JPS59199819A - 上水道の脱塩素力が優れた活性炭素繊維 - Google Patents

上水道の脱塩素力が優れた活性炭素繊維

Info

Publication number
JPS59199819A
JPS59199819A JP58073254A JP7325483A JPS59199819A JP S59199819 A JPS59199819 A JP S59199819A JP 58073254 A JP58073254 A JP 58073254A JP 7325483 A JP7325483 A JP 7325483A JP S59199819 A JPS59199819 A JP S59199819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
activated carbon
carbon fiber
cotton wool
vessel
dechlorination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58073254A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS626007B2 (ja
Inventor
Heihachiro Shimano
島野 平八郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP58073254A priority Critical patent/JPS59199819A/ja
Publication of JPS59199819A publication Critical patent/JPS59199819A/ja
Publication of JPS626007B2 publication Critical patent/JPS626007B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inorganic Fibers (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は活性炭素繊維、特に上水道(以下に上水と略
称する)の脱塩素力が優れた活性炭素繊維に関するもの
である。
都市上水は周知のように塩素の投入によって滅菌されて
いるので、塩素臭を有し、水沫の低下は避けられない。
このような上水の脱塩素処理方法として、従来おが屑、
ヤシ殻などの材料を焼成、炭化した各種形態の活性炭か
使用されているが、従来市販の活性炭は脱塩素力が低く
、また長期の使用に耐えることはできず、日量(−日の
使用量)が151程度の一般家庭では2ケ月程度で新品
の活性炭入りカートリッジに取換えるのが通常であった
本発明者は都市上水の脱塩素方法に関し長期にわたり研
究した結果、各種活性炭の脱塩素力の劣るのはその嵩高
性が小さいことに因ると考え、嵩高性の極めて大きい炭
素繊維を脱塩素材として使用することに着目した。炭素
繊維はセルロース系、アクリル系、ビニロン系などの繊
維を炭化して製造されるもので、その焼成温度によって
耐熱質、炭素質、黒鉛質などに区別され、種々の工業用
途が開発されているが、上水の脱塩素力については全く
知られていなかった。本発明者は炭素繊維と上水の脱塩
素力との関係について鋭意研究し、ここに脱塩素力の優
れた炭素繊維を発明するに至ったのである。
すなわちこの発明は、綿花を主体とする旬繊維が、鉄製
容器内に圧縮充填され、焼成炉内で500〜800℃、
2〜3時間焼成されたのち、炉内で徐冷されて得られた
ことを特徴とする活性炭素繊維である。
この発明の活性炭素繊維の原料は、天然に産出されて未
加工状態の綿花、ふとん、座ぶとんなとに使用された中
古綿花、綿花を脱脂加工して得られた脱脂綿花などであ
り、これらの綿花には、ポリエステル、ナイロン、ポリ
プロピレンなとからなる合成短繊維を全量に対して40
重量%以下混綿したものでもよい。合成短繊維の混綿量
が40重量%を越えると、得られた活性炭素繊維が硬化
して粉化が大きく、嵩高性も低下すると共に、焼成によ
る容積減少も甚しいので企業価値は全く認められない。
上記の原料短繊維を鉄製容器内に圧縮充填して短繊維お
よび容器内に残留する空気量を可及的に少なくしたのち
、開口部を鉄製蓋で密閉し、蓋の周縁を粘土などで覆っ
て外気の流入を完全に遮断し、しかるのち上記容器を電
気焼成炉内にいれて加熱し、1〜2時間かかつて500
〜800℃に昇温させ、この温度を2〜3時間保持して
焼成する。
焼成後、熱源を切断し引続き炉内で徐冷を行ない、10
0℃前後に温度低下したのち容器を搬出し、該容器内に
焼成きれた活性炭素繊維が得られるのである。
上記の製造工程において、焼成温度か500℃未満、も
しくは焼成時間が2時間未満の場合は、活性化が不均一
で、脱塩素力が低下し、この発明の目的を達成するもの
ではない。また焼成温度か800℃を越え、もしく、は
焼成時間が3時間を越える場合は、脱塩素力は十分にあ
るが、収量か低下しかつ熱エネルギーの損失が大きくな
る。
上記のようにこの発明における焼成温度は500〜80
0℃であり、得られた炭素繊維は、従来の耐熱質と炭素
質との中間のものであるので、この発明では特に活性炭
素繊維と呼称する。得られた活性炭素繊維は、当然黒色
の綿花状であり、特に従来の活性炭に比べてはるかに大
きな1嶌高性を有している。活性炭素繊維の嵩高性を判
別する方法として含水量を測定した。すなわち60gの
活性炭素繊維を水中に浸漬したのち引上げ、加圧しない
で水滴が落下しなくなるまで加分間取上水切りしたのち
含水活性炭素繊維の重量を測定し、浸水前の活性炭素繊
維の重量に対する含水量の比をもって表示した。本願発
明の活性炭素繊維の含水量は11.5〜125 である
のに対して、市販の活性炭について同様に測定をした含
水量は04・〜07であって、この発明の活性炭素繊維
の含水量は、市販の活性炭に比べて約17〜28倍では
るかに大きいものであることは、特に注目に値する。
前記のようにこの発明の活性炭素繊維は、従来の活性炭
に比べてはるかに大きい含水量を有することによって、
上水中の脱塩−素力がきわめて大きいのである。す々わ
ち従来の活性炭は上水中に存在する塩素濃度を■o、o
oppmにまでする脱塩素力は側底なかったのであるが
、この発明の活性炭素繊維は塩素濃度を■o、oo p
pmにまで低下させることができ、しかも経時的な処理
力の低下も小さく長期にわたって使用できるのである。
この発明の活性炭素繊維の脱塩素力は、原料短繊維の種
類によって大差はないが、企業的にみて有利なのは、ふ
とん、座ぶとんなどの中古綿花、天然状態の綿花、合成
繊維混合綿花、脱脂綿の順である。合成繊維混合綿花は
、その脱塩素力は他のものと大差がないが、経時的消耗
が大きいことで稍劣る。特に興味のあることは、脱脂綿
を原料とした活性炭素繊維は、マツチによって点火をし
ても燃焼しないことである。この不燃性の理由について
未た解明されていないが、不撚性、脱塩素力を兼備する
ことの新しい用途が期待される。すなわち脱脂綿を原料
とした活性炭素vAm、は、タバコのフィルタ利、およ
び自動車エンジン排気ガス、工場の高温排ガスなどの濾
過材としての性能が優秀であるので新用途が期待される
以下にこの発明の詳細な説明する。
実施例 (a)  活性炭素繊維の製造 中古綿花130gを鉄製円筒形容器に圧縮充填し、蓋を
密閉したのち電気炉内で2時間かけて750℃に昇温さ
せ、同温度で2時間保持し、l−かるのち徐冷して40
gの活性炭素繊維を得た。この活性炭素繊維の含水量は
121であった。
(b)  脱塩素力実験 上記の活性炭素繊維60t/を浄化8Cに充填し、上水
(塩素含有量平均04〜0.6 ppm )をその水圧
を自動制御し、更に放水口の口径を限定してその流速を
0354〜0.35717分の範囲で供給し、毎日平均
1時間切分稼動して日量平均3531を脱塩素処理した
。上記の脱塩素作業を80日間連続して行ない、全浄化
−al 2823.75βに至るも浄化水中の塩素含有
量は■o、oo’ppmであった。引続いて上記と同様
の条件で脱塩素作業を更に88日間連続して行ない全浄
化量3127.51に至って、浄化水中の塩素含有量は
0.01〜0.06 I)pmとなった。なお、この第
2回の浄化作業中に活性炭素繊維159を2回補充した
。上記の実験から見られるように、一般家庭における1
日の浄化水所要区が15〜201であると推定すれば、
約(9)りの活性炭素繊維を補充することによって1年
以上の長期間にわたって塩素含有量■0()(、ppm
の浄化水が得られるのである。この脱塩素効果は、従来
の活性炭による浄化に比べて画期的であると考える。
127−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕綿花を主体とする短繊維が鉄製容器内に圧縮充填
    され、焼成炉内で500〜800℃、2〜3時間焼成さ
    れたのち炉内で徐冷されて得られたことを特徴とする活
    性炭素繊維。
JP58073254A 1983-04-25 1983-04-25 上水道の脱塩素力が優れた活性炭素繊維 Granted JPS59199819A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58073254A JPS59199819A (ja) 1983-04-25 1983-04-25 上水道の脱塩素力が優れた活性炭素繊維

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58073254A JPS59199819A (ja) 1983-04-25 1983-04-25 上水道の脱塩素力が優れた活性炭素繊維

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59199819A true JPS59199819A (ja) 1984-11-13
JPS626007B2 JPS626007B2 (ja) 1987-02-07

Family

ID=13512853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58073254A Granted JPS59199819A (ja) 1983-04-25 1983-04-25 上水道の脱塩素力が優れた活性炭素繊維

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59199819A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002146636A (ja) * 2000-11-10 2002-05-22 Tokai Senko Kk 天然セルロース繊維綿を前駆体とする活性炭素繊維綿
WO2005007947A1 (ja) * 2003-07-16 2005-01-27 Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha 絹焼成体、これを用いた抗菌材および絹焼成体の製造方法
CN108439397A (zh) * 2018-05-02 2018-08-24 太原理工大学 一种轻质成型活性炭的制备工艺

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5270121A (en) * 1975-12-04 1977-06-10 Toyobo Co Ltd Activated carbon fibers
JPS5314831A (en) * 1976-07-21 1978-02-09 Toyobo Co Ltd Preparation of carbon fiber

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5270121A (en) * 1975-12-04 1977-06-10 Toyobo Co Ltd Activated carbon fibers
JPS5314831A (en) * 1976-07-21 1978-02-09 Toyobo Co Ltd Preparation of carbon fiber

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002146636A (ja) * 2000-11-10 2002-05-22 Tokai Senko Kk 天然セルロース繊維綿を前駆体とする活性炭素繊維綿
WO2005007947A1 (ja) * 2003-07-16 2005-01-27 Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha 絹焼成体、これを用いた抗菌材および絹焼成体の製造方法
CN108439397A (zh) * 2018-05-02 2018-08-24 太原理工大学 一种轻质成型活性炭的制备工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JPS626007B2 (ja) 1987-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103693642B (zh) 制备竹基活性炭的方法及其生产装置
CN1047609C (zh) 一种通过烃热分解连续生产炭黑和氢的设备及其操作方法
CN104030284B (zh) 一种基于毛发的金刚石制作方法
CN102249237B (zh) 石墨坩埚
JP2009292670A (ja) 高比表面積活性炭の製造方法
CN107299254A (zh) 一种高温含尘气体分离多孔材料及其制备方法
JPS59199819A (ja) 上水道の脱塩素力が優れた活性炭素繊維
US2164933A (en) Process of baking fuel briquettes
CN105883797B (zh) 一种烟气内循环的氧化炭化系统及方法
CN103466614B (zh) 一种活性炭生产工艺
CN109437204A (zh) 一种碳化硅冶炼的加工工艺
FR2413337A1 (fr) Procede de fabrication d'un clinker pauvre en soufre
RU2427531C1 (ru) Способ получения графита высокой чистоты
CN109607535A (zh) 一种再生活性炭生产方法
CN206278919U (zh) 一种热解炉和多段炉制备活性炭的系统
JPS649252B2 (ja)
CN108821743A (zh) 一种养生保健的紫砂壶的制备方法
CN101863469A (zh) 一种用杏壳制作煮饭专用脱氯活性炭的方法
CN212403477U (zh) 一种利用玉米秸秆制造活性炭的装置
TWI268909B (en) Producing method of activated carbon and apparatus thereof
CN108455987A (zh) 一种风力发电机用碳刷及其制造方法
CN207551921U (zh) 一种采用竹材制备硅的系统
JP2023015415A (ja) 活性炭の製造方法及びイグサ活性炭
JPS58213614A (ja) 脱硫脱硝用成型活性コ−クスの製造方法
SU863567A1 (ru) Засыпка дл термообработки углеродных изделий