JPS59200093A - ポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、ポンプ部とモータ部を一体的に結合したポン
プに関する。

〈従来技術〉 近年、ポンプ部とモータ部を一体的に結合したポンプが
広く利用されている”。しかし、従来のポンプは、第１
図の様に、モータケーシング１１ａこれに内装された固
定子および回転子からなる電動モータ部１１と、ポンプ
ケーシング１５およびこれに内装されたポンプ羽根車１
６からなるポンプ部１２とが結合さｉｌて構成され、前
記回転子の回転軸１７に羽根車１６が固定されたもので
あった。すなわち、従来のポンプｐは、−個のモータ部
１１に対して一個のポンプ部１２が設けられたもので、
−個のポンプとして機能するだけであった。なお、１つ
は吸込口、２０は吐出口である。

そしてこのポンプｐを使用した太陽熱集熱装置は、第２
図（ａ）の様に構成されている。すなわち、集熱器ａ、
密封式の蓄熱槽ｂ、集熱回路としての熱媒体循環路ｅ、
空気抜き弁Ｃ１給水用ボールタップｄ、給湯回路１、給
湯用フロースイッチε、熱媒体循環用の集熱ボンプル等
から構成されている。そして集熱ポンプｐが停止すると
、熱媒体循環路ｅ内の熱媒体は空気抜き弁Ｃの働きによ
って蓄熱槽すに落水するようにされている。また第２図
（ｂ）の太陽熱集熱装置は、集熱器ａ、蓄熱槽ｂ、集熱
ポンプｐ、給湯ポンプｐ２、熱媒体循環路ｅ、給湯回路
［、ジスターンタンク１１等で構成されたもので、これ
は第２図（ａ）の太陽熱集熱装置と異なり、集熱ポンプ
１）が停止しても熱媒本は熱媒体循環路ｅ内に残る。

また第２図（ｃ）の太陽熱集熱装置は給湯圧を得るため
にパワージスターンタンク１１と給湯ポンプｐ２とが設
けられたものである。

上記の様に太陽熱集熱装置は、いずれも集熱ポンプ１）
、給湯ポンプ１）２の二個のポンプを用いて構成されて
いたため太陽熱集熱装置全体のコス１高につながってい
た。

このような理由が呟コスト低下を図って第２図（ｄ）に
示される集熱ポンプと給湯ポンプを兼用さぜた兼用ポン
プ１）３と電磁弁Ｊを組合せた太陽熱集熱装置も従来が
ら商品化されている。しめ化ながら、この太陽熱集熱装
置においては、集熱ポンプと給湯ポンプを一個のポンプ
で兼用させているので、熱媒体循環路ｅへ循環させる熱
媒体も給湯回路ｆへ導く熱媒体も同一の吸込口１９がら
吸込まねばならず、蓄熱槽す内の熱媒体を攪拌するよう
な構造とされている。なお、熱媒体循環路ｅへは温度の
低い熱媒体が給湯回路ｆへは温度の高い熱媒体が循環す
るのが太陽熱集熱装置の効率や［史い勝手の面から理想
的である。このため、熱媒体循環路ｅへはある程度温ま
った熱媒体が循環し、集熱器ａの集熱効率を下げている
一方、給湯回路ｆへはあまり高い温度の熱媒体は流れな
いというような不都合が生じる。

また第２図（ｄ）に示すような外付けの熱交換器Ｃを用
いた二本式の太陽熱集熱装置においても、集熱ポンプｐ
と熱交換ポンプｐ２とが必要とされる。

なおこれにおいては、集熱中は常に熱交換が行なわれ、
集熱が停止されると熱交換も行なわれなくなる。

く目的〉 そこで、本発明は、太陽熱集熱装置に使用したときに」
１記のような不都合な点を解決するためになされたもの
で、−個の電動モータ部に対して二個のポンプ部を結合
し、−個で二個分の働ぎをし得るポンプを提供しようと
するものである。

〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。１ｊ
Ｓ３図において、本発明のポンプＰは、軸封形で・あり
、中央部の誘導モータ形式の電動モータ部１と、右側部
の第一ポンプ部２人と、左側部の第二ポンプ部２Ｂとが
らなり、前記モータ部１は、モータケーシング１ａ、該
モータケーシング１ａに内装された固定子３および回転
子４がら構成され、前記第一、第二ポンプ部２Ａ、２Ｂ
は、ポンプケーシング５Ａ、５Ｂおよび該ポンプケーシ
ング５Ａ、５Ｂに内装されたポンプ羽根車６Ａ、６Ｂが
ら構成され、前記回転子４の回転軸７に第一、第二ポン
プ部２　Ａ　、　２　Ｂの各羽根車６Ａ、６Ｂが固定さ
れている。

８は軸月形のメカニカルシールで、回転軸７とポンプケ
ーシング５Ａ、５Ｂとの接続部がシールされる。９Ａ、
９ＢはポンプケーシングＳＡ、５Ｂの吸込口、ＩＯＡ、
ＩＯＢは同吐出口である。そして、ポンプＰはモータケ
ーシング１ａとポンプケーシングＳＡ、５Ｂを固定部材
に固定するように流木回路に設置すれば、−個の誘導モ
ータ部１で二個の羽根車６Ａ、６Ｂを回転させるため、
二個のポンプの働きをする。そして、二個のポンプ部２
Ａ、２Ｂは、これらの間では液体の行き来はなく、夫々
独立している。

次に上記実施例のポンプＰを使用した太陽熱集熱装置の
使用例を＠４図（ａ）、（Ｉｔ）、（ｃ）により説明す
る。

第４図（、）の使用例の太陽熱集熱装置は、集熱器ａ、
密封式の蓄熱槽ｂ、集熱回路としての熱媒体循環路ｅ、
空気抜ぎ弁Ｃ１給水用ホールタップｄ、給湯回路ｆ、給
湯用フロースイッチｇ、ポンプＰ等から構成され、この
ポンプＰのポンプ部２Ａ、２ｔ３は、熱媒体循環路ｅと
給湯回路「の夫々に接続される。そして集熱ポンプＰが
停止すると、熱媒体循環路ｅ内の熱媒体は空気抜き弁Ｃ
の働きによって蓄熱槽すに落水するようにされている。

また第、４図（１））の太陽熱集熱装置は、集熱器ａ、
蓄！４槽ｂ、ポンプＰ、熱媒体循環路ｅ、給湯回路ｆ、
ジスターンタンク１１等で構成され、このポンプＰのポ
ンプ部２Ａ、２Ｂは、熱媒体循環路ｅと給湯回路ｆの夫
々に接続される。なお、これは、第・１図（ａ）の太陽
熱集熱装置と異なり、ポンプＰが停止しても熱媒体は熱
媒体循環路Ｃ内に残る。

また第・１図（ｃ）の太陽熱集熱装置は給湯圧を得るた
めにパワージスターンタンク１】とポンプＦ）等が設け
られ、このポンプＰのポンプ部２Ａ、２１３は、熱媒体
循環路ｅとパワージスターンタンクｈの出口側に夫々に
接続されたものである。

そして上記の使用例においては、第一ポンプ部２Ａは集
熱ポンプとしてまた第二ポンプ部２Ｂは給湯ポンプとし
て使用している。

なお第４図（ａ）の第一使用例においては、ポンプＰが
作動状態で、集熱ポンプとして働いている第一ポンプ部
２Ａが集熱不可能な状態となれば、ポンプＰは停止する
。なおこの時、給湯回路ｆ側は給湯栓が止まっているた
めに、給湯ポンプとして働いて第二ポンプ部２Ｂは無負
荷状態（給湯回路ｆ側の揚程はない）である。第一ポン
プ部２Ａが停止トすると、熱媒体循環路ｅ内の熱媒体は
蓄熱槽す内に落水する。このため、第一ポンプ部２Ａが
停止状態にある夜間等に給湯する場合にポンプＰを作動
させると、該ポンプＰに適当な出力のものを選んでおく
と、第二ポンプ部２Ｂ側に負荷（給湯回路ｆ側の揚程）
が生じるため第一ポンプ部２Ａ側の出力が落ちて熱媒体
循環路ｅに熱媒水は循環”しない。その理由は、−炭熱
媒体循環路ｅ内に熱媒体が充満してしまうと集熱ポンプ
として働くポンプ部２Ａの出力は熱媒体循環路Ｃ内等の
配管損失に打勝つだけの出力しか必要としないが、一旦
、熱媒体循環路Ｃ内の熱媒体が落水すると、再び熱媒体
循環路ｅ内に熱媒体を循環させるには配管損失の他に集
熱器ａまでの揚程分の出力が必要となるからである。

この理由か呟第４図（ａ）の太陽熱集熱装置にお・・で
は、第４図（ｂ）、（・）に示す電磁弁１を設けて　　
　　　　　　　　　　　′）いないし、また第２図（ｄ
）の太陽熱集熱装置と異なり、熱媒体循環路ｅは蓄熱槽
す下部に、給湯回路ｆは蓄熱槽す上部に吸込口を設けて
いるため、第２図（ｄ）の様な不都合はない。すなわち
、熱媒本循環路ｅへはある程度温まった熱媒体が循環し
、集熱器ａの集熱効率を下げている一方、給湯回路［へ
はあまり高い温度の熱媒体は流れないというような不都
合は生じない。

また第４図（ｂ）、（ｃ）の第二、三使用例において、
電磁弁ｊは、夜間等に給湯する場合、ポンプＰが始動す
ることで熱媒本循環路ｅに熱媒体が流れて放熱すること
を防ぐためのものである。

上記では直接加熱方式の太陽熱集熱装置を例にあげて説
明したか、ポンプＰは、第一、ニポンプ部２Ａ、２Ｂの
間で熱媒体が混り合うことはないため、熱媒体循環路ｅ
と給湯回路ｆとでは循環する熱媒体の異なる三水式の太
陽熱集熱装置（熱交換器を用いた集熱装置）においても
、その集熱ポンプ、給湯ポンプとして使用することがで
きる。

また第４図（ｄ）に示すような外イリけの熱交換器Ｃを
用いた三水式の太陽熱集熱装置においても、集熱ポンプ
として第一ポンプ部２Ａを、熱交換ポンプとして第二ポ
ンプ部２Ｂを用いることができる。そしてこの例では集
熱中は常に熱交換が行なわれ、集熱が停止されると熱交
換も行なわれなくなる。ｅ２は熱交換用熱媒体循環路で
ある。

なお本発明のポンプは、上記の他に、給湯、暖房用太陽
熱集熱装置等のポンプを二個以上用いる装置に適用でき
る。

また本発明の図示例のポンプＰは、そのポンプ部が軸封
形式で、そのモータ部は誘導モータ形式のものについて
説明したが、本発明においては、ポンプ部およびモータ
部とも、その他の形式についても適用できる。

〈効果〉 以上の説明から明らかな通り、本発明は、ケーシング、
これに内装された固定子および回転子からなる電動モー
タ部と、ポンプケーシングおよびこれに内装されたポン
プ羽根車からなる第一、第二ポンプ部とが結合されて構
成され、前記回転子の回転軸に第一、第二ポンプ部の各
羽根車が固定されたものである。

したがって、本発明によると、−個の電動モー夕部に対
して二個のポンプ部が結合されでいるので、流木回路に
使用すれば、−個で二個分の働ぎをし得るポンプを提供
できるといった優れた効果かある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来ポンプの縦断面図、第２図（ａ）、（＋３
）、（ｃ）、（ｃｌ）、（ｅ）は夫々従来ポンプを使用
した太陽熱集熱装置の回路図、第３図は夫々本発明ポン
プの実施例の縦断面図、第４図（ａ）、（１〕）、（ｃ
）、（ｄ）は本発明ポンプを使用した太陽熱集熱装置の
回路図である。 Ｐ：ポンプ、１：モータ部、１ａ：モータケ−シンク、
２Ａ、２８：ポンプ部、３：固定子、・１：回転子、５
Ａ、ＳＢ：ポンプケーシング、６Ａ、６Ｂ：ポンプ羽根
車、７：回転軸。 出　願　人　　シャープ株式会社 代理人　中村恒久 第１図 第２図（ｂ） し２ 第２　図（Ｃ） 第２　図（ｄ） 第３図 第２　図（ｅ） 第４　図（ａ） 第４　図（Ｃ） 第４　図（ｂ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. モータケーシング（Ｉａ）、該モータケーシング（１ａ
   ）に内装された固定子（３）および回転子（４）からな
   る電動モータ部（１）と、ポンプケーシング（５Ａ、５
   Ｂ）および該ポンプケーシング（５Ａ、ＳＢ）に内装さ
   れたポンプ羽根車（６Ａ、６Ｂ）からなる第一、第二ポ
   ンプ部（２Ａ、２Ｂ）とが結合されて構成され、前記回
   転子（４）の回転軸（７）に第一、第二ポンプ部（２Ａ
   、２Ｂ）の各羽根車（６Ａ、６Ｂ）力個定されたことを
   特徴とするポンプ。