JPS5921661B2 - 玄米の選別方法 - Google Patents
玄米の選別方法Info
- Publication number
- JPS5921661B2 JPS5921661B2 JP8065381A JP8065381A JPS5921661B2 JP S5921661 B2 JPS5921661 B2 JP S5921661B2 JP 8065381 A JP8065381 A JP 8065381A JP 8065381 A JP8065381 A JP 8065381A JP S5921661 B2 JPS5921661 B2 JP S5921661B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheat
- brown rice
- paddy
- specific gravity
- sorting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は籾から精度の高い玄米を選別する方法に関する
ものである。
ものである。
籾から玄米を得る方法のうちロール式脱秤機を用いるも
のにおいては、該ロール機の間隙より大径の小麦が混在
するとロール通過時小麦が破砕し、普通第３図に示す分
布図の通り粒径２．８ｍｍ前後のものが１．４ｍｍ前後
の小粒となる。
のにおいては、該ロール機の間隙より大径の小麦が混在
するとロール通過時小麦が破砕し、普通第３図に示す分
布図の通り粒径２．８ｍｍ前後のものが１．４ｍｍ前後
の小粒となる。
籾摺後の玄米の比重０．８３と小麦の比重０．７８の比
重差による比重選別工程では小麦の粒径２．２朋程度以
上の比較的大径のものに有効であってこれ以下の小径の
ものは比重差があっても玄米に混在してしまい選別困難
であった。
重差による比重選別工程では小麦の粒径２．２朋程度以
上の比較的大径のものに有効であってこれ以下の小径の
ものは比重差があっても玄米に混在してしまい選別困難
であった。
従って従来の籾摺後に比重選別機を経由する工程のみに
よって玄米に含まれる小麦を取除く方法ではどうしても
粒径の小さい（約２．２ｍｍ以下）小麦が玄米に混在し
て品質、価額を大きく低下させるので、これを除去する
ための方法の解決が要望されていた。
よって玄米に含まれる小麦を取除く方法ではどうしても
粒径の小さい（約２．２ｍｍ以下）小麦が玄米に混在し
て品質、価額を大きく低下させるので、これを除去する
ための方法の解決が要望されていた。
本発明はかかる要望に応えるもので、脱秤工程の前に、
籾に含まれる小麦のうち脱秤機のロール間隙を越える粒
径のものを取除（ための粒度選別工程と、玄米と小麦と
の比重差による選別では選別できない比較的小粒の小麦
を取除くための籾と小麦を選別する比重選別工程とを経
由させて玄米を選別することを特徴とする精度の高い玄
米を選別する方法を提供するのが目的である。
籾に含まれる小麦のうち脱秤機のロール間隙を越える粒
径のものを取除（ための粒度選別工程と、玄米と小麦と
の比重差による選別では選別できない比較的小粒の小麦
を取除くための籾と小麦を選別する比重選別工程とを経
由させて玄米を選別することを特徴とする精度の高い玄
米を選別する方法を提供するのが目的である。
本発明の実施例を第１図について説明する。
先づ籾に含まれる小麦のうちロール式脱秤機のロール間
隙（籾の粒径の最大値の約２．５ ｍｍ ）以上の粒径
を取除くことにより、脱秤機ロールによって破砕する虞
れのある小麦（粒径で約２．６ｍｍ以上のもので第３図
口に該当する部分）を予め粒度の差によって選別する選
別工程１と玄米の比重０．８３と小麦の比重０．７８と
の比重差によって小麦を選別しても選別不可能な小麦の
粒径２．２ｍｍ以下のもの（第３図イに該当する部分）
を籾の段階で籾の比重Ｏ１６と小麦の比重０．７８の比
重差を利用して選別可能とした比重選別工程２とを経た
後ロール式脱秤機により脱秤する脱秤工程３を行い、そ
の脱秤工程の後従来の比重選別機によって小麦を取除け
ば、この最終工程では小麦のうち粒径２．２ｍｍ〜２．
６ｍｍの範囲のものを選別すれば済むので、この範囲は
確実に選別され、従って極めて高精度に玄米を選別する
ことができる。
隙（籾の粒径の最大値の約２．５ ｍｍ ）以上の粒径
を取除くことにより、脱秤機ロールによって破砕する虞
れのある小麦（粒径で約２．６ｍｍ以上のもので第３図
口に該当する部分）を予め粒度の差によって選別する選
別工程１と玄米の比重０．８３と小麦の比重０．７８と
の比重差によって小麦を選別しても選別不可能な小麦の
粒径２．２ｍｍ以下のもの（第３図イに該当する部分）
を籾の段階で籾の比重Ｏ１６と小麦の比重０．７８の比
重差を利用して選別可能とした比重選別工程２とを経た
後ロール式脱秤機により脱秤する脱秤工程３を行い、そ
の脱秤工程の後従来の比重選別機によって小麦を取除け
ば、この最終工程では小麦のうち粒径２．２ｍｍ〜２．
６ｍｍの範囲のものを選別すれば済むので、この範囲は
確実に選別され、従って極めて高精度に玄米を選別する
ことができる。
尚この場合脱秤前の粒度選別工程１と比重選別工程２と
を入れ替えてもよいが粒度選別機を先に通した方が小麦
の除去率が高いので、全体とじて比重選別機を先にした
よりも作業能率がよい。
を入れ替えてもよいが粒度選別機を先に通した方が小麦
の除去率が高いので、全体とじて比重選別機を先にした
よりも作業能率がよい。
以上説明した通り本発明の方法により玄米を選別すると
次のような効果がある。
次のような効果がある。
ロール式脱秤機においてロールによる小麦の破砕が防止
されて粒径の小さい小麦は脱秤工程の前に総べて除去さ
れるので、脱秤後の比重選別機により玄米に含まれる小
麦を完全に除去することが可能となり、従来に較べ玄米
の選別精度が極めて高見・。
されて粒径の小さい小麦は脱秤工程の前に総べて除去さ
れるので、脱秤後の比重選別機により玄米に含まれる小
麦を完全に除去することが可能となり、従来に較べ玄米
の選別精度が極めて高見・。
同表は本発明方法と従来方法との実施例の実測☆を示し
、下表によっても極めて精度の高いことが実証される。
、下表によっても極めて精度の高いことが実証される。
尚籾の重量は玄米換算で算出した。又本方法によって殆
んど完壁に近い選別ができるが、表の第４工程において
玄米に混入する小麦の粒径分布を調べた結果玄米の最大
粒径２．５ ｍｍ前後であることが判明したので、必要
に応じ本発明の第４工程に更に粒径２．５ ｍｍ前後の
小麦を粒度選別する粒度逅１工程を追加することにより
小麦の分離率を更に高めることが可能である。
んど完壁に近い選別ができるが、表の第４工程において
玄米に混入する小麦の粒径分布を調べた結果玄米の最大
粒径２．５ ｍｍ前後であることが判明したので、必要
に応じ本発明の第４工程に更に粒径２．５ ｍｍ前後の
小麦を粒度選別する粒度逅１工程を追加することにより
小麦の分離率を更に高めることが可能である。
第１図は本発明方法の一実施例を示す説明図、第２図は
籾、玄米、小麦の比重分布図、第３図は同じく粒度分布
図である。 １は籾と小麦の粒度選別工程、２は籾と小麦の比重選別
工程、３はロール式脱秤工程、４は玄米と小麦の比重選
別工程である。
籾、玄米、小麦の比重分布図、第３図は同じく粒度分布
図である。 １は籾と小麦の粒度選別工程、２は籾と小麦の比重選別
工程、３はロール式脱秤工程、４は玄米と小麦の比重選
別工程である。
Claims (1)
- １ 籾をロール式脱秤機によって脱秤して玄米を得る方
法において、脱秤工程の前に、籾に含まれる小麦のうち
脱秤機のロール間隙を超える粒径のものを取除くための
粒度選別工程と、玄米と小麦との比重差による選別では
選別できない比較的小粒の小麦を取除くための籾を小麦
を選別する比重選別工程とを経由させて玄米を選別する
ことを特徴とする玄米の選別方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8065381A JPS5921661B2 (ja) | 1981-05-27 | 1981-05-27 | 玄米の選別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8065381A JPS5921661B2 (ja) | 1981-05-27 | 1981-05-27 | 玄米の選別方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57197041A JPS57197041A (en) | 1982-12-03 |
| JPS5921661B2 true JPS5921661B2 (ja) | 1984-05-21 |
Family
ID=13724317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8065381A Expired JPS5921661B2 (ja) | 1981-05-27 | 1981-05-27 | 玄米の選別方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5921661B2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-27 JP JP8065381A patent/JPS5921661B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57197041A (en) | 1982-12-03 |
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