JPS59213797A - 油脂の連続脱臭装置 - Google Patents
油脂の連続脱臭装置Info
- Publication number
- JPS59213797A JPS59213797A JP8669883A JP8669883A JPS59213797A JP S59213797 A JPS59213797 A JP S59213797A JP 8669883 A JP8669883 A JP 8669883A JP 8669883 A JP8669883 A JP 8669883A JP S59213797 A JPS59213797 A JP S59213797A
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- JP
- Japan
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- tray
- oil
- fats
- oils
- fat
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- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は油脂の連続脱臭装置の改良に関する。
油脂中には少量のフオスファチド、炭水化物。
プロティンなどと同時に°、遊離の脂肪酸のほかケトン
類、アルデヒド類などが存在し、油脂特有の奥の原因と
なっている。従って油脂を食用に供するには、油脂中の
臭成分を除去しなければならない。これらの臭成分を除
去するには通常真空下で蒸気蒸留する方法が行われてい
る。処理量が少量の場合はバッチ式で行っているが、工
業的規模では半連続式あるいは連続式が普通である。本
発明は油脂の連続式脱臭装置の改良に関する。
類、アルデヒド類などが存在し、油脂特有の奥の原因と
なっている。従って油脂を食用に供するには、油脂中の
臭成分を除去しなければならない。これらの臭成分を除
去するには通常真空下で蒸気蒸留する方法が行われてい
る。処理量が少量の場合はバッチ式で行っているが、工
業的規模では半連続式あるいは連続式が普通である。本
発明は油脂の連続式脱臭装置の改良に関する。
油脂の連続式脱臭装置の一例を第1図によって説明する
。第1図はその縦断面である。真空容器9内に6個のト
レイ1を上から順に適当な間隔を置いて下に設置する。
。第1図はその縦断面である。真空容器9内に6個のト
レイ1を上から順に適当な間隔を置いて下に設置する。
油脂を上のトレイ1(第一段トレイ)に供給し、順次下
段トレイ1に流下させる。各トレイ内では油脂はゆるや
かな勾配をもって、適当な間隔に設けられた仕切板16
(第2図参照)によってジグザグに流れ溢流管18から
下段トレイに流下する。トレイ内の油面は溢流管18の
上端の高さによって定まる。各トレイには攪拌および脱
臭のための蒸気吹込ノズル17を備える。また加熱、熱
交換または冷却のだめのコイルを設ける。各トレイの役
目を示すと、第1段トレイ:ダウサム等の熱媒体または
高圧蒸気により、油脂を脱臭適温(約250℃)まで加
熱する。
段トレイ1に流下させる。各トレイ内では油脂はゆるや
かな勾配をもって、適当な間隔に設けられた仕切板16
(第2図参照)によってジグザグに流れ溢流管18から
下段トレイに流下する。トレイ内の油面は溢流管18の
上端の高さによって定まる。各トレイには攪拌および脱
臭のための蒸気吹込ノズル17を備える。また加熱、熱
交換または冷却のだめのコイルを設ける。各トレイの役
目を示すと、第1段トレイ:ダウサム等の熱媒体または
高圧蒸気により、油脂を脱臭適温(約250℃)まで加
熱する。
第2段、第3
段および第4=適当時間滞留保持、脱臭。
段トレイ
第5段トレイ:原料油脂管13により供給される油とト
レイ内の油との熱交換。
レイ内の油との熱交換。
第6段トレイ:冷却コイル14による油脂の冷却。
冷却された脱臭油脂は外部へ取出される。
なお、第2、第3および第4トレイ以外は場合により真
空容器9外で行ってもよい。
空容器9外で行ってもよい。
前記第2、第3および第4トレイにおける油脂の滞留時
間は、各トレイの大きさのほか、トレイ内の液深および
単位時間当りの供給油脂量によって定まる。
間は、各トレイの大きさのほか、トレイ内の液深および
単位時間当りの供給油脂量によって定まる。
例えば、トレイの大きさを2mX 2mの角型とし、毎
時7.2 第3の油脂を処理する場合、1個のトレイに
おける滞留時間(脱臭時間)を20分、15分および1
0分とすると、各トレイにおける液深は、それぞれ、6
00粍、450粍および300粍となる。
時7.2 第3の油脂を処理する場合、1個のトレイに
おける滞留時間(脱臭時間)を20分、15分および1
0分とすると、各トレイにおける液深は、それぞれ、6
00粍、450粍および300粍となる。
油脂は植物油、動物油等種類によって脱臭に要する時間
が異なるが、との液深を変えることによって所定量の油
脂を処理することができ、また、液深、処理量および滞
留時間の間の相関関係から装置の適応性を増すことがで
きる。
が異なるが、との液深を変えることによって所定量の油
脂を処理することができ、また、液深、処理量および滞
留時間の間の相関関係から装置の適応性を増すことがで
きる。
従来の油脂の連続脱臭装置では、トレイ出口に設けた堰
によるかあるいは第1図に示す通り溢流管を置いて液面
を保つ方法がとられてきた。従って、液深は固定的であ
って、これを変更することは容易でなかった。
によるかあるいは第1図に示す通り溢流管を置いて液面
を保つ方法がとられてきた。従って、液深は固定的であ
って、これを変更することは容易でなかった。
一方脱臭装置は運転休止、あるいは処理油を変更する場
合、トレイ内の油を全部抜きとることが要求される。こ
のような場合、従来装置では半連続式と同様各トレイの
底部に所謂段間弁を置いて行っているが、機器の重複を
免かれない。
合、トレイ内の油を全部抜きとることが要求される。こ
のような場合、従来装置では半連続式と同様各トレイの
底部に所謂段間弁を置いて行っているが、機器の重複を
免かれない。
本発明は従来の油脂の連続脱臭装置における欠点を解消
せんとするものであシ、第1の目的は脱臭トレイ内の液
深を任意に、しかも極めて容易に変更し?lられる装置
を提供するにある。まだ第2の目的はトレイ内の油脂を
簡単に全部排出することができ、運転休止あるいは処理
油の変更が容易にできる装置を提供するにある。
せんとするものであシ、第1の目的は脱臭トレイ内の液
深を任意に、しかも極めて容易に変更し?lられる装置
を提供するにある。まだ第2の目的はトレイ内の油脂を
簡単に全部排出することができ、運転休止あるいは処理
油の変更が容易にできる装置を提供するにある。
本発明の要旨は真空容器内にトレイを上から順次間隔を
置いて下に向って数段設置し、油脂を上部トレイから下
部トレイに順次流下させ、その間に蒸気蒸留する油脂の
連続脱臭装置において、該トレイの底部口に傾斜自在に
したL字管を連結し、該り字管の周囲を間隙を隔てて底
部に孔を設けた外管で包み、該外管に取付けた操作軸に
よって外管およびL字管を傾斜させるようにし、かつ外
管の底部口より次の下段トレイに油脂を導くように構成
したことを特徴とする油脂の連続脱臭装置にある。
置いて下に向って数段設置し、油脂を上部トレイから下
部トレイに順次流下させ、その間に蒸気蒸留する油脂の
連続脱臭装置において、該トレイの底部口に傾斜自在に
したL字管を連結し、該り字管の周囲を間隙を隔てて底
部に孔を設けた外管で包み、該外管に取付けた操作軸に
よって外管およびL字管を傾斜させるようにし、かつ外
管の底部口より次の下段トレイに油脂を導くように構成
したことを特徴とする油脂の連続脱臭装置にある。
本発明の装置の要部を図面によって説明する。
第3図および第4図は、本発明の油脂の連続脱臭装置に
おけるトレイ部における構成の実施態様を示す図である
。第3図は脱臭を行うトレイからトレイへ供給する部分
の縦断面図、第4図はトレイ内の液深を変更する場合に
おける側面図である。
おけるトレイ部における構成の実施態様を示す図である
。第3図は脱臭を行うトレイからトレイへ供給する部分
の縦断面図、第4図はトレイ内の液深を変更する場合に
おける側面図である。
なお、第2図はトレイの平面図を示す。
図中、1はトレイで、処理油脂は入口8から流入される
。油脂はトレイ内に設けられた仕切板16によってジグ
ザグに流れ、底部口2に到シ、L字管3を上昇して溢れ
、L字管3とこれをiM隙を隔てて包んだ外管4との間
隙を下降し、外管4の底部に設けられた孔を通り受皿7
および連結管6を経て次段のトレイ1に導かれる0 この場合におけるトレイ1内の液面はL字管3の上端と
ほぼ一敷する。
。油脂はトレイ内に設けられた仕切板16によってジグ
ザグに流れ、底部口2に到シ、L字管3を上昇して溢れ
、L字管3とこれをiM隙を隔てて包んだ外管4との間
隙を下降し、外管4の底部に設けられた孔を通り受皿7
および連結管6を経て次段のトレイ1に導かれる0 この場合におけるトレイ1内の液面はL字管3の上端と
ほぼ一敷する。
L字管3と底部口2に連結した水平管とは、例えばスタ
フイングボックスを介して接続され、L字管3は2の水
平軸を中心として約90°回転でき、垂直から水平まで
傾斜自在である。15はノくツキングを示す。トレイ1
内油面を変更しようとする場合は、外管4に取付けられ
、且つ密閉容器9の外部に突出させた操作軸5を回転さ
せ、L字管3と密封管4とを、第4図に示す3’、4’
の位置まで傾斜すれば、トレイ1内の液面は3′の上端
の位置の高さになる。この位置においても、垂直の位置
における場合と同様に油脂は受皿7および連結管6を経
て次のトレイ1内に送られる。
フイングボックスを介して接続され、L字管3は2の水
平軸を中心として約90°回転でき、垂直から水平まで
傾斜自在である。15はノくツキングを示す。トレイ1
内油面を変更しようとする場合は、外管4に取付けられ
、且つ密閉容器9の外部に突出させた操作軸5を回転さ
せ、L字管3と密封管4とを、第4図に示す3’、4’
の位置まで傾斜すれば、トレイ1内の液面は3′の上端
の位置の高さになる。この位置においても、垂直の位置
における場合と同様に油脂は受皿7および連結管6を経
て次のトレイ1内に送られる。
すなわち、5字管3および外管4を傾斜させる角度を変
更することにより、トレイ1内の液面の高さを任意に保
つことができ、壕だその傾斜角は操作軸5の回転の度合
によって外部から容易に知ることができる。従って、処
理する油脂の種・項によってトレイ内の滞留時間を適正
な時間に制御し得られ、脱臭効果を優れたものとなし得
る。
更することにより、トレイ1内の液面の高さを任意に保
つことができ、壕だその傾斜角は操作軸5の回転の度合
によって外部から容易に知ることができる。従って、処
理する油脂の種・項によってトレイ内の滞留時間を適正
な時間に制御し得られ、脱臭効果を優れたものとなし得
る。
壕だ、傾斜位置を水平にすれば、トレイ1内の油脂を全
部排出することができ、運転休止、処理油脂の変更も極
めて容易である優れた効果を奏する。
部排出することができ、運転休止、処理油脂の変更も極
めて容易である優れた効果を奏する。
なお、操作軸5による傾斜は単純にハンドル操作により
行ってもよいが、セルシンを利用して遠陥操作により行
うことが更に便利である。
行ってもよいが、セルシンを利用して遠陥操作により行
うことが更に便利である。
第1図は油脂の連続脱臭装置の概要図で、第2図はトレ
イ内の平面図、第3図および第4図は本発明装置におけ
る実施態様図で、第3図はその縦断面図、第4図はトレ
イ内の液深を変更する場合における側面図である。 1ニドレイ、 2:底部口、3:5字管、
3’、4’:傾斜位置、4:外管、
5:操作軸、 6:連結管、 7:受皿\ 8:入口、 9二真空容器、10:加熱コ
イル、 11:熱交換コイル、12:高圧蒸気管、
13:原料油脂管114:冷却コイル、 1
5:パッキング、16:仕切板、 17:蒸気
吹込ノズル、18:溢流管。 特許出願人 株式会社 岩 井
イ内の平面図、第3図および第4図は本発明装置におけ
る実施態様図で、第3図はその縦断面図、第4図はトレ
イ内の液深を変更する場合における側面図である。 1ニドレイ、 2:底部口、3:5字管、
3’、4’:傾斜位置、4:外管、
5:操作軸、 6:連結管、 7:受皿\ 8:入口、 9二真空容器、10:加熱コ
イル、 11:熱交換コイル、12:高圧蒸気管、
13:原料油脂管114:冷却コイル、 1
5:パッキング、16:仕切板、 17:蒸気
吹込ノズル、18:溢流管。 特許出願人 株式会社 岩 井
Claims (1)
- 真空容器内にトレイを上から順次間隔を置いて下に向っ
て数段設置し、油脂を上部トレイから下部トレイに順次
流下させ、その間に蒸気蒸留する油脂の連続脱臭装置に
おいて、トレイの底部口に傾斜自在にしたL字管を連結
し、該り字管の周囲を間隙を隔てて底部に孔を設けた外
管で包み、該外管に取付けた操作軸によって外管および
L字管を任意に傾斜させるようにし、かつ外管の底部口
より次の下段トレイに油脂を導くように構成したことを
特徴とする油脂の連続脱臭装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8669883A JPS59213797A (ja) | 1983-05-19 | 1983-05-19 | 油脂の連続脱臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8669883A JPS59213797A (ja) | 1983-05-19 | 1983-05-19 | 油脂の連続脱臭装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59213797A true JPS59213797A (ja) | 1984-12-03 |
JPH0150358B2 JPH0150358B2 (ja) | 1989-10-30 |
Family
ID=13894161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8669883A Granted JPS59213797A (ja) | 1983-05-19 | 1983-05-19 | 油脂の連続脱臭装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59213797A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008539066A (ja) * | 2005-04-29 | 2008-11-13 | アルファ ラヴァル コーポレイト アクチボラゲット | 脱臭方法 |
JP2009067851A (ja) * | 2007-09-11 | 2009-04-02 | Nippon Oil Corp | 炭化水素回収システム及びそれに用いる脱気装置、並びに炭化水素回収方法。 |
-
1983
- 1983-05-19 JP JP8669883A patent/JPS59213797A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008539066A (ja) * | 2005-04-29 | 2008-11-13 | アルファ ラヴァル コーポレイト アクチボラゲット | 脱臭方法 |
JP2009067851A (ja) * | 2007-09-11 | 2009-04-02 | Nippon Oil Corp | 炭化水素回収システム及びそれに用いる脱気装置、並びに炭化水素回収方法。 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0150358B2 (ja) | 1989-10-30 |
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