JPS5922073B2 - 油圧装置における油圧ポンプの制御装置 - Google Patents

油圧装置における油圧ポンプの制御装置

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JPS5922073B2
JPS5922073B2 JP50037355A JP3735575A JPS5922073B2 JP S5922073 B2 JPS5922073 B2 JP S5922073B2 JP 50037355 A JP50037355 A JP 50037355A JP 3735575 A JP3735575 A JP 3735575A JP S5922073 B2 JPS5922073 B2 JP S5922073B2
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hydraulic
cylinder
hydraulic pump
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spool
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隆史 金井
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 掘削機、油圧クレン等の建設機械には、一つの原動機(
エンジン)により二つの可変容量形油圧ポンプを駆動す
る油圧装置が設置されている。
この発明はその油圧装置における油圧ポンプの制御装置
に関するものである。
まず、第1図に示す従来の油圧ポンプの制御装置につい
て説明する。
可変容量形油圧ポンプ(以下油圧ポンプという)21.
22は図示してない原動機(エンジン)により駆動され
る。
油圧ポンプ21,22の斜板を制御する操作系はリンク
23によりたがいに結合されており、リンク23はシリ
ンダ24におさめたピストンに連結されているとともに
スリーブ26に連結されている。
シリンダ24のピストンロンド側にはばね25がおさめ
られている。
スリーブ26にはスプール27がはめこまれており、ス
プール27と一体のピストン28はシリンダ29におさ
められている。
ピストン28のスプール27と反対側のロッドは小シリ
ンダ30にはめこまれている。
スプール27にはばね33が当てられている。
シリンダ29の左室は油圧ポンプ22の吐出側に、小シ
リンダ30は油圧ポンプ21の吐出側につらねられてい
る。
シリンダ24はスプール27を介して減圧弁31をそな
えた油圧源32または油タンクに接続されるようになっ
ている。
油圧ポンプ21,22の吐出量は、ばね25とシリンダ
24の圧力とのバランスにともない、リンク23で同時
に制御される。
スプール27の位置は、ばね33の力とそれに対抗する
ピストン28の押付力とにより決まる。
スプール27とスリーブ26とは、油圧ポンプ21,2
20吐出量をスプール27の位置に応じた量に制御する
、いわゆるサーボバルブとして作動する。
減圧弁31は油圧源32からの圧油の圧力を調整し、シ
リンダ24の圧力を変えて油圧ポンプ21,220吐出
量を制御するためのものである。
油圧ポンプ21.22が斜板制御を行う同じ形式のもの
であれば、両者の吐出量は常に同一になる。
そこで、両油圧ポンプ21,22を駆動する原動機の負
荷Hは、油圧ポンプ21,22の吐出量をそれぞれQl
、Q2とし、圧力をP1tP2とすれば、Q□−Q
2 =Qoとなるから、H=K(pIQo +pzQo
)−KQo(px+p2)で示される。
ただし、Kは比例定数である。第3図において、ABは
回路の設定圧力により決凍る値、CDは油圧ポンプ容量
の最大値により決まる値であり、BCが前述の吐出圧力
の和と吐出量との積が一定になる線である。
一般に、このBCO値は、原動機の出力を越えないよう
に設定される。
−第1図の回路の負荷が第3図のABCD内にあ
れば、油圧ポンプの吐出量は減圧弁31によシ制御され
る圧力に比例し、その値は任意に決められる。
回路の負荷が第3図中のXで示す点、すなわち、油圧ポ
ンプ21.220吐出量がそれぞれQX%圧力がplX
、p2xであるとき、一方の油圧ポンプの負荷が増加し
、その圧力がp2xからp2yに上昇した場合を考える
第1図で、負荷Xでバランスしていたスプール27は、
圧力上昇にともなうピストン28の押付力の増大により
、ばね33を縮めて図において右方へ移動する。
この結果、シリンダ24の圧力が開放され、ばね25に
よりシリンダ24内のピストンとともにリンク23が動
かされ、油圧ポンプの吐出量が減少する。
その動きはリンク23を介してスリーブ26に伝わり、
スプール27の移動量に応じた吐出量になった点で動き
は停止する。
これを第3図について述べると、Xで稼動していた油圧
ポンプは、負荷の上昇によりその吐出量がqxから(l
yへと減少し、全体としての負荷の値を一定に保ってい
る。
上述の説明かられかるように、従来の制御装置では、制
限内の負荷でも、それぞれの油圧ポンプの吐出量を単独
に制御することが不可能であり、また、一方の油圧ポン
プの負荷が増大して全体の負荷の和が制限を越えると、
必然的に両方の油圧ポンプの吐出量が減少する等の不都
合が生じる。
この発明の目的は、二つの油圧ポンプの吐出量をそれぞ
れ単独に制御することができ、かつ、それぞれの出力の
和を一定制限内におさめることができる油圧ポンプの制
御装置を提供するにある。
この発明は、一つの原動機にそれぞれ出力馬力を制限す
るための押しのけ容積可変装置を備えた二つの可変容量
形油圧ポンプを接続し、前記押しのけ容積可変装置は押
しのけ容積可変機構を作動させるサーボシリンダと、前
記押しのけ容積可変機構に連動するスリーブ内にスプー
ルを挿入し、かつ、スプールの一端側に可変容量形油圧
ポンプの自己吐出圧力を導く室を設け、他端側にばねを
設けた第1.第2の二つのサーボパルブト、第1のサー
ボバルブのばね力を変化させるピストンを挿入したシリ
ンダとを備え、前記第1のサーボパルプの入力ポートに
油圧源及び油タンクを連通させ、出力ポートにサーボシ
リンダを連通させ、前記第2のサーボパルプの入力ポー
トに油圧源及び油タンクを連通させ、出力ポートに相手
可変容量形油圧ポンプの第1のサーボバルブのばね力を
変化させるピストンを挿入したシリンダを連通させたこ
とを特徴とする。
以下、第2図に示すこの発明の一実施例を、第4a図、
第4b図の特性線図を参照して説明する。
可変容量形油圧ポンプ(以下油圧ポンプという)1.1
′は図示していない原動機(エンリンクにより駆動され
る。
サーボシリンダ(以下シリンダという)3にはばね2を
当てたピストンがおさめられており、そのピストンの動
きは、油圧ポンプ1の斜板(押しのけ容積可変機構)の
制御手段に連結されているとともに、リンク4を介して
スリーブ5,6に連結されている。
スリーブ5にはスプールγが挿入され、スリーブ6には
スプール8が挿入されている。
スプール7に対向させて設置したシリンダ16にはピス
トン15がおさめられており、スプール7とピストン1
5との間にはばね13が設けられている。
スプール7と一体のピストン9はシリンダ11に挿入さ
れている。
スプール8にはばね14が当てられており、スプール8
と一体のピストン10はシリンダ12に挿入されている
シリンダ3はスプール7、減圧弁17を含む回路により
制御系の油圧源18に接続されており、シリンダ11,
12は油圧ポンプ1の吐出側に接続されている。
油圧ポンプ1′の制御系続中において、上記した番号2
〜17にそれぞれダラシをつけたものは、それぞれ同じ
ものを示す。
シリンダ16はスプール8′を介して油圧源18に接続
され、シリンダ16′はスプール8を介して油圧源18
に接続されている。
油圧ポンプ1は、シリンダ3に供給される圧油の圧力と
それに対抗するばね2とのバランスにより吐出量が制御
される。
リンク4はポンプ吐出量に比例した変位をスリーブ5お
よび6に伝達する。
スプール7の位置は、ピストン9に対する油圧により押
付力とばね13とのバランスにより決まり、スプール8
の位置は、ピストン10に対する油圧による押付力とば
ね14とのバランスにより決まる。
シリンダ3内の圧力は減圧弁17により制御される。
ばね13は一端をピストン15で押されており、シリン
ダ16内に油圧が作用した時に、ピストン150行程だ
けその設定長さが縮められる。
スリーブ5とスプール7との組合せおよびスリーブ6と
スプール8との組合せはそれぞれサーボバルブとして作
動し、前者は減圧弁17からの圧力を制御し、後者は油
圧源18からの圧力を制御する。
以下、説明の便宜上スリーブ5とスプール7との組合せ
をサーボバルブ5−7と呼び、スリーブ6とスプール8
との組合せをサーボバルブ6−8と呼ぶ。
油圧ポンプ1′側でも同様とする。第4a図、第4b図
の油圧ポンプの特性線図において、原動機の出力の1/
2をそれぞれBICl。
B2C2で示す。
両図において横軸は圧油の流量を表わし、縦軸は圧力を
表わす。
サーボバルブ6−8が油圧源18からの圧力をシリンダ
16′に伝達する限界を、前述のB1C1の値から一定
値だけ小さい値であるB′10′1 に設定する(第
4a図参照)。
この設定はピストン10の行程およびばね14を選定す
ることによって達成される。
サーボバルブ5−7が減圧弁17からの圧力をシリンダ
3に伝達する限界を、油圧源18からの圧力がサーボバ
ルブ6’−8’を通じてシリンダ16に達している場合
には、原動機出力の1/2にB1C1とB/1C’lと
の差を加えた値Bll、 C;/ (第4a図参照)に
セットし、シリンダ16の圧力がサーボバルブ5’−8
’を通じて開放された場合には、原動機出力の1/2
、すなわちB1C1になるように、ピストン150行程
およびばね13を選定する。
油圧ポンプ1′の系統についても同様とする。
第4b図は油圧ポンプ1′の特性線図で、B2C2がB
1C1に対応し、B′20′2がB/、 CI、に対
応し、Bol、 clj、、1.:BIB、 C1/、
に対応する。
第4a図、第4b図において、B1C1およびB2C2
を原動機出力Eの1/2、すなわち1/2Eとし、B′
1C′1およびB′2C′2を1/2E−αとし、B/
i C//、およびB’4 C’4を1/2E+αとす
る。
油圧ポンプ1が第4a図中のXlで運転されている場合
には、サーボバルブ6−8は油圧源18の圧力をシリン
ダ16′に伝達し、したがって、サーボバルブ5’−7
’の設定値はB多C″2となる。
この時、油圧ポンプ1′の負荷がB/6 C1/、上に
あっても、原動機にかかる負荷は(1/2E−α)+(
1/2E+α)−Eとなる。
油圧ポンプ1′の負荷が増大し、圧力が上昇した場合に
は、サーボバルブ5′−7′の作用で、その吐出量はそ
の上昇圧力とバランス点yまで減少する。
したがって、この時の原動機にかかる負荷は、前と変化
なく、(1/2E−α)+(1/2E十α)=Eとなる
上記と逆の場合についても、全く同様である。
また、両方の油圧ポンプ1,1′の負荷がともに(1/
2E−α)より大きい場合には、それぞれのサーボバル
ブ5−7.5’−7’の設定値は1/2Eとなっている
ゆえ、原動機にかかる負荷は1/2E+1/2E=Eと
なる。
以上説明したこの発明によれば下記の効果が得られる。
すなわち、一つの原動機でともに駆動される二つの油圧
ポンプの吐出量をそれぞれ単独に制御することができ、
また、一方の油圧ポンプの負荷が小さい場合、他方の油
圧ポンプの出力制限の値を大きくすることにより、原動
機の出力を有効に利用できる。
この場合、一方の油圧ポンプが負荷の変動により吐出量
が変化すると同時に、他方の油圧ポンプの吐出量が変化
することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一つの原動機で駆動される二つの可変容量形油
圧ポンプの従来の制御装置を示す系統図、第2図はこの
発明の一実施例を示す系統図、第3図は第1図の制御装
置における油圧ポンプの特性線図、第4a図および第4
b図は第2図の制御装置における油圧ポンプの特性線図
である。 1.1′・・・・・・可変容量形油圧ポンプ、2,2′
・・・・・・ばね、3,3′・・・・・・シリンダ、4
,4′・・・・・・リンク、5,5’、6,6’ ・・
・・・・スリーブ、7゜7’、8,8’・・・・・・ス
プール、9,9’、10゜10′ ・・・・・・ピスト
ン、 11 、 11’ 、 12,12’・・・
・・・シリンダ、13,13′・・・・・・ばね、14
,14’・・・・・・ばね、15,15′・・・・・・
ピストン、16,16’・・・・・・シリンダ、17,
17′・・・・・・減圧弁、18・・・・・・油圧源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一つの原動機にそれぞれ出力馬力を制限するための
    押しのけ容積可変装置を備えた二つの可変容量形油圧ポ
    ンプを接続し、前記押しのけ容積可変装置は押しのけ容
    積可変機構を作動させるサーボシリンダと、前記押しの
    け容積可変機構に連動するスリーブ内にスプールを挿入
    し、かつ、スプールの一端側に可変容量形油圧ポンプの
    自己吐出圧力を導く室を設け、他端側にばねを設けた第
    1゜第2の二つのサーボバルブと、第1のサーボバルブ
    のばね力を変化させるピストンを挿入したシリンダとを
    備え、前記第1のサーボバルブの入力ポートに油圧源及
    び油タンクを連通させ、出力ポートにサーボシリンダを
    連通させ、前記第2のサーボバルブの入力ポートに油圧
    源及び油タンクを連通させ、出力ポートに相手可変容量
    杉油圧ポンプの第1のサーボバルブのばね力を変化させ
    るピストンを挿入したシリンダを連通させたことを特徴
    とする油圧装置における油圧ポンプの制御装置。
JP50037355A 1975-03-26 1975-03-26 油圧装置における油圧ポンプの制御装置 Expired JPS5922073B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5975375U (ja) * 1982-11-12 1984-05-22 新キャタピラ−三菱株式会社 トラツクロ−ラフレ−ムガ−ド

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49133901A (ja) * 1972-10-17 1974-12-23

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JPS49133901A (ja) * 1972-10-17 1974-12-23

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