JPS5920985A - 発熱体用ベ−ス - Google Patents
発熱体用ベ−スInfo
- Publication number
- JPS5920985A JPS5920985A JP12955882A JP12955882A JPS5920985A JP S5920985 A JPS5920985 A JP S5920985A JP 12955882 A JP12955882 A JP 12955882A JP 12955882 A JP12955882 A JP 12955882A JP S5920985 A JPS5920985 A JP S5920985A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- fabric
- electrodes
- base
- conductive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Surface Heating Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は発熱体用ベースに関し、特にカーボン粒子のよ
うな導電性物質を含有させた面状発熱体用ペースに関す
る。
うな導電性物質を含有させた面状発熱体用ペースに関す
る。
面状発熱体は、合成樹脂等の非導電性物質中にカーボン
粒子のような導電性物質を分散させた平面状の発熱体ベ
ースに通電用の電極を設け、絶縁処理を施したものであ
り、これに通電するとジュール熱を発し、発熱体表面か
ら赤外線を放射する。
粒子のような導電性物質を分散させた平面状の発熱体ベ
ースに通電用の電極を設け、絶縁処理を施したものであ
り、これに通電するとジュール熱を発し、発熱体表面か
ら赤外線を放射する。
このような発熱体、殊に面状発熱体は、寒冷地の床暖房
、屋根の融雪、温床等に使用されつつある。
、屋根の融雪、温床等に使用されつつある。
従来知られている面状発熱体としては、例えば、カーボ
ンと合成樹脂をブレンドしたノート状物に一対の電極を
設け、その表面を合成樹脂で絶縁被覆したものがある。
ンと合成樹脂をブレンドしたノート状物に一対の電極を
設け、その表面を合成樹脂で絶縁被覆したものがある。
しかし、単にこのように構成しただけでは、実際の使用
忙際して不均一な発熱が生じ易い、特に面状発熱体上に
重■物を載せた箇所とそうでない箇所との間での温度差
が大きく、局部的な異常発熱さえ発生することがある。
忙際して不均一な発熱が生じ易い、特に面状発熱体上に
重■物を載せた箇所とそうでない箇所との間での温度差
が大きく、局部的な異常発熱さえ発生することがある。
また長期間使用したり、外力が加わると変形するという
問題を有している。
問題を有している。
本発明の目的は、上記従来技術に鑑み、均一な発熱性を
有し、かつ寸法安定性の良好な発熱体のペース(基体°
)を提供することにある。
有し、かつ寸法安定性の良好な発熱体のペース(基体°
)を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明者らは鋭意検討した結
果、電極間に導電性線状物を適当な間隔をおいて配置し
た布帛を基体とし、カーボン粒子を含む導電性シートを
併用することにより該導電性線状物を中継点として電流
が均一に流れ、局部的な高温が防止されることを見出し
、本発明を完成するに到った。
果、電極間に導電性線状物を適当な間隔をおいて配置し
た布帛を基体とし、カーボン粒子を含む導電性シートを
併用することにより該導電性線状物を中継点として電流
が均一に流れ、局部的な高温が防止されることを見出し
、本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明の発熱体ペースは、布帛の両端に潜っ
て設けられた一対の線状電極と、該電極間に間隔をおい
て該電極と実質的に並行に設げらJした4電性線状物と
を有することを特徴とする。
て設けられた一対の線状電極と、該電極間に間隔をおい
て該電極と実質的に並行に設げらJした4電性線状物と
を有することを特徴とする。
以下、本発明を図面によりさらに詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す面状発熱体ベースの
平面図、第2図は、そのII−u線に沿った断面図であ
る。この発熱体ベース1は、布帛2と、該布帛20両端
に沿って設けられた一対の電極3A、3Bと、該電極間
に該電極と実質的に並行して設けられた複数の導電性線
状物4とから構成される。
平面図、第2図は、そのII−u線に沿った断面図であ
る。この発熱体ベース1は、布帛2と、該布帛20両端
に沿って設けられた一対の電極3A、3Bと、該電極間
に該電極と実質的に並行して設けられた複数の導電性線
状物4とから構成される。
本発明に用いる布帛2としては、編織物、不織布、特に
メツシュ状の編織物が好適であるが、シート状の多孔質
体でも使用可能である。繊維の材質としては、セルロー
ス、羊毛等の天然繊維、レーヨン等の再生繊維、アセテ
ート等の半合成繊維、ポリアクリロニトリル、ポリエス
テル、ポリアミド等の有機繊維(好ましくはポリエステ
ル繊維)、ガラス繊維等の無機繊維が使用可能である。
メツシュ状の編織物が好適であるが、シート状の多孔質
体でも使用可能である。繊維の材質としては、セルロー
ス、羊毛等の天然繊維、レーヨン等の再生繊維、アセテ
ート等の半合成繊維、ポリアクリロニトリル、ポリエス
テル、ポリアミド等の有機繊維(好ましくはポリエステ
ル繊維)、ガラス繊維等の無機繊維が使用可能である。
これらの布帛の目付(単位面積当りの重唱、)は30〜
5009 / n?が適当である。
5009 / n?が適当である。
上記布帛の両端に?aつて線状電極3A、3Bを設ける
には、例えば直径0.1〜s mmの銅線を1木、また
は複数本並行して布帛に挿通、または載置固着させれば
よい。上記複数本の銅線の代りに扁平な線状物(例えば
メツシュ状電極)等を用いてもよい。
には、例えば直径0.1〜s mmの銅線を1木、また
は複数本並行して布帛に挿通、または載置固着させれば
よい。上記複数本の銅線の代りに扁平な線状物(例えば
メツシュ状電極)等を用いてもよい。
線状電極3A、3Bの間に実質的に並行に設けられる導
電性線状物4としては、例えば直径0.01〜0.5朋
程度の銅線、カーボンブラック、金属粒子等を含む導電
性繊維、導電性のめつき繊維等があげられる。これらは
単数または複数木組合わせて用いることができる。布帛
に該導電性線状物を挿通ずるKは、例えばこれらの線状
物を繊維と撚糸して製編織したり、繊維の何本おきかに
混入したり、または不織布に埋設する等の方法があげら
れる。これらの線状物の並べ方としては、電極の両端に
実質的に並行であればよく、例えば第3図の(イ)〜に
)に示すような種々の配列が挙げられる。
電性線状物4としては、例えば直径0.01〜0.5朋
程度の銅線、カーボンブラック、金属粒子等を含む導電
性繊維、導電性のめつき繊維等があげられる。これらは
単数または複数木組合わせて用いることができる。布帛
に該導電性線状物を挿通ずるKは、例えばこれらの線状
物を繊維と撚糸して製編織したり、繊維の何本おきかに
混入したり、または不織布に埋設する等の方法があげら
れる。これらの線状物の並べ方としては、電極の両端に
実質的に並行であればよく、例えば第3図の(イ)〜に
)に示すような種々の配列が挙げられる。
このような導電性線状物の設置間隔は、均一な導電性が
得られる範囲であればよく、通常は1〜10スが適当で
ある。
得られる範囲であればよく、通常は1〜10スが適当で
ある。
本発明の面状発熱体ベースを使って面状発熱体を製造す
るには、カーボン粒子を含む合成樹脂を含浸したり、ま
たはカーボン粒子を含む合成樹脂シートをラミネートす
ればよい。必要に応じてその表面に絶縁性被覆を施すこ
とができる。
るには、カーボン粒子を含む合成樹脂を含浸したり、ま
たはカーボン粒子を含む合成樹脂シートをラミネートす
ればよい。必要に応じてその表面に絶縁性被覆を施すこ
とができる。
上記のようにして得られた面状発熱体の両端の電極に電
圧を印加すると電流はカーボン粒子間を流れて発熱する
が、このとき、布帛の電極間に挿通されている導電性線
状物が一種のステーションの役割を果たし、これKより
面状発熱体ベース全面の電流密度が均一となり、局部的
な異常高温の発生が防止される。この導電性線状物は布
帛に均一に挿通されているうえ、この布帛自体がカーボ
ン粒子を含む合成樹脂層と密着しているため、電流の一
層の均一化がはかられる。また布帛は、主として繊維か
ら構成されているため、寸法安定性が大きく、従来のシ
ートのみのものに比してはるかに変形し難い。
圧を印加すると電流はカーボン粒子間を流れて発熱する
が、このとき、布帛の電極間に挿通されている導電性線
状物が一種のステーションの役割を果たし、これKより
面状発熱体ベース全面の電流密度が均一となり、局部的
な異常高温の発生が防止される。この導電性線状物は布
帛に均一に挿通されているうえ、この布帛自体がカーボ
ン粒子を含む合成樹脂層と密着しているため、電流の一
層の均一化がはかられる。また布帛は、主として繊維か
ら構成されているため、寸法安定性が大きく、従来のシ
ートのみのものに比してはるかに変形し難い。
以上、本発明によれば、導電性布帛の両端の電極間に導
電性線状物を適当な間隔で平行して設けたことにより、
発熱体ベース全面の電流密度を均一化し、温度分布の不
均一または局部的な異常高温を防止し、また寸法安定性
を向上させることができる。
電性線状物を適当な間隔で平行して設けたことにより、
発熱体ベース全面の電流密度を均一化し、温度分布の不
均一または局部的な異常高温を防止し、また寸法安定性
を向上させることができる。
以下、本発明の具体的実施例を述べる。
実施例1
210デニール/4フイラメントのポリエステル繊維を
用いて経10木/cm、緯7木/CrrLの織物を作成
した。このとき、両端に直径0.3間の銅線を各5木挿
通して電極とし、また両端の間には4α間隔で経糸に直
径0.1 mmの銅線を撚糸したポリエステル繊維を用
いて導電性線状物質どした。
用いて経10木/cm、緯7木/CrrLの織物を作成
した。このとき、両端に直径0.3間の銅線を各5木挿
通して電極とし、また両端の間には4α間隔で経糸に直
径0.1 mmの銅線を撚糸したポリエステル繊維を用
いて導電性線状物質どした。
この布帛にカーボンブラック:ポリ塩化ビニル=7:1
0の厚さ1順になるようにコーディングして発熱体ベー
スを得、さらに絶縁被覆のためにその両面に0.7朋の
ポリ塩化ビニルシートをラミネートして面状発熱体とし
た。
0の厚さ1順になるようにコーディングして発熱体ベー
スを得、さらに絶縁被覆のためにその両面に0.7朋の
ポリ塩化ビニルシートをラミネートして面状発熱体とし
た。
この面状発熱体5ぜを床に敷設し、床面積12重則70
kgの荷重をかけ両電極間にAC100V印加して通電
したところ、発熱温度は1500時間通電後もすべての
個所で60 ’Cと均一であった。
kgの荷重をかけ両電極間にAC100V印加して通電
したところ、発熱温度は1500時間通電後もすべての
個所で60 ’Cと均一であった。
また500回屈向後もこの温度は不変であり、また寸法
も不変であった。
も不変であった。
実施例2
0.1デニール5順のポリアクリル繊維を用いて目利1
00FI/m’のウェブを抄造法にて2枚製造した。こ
のウェブ一枚の両端に直径0.5 mmの銅線を各3本
載置し、その中間に6 (、”m間隔で直径0.2間の
銅線を載置した後、その上に他の一枚のウェブをのせ、
柱状流にて二層のウェブを交絡一体化させた。
00FI/m’のウェブを抄造法にて2枚製造した。こ
のウェブ一枚の両端に直径0.5 mmの銅線を各3本
載置し、その中間に6 (、”m間隔で直径0.2間の
銅線を載置した後、その上に他の一枚のウェブをのせ、
柱状流にて二層のウェブを交絡一体化させた。
この布帛に、カーボンブラック分散液を含浸させ、乾燥
後、本発明の発熱体ベースを得た。該発熱体ベースの両
面にポリ塩化ビニルシートをラミネートして面状発熱体
とした。この面状発熱体の電極KAC100Vを印加し
て通電したところ、1500時間通電後もすべての個所
で温度は60℃と一定であった。
後、本発明の発熱体ベースを得た。該発熱体ベースの両
面にポリ塩化ビニルシートをラミネートして面状発熱体
とした。この面状発熱体の電極KAC100Vを印加し
て通電したところ、1500時間通電後もすべての個所
で温度は60℃と一定であった。
第1図は、本発明の一実施例を示す面状発熱体ベースの
平面図、第2図は、そのII −II線に宿った矢視断
面図、第3図(イ)、(ロ)、(ハ)、に)は、それぞ
れ本発明に用いる導電性線状物の種々の形状を示す線図
である。符号の説明は下記のと1.1りである。 1・・・面状発熱体ベース、2・・・布帛、3A、3B
・・・電極、4・・・導電性線状物。
平面図、第2図は、そのII −II線に宿った矢視断
面図、第3図(イ)、(ロ)、(ハ)、に)は、それぞ
れ本発明に用いる導電性線状物の種々の形状を示す線図
である。符号の説明は下記のと1.1りである。 1・・・面状発熱体ベース、2・・・布帛、3A、3B
・・・電極、4・・・導電性線状物。
Claims (1)
- (1)布帛の両端に沿って設げられた一対の線状電極と
、該電極間に間隔をおいて該電極と実質的忙並行に設け
られた導電性線状物とを有することを特徴どする発熱体
用ベース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12955882A JPS5920985A (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | 発熱体用ベ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12955882A JPS5920985A (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | 発熱体用ベ−ス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5920985A true JPS5920985A (ja) | 1984-02-02 |
Family
ID=15012460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12955882A Pending JPS5920985A (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | 発熱体用ベ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5920985A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62184688U (ja) * | 1986-05-14 | 1987-11-24 |
-
1982
- 1982-07-27 JP JP12955882A patent/JPS5920985A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62184688U (ja) * | 1986-05-14 | 1987-11-24 |
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