断面図である。
一部切り欠き断面図である。
第2図において、リード線4が固着された亜鉛電極体2
が複数の孔5が設けられたPVC製保護筒1の中央部に
位置するように、その一方(結線部)がエポキシ樹脂6
で充填固定されている。
が複数の孔5が設けられたPVC製保護筒1の中央部に
位置するように、その一方(結線部)がエポキシ樹脂6
で充填固定されている。
前記保護筒1の内面には、合成樹脂型マイクロポーラス
フィルム7と合成樹脂製不織布8とが貼合わされたラミ
ネートフィルムが上記不織布が保護筒に面するように設
置されている。
フィルム7と合成樹脂製不織布8とが貼合わされたラミ
ネートフィルムが上記不織布が保護筒に面するように設
置されている。
そして、このラミネートフィルムと電極体2との隙間部
には焼石膏3を水でねったものが充填固化されており、
電極体2の他方はPvC製の固定具9で固定されている
。
には焼石膏3を水でねったものが充填固化されており、
電極体2の他方はPvC製の固定具9で固定されている
。
前記合成樹脂型ポーラスフィルム7は石膏の粒子が溶出
しにくく、一方電解質溶液(たとえば、海水、淡水等)
が十分透過できる性質を有することが必要であることか
ら、ポリプロピレン製マイクロポーラスフィルムに界面
活性剤をコーティング処理することによって親水性にし
、最大孔径0.2×0.02ミクロンで厚みが25ミク
ロンのものが使用された。
しにくく、一方電解質溶液(たとえば、海水、淡水等)
が十分透過できる性質を有することが必要であることか
ら、ポリプロピレン製マイクロポーラスフィルムに界面
活性剤をコーティング処理することによって親水性にし
、最大孔径0.2×0.02ミクロンで厚みが25ミク
ロンのものが使用された。
また、前記不織布は保護筒製作時に生じる孔部内面のパ
リや凹凸等の傷によって、マイクロポーラスフィルムが
破損するのを防止する働きを有するとともに、強度的に
弱いマイクロポーラスフィルムを長期にわたって使用可
能にするためのもので、本実施例では75ミクロンのポ
リプロピレン製不織布が使用された。
リや凹凸等の傷によって、マイクロポーラスフィルムが
破損するのを防止する働きを有するとともに、強度的に
弱いマイクロポーラスフィルムを長期にわたって使用可
能にするためのもので、本実施例では75ミクロンのポ
リプロピレン製不織布が使用された。
以上説明したように、本考案の基準電極は強化された親
水性の合成樹脂製マイクロポーラスフィルムを使用して
いるので、基準電極の製作がしやすいとともに、石膏の
溶出を長期にわたって防止できるので常に安定した電位
を持続できる信頼度の高い性能を有するものである。
水性の合成樹脂製マイクロポーラスフィルムを使用して
いるので、基準電極の製作がしやすいとともに、石膏の
溶出を長期にわたって防止できるので常に安定した電位
を持続できる信頼度の高い性能を有するものである。
第1図は、従来の亜鉛基準電極の構造を示す一部切り欠
き断面図である。 第2図は、本考案の亜鉛基準電極の構造の一実施例を示
す一部切り欠き断面図である。 1・・・保護筒、2・・・亜鉛電極体、3・・・石膏、
4・・・ノード線、5・・・孔、6・・・エポキシ樹脂
、7・・・合成樹脂製マイクロポーラスフィルム、8・
・・合成樹脂製不織布、9・・・固定具。
き断面図である。 第2図は、本考案の亜鉛基準電極の構造の一実施例を示
す一部切り欠き断面図である。 1・・・保護筒、2・・・亜鉛電極体、3・・・石膏、
4・・・ノード線、5・・・孔、6・・・エポキシ樹脂
、7・・・合成樹脂製マイクロポーラスフィルム、8・
・・合成樹脂製不織布、9・・・固定具。
Claims (1)
- 複数の孔が設けられた保護筒とその中央部に位置するよ
うに固定された亜鉛電極体およびこの電極体の周囲に充
填固化された石膏とからなる亜鉛基準電極において親水
性の合成樹脂型マイクロポーラスフィルムと合成樹脂製
不織布とを貼合せてなるラミネートフィルムが上記不織
布が前記保護筒側になるように石膏と保護筒との間に介
在されていることを特徴とした亜鉛基準電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8937380U JPS5922119Y2 (ja) | 1980-06-27 | 1980-06-27 | 亜鉛基準電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8937380U JPS5922119Y2 (ja) | 1980-06-27 | 1980-06-27 | 亜鉛基準電極 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5713671U JPS5713671U (ja) | 1982-01-23 |
JPS5922119Y2 true JPS5922119Y2 (ja) | 1984-07-02 |
Family
ID=29451403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8937380U Expired JPS5922119Y2 (ja) | 1980-06-27 | 1980-06-27 | 亜鉛基準電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5922119Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61158690U (ja) * | 1985-03-25 | 1986-10-01 |
-
1980
- 1980-06-27 JP JP8937380U patent/JPS5922119Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5713671U (ja) | 1982-01-23 |
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