JPS5921773B2 - 架橋プラスチツクの成型方法 - Google Patents
架橋プラスチツクの成型方法Info
- Publication number
- JPS5921773B2 JPS5921773B2 JP51102251A JP10225176A JPS5921773B2 JP S5921773 B2 JPS5921773 B2 JP S5921773B2 JP 51102251 A JP51102251 A JP 51102251A JP 10225176 A JP10225176 A JP 10225176A JP S5921773 B2 JPS5921773 B2 JP S5921773B2
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- Japan
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- plastic
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- cross
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は粉状又は粒状の架橋プラスチック、主として架
橋ポリエチレンの屑状小片を使用して所望の形状に成型
する方法に関するものである。
橋ポリエチレンの屑状小片を使用して所望の形状に成型
する方法に関するものである。
一般に粉状又は粒状のプラスチックより成型体をうる場
合には、まず加熱装置内にプラスチックを投入して溶融
せしめた後、所望の型枠中に押出し、所定形状の成型体
を得ているものである。又、プラスチックの成型体から
廃棄物を再生利用するために、該成型体を粉砕し、その
小片から別の成型体を得ようとする場合には該小片は前
記の粉状又は粒状のプラスチックとは性状を異にし、嵩
比重が極めて小さく且つ熱伝導率が低いため、加熱によ
る焦げ付き、並にプラスチックとして塩化ビニル樹脂の
如きものを使用した場合には脱塩化水素反応をおこし易
く、これらの幣害を防止するために該プラスチックに熱
媒体として砂を混合し、これを加熱してプラスチックの
一部又は全部を溶融せしめた後、冷却して成型体をえて
いるものである。然しながら、架橋ポリエチレンの如き
架橋プラスチックはこれを加熱するのみでは全く溶融せ
ず、或は流動状態にならないものである。
合には、まず加熱装置内にプラスチックを投入して溶融
せしめた後、所望の型枠中に押出し、所定形状の成型体
を得ているものである。又、プラスチックの成型体から
廃棄物を再生利用するために、該成型体を粉砕し、その
小片から別の成型体を得ようとする場合には該小片は前
記の粉状又は粒状のプラスチックとは性状を異にし、嵩
比重が極めて小さく且つ熱伝導率が低いため、加熱によ
る焦げ付き、並にプラスチックとして塩化ビニル樹脂の
如きものを使用した場合には脱塩化水素反応をおこし易
く、これらの幣害を防止するために該プラスチックに熱
媒体として砂を混合し、これを加熱してプラスチックの
一部又は全部を溶融せしめた後、冷却して成型体をえて
いるものである。然しながら、架橋ポリエチレンの如き
架橋プラスチックはこれを加熱するのみでは全く溶融せ
ず、或は流動状態にならないものである。
例えば架橋フ ポリエチレンの小片に加熱媒体として砂
を混合し、これを加熱する場合において、砂の温度を3
00℃以上の如く高温にすると該架橋ポリエチレンの表
面の炭化が進むのみで溶融は全くおこらない、更に砂の
温度を500℃以上の如く上昇せしめた;場合には、砂
と接触した架橋ポリエチレンの粒子の表面のみが低分子
量のワックス状に熱分解するのみであつて溶融はしない
ものである。このように架橋プラスチックを溶融状態に
した後、型枠中に流し込んで成型することは出来得ない
ため、架フ橋プラスチック成型体の廃棄物の再生方法に
ついては全く手のほどこしようがなく、徒に廃棄するの
みであり、これの再利用方法の出現が要望されていたも
のであつた。本発明はかかる要望に応じ鋭意研究を行つ
た結5果、架橋プラスチックを容易に成型しうる方法を
見出したものである。
を混合し、これを加熱する場合において、砂の温度を3
00℃以上の如く高温にすると該架橋ポリエチレンの表
面の炭化が進むのみで溶融は全くおこらない、更に砂の
温度を500℃以上の如く上昇せしめた;場合には、砂
と接触した架橋ポリエチレンの粒子の表面のみが低分子
量のワックス状に熱分解するのみであつて溶融はしない
ものである。このように架橋プラスチックを溶融状態に
した後、型枠中に流し込んで成型することは出来得ない
ため、架フ橋プラスチック成型体の廃棄物の再生方法に
ついては全く手のほどこしようがなく、徒に廃棄するの
みであり、これの再利用方法の出現が要望されていたも
のであつた。本発明はかかる要望に応じ鋭意研究を行つ
た結5果、架橋プラスチックを容易に成型しうる方法を
見出したものである。
即ち本発明は粉状又は粒状の架橋プラスチックを、ゴム
弾性を呈する温度にて加熱し且つ変形応力以上の圧縮応
力を加えて、該架橋プラスチック粒子相互を熱融着して
成型せo しめた後、加圧状態を保持したまま該成型体
の表面温度を80℃以下に冷却することを特徴とするも
のであり、架橋プラスチックを溶融又は流動状態にする
ことなく、圧縮応力によつて成型体を得んとするもので
ある。5 本発明方法において架橋プラスチックをゴム
弾性を呈し始める温度、例えば架橋ポリエチレンの場合
には約130℃程度に加熱すればよく、その理由は、加
熱温度が該温度以下の場合には、たとえ変形応力以上の
応力を加えたとしても、架橋プラスチツク粒子同志が互
に熱融着せず、成型体をうることが出来ないためである
。
弾性を呈する温度にて加熱し且つ変形応力以上の圧縮応
力を加えて、該架橋プラスチック粒子相互を熱融着して
成型せo しめた後、加圧状態を保持したまま該成型体
の表面温度を80℃以下に冷却することを特徴とするも
のであり、架橋プラスチックを溶融又は流動状態にする
ことなく、圧縮応力によつて成型体を得んとするもので
ある。5 本発明方法において架橋プラスチックをゴム
弾性を呈し始める温度、例えば架橋ポリエチレンの場合
には約130℃程度に加熱すればよく、その理由は、加
熱温度が該温度以下の場合には、たとえ変形応力以上の
応力を加えたとしても、架橋プラスチツク粒子同志が互
に熱融着せず、成型体をうることが出来ないためである
。
又、成型体をうるために必要な変形応力は架橋プラスチ
ツクの温度を高温化するに伴い低圧でよいため、変形応
力の観点からみると温度は高い方がよい。又、本発明方
法において変形応力は架橋プラスチツクの加熱温度、応
力の速度などに依存するものであり、架橋ポリエチレン
の場合500KP/C!i以下でよい。
ツクの温度を高温化するに伴い低圧でよいため、変形応
力の観点からみると温度は高い方がよい。又、本発明方
法において変形応力は架橋プラスチツクの加熱温度、応
力の速度などに依存するものであり、架橋ポリエチレン
の場合500KP/C!i以下でよい。
なお、ゴム弾性を呈した架橋プラスチツクを圧縮応力を
賦与することなく、空気中又は水中に放置すると、加熱
前と全く伺様の形状に復元する。
賦与することなく、空気中又は水中に放置すると、加熱
前と全く伺様の形状に復元する。
又、本発明はこのようにして得た成形体を圧力を附加し
た状態において80℃以下に冷却するものであり、その
温度が80℃を越える場合には、架橋プラスチツクのゴ
ム弾性による復元力が粒間の熱融着力よりも大きく、そ
のため80℃以上の温度において圧力を除去すると架標
プラスチツクの粒子間が剥離し、成型体が破損されるお
それがある。従つてその温度は好ましくは40℃に冷却
せしめた後賦与圧力を除去することが望ましい。なお、
本発明における架橋プラスチツクの径状は0.05〜8
?程度のものを使用するものである。又、本発明方法は
架橋プラスチツク砂、金属例えば鉄粉、鉛粉、木粉等を
混合してもよく、又少量(5%以下)の未架橋ポリエチ
レン、その他の樹脂を混合することも可能である。なお
、砂を混合すれば砂は比重が1.0以上を有するため成
型体を水中にて使用する場合、好適であると共に安価で
ある。この場合、架橋プラスチツクと砂との混合比率は
特に限定するものではないが、例えば架橋ポリエチレン
1:砂0.2〜5.0の割合に混合することが望ましく
、5.0を越えた場合には架橋ポリエチレン量が少くな
り成型体とならないものであり、又0.2未満の場合に
は砂を混合した効果が顕著にあられれないためである。
又、架橋プラスチツクと砂との混合方法については、通
常の加熱装置内にこれら両者を別々に投入するか或は予
め両者を混合した後、投入して所定の温度に加熱すれば
よい。
た状態において80℃以下に冷却するものであり、その
温度が80℃を越える場合には、架橋プラスチツクのゴ
ム弾性による復元力が粒間の熱融着力よりも大きく、そ
のため80℃以上の温度において圧力を除去すると架標
プラスチツクの粒子間が剥離し、成型体が破損されるお
それがある。従つてその温度は好ましくは40℃に冷却
せしめた後賦与圧力を除去することが望ましい。なお、
本発明における架橋プラスチツクの径状は0.05〜8
?程度のものを使用するものである。又、本発明方法は
架橋プラスチツク砂、金属例えば鉄粉、鉛粉、木粉等を
混合してもよく、又少量(5%以下)の未架橋ポリエチ
レン、その他の樹脂を混合することも可能である。なお
、砂を混合すれば砂は比重が1.0以上を有するため成
型体を水中にて使用する場合、好適であると共に安価で
ある。この場合、架橋プラスチツクと砂との混合比率は
特に限定するものではないが、例えば架橋ポリエチレン
1:砂0.2〜5.0の割合に混合することが望ましく
、5.0を越えた場合には架橋ポリエチレン量が少くな
り成型体とならないものであり、又0.2未満の場合に
は砂を混合した効果が顕著にあられれないためである。
又、架橋プラスチツクと砂との混合方法については、通
常の加熱装置内にこれら両者を別々に投入するか或は予
め両者を混合した後、投入して所定の温度に加熱すれば
よい。
次に本発明の実施例について説明する。
実施例 (1)
ゲル分率87%、平均粒径1.071i!lの架橋ポリ
エチレンの粉末100rを150℃に加熱した後、予め
150℃に加熱された4×16cfnの矩形状の型枠内
に充填する。
エチレンの粉末100rを150℃に加熱した後、予め
150℃に加熱された4×16cfnの矩形状の型枠内
に充填する。
この際、架橋ポリエチレンの粉体はゴム弾性を示したが
、樹脂の溶融に伴う流動状態は全く示していなかつた。
次いで押型を使用して前記型枠中の架橋ポリエチレンに
20Kp/dの圧縮応力を加えて成型せしめ、この状態
を10分間、150℃に保持した後、40℃に冷却し、
応力を除去して成型体を型枠から取出した。この成型体
の機械的強度を測定したところ、引張強度2.2Kf/
CTls伸28%であつた。実施例 (2)実施例1と
同様の架橋ポリエチレン50rと平均粒径0.5w1t
の川砂50rとを混合し、実施例(1)と同様に加熱成
型体を得た。
、樹脂の溶融に伴う流動状態は全く示していなかつた。
次いで押型を使用して前記型枠中の架橋ポリエチレンに
20Kp/dの圧縮応力を加えて成型せしめ、この状態
を10分間、150℃に保持した後、40℃に冷却し、
応力を除去して成型体を型枠から取出した。この成型体
の機械的強度を測定したところ、引張強度2.2Kf/
CTls伸28%であつた。実施例 (2)実施例1と
同様の架橋ポリエチレン50rと平均粒径0.5w1t
の川砂50rとを混合し、実施例(1)と同様に加熱成
型体を得た。
この成型体の機械的強度を測定したところ引張強度は1
.5Kf/M7lt.伸20%であつた。
.5Kf/M7lt.伸20%であつた。
Claims (1)
- 1 粉状又は粒状の架橋プラスチックをゴム弾性を呈す
る温度にて加熱し且つ変形応力以上の圧縮応力を加えて
、該架橋プラスチック粒子相互を熱融着して成型せしめ
た後、加圧状態を保持したまま該成型体の表面温度を8
0℃以下に冷却することを特徴とする架橋プラスチック
の成型方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51102251A JPS5921773B2 (ja) | 1976-08-27 | 1976-08-27 | 架橋プラスチツクの成型方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51102251A JPS5921773B2 (ja) | 1976-08-27 | 1976-08-27 | 架橋プラスチツクの成型方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5327668A JPS5327668A (en) | 1978-03-15 |
JPS5921773B2 true JPS5921773B2 (ja) | 1984-05-22 |
Family
ID=14322371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51102251A Expired JPS5921773B2 (ja) | 1976-08-27 | 1976-08-27 | 架橋プラスチツクの成型方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921773B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55117630A (en) * | 1979-03-01 | 1980-09-10 | Toray Ind Inc | Manufacturing method of fiber reinforced resin product |
FR2696676B1 (fr) * | 1992-10-08 | 1994-12-23 | Aerospatiale | Procédé de fabrication de plaques épaisses en résine thermodurcissable présentant une réaction de polymérisation fortement exothermique et installation pour la mise en Óoeuvre de ce procédé. |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5067382A (ja) * | 1973-10-18 | 1975-06-06 |
-
1976
- 1976-08-27 JP JP51102251A patent/JPS5921773B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5067382A (ja) * | 1973-10-18 | 1975-06-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5327668A (en) | 1978-03-15 |
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