JPS59192160A - コンクリ−ト吹付防塵装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はＮＡＴＭ工法による壁面へのコンクリート吹付
に際して発生する粉塵を、コンクリート吹付と同時に集
崖するコンクリート吹付防塵装置に関する。

ＮＡＴＭ工法による壁面へのコンクリート吹付けは、坑
内壁面を一高能率にコンクリート壁化できるが、発生す
る粉塵やコンクリート吹付ノズルから噴射されるモルタ
ルの微粒によって坑内雰囲気を悪化するので、粉塵等を
捕捉吸引する必要がある。

しかし、吸引力が強すぎると有効に利用されなけれ”ば
ならないモルタルまで吸込んでしまい、逆に、吸引が弱
いと除塵の効果が上がらない。

本発明の目的は前記ＮＡＴＭ工法による壁面へのコンク
リート吹付に際しての問題点を解消し、有害な粉塵のみ
を効果的にモルタル噴射と同時に排除できるようにした
コンクリート吹付防塵装置を提供することでア少、コン
クリート吹付ノズルにスウイベル運動付与機構を設け、
ラッパ状管を位置調節機構に連結したことを特徴とする
。

以下、本発明の一実施例について図面を参照しつつ説明
する０第１図は本発明装置の要部を縦断側面図で示す。

断面形状円形の吸気ダクト１内には上向きとした一口端
部２内の中心位置付近に、外向きの開口したコンクリー
ト吹付ノズル３の口端を臨ませである。コンクリート吹
付ノズル３は長さ方向の中間部を自在軸受４によシ支持
し、基端付近にスウイペル運動付与機構５を連結してあ
フ、可撓ホース６を介して第２図に示すコンクリートミ
キサー７に接続しである。

一方、吸気ダクト１の開口端部２にはラッパ状管８を同
軸的にかつ軸線方向の変位を自在として可動に穐付けで
ある。ラッパ状管８には位置調節機構が設けられてお９
、ラッパ状管８の駆動は吸気ダクト１とラツーパ状管８
にわたって取付けた軸線と平行の流体圧シリンダ例えば
液圧シリンダ９の作動による。

液圧シリンダ９は第３図に系統図で示しであるように、
スプール弁１０に液圧が給排されることにより作動する
。スプール弁１０はスプール１１を吸気ダクト１内の圧
力の変化によって動かすようにしである。すなわち、吸
気ダクト１内の開口端部に近い適所に設けたダイヤフラ
ム１２が吸気ダク）１内の圧力上昇によってロッド１３
を押下けると、支軸１４に支持したレバー１５の自由端
１５Ａが下降され、スプール１１がスリーブ１６内を下
降してポンプ１７から圧送される圧液が液圧シリンダ９
の下室９Ａに供給され、ピストンロッド１８が押上げら
れる。

このとき、ピストンロッド１８に連結しであるリンク１
９がスプール１１にピストンロッド１８の動きをフィー
ドバックするので、ピストンロッド１８に連結しである
ラッパ状管８は吸気ダクト１の内圧に見合った位置に保
持されることになる。

第３図に示したスプール１１φ；中立の状態は、吸気ダ
クト１内の圧力が基準の値にあシ、モルタルを吹付けよ
うとする壁面とラッパ状管８との間隔が適正であること
を示し、吸気ダクト１内の圧力が基準の値よシ低くなる
とスプール１１は引上げられて、液圧シリンダ９の上室
９Ｂにポン／１７から圧送される圧液が供給される。こ
れによってピストンロッド１８が下降してラッパ状管８
が下降し、壁面とラッパ状管８との間隔が適正になると
吸気ダクト１内の圧力も基準値に戻る。

一方、コンクリート吹付ノズル３にスウイベル運動を生
じさせて吹付効果を高めるスウィベル運動付与機構５は
、駆動軸２０によって回転されるクランクロッド２１の
先端に内周縁がコンクリート吹付ノズル３０基端付近の
外周面に線接触するリング２２を取付けた機構であるが
、第４図に平面図で示し、第５図に縦断正面で示しであ
る偏心歯車２３と、この歯車に噛合い、かつ、駆動軸２
０に固着したピニオン２４とからなるものとしてもよい
。この場合、偏心歯車２３に、内周縁がコンクリート吹
付ノズル３の基端付近の外周面に線接触する孔２５を穿
設しておく、 なお、図中符号２６は軸受、２７は液槽、２８は可撓材
製カバー、２９はロードヘッダ、３０は吸気ダクト１に
接続した集塵機、３１はモルレール、３２は吊上金具、
３３は坑、Ａは吹付ロボットを示す。

上記の構成とした本発明の装置は壁面との間隔が適正で
ある場合、噴射されるモルタルとラッパ状管８の口縁と
の間から吸気ダクト１内に吸入される粉塵の流量が適正
値にあシ、ラッパ状管８と壁面との適正間隔が保たれな
くなると、噴射されて飛散するモルタルの拡散度が変化
するため、吸気ダクト１内の圧力が変シ、スプール弁１
０が作動してラッパ状管８の位置が修正される。

以上の説明からも明らかなように、本発明装置は、コン
クリート吹付ノズルにスウイベル運動を付与することに
よってコンクリートを万遍なく吹付けることができると
共に、ラッパ状管の位ｒｔを自動的に調節することによ
ってラッパ状管を最適の位置に保持し微細な有害粉塵を
高能率で吸引捕集することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の実施例を示す縦断側面図、第２図
は使用状態説明図、第３図は液圧シリンダ駆動系の説明
図、第４図及び第５図はスウイベル運動付与機構の変形
例を示し、第４図は平面図、第５図は縦断面図である。 １・・・吸気ダク）　　　　２　、、、開口端部３・・
・コンクリート吹付ノズル ４１．・自在軸受　　　　８・・・ラッパ軟管９９１．
液圧シリンダ　　１０．・、スプール弁１１　、、、ス
プール　　　１２　、、、ダイヤフラム２’１．、、ク
ランクロンド ２２・０．リング　　　　２３．、、孔２４・・・ビニ
オン　　　２５・・・偏心歯車代理不荒垣恒輝 第３　図 第４図 第Ｓ′閃 手　偉°補　市　ノ：　（方式） ’Ｉ１１”＋ＦＩ　Ｉｊ長官殿 ／、・［１イ′１／／）表小 特願昭５８−６６１２１、 発明の名称 コンクリート吹付防塵装置 ３袖１１をする者 中イ１１との関１系出願人 （５９２）株式会社三井三池５作所　（はか１名）弘代
　理　人 適正な図面（第１図）及び委任状別紙の通ル。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 Ａ　集塵機に連通させた吸気ダクトの開口端部に同軸的
   にラッパ状管を装着し、該ラッパ状管に位置調節機構を
   設け、コンクリートミキサーに接続したコンクリート吹
   付ノズルのほぼ中間部を自在軸受で支持し、その先端を
   前記ラッパ状管の近傍に臨ませ、その基端付近をスウイ
   ベル運動付与機構に連結して成ることを特徴とするコン
   クリート吹付防塵装置。 ２　前記スウイペル運動付与機構は、駆動軸と、コンク
   リート吹付ノズルの基端付近の外周面に線接触するリン
   グ含暗とをクランクロッドで連結して成る特許請求の範
   囲第１項記載のコンクリート吹付防塵装置。 ３、　前記スウイベル運動付与機構は、駆動軸に固着し
   たビニ搾ンと、これに噛合いコンクリート吹付ノズルの
   基端付近の外周面に線接触する孔を穿設した偏心歯車と
   から成る特許請求の範囲第１項記載のコンクリート吹付
   防塵装置。 仏　前記ラッパ状管位置調節機構は、吸気ダクト内の圧
   力変化に応動するスプール弁を経由して作動する流体圧
   シリンダから成る特許請求の範囲第１項記載のコンクリ
   ート吹付防塵装置。