JPS5919300B2 - 漏油検知方法 - Google Patents
漏油検知方法Info
- Publication number
- JPS5919300B2 JPS5919300B2 JP10968377A JP10968377A JPS5919300B2 JP S5919300 B2 JPS5919300 B2 JP S5919300B2 JP 10968377 A JP10968377 A JP 10968377A JP 10968377 A JP10968377 A JP 10968377A JP S5919300 B2 JPS5919300 B2 JP S5919300B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- pipe
- detection
- halogen
- containing gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、重油、灯油、ガソリン等の石油を輸送するパ
イプラインの漏油を検知する方法に関するものである。
イプラインの漏油を検知する方法に関するものである。
従来、この種検知方法としては例えばパイプラインの近
傍に漏油検知電線を配置し、漏油を電気信号に変換し検
知することが行われていた。
傍に漏油検知電線を配置し、漏油を電気信号に変換し検
知することが行われていた。
この漏油検知電線としては、例えば二つの導体を石油と
接触することにより吸油膨潤する材料で被覆して成る形
状のものがあり、漏油によつて導体被覆が油と接触して
吸油膨潤し、二つの導体間の電気抵抗、静電容量などが
変化し、これにより漏油を検知するものである。しかし
漏油検知電線を用いた検知方法の場合、導体被覆の膨潤
は徐々に進行するために電気信号に確実にあられれず、
早期発見が難しい、導体被覆の経年変化により誤動作を
おこしやすい、二つの導体間が接触した場合火花が出て
火災となる危険性がある等の欠点があつた。
接触することにより吸油膨潤する材料で被覆して成る形
状のものがあり、漏油によつて導体被覆が油と接触して
吸油膨潤し、二つの導体間の電気抵抗、静電容量などが
変化し、これにより漏油を検知するものである。しかし
漏油検知電線を用いた検知方法の場合、導体被覆の膨潤
は徐々に進行するために電気信号に確実にあられれず、
早期発見が難しい、導体被覆の経年変化により誤動作を
おこしやすい、二つの導体間が接触した場合火花が出て
火災となる危険性がある等の欠点があつた。
本発明は以上の諸点にかんがみ、優れた漏油検知方法の
提供を目的として為されたもので、その要旨とするとこ
ろは、地下に埋設された送油管に近接して石油に接触す
ることにより膨潤軟化する材質の検知パイプを設け、該
パイプの一端から含ハロゲンガスを圧入しておき、送油
管からの漏油により検知パイプが膨潤軟化して含ハロゲ
ンガスが放出されたときのガス圧力降下を検知して漏油
を感知し、次に放出された含ハロゲンガスを検出して漏
油場所を検知することを特徴とする漏油検知方法にある
。
提供を目的として為されたもので、その要旨とするとこ
ろは、地下に埋設された送油管に近接して石油に接触す
ることにより膨潤軟化する材質の検知パイプを設け、該
パイプの一端から含ハロゲンガスを圧入しておき、送油
管からの漏油により検知パイプが膨潤軟化して含ハロゲ
ンガスが放出されたときのガス圧力降下を検知して漏油
を感知し、次に放出された含ハロゲンガスを検出して漏
油場所を検知することを特徴とする漏油検知方法にある
。
本発明方法の一実施例を、添付図面を参照してさらに説
明を行う。
明を行う。
１は地下ＧＬに埋設された送油管であり、２は送油管１
に近接して埋設された検知パイプである。
に近接して埋設された検知パイプである。
３は地上に設けられた含ハロゲンガスのボンベにして、
検知パイプ２の一端に接続されており、検知パイプ２内
に含ハロゲンガスを加圧充填している。
検知パイプ２の一端に接続されており、検知パイプ２内
に含ハロゲンガスを加圧充填している。
検知パイプ２は石油に接触した場合、吸油膨潤軟化する
材料により製造されており、そのため送油管１から漏油
して、石油が検知パイプ２に接触すると、検知パイプ２
が吸油軟化し、ついには内部のガス圧によつて破裂し、
含ハロゲンガスを放出することになる。
材料により製造されており、そのため送油管１から漏油
して、石油が検知パイプ２に接触すると、検知パイプ２
が吸油軟化し、ついには内部のガス圧によつて破裂し、
含ハロゲンガスを放出することになる。
この時ボンベ３の圧力は急に降下するので、これを圧力
計４により検知し漏油を感知することが出来るものであ
る。
計４により検知し漏油を感知することが出来るものであ
る。
次に送油管１に添つて適当間隔で地上に配置されたハロ
ゲンガス検出器５により含ハロゲンガスを検出し、漏油
場所を検知することが出来るものである。
ゲンガス検出器５により含ハロゲンガスを検出し、漏油
場所を検知することが出来るものである。
石油に接触して吸油軟化する検知パイプ２の材料として
は、未加硫のゴム例えば天然ゴム、スチレンブタジエン
ゴムなどと、ポリエチレンおよび共重合物などの熱可塑
性プラスチツクの混合材料を主体としたものが適当であ
る。
は、未加硫のゴム例えば天然ゴム、スチレンブタジエン
ゴムなどと、ポリエチレンおよび共重合物などの熱可塑
性プラスチツクの混合材料を主体としたものが適当であ
る。
ゴムとプラスチツクの種類と混合割り合いは、送油管１
内の油の種類と温度によつて適宜選択すれば良い。
内の油の種類と温度によつて適宜選択すれば良い。
検知パイプ２の構造としては、機械的強度を増加させる
ため、パイプの外周に金属線の編組を設けたもの、ある
いは多数の穴あき金属パイプを設けたもの等が適当であ
る。
ため、パイプの外周に金属線の編組を設けたもの、ある
いは多数の穴あき金属パイプを設けたもの等が適当であ
る。
検知パイプ２内に加圧封入する含ハロゲンガスとしては
、六弗化硫黄、各種のフロンガス等が適当であり、ガス
圧はガスの種類、検知パイプ２の材質、油の温度等によ
つて適宜選択される。
、六弗化硫黄、各種のフロンガス等が適当であり、ガス
圧はガスの種類、検知パイプ２の材質、油の温度等によ
つて適宜選択される。
本発明方法の一実施例により、漏油を検知する動作の説
明は以上の通りであるが、検知パイプ２を設けて成る本
発明方法は、さらに漏油の種類を確認することが出来、
誤動作を防止することができる。即ち添付図面に示す様
に、検知パイプ２の一端に吸引ポンプ６を接続しておき
、検知パイプ２を吸引することにより、漏油点付近の油
を吸引採集し、漏油の種類を確認することができる。
明は以上の通りであるが、検知パイプ２を設けて成る本
発明方法は、さらに漏油の種類を確認することが出来、
誤動作を防止することができる。即ち添付図面に示す様
に、検知パイプ２の一端に吸引ポンプ６を接続しておき
、検知パイプ２を吸引することにより、漏油点付近の油
を吸引採集し、漏油の種類を確認することができる。
このことは輸送中の油か或いは他の薬液などで検知パイ
プ２の材料が犯されたものかどうかを判別し得るもので
、誤動作の確認が出来るものである。
プ２の材料が犯されたものかどうかを判別し得るもので
、誤動作の確認が出来るものである。
仮に漏油が少量で吸引ポンプ６だけでは判別が困難な場
合は、検知パイプ２の一端から水あるいはガス等を圧入
し、再び検知パイプ２を吸引ポンプ６で圧入した水等と
共に吸引採集することにより油の種類を確認すれば良い
ものである。以上本実施例に於ては、パイプラインの漏
油検知についてのみ説明したが、パイプラインに限らず
同種のものも例えば石油タンクの漏油検知にも同様に応
用可能なものであり、本実施例により本発明方法が限定
的に解釈されるものではない。以上説明した本発明漏油
検知方法は次の様な利点を有するものであり、その工業
的価値は大なるものがある。１．送油管に近接して設け
られた検知パイプが漏油に接触し、吸油軟化して含ハロ
ゲンガスの内圧で破れ、ガスが放出され漏油を検知する
ことが出来る。
合は、検知パイプ２の一端から水あるいはガス等を圧入
し、再び検知パイプ２を吸引ポンプ６で圧入した水等と
共に吸引採集することにより油の種類を確認すれば良い
ものである。以上本実施例に於ては、パイプラインの漏
油検知についてのみ説明したが、パイプラインに限らず
同種のものも例えば石油タンクの漏油検知にも同様に応
用可能なものであり、本実施例により本発明方法が限定
的に解釈されるものではない。以上説明した本発明漏油
検知方法は次の様な利点を有するものであり、その工業
的価値は大なるものがある。１．送油管に近接して設け
られた検知パイプが漏油に接触し、吸油軟化して含ハロ
ゲンガスの内圧で破れ、ガスが放出され漏油を検知する
ことが出来る。
２．ガスの内圧と検知パイプの吸油軟化の相乗作用によ
り早期にガスが放出され、従つて漏油を早期に検知でき
る。
り早期にガスが放出され、従つて漏油を早期に検知でき
る。
３．含ハロゲンガスによる検知方法であるため感度がす
ぐれており、電気短絡による火災の心配がないことから
安全性にも優れている。
ぐれており、電気短絡による火災の心配がないことから
安全性にも優れている。
４．ハロゲンガス検知器により漏油の位置確認が容易で
あり且つ正確に確実に検出できる。
あり且つ正確に確実に検出できる。
５．検知パイプにより漏油を採集し、漏油を確認でき、
誤動作によるトラブルを解消することが可能である。
誤動作によるトラブルを解消することが可能である。
６．特殊な装置を使用することが無いため非常に安価で
経済的となる。
経済的となる。
添付図面は本発明検出方法の一実施例説明図である。
１：送油管、２：検出パイプ、３：含ハロゲンガスのボ
ンベ、４：圧力計、５：ハロゲンガス検出器、６：吸引
ポンプ、７リバルブ。
ンベ、４：圧力計、５：ハロゲンガス検出器、６：吸引
ポンプ、７リバルブ。
Claims (1)
- １ 地下に埋設された送油管に近接して、石油に接触す
ることにより膨潤軟化する材質の検知パイプを設け、該
パイプの一端から含ハロゲンガスを圧力しておき、送油
管からの漏油により検知パイプが膨潤軟化して含ハロゲ
ンガスが放出されたときのガス圧力降下を検知して漏油
を感知し、次に放出された含ハロゲンガスを検出して漏
油場所を検知することを特徴とする漏油検知方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10968377A JPS5919300B2 (ja) | 1977-09-12 | 1977-09-12 | 漏油検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10968377A JPS5919300B2 (ja) | 1977-09-12 | 1977-09-12 | 漏油検知方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5443090A JPS5443090A (en) | 1979-04-05 |
| JPS5919300B2 true JPS5919300B2 (ja) | 1984-05-04 |
Family
ID=14516528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10968377A Expired JPS5919300B2 (ja) | 1977-09-12 | 1977-09-12 | 漏油検知方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5919300B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5864673U (ja) * | 1981-10-22 | 1983-04-30 | 昭和電線電纜株式会社 | テ−ピング装置 |
-
1977
- 1977-09-12 JP JP10968377A patent/JPS5919300B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5443090A (en) | 1979-04-05 |
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