JPS5920991B2 - 位置感応計数管の出力パルス対検出装置 - Google Patents

位置感応計数管の出力パルス対検出装置

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JPS5920991B2
JPS5920991B2 JP7100478A JP7100478A JPS5920991B2 JP S5920991 B2 JPS5920991 B2 JP S5920991B2 JP 7100478 A JP7100478 A JP 7100478A JP 7100478 A JP7100478 A JP 7100478A JP S5920991 B2 JPS5920991 B2 JP S5920991B2
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JP
Japan
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pulse
delay line
circuit
time
pulses
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JP7100478A
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English (en)
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JPS54162564A (en
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精士 間瀬
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Rigaku Denki Co Ltd
Original Assignee
Rigaku Denki Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 放射線の入射位置を検出する場合に、アノードの前面に
電磁遅延線を設けた位置感応型の計数管が用いられる。
この計数管は、放射線の入射と同時にアノードから1つ
の出力パルスを送出するが、更に遅延線の両端から入射
位置に対応した時間遅れをもって1対の出力パルスを順
次送出する。
従つて遅延線の両端から送出される1対の出力パルスの
間の時間差を観測することによって放射線の入射位置が
検出される。
しかし1対のパルスが共に遅延線の両端から送出される
前に次の放射線が入射してパルスを生ずると、1対のパ
ルスの対応関係が不明確になって誤観測を生ずる。
従って従来は遅延線の一端で発生したパルスが他端まで
伝ばんする時間、すなわち全遅延時間以内に2つ以上の
放射線が入射した場合はその何れをも観測しないように
する回路を設けていたが、特に高計数率の放射線に対し
ては観測能率が著しく低下して、事実上位置の検出を行
い得なくなる欠点があった。
本発明は遅延線の両端から順次送出された1対のパルス
が同一の放射線によって発生したものであるか否かの検
出を行って、同一の放射線によるときは、そのパルス対
を採用することにより観測能率を向上するものである。
第1図は本発明のパルス対検出装置Kを用いて、1対の
パルスの時間差を記憶装置Mに書き込む装置の構成の一
例である。
すなわち計数管りはアノードAと対向するように電磁遅
延線りを設けたもので、例えば点Xに放射線が入射して
封入ガスに電離を生ずると、その電離電子の入射によっ
てアノードAから直ちに1つのパルスが送出されると共
に遅延線りにおける点Xと対向する位置に誘導電荷が発
生して、この電荷は矢印のように該遅延線を両端へ向っ
て伝ばんし、点Xから遅延線の両端までの距離に対応す
る時間遅れをもって上記両端から1対の出力パルスが順
次送出される。
これらのパルスは、それぞれ増幅器Eおよび整形回路F
を介してタイミング回路Tに加えられ、例えばパルスの
立上り時点においてタイミングパルスが送出される。
このタイミングパルスは本発明ノパルス対検出装置Kに
加わると共に遅延線の両端から送出されたパルスは更に
時間差検出回路TCに加わる。
すなわち回路TCは遅延線りの両端から順次送出された
2つのパルスの時間差に相当する電圧またはディジタル
量を記憶装置Mに加え、またパルス対検出装置には上記
2つのパルスが同一の放射線によって発生したものであ
るか否かの検出を行って、同一の放射線によることが確
認されると記憶装置Mに書込指令信号を加える。
第2図は本発明実施例のパルス対検出装置にの構成を示
した図、第3図は第2図に同一符号で示した部分の信号
波形で、端子SO、Sl 、S2に計数管りにおけるア
ノードAおよび遅延線りの両端から送出されるパルスに
よって発生したタイミンクハルスa、b、cが加わる。
従ってパルスaでフリップ、フロップ回路FFOが駆動
されて、その出力dでフリップ、フロップ回路FF’3
が駆動されると共にフリップ、フロップ回路FF1゜F
F2がセットされる。
この状態で端子S1またはS2の一方例えばSlにパル
スbが加わると、フリップ、フロップ回路FF1が駆動
され、かつオアゲートG1を介して加えられるパルスで
フリップ、フロップ回路FF3が復旧する。
その出力信号eでアントゲ−)G2が開放して、周期t
のクロックパルス発生器Pの出力パルスfが該ゲートを
通過し、更にオアゲー)G3を通って計数器Nに加わる
またフリップ、フロップ回路FF1およびFF2の出力
g、hがオアゲートG4を通って、その出力iおよび前
記フリップ、フロップ回路FF3の出力jがアントゲ−
)G5に加わる。
かつクロックパルス発生器Pは分周率が1/2の分周器
Hを介してアントゲ−)G5に周期2tのクロックパル
スを加えるから、該ゲートがパルス列kを送出して、こ
のパルス列がオアゲー)G3を介して計数器Nに加わる
すなわち計数器Nにはパルスaからbまでの間周期tの
クロックパルスfが加わり、次に引続いて2倍の周期2
tのクロックパルスkが加わる。
この計数器Nのフルスケールn。
は、遅延線りの全遅延時間をt。また適当な微小時間を
Δtoとするとき、 (to−Δto) /2 t で与えられるように設
定されている。
従ってクロックパルス列fのパルス数をnbとすると、
パルスbが送出されてから2t(nO−nb)で与えら
れる時間の後に計数器Nから出力信号が送出されて一致
回路Bに加わる。
また端子S2のパルスCはオアゲー)G1を介して上記
−数回路Bに加わるが、この一致回路は計数器Nから信
号を加えられたのち時間2Δtoの間にパルスCが加わ
るとアントゲ−)G6に適当な時間幅の信号を加え、上
記時間内にパルスCが加えられないときはアントゲ−)
G7に信号を加える。
かつ単安定マルチバイブレータQ1は前記出力iの消滅
と同時に起動してlのような信号をアンドゲートG6.
G7に加えるから、もし時間2Δtoの間にパルスCが
加わったものとすると、アンドゲートG6から書込指令
信号mが第1図の記憶装置Mに加わって、時間差検出回
路TCで検出されたパルスb、c間の時間差が上記記憶
装置に書込まれる。
しかし時間2Δtoの間に一致回路BにパルスCが加わ
らない場合は、アンドゲートG7から信号nが送出され
て、単安定マルチバイブレータQ2が起動し、信号0が
発生する。
この信号はオアゲー)G8を通って計数器Nおよびフリ
ップフロップ回路FFOをリセットする。
また前述のように書込みが行われた場合はその完了と同
時に例えば記憶装置Mから端子S3に信号pが加えられ
て、この信号で上記リセットが行われる。
上述のように計数器Nは、計数管のアノードパルスaか
ら遅延線の一端がパルスbを送出するまで周期tのクロ
ックパルス数nbを計数し、引続き周期2tのパルスを
計数して、その計数値がn□ に達したとき信号を送出
する。
この信号から時間2Δtoの間に遅延線の他端からパル
スCが送出されるとパルス対検出信号mが発生する。
かつ遅延線の全遅延時間をt。
とするとき、noをno−(to−Δto)/2 t
・・・・・・(1)に設定しである。
従ってパルスaからbまでの時間をtb、またパルスb
から計数器が出力信号を送出するまでの時間なtXとす
ると、 tX−2t(no−nb) −t−Δt −2tb ・・・・・・(2)0
0 であって、パルスbから一致回路BにパルスCが加えら
れるまでの時間1/が(to−Δto−2tb)乃至(
to−Δto−2tb+2Δ1o)、すなわちt/X−
t□−2tb±Δt ・・・・・・(3)の条件を
満したとき検出信号mが送出される。
かつパルスが第1図の点Xから遅延線りを図の上方へ伝
ばんしてその上端に達するまでの時間と、逆に下方へ伝
ばんして下端に達するまでの時間との和は、明らかに上
記遅延線りの全遅延時間に相当するから、第3図のパル
スbとCが同一の放射線によって発生したものであると
、パルスaからCまでの時間をt。
とするときto−tb+tc ++・・・・(
4)が成立する。
この関係を上記(3)式に代入するとt/x−tc−t
b±Δt ・・・・−(5)となる。
このように遅延線の任意の一端から出力パルスbが送出
されたのち、他端から同一放射線によって発生したパル
スCが送出されるべき時刻の前後Δtoの間に一致回路
Bにパルスが加わると検出信号mが送出される。
従って余裕時間Δtoを遅延線りの遅延時間のばらつき
、あるいはこの遅延線りに発生したパルス波形等による
タイミング回路Tの発生パルスの時間的位置の変動の大
きさ等に応じて適当に設定してお(ことにより、遅延線
の両端から引続いて送出された2つのパルスが同一放射
線によるものであるか否かの検出が行われる。
すなわち本発明は遅延線上の任意の1点に発生したパル
スが、その両端に向って逆向きに進行してそれぞれ端部
へ到達するまでの時間の和が上記遅延線の全遅延時間に
等しいこと、すなわち前記第(4)式が成立することを
利用して、一方の端部に1つのパルスが到達したとき、
その遅延時間、例えばtbによって他方の遅延時間t。
を予測し、tc±Δtoの間に次のパルスが到達したと
き、例えば第1図の記憶装置Mに書込指令信号mを加え
るものである。
すなわち第1、第2の放射線が連続して入射し、第1の
放射線によるパルスが遅延線の一端から送出されたのち
、他端からは逆に第2の放射線によるパルスが第1の放
射線によるパルスより先に送出された場合は前記第(4
)式の関係が成立しないために信号mが送出されない。
しかしこのように第1と第2の放射線による出力パルス
の順序が逆にならない限り遅延線りの遅延時間より小さ
い時間差をもって2つの放射線が連続して入射した場合
でも先のパルスの入射位置を検出して記憶装置Mに書き
込むことができる。
また以上は計数器Nのフルスケールn。
を第(11式のように設定することによって、所期の作
用効果が得られることを説明したものである。
しかし第3図においてパルスbがパルスaと一致した状
態を考えるとパルスaからCまでの時間が遅延線の全遅
延時間り。
どなって、この状態では同図にのパルス列がパルスaの
位置から発生する。
従って上記第(1)式の関係を設定することによって、
上記作用効果の得られることを推定することができる。
更に第(4)式のように第3図のパルスaからbまでの
時間tbとaからCまでの時間t。
どの和が遅延線りの全遅延時間であるが、この関係を第
3図のパルス列fおよびkの計数によって求めるために
はパルス列fの周期tをパルス列にの周期の2分の1に
しなげればならないことは明らかである。
従って本発明においては周期2tのパルス列kを必要と
するものである。
以上説明したように本発明の装置は、遅延線の両端から
引続いて送出された2つのパルスが、同一放射線によっ
て発生したものであるとき検出信号を送出する。
従ってこの信号を例えば記憶装置の書込指令信号として
用いることにより、計数管内で発生した1つのパルスが
遅延線を伝ばんしている間に他のパルスが発生した場合
でも、遅延線の端部から送出される出力パルスの順序が
逆にならない限り、先のパルスの発生位置を知ることが
できる。
従って特に計数率の高い放射線に対して入射位置の観測
効率を向上し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置を用いて、放射線の入射位置を記
憶する装置の構成の一汐lを示した図、第2図は本発明
実施例の構成を示した図、第3図は第2図の装置におけ
る各部の信号波形を示した図である。 なお図において、Dは位置感応計数管、Kは出力パルス
対検出装置、Mは記憶装置、TCは時間差検出回路、F
F’0 、FF1.FF2 。 FF3はフリップ、フロップ回路、G1.G3゜G4
、G8はオアゲート、G2 、G5 、G6 。 G7はアンドゲート、Pはクロックパルス発生器、Hは
分周器、Nは計数器、Bは一致回路、Ql 。 G2はマルチバイブレークである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アノードの前面に遅延線を具備し放射線の入射によ
    ってその両端から送出される1対の出力パルスの時間差
    を観測される位置感応計数管において前記アノードが出
    力パルスを送出した時点から遅延線の一端が出力パルス
    を送出する時点まで周期上のクロックパルスを送出する
    回路と、上記クロックパルスに引続いて周期2tのクロ
    ックパルスを送出する回路と、上記周期tおよび2tの
    クロックパルスを計数してその計数値が前記遅延線の全
    遅延時間によって定まる所定の値に達したとき出力信号
    を送出する計数回路と、前記遅延線の他端から送出され
    る出力パルスと上記計数回路の出力信号とがほぼ同時に
    送出されたとき検出信号を送出する一致回路とよりなる
    ことを特徴とする位置感応計数管の出力パルス対検出装
    置。
JP7100478A 1978-06-14 1978-06-14 位置感応計数管の出力パルス対検出装置 Expired JPS5920991B2 (ja)

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JP7100478A JPS5920991B2 (ja) 1978-06-14 1978-06-14 位置感応計数管の出力パルス対検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS54162564A JPS54162564A (en) 1979-12-24
JPS5920991B2 true JPS5920991B2 (ja) 1984-05-16

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ID=13447914

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1980791B1 (de) 2003-08-06 2016-11-09 BSH Hausgeräte GmbH Gargerät mit einer Bräunungssensorvorrichtung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1980791B1 (de) 2003-08-06 2016-11-09 BSH Hausgeräte GmbH Gargerät mit einer Bräunungssensorvorrichtung

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JPS54162564A (en) 1979-12-24

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