JPS591992A - 極低温用ヒ−トパイプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の属する技術分野］ この発明は極低温用ヒートノくイブに関する。

［従来技術とその問題点コ 液体ヘリウム（４，２Ｋ）、液体水素温度（２０Ｋ）液
体窒素温度（８０Ｋ　）等の温度領域で作動する極低温
用ヒートパイプは、動作終了後ヒートツクイブを含む機
器系が常温にまで昇温されると、ヒートパイプ中の液体
が蒸発膨張して高圧となシ危険であるため、通常動作前
にヒートノ（イブをあらかじめ冷却した後、常温よりガ
スを送りこみ、液化してヒートパイプとして動作させ、
動作終了後は管を通って大気中にヒートノくイブ中のガ
スを逃すような構造が通例である。

＃ｇ１図に従来の極低温用ヒートパイプの機構を示す。

ヒートパイプコンテナ（５）内に、液体（１）が入って
おり、ヒートパイプ吸熱部（２）より熱が入ると液体が
沸騰して、ガスの流れ（３）がおこり、ヒートパイプ放
熱部（６）で流れてきたガスが凝縮液（４）が内壁を伝
わって下部の液だめ（１）にもどる。ヒートパイプ動作
前に、ヒートバイブをあらかじめ冷しておき常温部より
作動流体注入管（７）を通って、ガスをおくり込み、ヒ
ートパイプ内で液化させて動作状態とする。動作中は、
しめ切り弁（８）をとじておき、また、内圧上昇時およ
び動作終了後は安全弁（９）を通って余分なガスが大気
中に放、出される。このように極低温用ヒートパイプに
は、作動流体注入管（力が必要となるが、ヒートパイプ
動作中に、熱負荷が増減し、ヒートパイプ内圧が変化す
ると、注入管内にガスがししこまれたシ、ヒートバイブ
内に逆流したシして、高温のガスがヒートバイブ中を出
入シして、大きな熱的ロスを生んでいた。

また、極低温のヒートノくイブと常温部を細いパイプで
結んでいると、パイプ内でサーマルオシレージロンがし
と・る可能性があり、これもヒートパイプに対する大き
な熱侵入源となっていた。・［発明の目的コ この発明は上述した従来装置の欠点を改良したもので、
極低温で熱侵入ロスなく動作することのできるヒートパ
イプを提供することを目的とする。

〔発明の概要コ 本発明は、ヒートパイプの作動流体注入管の極低温部に
、しめ切υ弁をもうけ、注入管内でのオシレージロンや
、ヒートパイプへのガスの逆流をなくしたものであシ、
また、弁しめ切υ時のヒートパイプ内圧異常上昇時の安
全確保のため、しめ切υ弁前に低温破壊板をもうけてい
る。

［発明の効果コ 本発明のヒートパイプは、作動流体注入管のサーマルオ
シレージロンやヒートパイプへの高温ガスの逆流を防ぎ
、熱侵入によるヒートパイプのロスを大幅に低減させる
ことができる等の優れた効果を奏する。

［発明の実施例コ 第２図に本発明の実施例を示す。尚、第１図と同一のも
のは同一符号を用いて詳細な説明は省略する。

ヒートパイプコンテナ（５）内に液体（１）が入ってお
り、ヒートパイプ吸熱部（２）よシ熱が入ると液体が沸
騰してガスの流れ（３）がおこシ、ヒートパイプ放熱部
（６）で流れてきたガスが凝縮して液体にもどり凝縮液
（４）が内壁を伝わって下部の液だめ（１）にもどる。

作動流体注入管（カよりガスをヒートパイプ内に送った
後、低温しめ切シ弁α１をしめ切シ、ヒートパイプを動
作させると、熱負荷が増加して、ヒートパイプ内圧が上
がったり、熱負荷が減少して内圧が下がっても、注入管
からガスがヒートパイプに入ったシ出たシして、ヒート
パイプに大きな熱が入ることはなくなり、また配管内で
のオシレージロンも防げるため、従来の機構のヒートパ
イプに比べ性能が大きく上昇する。動作中、何らかの異
常事態でヒートパイプ内圧が上昇した（！：きは低温破
壊板（１１１が破裂して、内圧を逃がす。

動作終了後は、低温しめ切シ弁α〔を開き、しめ切ヤ弁
（８）をしめた状態で、安全弁°（９）よりガスを大気
中に逃がし、ヒートパイプ内圧の上昇をおさえる０ 以上の機構にょシ、ロスの少ないヒートパイプを作るこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の極低温用ヒートパイプの概略断面図、
第２図は、本発明に係る極低臨月ヒートパイプの概略断
面図である。 １・・・液体、７・・・作動流体注入管。 １０・・・低温しめ切り弁、　１１・・・低温破壊板。 代理人　弁理士　　則　近　憲　佑 （ほか１名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 低温で動作するヒートバイブの作動流体注入管パイプ。