JPS59213459A - 鉱石または砂の脱水方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、鉱石ま几は砂を脱水するための複槽スパイ
ラル分級機による脱水方法およびその装置に関する。

従来よシ行なわれているスパイラル分級機による脱水方
法及びその装置は、傾斜した分級槽に原料と水を投入し
て、スパイラル分級機によシ分級した掻き揚げ物を上部
の分級槽へ掻き揚げ、該分級槽の底部に取り付けた振動
機によって、掻き揚げ物に振動を加えて脱水を促進して
いたが、スパイラル断面における掻き揚げ物の割合が大
きい危めに脱水された水の排水路がなく、掻き揚げ物と
一緒に製品排出口よシ外部へ排出され、製品の含水率を
低下させることができないばかシか、底部にスクリーン
を取り付けて脱水する方法も掻き揚げ物がスクリーンに
目詰りをおこし脱水を不可能にすることも多かつ次。

この発明は、傾斜した第１分級槽に原料と水を投入し、
小径スパイラルで第２分級槽へ掻き揚げ物を掻き揚げ、
該第２分級槽の振動機によって掻き揚げ物に振動を与え
て脱水を促進し、更に、該第２分級槽に配設し次大径ス
パイラルにより掻き揚げ物のスパイラル断面に対する割
合を小さくして、排水を容易にし、含水率を低下させた
掻き揚げ物を上部に大径スパイラルで掻き揚げて製品ど
して製品排出口より外部へ取り出す複槽スパイラル分級
機による脱水方法およびその装置により上記の欠点を解
決した。

この発明に使用する複槽スバイジル分級機を図面に基づ
いて詳細ににに明する。

複槽スパイラル分級機本体ｌのスパイラル軸２に５カ冗
長さの小径スパイラル３および大径スパイラル４を順次
配設する。該小径スパイラル３の長さに合わせて傾斜し
几第１分級槽５を、該大径スパイラル４の長さに合わせ
て傾斜した第２分級槽６をそれぞれ形成する。７は掻き
揚げ物に振動を与えるための振動機、８および９は振動
機７による振動が第１分級槽５および複槽スパイラル分
級機本体１に伝わるのを防止する几めの防振材である。

該防振材８で第１分級槽５と第２分級槽６を連結してい
る。防振材８．９は第２図に示す如く省略すること本可
能である。１０はオーバーフロー水排出口、１１は原料
と水を投入する止めの原料投入口、１２は再度水を投入
するための水投入口、１３は脱水された掻珪揚げ物１４
の製品取出口である。

次にこの発明の脱水方法を詳細に説明する。

まず原料と水を原料投入口１１より投入すると原料は第
１分級槽５内に配設された小径スパイラル３によυ分級
され、掻き揚げ物は小径スノ（イ２ル３によって上部の
第２分級槽６内へ掻き揚げられる。第２分級槽６内へ送
り込まれ次掻き揚げ物１４は水投入口１２から供給され
九本と共に第２分級槽６内に配設され九大径スパイラル
４によって分級されると同時に第２分級槽６に取り付け
られた振動機７により振動されて圧密状態となり、掻き
揚げ物１４内部の水は浮き揚げられる。また大径スパイ
ラル４は小径スパイラル３よシも掻き揚げ能力が大きい
ため、掻き揚げ物のスパイラル断面にしめる割合は小さ
くなる念め排水路ができ、脱水され良木は第２分級槽６
の下方へ排出し、第２分級槽６より第１分級槽５へ送り
込まれ、オーバーフロー水排水口１０よシ外部へ排出さ
れる。一方、脱水された掻き揚げ物１４は大径スパイラ
ル４によって掻き揚げられ製品取出口１３より回収され
る。ま九防振材８．９を設けることにより、振動機７に
よる振動が第１分級槽５やスパイラル本体１に伝わるの
を防止する。

この発明の方法およびその装置は上記の構成よシなるの
で、下記の特有な作用・効果を奏する。

（イ）　１台のスパイラル分級機本体に複数の分級槽お
よび大小径のスパイラルを配設したので、極めて能率的
で完全な分級および含水率の低い掻き揚げ物？回収でき
る。

（ロ）順次スパイラルの径が大きくなるように配設した
ので、掻き揚げ物のスパイラル断面にしめる割合が小さ
くなる几め、振動によシ脱水され良木の排水が充分にで
きる。

し九がって、掻き揚げ物の含水率を充分に低下させるこ
とが、運搬中に道路等に水を流出させるおそれがない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の方法に使用する装置の縦断面図、第
２図はこの発明の方法に使用する別の実施例の縦断面図
である。 図において、 １０９．複槽スパイラル分級機本体、２１０．スパイラ
ル軸、３・・・小径スパイラル、４・・・大径スパイラ
ル、５・・・第１分級槽、６・・・第２分級槽、７・・
・振動機、８．９・・・防振劇、１０・・・オーバーフ
ロー水排出口、１１・・・原料投入口、１２・・・水投
入口、１３・・・製品取出口、１４・・・掻き揚げ物。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　ｔず第１分級槽に原料と水を投入して小径ス
   パイラルで分級するその後分級された掻き揚げ物を小径
   スパイラルで上部の第２分級槽に掻き揚げると再び水を
   投入して大径スパイラルで分級しながら振動機で掻き揚
   げ物に振動を与えて脱水を行なうことを特徴とする鉱石
   および砂の脱水方法。
2. （２）小径スパイラルおよび大径スパイラルをスパイラ
   ル軸に配設し、該小径および大径スパイラルの長さに合
   わせて傾斜した第１分級槽および第２分級槽を順次形成
   し、該第２分級槽に振動機を取り付は友ことを特徴とす
   る鉱石および砂の脱水装置。
3. （３）　　小径スパイラルおよび大径スパイラルをスパ
   イラル軸に配設し、該小径および大径スパイラルの長さ
   に合わせて傾斜した第１分級槽および第２分級槽を防振
   材を介して順次形成し、該第２分級槽に振動機および防
   振材を取シ付は九ことを特徴とする鉱石および砂の脱水
   装置。