JPS59209833A - 歯車の製造方法 - Google Patents

歯車の製造方法

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JPS59209833A
JPS59209833A JP58085548A JP8554883A JPS59209833A JP S59209833 A JPS59209833 A JP S59209833A JP 58085548 A JP58085548 A JP 58085548A JP 8554883 A JP8554883 A JP 8554883A JP S59209833 A JPS59209833 A JP S59209833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
fiber
fibers
bias sheet
reinforcing
Prior art date
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Pending
Application number
JP58085548A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Goto
後藤 孟
Seiji Kusano
草野 誠二
Masami Hirano
平野 正己
Masahiro Saruta
猿田 雅弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は繊維補強樹脂歯車の新規な製造方法に関するも
のである。
〔背景技術〕
繊維補強樹脂歯車は低騒音、無給油等を特徴として柚々
な川遊に使用さnまた、その製造方ff−モ故多く提案
されている。
これらの方法は大別して成型後歯切加工を必要とする方
法と歯形状そのものを成型する方法に分類することが出
来るが、合理的なプロセスは後者にあることは明らかで
ある。
一方こnらの製造方法に於て考慮されているのは補強繊
維をいかに効果的に歯車に於いて配向せしめるかという
ことである。このことは、歯車に要求される性能の内、
全ての補強線維がコントロール下に於かね金歯にわたっ
て均一な頻度を有することを目的としてその製造方法が
開発さnて来た。その内規つかは具体的に実施に移さn
たものもあるがその数は多くない。
その理由は補強繊維を簡便な方法(工業的に利用しつる
方法)で成形時コントロール下におくことが極で困難で
あるためである。
〔発明の目的〕
本発明者等は歯切加工を必要としない歯車の製造方法に
於て如何に効率長く補強繊維の配向をコントロールする
かについて研究した結果本発明に達した。
〔発明の溝成〕
即ち本発明の要旨とするところは、歯車を圧縮成型法で
製造するに際し、使用される雌金型に嵌合しつる円筒状
バイアスシートを配置し、これを歯巾方向に圧縮しっつ
歯丈方向に圧力を付加し・該バイアスシートを雌金型表
面に圧着成型して繊維補強樹脂歯車を製造することにあ
る0 以下図面に従って本発明の詳細な説明する。
本発明の方法は歯車を主として圧縮成型によって&!!
造さn6場合に採用される技術である。
圧縮成型に於ては一般に雄型、及び雌型金型が採用され
雌金型の表面形状が得らゎる歯車の形状に一致する(当
然内歯車の場合この逆であり以下全て通常の外歯車を対
象として説明する〕。
本発明はこの雌金型表面に沿って必要とされる繊維配向
を実現するための新規な技術を中心とするものである。
第1図は圧縮成型に於けるプレス金型の断面図を示した
ものである。(1)は雌金型、(,2)は雄金型である
。この様に組合さnた金型に於て重要なのは雌金型であ
り、雌金型(1)はその内側に歯(3)を有する。(ダ
)は歯底円・(S)は歯先円の断面を示し、歯底(ダ)
と歯先(5)の距離か歯丈を示す。この様な雌金型に談
合する型で)3金型(コ)により、樹脂及び強化材がプ
レス成型きれる。(A)は、本発明に於て最も特徴的で
ある繊維補強材又は繊維補強材とマ) IJツクスtm
 1lfiの混合体であり・この材料が成型品に於て歯
表面?形成する。
(7)は國車の中央部を形成するための材料(充填材)
であってこの中には場合によっては中央部に鉄芯等が加
えられる。
以下に本発明の中心材料である繊維補強材又はそのマト
リックス樹脂の混合体(以下両名含めて補強材とする)
について説明する。
本発明に於て補強材は円筒状をなし、その円筒の外径は
雌金型(1)の歯先円内径に一致部ち嵌合する外径を有
する。この材料(即ち補強1’(A))は雄金型(コ)
で該補強材(6)及び充填材(7)を圧縮する時、充填
材(7)によって生じた圧力が該補強材<A)を雌金型
(7)の表面に圧着することによって、歯形状か形成さ
れる。したがって、歯底直径上に置かれた補強材(A)
は雌金型(り)の表面に沿って移動しつる丈の可卸長性
祠科であることが必要である。
一般に利用される歯単に於て補強材(A)に必要ときT
′Lる伸長率(歯車表面長を歯底円円周長で除した値ン
は大略−倍である。
水弁Wi者等はコ倍以上の伸長率を実現するに除し一、
短11こよる材料は補強幼果及び励4維配向のコントロ
ールで問題があるとの思想ズl)ら、長オ祇維による2
倍以上の浬艮率が実現しうる1iil辿拐について開つ
i3ω[死を行ったものである。
本発明りc便用さ7’LるhII強相ζ6)は円筒状補
強材の1M方向に対し斜交して配列された繊維又は糸条
ズノ)ら成る釉!i唄体である0こnを図示すると、第
2図に示すμ]4く、円筒状補強材(旬はその円周<g
) vc刈し斜交する繊維又は糸条(9−/)(9−ユ
)を有するバイアスシートである。この円筒状バイアス
シートの性質を説明するためにこれを平面VC展開した
図を第3図に示す。繊維又は糸条(9−/)’(9−2
)は円筒状補強体tl−)の円周に沿った直線(g)に
対しθの配向角を有゛する。この時繊維又は糸条(9−
/)(9≧、2)が交叉して作る角度はコθである。
この様な材料はその長手方向(図中矢印〕に伸長する時
は巾(図中矢印と直角の方向)を減じ補強材中の繊維又
は糸条の配向角θは小さくなり、円周方向に沿う様に配
向さnる。
この時得らnib沖長率は該補強材に於ける繊維又Gユ
丞条の最初の配向角により決定される。
即ちθの配向角を有する補強材の収大伸長率は//CO
SθでJAされる。したかって必要とされる伸長率に応
じてθを予め設定することによってL9r要とぎれる伸
長率を得ることが出来る。
本発明のΩq車製造方法に於て2惜以上の伸長率を得る
ためには理論的にはθ=60°以上を必要とする。この
様な繊維では糸条の目己向ン有する補強材は例えは次の
様な方法がある。
第/の方法として、一方向ブリプレグClf&維又は糸
条が一方向に配列され、これをマトリツクス樹脂で結合
したもの)をその長手方向に対し/ g 00−θの角
度で切断したバイアス一方向シートを交互槓II Tる
ことによって得られる。
第コの方法として、経糸と緯糸が直角に交わる織物をそ
の技手方向に対しt3°の角度で切119「し、得られ
たバイアスクロスシートを該バイアスクロスシートの長
手方向に圧縮又は伸長することによって任意の配向角θ
を有するバイアスクロスシートを得ることが出来る。
第Jの方法として・経糸と緯糸が直角に交わる織物の耳
部の位相をずらすことによって経糸と牌糸の交叉角を変
更しく交叉角コθとする)この角をコ等分する直線に沿
って切filすることによって得ることが出来る。
第グの方法として、組紐はその長手方向に伸縮性があり
、父叉角2θを満足する長さで仮固定する、等の方法が
あり、その方法を和に限定するものではないが、上記側
nの場合にも共通して留、は丁べきことは二つの方向の
繊維又は糸条(9−/)及び(9−2)の糸条の配向角
θは好ましくにそれぞれ実質的に等しいことが必要であ
る。その地山は、最大卸役率はコつのθの同抵い万のθ
により決定されること、また一般的には歯車にあってそ
の歯巾方向に対し等質であることが必要であるためであ
る。
次にこの様な補強材を欝成する績維又Gコ糸条について
述べる、本発明が新しい方法を提供するものでありこれ
に使用される線維又は糸条を特に限定するものではない
か歯車用補強材として好ましい材料は綿糸、強力人絹、
その他合成械維さらに特に炭素繊維が収も好ましいれ4
維又は糸条材料である。
この様な材料は一方向の場合マトリックス樹脂を含浸し
たプリプレグクロス材料の場合、クロスそのまま又はマ
トリックモ プリプレグとして複合材が製作される。
特にクロス材料を用いる場合にはマトリック   ゛ス
未台浸の材料が変形(伸長)目田曳が大さく雌金型に圧
着が容易であり、また繊維又は糸条配向の乱れ2最少限
度に留めつる。
この様な材料を円筒体として得るには円筒上で歯強度に
必要な繊維又は糸条童を配向角に従って積層するか或は
予め積層又は一枚のバイアスクロスのエンドレスシート
を円筒状芯に巻付は積層することによって円筒状補強体
を得ることが出来る。
次に歯車の中心部を溝底する充填材(7)について説明
する。この部分は歯車のほとんどの体積を占めるもので
あるが強度的には歯車の歯部に比較して代位のものであ
るため樹脂のみ、又は綿花、ガラス転(維等出来る丈安
価な補強材料を利用すること刀・出来る。但し熱、水分
、浴剤等歯車の用途に5(5して決定されなければなら
ないことはいうまでもない。
この材料(7)の歯車製造に於ける役割は歯車中央部を
形成すると同時に補強材(6)を雌金型(1)表面に圧
着する圧力媒体として作用する。’fた圧力により補強
材<A)は雌金型(1)表面に圧着するに際し、その1
]を減するがこの巾の減少は雄金型による圧縮、及び充
填材(り)の圧縮に伴う充填材(り)の移動が巾減少、
及びその均一化を助ける。
本発明に使用される補強材(A)及び充填材(り)の一
部を溝底するマトリックス樹層は圧縮時に流動性を示す
樹脂であれは特に樹脂の神頼を限定するものではない。
また補強材(旬と充項桐(ワ)を面数する樹脂が同一で
なくてもよい。
本発明のW道法で得た歯車に於ける繊維配向の特徴は歯
表面に集中的に面に沿って配向し、かつ歯車の周方向に
対し斜交した赫IM又は糸条配向となる点である。
前者の配向の効果は繊維の側面が摩耗面となるため最も
摩耗に強い繊維配向となり、後者の効果は歯巾方向の強
匣を高める効果が予想される。
〔実施例〕
以下本@明の方法を実施例によりさらに詳細に説明する
実施例1 金型としてモジュールユsS回数ダ。、鋤き、角コ00
の標準歯車に対応する深さノ□θanの雌金型及び謝金
型を用意した。この金型に於て雌金型の最少径(歯車の
歯底円直径に相当)は約93、 、S’訳鳳であった。
一万第/図(A)VC示す表面補強用円筒の製作は次の
様に行った。先づ7〜gμの炭素り、維約3OOQ本を
集尿した糸条を経糸とし、2S本/、2S朋、緯糸とし
て同じ糸条を用いて二S本/コS龍の密度で72枚朱子
組島で製織した。この織物は約’I 009/m’の織
物であり、経糸及び緯糸は直交するものである。
この職吻の耳部を把持しその位和をずらし経糸と綿糸の
交叉角を7!;θ°とした(シタがって織物は菱形とな
/:I)。
この時の癲物目付は約600シ/m’ テア’]、この
状態で離型紙上に室布した約y o o c)/−のエ
ポキシm lt=を貼合せ、フラットプレスにより含浸
し交叉角iso°を固定し次いで交叉角を2等分する直
線に沿って切断し巾go闘、経糸と緯糸の交叉角/Sθ
0、その長手方向に対する経、緯糸の配向角? s 6
、長さ約7017n s目付約/ KG/rrj’のバ
イアスクロスプリプレグテープを71 TC6このテー
プはマトリックス材層であるエポキシ樹脂を貼合せた時
に用いた離型紙を貼合せたままであるのでその寸法は安
定したものであり、その取扱いに於いて変形は生じない
この配向角が脚整されたバイアスクロスプリプレグテー
プを雌金型の最少内径に沿って3ブライ槓層した。
一万7〜にμの炭素縁iをムθ00本集束した糸条を/
ユS關に切断し・こねに前記ビニルエステル部側を含浸
した後、ニーダ−により稙A狂末をほぐした制料を用魅
した。このバルクプリプレグは叡維含有率30%、樹脂
70%(重量%)を有する材料である。
雌金型の最少内径に嵌合さnた補強材の内部に上記炭素
繊維/ビニルエステルhTlllThバルクプリプレグ
約36θりをつき向めつつ円筒状補強材内部に充填し円
筒状補強材の高さく即ちり5關)IICV’J部充填材
(即ちバルクプリプレグ)の充填厚さ2一致せしめた。
以上の様にして雌金型内部に装着した材料をSOCまで
昇温し先づ3okg/caの圧力で雄金型によりプレス
、次いで昇温しつつ最終/3θC、/ 201c9/c
+d  、/時間の成型を実施した0かくして得た歯車
はその表面に布目模様を持ち、糸条の歯車円周に対する
配向用約so0〜S!;0を有し、厚さ約/、3m鳳の
クロスj曽を有する歯11〕方向約3Snのものであっ
た。
実施例2 実施例/に採用したノ(イアスクロスブ1)プレグの代
りに成形厚0. / j3; nを有するエポキシ樹1
1ぽマトリックス炭素繊維一方向シート(繊維含有率約
AI%)io枚を交叉角/30°となる様に交互部層し
、その交叉角を2等分する直線に沿って切I!■シ巾7
3 ++nのノ(イアス一方同シート積層体を製作し、
こnを該雌金型に装着・以降実施例/と同一材料を用い
て成型をイテつた。
得らrした歯車は寸法的には実施例/と&五番チ1司様
であるがその表面は約30°の配向角を有スル一方向材
料が約1 j +u積層されたものであった〔発明の効
果〕 以上一実施例に於て明らかなように、本発明方法によn
ば補強繊維である炭素繊維&ゴ雌金型表面にFENさn
配向しており歯軍充填拐及び該補強制を圧縮することに
よって生じる圧力で容易に賦型が行なわれ、繊維配向か
制御しうる工業的技術として有役な歯車の製造方法であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で圧縮vJ型するとき使用するプレス金
型の断面図を示し、第2図は不発り」で使用する円筒状
バイアスシートを示し、第3図は第1図の円筒状バイア
スシートを平面に展開した説明図である。 +f 図 2 せ2図 命3図 に

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 歯車を圧縮成型法で製造するに際し、使用される雌金型
    に嵌合しうる円筒状バイアスシートひ配置し、これ2歯
    山方向に圧縮しっつ歯丈方向に圧力を付加し該バイアス
    シートを雌金型表面に圧虐成型することを特徴とする繊
    維補強樹脂歯車の製造方法。
JP58085548A 1983-05-16 1983-05-16 歯車の製造方法 Pending JPS59209833A (ja)

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