JPS5919571Y2 - 滓穿孔装置を有する取鍋内溶鋼の測温装置 - Google Patents

滓穿孔装置を有する取鍋内溶鋼の測温装置

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JPS5919571Y2
JPS5919571Y2 JP1846277U JP1846277U JPS5919571Y2 JP S5919571 Y2 JPS5919571 Y2 JP S5919571Y2 JP 1846277 U JP1846277 U JP 1846277U JP 1846277 U JP1846277 U JP 1846277U JP S5919571 Y2 JPS5919571 Y2 JP S5919571Y2
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JP
Japan
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slag
temperature measuring
ladle
lance
molten steel
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Application number
JP1846277U
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JPS53113217U (ja
Inventor
彰 佐伯
泰弘 佐藤
Original Assignee
住友金属工業株式会社
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Publication date
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  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は取鍋内溶鋼の測温装置の改良に関するもので
、取鍋内滓による測温ランスの損傷防止し測温作業の正
確、迅速化を目的としたものである。
製鋼の鋳込管理において、鋳込前の溶鋼測温は極めて重
要であるにも係らず、在来の測温装置では測温に過度の
時間がかかる外、測温ランスの損傷等が生じて測温が十
分に行なわれない欠点があつた。
即ち、測温を行なうには取鍋内の溶鋼表面の滓を破る必
要があり、この滓は硬化している上、鋼種によっては非
常に硬いものがある。
しかるに、既存の測温装置は測温ランス(紙管)のハン
ドリングあるいは装置上の制約等によりランスは非常に
細くできているため滓を突き破る力には自ずから限界が
あり、ランスの先端部(測温器内蔵)の破損やランスホ
ルダーの曲がり等が発生して測温不能の事態が生じたり
、又滓組成や層厚により硬い滓に対してはパールを用い
て人力で穿孔するか、又は取鍋を振動させて滓層を破壊
する作業が必要であった。
この考案は以上の点に鑑みて、人力や取鍋の振動等を必
要とせずに滓層を穿孔できて、しかも、この滓穿孔が測
温動作と連動して自動的かつ迅速に行なわれて測温作業
を円滑、正確に実施し得る測温装置を提供するものであ
る。
即ち、この考案は機械的に作動する滓穿孔装置を装備し
た測温装置であり、図面に基づいて具体的に説明すると
、滓19で覆われた溶鋼18を収容する取鍋17の上方
に架設した測温デツキ16上に測温台車1を配置し、こ
の台車には測温ランスの昇降ガイドレール3を有する塔
柱2および滓穿孔用ガイドレール5を有する塔柱4をそ
れぞれ対設する。
この場合、測温ランスの昇降ガイドレール3は適当な角
度傾斜して設け、滓穿孔用ガイドレール5は垂直に設置
する。
これは後述するように滓穿孔重錘10が下降し上昇した
直後の滓穿孔内の測温ランスを侵入させるためである。
測温ランス6はガイドレール3に昇降自在に装着したラ
ンス保持車8にホルダー7を介して固定し、塔柱2の頂
部に設置した動力装置(ウィンチ、モータ等)9により
ロープ又はチェーン14を介してランス保持車8が牽引
昇降する仕組みとなす。
一方、滓穿孔重錘10は塔柱4に設けた垂直のガイドレ
ール5に昇降自在に装着した重錘保持車12に支持棒1
1を介して固定し、塔柱4の頂部に設置した動力装置(
ウィンチ、モータ等)13によりロープ又はチェーン1
5を介して重錘保持車12が牽引昇降する仕組みとなす
そして、上記測温ランス6および滓穿孔重錘の両ガイド
レール3,5は、滓穿孔重錘10が下降し上昇した直後
の滓穿孔内に測温ランス6が侵入できるように測温ラン
ス6および滓穿孔重錘10の両下降線り、L’が取鍋内
滓19上で交叉するように設ける。
なお、測温ランス6および滓穿孔重錘10の昇降機構は
この考案の技術的範囲を越えない範囲内で任意とする。
又滓穿孔重錘と測温ランスの作動はタイマー等により連
動させる。
上記装置により取鍋17内の溶鋼18を測温するには、
先ず滓穿孔用動力装置13を作動して滓穿孔重錘10を
下降し、その先端で滓19を突き破り溶鋼表面を露出さ
せると重錘の上昇動作を開始する。
この滓穿孔重錘10が測温ランスの侵入に支障のない高
さ位置まで上昇すると、タイマー20の作用によりラン
ス昇降用動力装置9が作動して測温ランス6が下降し、
滓穿孔内にこれが侵入して浸漬し、所定時間経過後に引
き上げる。
上記のごとく、この考案によれば、機械的手段により滓
層を穿孔した後に測温できるので、人力や振動による滓
穿孔作業が不要となるのみならず、ランスの破損やホル
ダーの曲がり等も皆無となり安全、確実に測温作業を実
施し得る。
又、測温ランスの溶鋼への侵入は滓穿孔直後に実施する
ことができるので、測温作業は迅速にできる効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施態様を示す正面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 測温台車上に塔載設置された測温装置において、測温台
    車上に垂直に設置した滓穿孔用ガイドレールに動力にて
    昇降する滓穿孔用重錘を設け、この滓穿孔重錘の垂直下
    降線と測温ランスの傾斜下降線とは取鍋内滓面で交叉す
    るとともに、滓穿孔重錘が下降し上昇した直後の滓穿孔
    内に測温ランスが下降侵入するごとく滓穿孔重錘と測温
    ランスとを連動させる仕組みとなした、滓穿孔装置を有
    する取鍋内溶鋼の測温装置。
JP1846277U 1977-02-16 1977-02-16 滓穿孔装置を有する取鍋内溶鋼の測温装置 Expired JPS5919571Y2 (ja)

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