JPS5920679Y2 - ガスクロマトグラフ用連続自動試料導入装置 - Google Patents
ガスクロマトグラフ用連続自動試料導入装置Info
- Publication number
- JPS5920679Y2 JPS5920679Y2 JP15434080U JP15434080U JPS5920679Y2 JP S5920679 Y2 JPS5920679 Y2 JP S5920679Y2 JP 15434080 U JP15434080 U JP 15434080U JP 15434080 U JP15434080 U JP 15434080U JP S5920679 Y2 JPS5920679 Y2 JP S5920679Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- gas chromatograph
- thin tube
- continuous automatic
- introduction device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はガスクロマトグラフ用連続自動試料導入装置
に関する。
に関する。
さらに詳しくは、液体試料が下方より流入し上方からオ
ーバーフローする細管と、その細管の前記上方よりシリ
ンジの針を細管内に挿入し液体試料を吸引しガスクロマ
トグラフに注入するシリンジ支持装置とを少なくとも備
えてなるガスクロマトグラフ用連続自動試料導入装置に
関する。
ーバーフローする細管と、その細管の前記上方よりシリ
ンジの針を細管内に挿入し液体試料を吸引しガスクロマ
トグラフに注入するシリンジ支持装置とを少なくとも備
えてなるガスクロマトグラフ用連続自動試料導入装置に
関する。
連続して流動する液体試料をサンプリングしガスクロマ
Ｉ・グラフに導入する自動試料導入装置の最も一般的な
ものは、第１図に示すごとく、液体試料りの流れるパイ
プＰにシリンジＳの針Ｎを差し込む方式のものである。
Ｉ・グラフに導入する自動試料導入装置の最も一般的な
ものは、第１図に示すごとく、液体試料りの流れるパイ
プＰにシリンジＳの針Ｎを差し込む方式のものである。
しかし、この方式の装置は、液体試料りの上部に気相■
ができるとシリンジＳ内に気泡を吸引してしまいやすい
欠点がある。
ができるとシリンジＳ内に気泡を吸引してしまいやすい
欠点がある。
そこで第２図に示すように、針Ｎの差し込まれるパイプ
部分底部に膨出部Ｈを設け、針先端を液中深く差し込め
るようにし、気泡の混入を防いだものが提案されている
。
部分底部に膨出部Ｈを設け、針先端を液中深く差し込め
るようにし、気泡の混入を防いだものが提案されている
。
しかし、この装置では膨出部Ｈに液体試料りが滞留し速
かに置換されないという欠点がある。
かに置換されないという欠点がある。
この考案は上記のような欠点のない自動試料導入装置を
提供することを目的とするものである。
提供することを目的とするものである。
以下、第３図および第４図に示す実施例に基いて、この
考案を詳説する。
考案を詳説する。
１はこの考案のガスクロマトグラフ用連続自動試料導入
装置の一実施例であり、細管２を備えたサンプルびん３
と、シリンジ４を支持しているとともに制御するシリン
ジ支持装置５とからなっている。
装置の一実施例であり、細管２を備えたサンプルびん３
と、シリンジ４を支持しているとともに制御するシリン
ジ支持装置５とからなっている。
サンプルびん３は、ゴム栓６を有するステンレス製又は
ガラス製のびんであってその周側壁７の下部付近より排
出管８を水平又はやや下向きに突出すると共に底壁９を
垂直に貫通する細管２を備えている。
ガラス製のびんであってその周側壁７の下部付近より排
出管８を水平又はやや下向きに突出すると共に底壁９を
垂直に貫通する細管２を備えている。
細管２の上端１０はほぼゴム栓６の近傍までびん内部に
突出しており、シリンジ４の針１４がゴム栓６を貫通し
、その細管上端１０より細管内部に挿入しうるようにな
っている。
突出しており、シリンジ４の針１４がゴム栓６を貫通し
、その細管上端１０より細管内部に挿入しうるようにな
っている。
１２はサンプルびん３のフタであって、前記針１４の挿
入を確実ならしめるための針ガイド穴１３を備えている
。
入を確実ならしめるための針ガイド穴１３を備えている
。
シリンジ支持装置５は従来公知のものと同様の装置であ
る。
る。
自動的に作動して、針１４の挿入、試料りの吸入、針１
４の抜脱、シリンジ４の移動およびガスクロマトグラフ
Ｇへの試料の導入を行う。
４の抜脱、シリンジ４の移動およびガスクロマトグラフ
Ｇへの試料の導入を行う。
さて、第４図に示すように、液体試料りをポンプＭによ
ってサンプルびん３の細管２の下端１１から細管内へ流
入させると、液体試料りは細管上端１０よりオーバーフ
ローする。
ってサンプルびん３の細管２の下端１１から細管内へ流
入させると、液体試料りは細管上端１０よりオーバーフ
ローする。
そしてオーバーフローした液体試料りはサンプルびん３
の底に溜り、排出管８を出て試料槽Ｔへ戻る。
の底に溜り、排出管８を出て試料槽Ｔへ戻る。
戻った液体試料りは再びポンプＭによって循環される。
そこでシリンジの針１４をサンプルびん３のゴム栓６を
貫通し細管２の上端１０がら細管内へ挿入すれば液体試
料りが任意の時に採取できる。
貫通し細管２の上端１０がら細管内へ挿入すれば液体試
料りが任意の時に採取できる。
このとき針１４は細管２の方向に挿入されるので深く挿
入することができ、従って気泡の混入を確実に防ぐこと
ができる。
入することができ、従って気泡の混入を確実に防ぐこと
ができる。
また細管内では言うまでもなく液の滞留を生じないので
、古い試料を採取してしまうおそれもない。
、古い試料を採取してしまうおそれもない。
このように、この装置１によれば、従来の欠点を解消し
、任意の時刻の試料をサンプリングしてガスクロマトグ
ラフへ導入することができる。
、任意の時刻の試料をサンプリングしてガスクロマトグ
ラフへ導入することができる。
前記試料槽Ｔを例えば反応槽もしくは生戒合戊槽などと
すれば、反応の進行によって試料りは刻々と変化してゆ
くが、その試料りはこの装置１により任意の時にガスク
ロマトグラフィーに付しうるので、適確に反応の進行を
知ることができる効果がある。
すれば、反応の進行によって試料りは刻々と変化してゆ
くが、その試料りはこの装置１により任意の時にガスク
ロマトグラフィーに付しうるので、適確に反応の進行を
知ることができる効果がある。
また、この考案のガスクロマＩ・グラフ用連続自動試料
導入装置は細管を用いているので、試料が少量の場合で
も使用することができる。
導入装置は細管を用いているので、試料が少量の場合で
も使用することができる。
なお細管は、前記実施例のように垂直に設置するに限ら
ず、ある程度傾斜させて設置してもよい。
ず、ある程度傾斜させて設置してもよい。
第１図および第２図は従来装置の断面説明図、第３図は
この考案のガスクロマ１〜グラフ用連続自動試料導入装
置の一実施例の要部断面説明図、第４図は第３図に示す
装置を使用した分析システムの一例の説明図である。 １・・・・・・ガスクロマトグラフ用連続自動試料分析
装置、２・・・・・・細管、３・・・・・・サンプルび
ん、４・・・・・・シリンジ、５・・・・・・シリンジ
支持装置、１０・・・・・・細管上端、１１・・・・・
・細管下端、１４・・・・・・シリンジの針、Ｌ・・・
・・・液体試料、Ｇ・・・・・・ガスクロマトグラフ。
この考案のガスクロマ１〜グラフ用連続自動試料導入装
置の一実施例の要部断面説明図、第４図は第３図に示す
装置を使用した分析システムの一例の説明図である。 １・・・・・・ガスクロマトグラフ用連続自動試料分析
装置、２・・・・・・細管、３・・・・・・サンプルび
ん、４・・・・・・シリンジ、５・・・・・・シリンジ
支持装置、１０・・・・・・細管上端、１１・・・・・
・細管下端、１４・・・・・・シリンジの針、Ｌ・・・
・・・液体試料、Ｇ・・・・・・ガスクロマトグラフ。
Claims (1)
- 液体試料が下方より流入し上方からオーバーフローする
細管と、その細管の前記上方よりシリンジの針を細管内
に挿入し液体試料を吸引しガスクロマトグラフに注入す
るシリンジ支持装置とを少なくとも備えてなるガスクロ
マトグラフ用連続自動試料導入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15434080U JPS5920679Y2 (ja) | 1980-10-27 | 1980-10-27 | ガスクロマトグラフ用連続自動試料導入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15434080U JPS5920679Y2 (ja) | 1980-10-27 | 1980-10-27 | ガスクロマトグラフ用連続自動試料導入装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5775563U JPS5775563U (ja) | 1982-05-10 |
| JPS5920679Y2 true JPS5920679Y2 (ja) | 1984-06-15 |
Family
ID=29513566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15434080U Expired JPS5920679Y2 (ja) | 1980-10-27 | 1980-10-27 | ガスクロマトグラフ用連続自動試料導入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5920679Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6753536B2 (ja) * | 2017-08-28 | 2020-09-09 | 株式会社島津製作所 | フローバイアル |
-
1980
- 1980-10-27 JP JP15434080U patent/JPS5920679Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5775563U (ja) | 1982-05-10 |
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