JPS591915Y2 - ストロングバック装置 - Google Patents

ストロングバック装置

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Publication number
JPS591915Y2
JPS591915Y2 JP104979U JP104979U JPS591915Y2 JP S591915 Y2 JPS591915 Y2 JP S591915Y2 JP 104979 U JP104979 U JP 104979U JP 104979 U JP104979 U JP 104979U JP S591915 Y2 JPS591915 Y2 JP S591915Y2
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JP
Japan
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hook
attached
trolley
locking
cylindrical body
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JP104979U
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JPS55101698U (ja
Inventor
彰 伊藤
謙二 佐藤
Original Assignee
日立造船株式会社
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Publication date
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Publication of JPS55101698U publication Critical patent/JPS55101698U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、洋上補給を行なうために船間において補給物
収納具を移送させるに用いるストロングバック装置に関
するものである。
上述した洋上補給は、船間に張設されたバイライン(ロ
ープ)に吊したトロリを、船間に張設され且つ該トロリ
に固着した可動ロープにより移動させ、さらにトロリ側
に補給物収納具を吊下げることにより行なわれる。
このような作業は非常に注意を要し、もし点検を怠った
り取扱いを誤れば、人命にかかわる事故を起こしたり、
補給物を海中に没してしまう恐れもある。
従来、ストロングバック装置として、実開昭52−14
691号公報がある。
かかる構成によれば、積載物質32を2本のワイヤー2
4.24’で吊っているだけであるから、運搬している
ときに積載物質32が回転したり、大きく動揺したりす
るおそれがある。
また運搬の際の振動を吸収しにくく、積載物質32をス
ムーズに運搬しにくいものである。
さらに万が−、ワイヤ24.24’が切れると、積載物
質32が落下し、大事故となる。
そこで本考案はかかる問題点を解消したストロングバッ
ク装置を提供するものであって、その特徴とするところ
は、船間に張設されたノz/iラインにシーブを介して
吊下げられるトロリを設け、各船のシーブに巻回される
と共に両端がトロリに固着された可動ロープを設け、上
記トロリにウィンチ装置を配設し、トロリに緩衝シリン
ダを介して下部フレームを取付け、該下部フレームに取
付けられると共に下面両端に四部を形成された側板と、
該側板に揺動自在に取付けられると共に先端が上記凹部
に対向するフックど、該フックを凹部から離脱する方向
へ付勢するばねと、ラッチケーブルを操作することによ
りばねに抗してフック先端を凹部内に突出させるラッチ
コントロールヘッドと、フック先端から凹部内に突出し
た状態をロックするロック手段と、該ロック手段による
ロック状態をリリースケーブルを介して解除するリノー
スコントロールヘッドとを有する第1係脱臭を設け、筒
状本体と、該筒状本体の両端に取付けられた一対のウィ
ングと、該各ウィングの両端にそれぞれ連結されたチェ
ノと、筒状本体の中間上部に取付けられると共に前記ウ
ィンチ装置の吊りフックに係合するアイと、筒状本体の
両端部近傍に配設された各ブラケットの両端に固着され
ると共に前記凹部内に嵌入しかつ第1係脱具のフックが
係合する脂環とを有するストロングバックを設け、該ス
トロングバックのチェノに吊り下げられると共に補給物
収納具に連結させられる第2係脱具を設けたことにある
かかる構成によれば、補給物収納具を運搬している状態
では、ウィンチ装置の吊りフックがストロングバックの
ア・fに係合すると共に第1係脱臭カフツクがストロン
グバッグの脂環に係合しており、補給物収納具は回転し
たり、大きく動揺したりしない。
また運搬の際の振動は緩衝シリンダにより吸収され、補
給物収納具はほぼ静止しているのと同じ状態でスムーズ
に運搬される。
また万が−、ウィンチ装置のロープが切れても、第1係
脱具により補給物収納具は支持されていることから、落
下することはない。
この逆に第1係脱臭のフックが外れても同様である。
以下、本考案の一実施例を第1図〜第13図に基づいて
説明する。
第1図、第2図において1はトロリで、船間に張設され
たバイライン(ロープ)2にシーブ3を介して吊下げら
れる。
4は船間にシーブ5を介して張設した可動ロープでアウ
トホール4Aとインホール4Bとからなり、両ホール4
A、4Bの端部をトロリ1に固着6すると共に、トロリ
1に取付けたシーブ7をアウトホール4Aに対して上方
から係止させている。
Bはトロリ1に取付けたウィンチ装置で、ワイヤー9の
巻取り巻戻しにより昇降を行う吊りフック1oを有する
このウィンチ装置8としては、電動モータにより吊りフ
ック10を昇降させるカーゴホイストや、ゼンマイは゛
ねを動力とするドロップリールなどが採用される。
11はトロリ1に取付けた枠体で、該トロリ1に固着さ
れる上部フレーム12と、この上部フレーム12にシリ
ンダ本体13が取付けられる下向きの4本の緩衝シリン
ダ14と、そのピストンロッド15に連結される下部フ
レーム16とからなる。
17は下部フレーム16に取付けた前後一対の第1係脱
臭である。
18は前記第2係脱臭17に係脱されるストロングバッ
クッド、前後方向に配置される筒状本体19と、この筒
状本体19の両端に取付けられる一対のウィング2oと
、これらウィング20の左右両端にその上端が連結され
るチェーン21と、筒状本体19の中間上部に取付けら
れるアイ22とからなり、このアイ22に対して前記吊
りフック10が係脱可能となる。
23は各(4本の)チェーン21の下端に取付けた前後
一対の第2係脱臭で、補給物収納具の一例である台車2
4に取付けたアダプタフレーム25の脂環26に対して
係脱可能である。
27は台車車輪を示す。第3図は枠体11の正面図であ
って、下部フレーム16には、下向きラッパ状の受は口
28が形成され、この受は口2Bを通ってきた筒状本体
19を受止める上限ストッパ29が設けられる。
緩衝シリンダ14は第4図に示すように、筒状のシリン
ダ本体13の上端がエンドキャップ30の螺着により閉
塞され、また下端には筒状エンドキャップ31が螺着さ
れる。
ピストンロッド15は筒状であって、その中間部に一体
形成したピストン部32が前記筒状エンドキャップ31
の上端に接当することにより下限となる。
そしてピストンロッド15の下端は蓋部材33により閉
塞さ和1、この蓋部材33と前記エンドキャップ30と
の間にピストンロッド15を下動付勢するばね34が設
けられる。
前記蓋部材33にボルト・ナツト35を介して下部フレ
ーム16が取付けられ、そして下部フレーム16の上面
には、前記筒状エンドキャップ31に所定間隔Sを置い
て対向するクッションゴム36が取付けられる。
またシリンダ本体13内には所定量の伝動油37が注入
され、ピストンロッド15に取付けた軸受38の潤滑、
および下部フレーム16の振動減衰に役立っている。
ストロングバック1Bは第1図、第2図、第5図〜第7
図に示すように、前記アイ22を中心にして前後一対の
ブラケット39が取付けられ、これらブラケット39上
に夫々左右一対の成環40が固着される。
そしてブラケット39の外側には左右両側に条材41が
取付けられ、これら条材41には前記筒状本体19も貫
通する状態で多数の貫通孔42が設けられる。
前記ウィング20は、前記条材41に案内される被ガイ
ド部材43と、両側のガイド部材43間を連結する円弧
部材44とを有し、前記被ガイド部材43を貫通するロ
ックピン45を任意の貫通孔42に通すことにより任意
の位置に定着し得る。
さらに各チェーン21の下端には、ボ2ルト・ナツトか
らなる係止具46が設けられる。
前記第1係脱臭17は第1図、第2図、第8図〜第10
図に示すように、前後一対の側板47と、これら側板4
7を所定間隔を置いて一体化するためのアッパーフレー
ム4Bならびにアンダーフレーム49とにより本体を形
成し、そして両側板47の端部を、ボルト・ナツト50
を介して下部フレーム16に取付けている。
両側板47の両端部側下面には上方への凹部51が形成
され、この凹部51に対して前記ストロングバック18
の成環40が嵌入可能となる。
52は嵌入した成環40に対して係脱可能なフックで、
両側板47に横軸53を介して揺動可能に取付けである
両フック52の上端間はリンク54により相対揺動可能
に連結され、以って両フック52が同時に係脱すべく構
威しである。
そしてリンク54に取付けたラグ55と側板47との間
に、フック52を離脱方向に揺動付勢するリリース用ば
ね56が設けられる。
さらにリンク54には、ポール57に形成した係止部5
8に係合することにより、フック52の保合姿勢を維持
するラッチングブロック59が取付けられる。
ポール57は横軸60を介して上下揺動可能に取付けら
れ、側板47との間に設けたポールリターンばね61に
より上動付勢されることによって前述した係合姿勢を維
持する。
62は横軸63を介して起立・横倒揺動可能なトリッパ
フックで、その下端と側板47との間に起立付勢するト
リッパばね64が設けられ、その起立によりポール57
とかみ合っている。
さらにトリッパフック62の上端にはリリースアダプタ
65が取付けられ、これに作用するストッパ66が横軸
67を介して揺動可能に取付まられる。
このストッパ66のリリースアダプタ65に作用する面
を上動付勢するストッパばね68が設けられ、また反対
側にはアジャスタ69が設けられる。
70はリンク54に取付けたラッチアダプタを示す。
このラッチアダプタ70に一端が連結されたラッチケー
ブル71の他端は、ラッチケース72を貫通したのちラ
ッチコントロールヘッド73に連結される。
またリリースアダプタ65に一端が連結されたIJ I
J−スケ−プル74の他端は、リリースケース75を貫
通したのちリリースコントロールヘッド76に連結され
る。
77はリリースケース75に螺合するキャップで、その
螺合によりリリースコントロールヘッド76が必要な時
以外に作動するのを防止する。
78はリリースケース75とキャップ77とを連結する
チェーンである。
前記第2係脱具23は第1図、第2図、第11図、第1
2図に示すように、前後一対の側板79と、これら側板
79を所定間隔を置いて一体化する連結板30とにより
本体を構威し、そして両端部に取付けた成環81を前記
係止具46を介してチェーン21に取付けることにより
ストロングバック1B側に支持される。
両側板79の両端部下面には上方への凹部82が形成さ
れ、この凹部82に対して前記アダプタフレーム23の
成環26が嵌入可能となる。
83は嵌入した成環26に対して係脱可能なフックで、
両側板79に横軸84を介して揺動可能に取付けである
両フック83の上端には夫々連結棒85の前端が相対揺
動可能に連結され、また連結棒85の中間は、両側板7
9に取付けた揺動リンク86の遊端に相対揺動可能に連
結される。
87は揺動リンク86と側板79との間に設けたつる巻
きばねで、前記連結棒85を介してフック83をリリー
ス揺動すべく付勢する。
88は連結棒85の後端に取付けた回転筒体で、これか
ら連設したハンドル89が、側板79の上面に形成した
切欠き部90に対して係脱可能となる。
そして切欠き部90へのハンドル89の保合により、フ
ック83のラッチ姿勢が維持される。
前記アダプタフレーム25は第1図、第2図、第13図
に示すように、台車24の左右枠棒91に対して上方か
ら嵌入可能な左右一対の半円凹部92を有するアダプタ
一本体93と、前記枠棒91に対して下方から嵌入可能
な半円凹部94を有する左右一対のクランプ部材95と
、これらクランプ部材95をアダプタ一本体93に連結
するためのボルト96と、アダプタ一本体93を枠棒9
1に定着させるための押しボルト97と、アダプタ一本
体93に取付けた前記成環26とから構成される。
なお第1図、第2図においては仮想線で甲板98を示し
ている。
次に本考案のストロングバック装置を利用した洋上補給
作業を説明する。
先ず同船、すなわち受給船と補給船とに亘ってハイライ
ン2と可動ロープ4とを張設する。
このときこれら2,4〔主としてハイライン2〕にトロ
リ1が吊下げられており、さらにトロリ1には枠体11
が取付けられると共に、枠体11の下部フレーム16に
第1係脱臭17が取付けられる。
この際に第1係脱具17は、リノースおよびラッチの操
作を繰り返し、フック52とポール57とのかみ合いが
確実であることを確認する。
そして補給物(図示せず)を載置してなる台車24側に
取付けたアダプタフレーム25の成環26に第2係脱具
23のフック83を係合させる。
またアダプタフレーム25とチェーン21を介して連結
されたストロングバック18は、そのウィング20を最
も好ましい位置に固定しておく。
次いで届リフツク10を下降してストロングバッグ1B
のアイ22に引掛ける。
その後吊りフック10を上昇させてストロングバック1
8を持ち上げる。
このときストロングバック1Bはその筒状本体19が受
は口28に案内され、そして上限ストッパ29に接当す
ることにより停止する。
その際に生じる衝撃は緩衝シリンダ14により吸収され
る。
その後ストロングバック18の4個の成環40が第1係
脱具17のフック52にかかることを確認する。
さらに緩衝シリンダ14が滑かに動くことを確認する。
第1係脱具17が例えば第8図、第10図に示すように
ラッチ姿勢であるとき、先ずキャップ77を螺脱し、そ
してリリースコントロールヘッド76を引く。
この引張り量はリリースケーブル74を介してリリース
アダプタ65に伝達され、トリッパフック62をトリッ
パばね64に抗して揺動させる。
これによりトリッパフック62とポール52とのかみ合
いが外れ、さらにストッパ66が開放されてストッパば
ね6B力により揺動する。
同時にポール57をポールリターンばね61に抗して下
動させる。
すると係止部58のラッチングブロック59に対する保
合が外れ、以ってリンク54はリリース用は゛ね56カ
により移動し両フック52はリリース揺動する。
そしてトリッパフック62はストッパ66により元に戻
ることが阻止される。
これにより凹部51の下方を開放した状態で前述したよ
うにウィンチ装置8の作動によりストロングバック1B
を上昇させ、その成環40を凹部51内に位置させる。
このときラッチコン1〜ロールヘツド73は、ラッチケ
ーブル71がリンク54と一体移動することから、丁度
引出された姿勢になっている。
したがって、前述したように成環40が凹部51内に位
置したことを確認したのち、このラッチコントロールヘ
ッド73を押す。
するとラッチケーブル71を介して、リンク54がリリ
ース用ばね56に抗して移動する。
これによりフック、52はラッチ揺動して成環40に係
合する。
同時にポール57が、ポールリターンばね61力により
上動し、保止部58がラッチングブロック59に係合す
る。
またポール57の先端上面がアジャスタ69に当たり、
ストッパ66が外れる。
したがってトリッパフック62は、ばね64力によって
元の起立位置に復帰する。
かかる保合を確認した状態で、リリースケース75に対
してキャップ77を螺着させる。
これにより第1図、第2図に示す状態になるが、ここで
実際には、車輪27は甲板9Bに対して上方位置にある
次いで可動ロープ4を駆動装置(図示せず)により移動
させ、トロリ1を補給船から受給船へと移送する。
この際にストロングバック18側の揺動は緩衝シリンダ
14の吸収により極減される。
受給船に到着しれのち、リリースケース75からキャッ
プ77を螺脱させる。
その後、2組のリリースコントロールヘッド76を同時
に引き、前述したように第1係脱具17のフック52を
リリース揺動させる。
そしてウィンチ装置8を作動させ、ストロングバック1
8を下降して台車24の車輪27を甲板9Bに着地させ
る。
このとき第2係止具23は第11図、第12図実線の状
態にあり、この状態からハンドル89を回転筒体8Bと
ともに連結棒85の周りに揺動して、仮想線に示すよう
に切欠き部90から外す。
するとつる巻きばね87カにより揺動リンク86が揺動
し、連結棒85を介してフック83をリリース揺動させ
る。
これにより第2係脱具23、すなわちストロングバック
18側に対して台車24は縁切れされる。
次いで台車24を例えば手押しなどにより所定の場所ま
で走行させ、台車24上の補給物を降ろしたのち空の台
車24の元の位置に戻す。
そして開放された凹部82にアダプタフレーム25の成
環26を嵌入させたのち、ハンドル89を引く。
これによりフック83はラッチ揺動し、またバンドル8
9を第12図仮想線から実線に示すように揺動させて切
欠き部90に係合させることによりラッチ姿勢が維持さ
れる。
このラッチ状態を確認した状態でウィンチ装置8を作動
させ、ストロングバック18を台車25と共に上昇させ
て、その成環40を凹部51に嵌入させる。
この嵌入が確実に行われたことを確認したのち、ラッチ
コントロールヘッド76を押して前述したようにフック
52をラッチ揺動させる。
このラッチが確実に行なわれたことを確認したのち、)
リースケース75に対してキャップ77を螺着させる。
そして可動ロープ4の逆駆動によりトロリ1を受給船か
ら補給船へ戻す。
そしてリリースケース75からキャップ77を螺脱し、
2組のリリースコントロールヘッド76を同時に引いて
フック83をリリース揺動させる。
その後、ストロングバック1Bを下降して台車24を甲
板9Bに着地させる。
これにより補給作業が終了するのであるが、このような
作業を繰り返して何回も行なう場合には、空の台車24
上に補給物を積込んだり、或いは補給物を積込んでなる
別の台車24を空の台車24と入れ控えることにより、
最初の状態に戻る。
補給作業が完全に終了したのち、バイライン2と可動ロ
ープ4が外されて補給船側に回収され、その後、枠体1
1やストロングバック18など各部に付着した汚れ、水
分などが十分にふきとられる。
そして台車24および第1係脱具17の操作ケーブルな
どにキンクおよび損傷がないか、或いは各部に損傷、変
形がないかを調べる。
さらに第1係脱具17の操作ケーブルは巻いてほどけな
いようにひもで縛っておく。
また塗装が取れているところは鉛丹シンクロメートを塗
布の後、外部塗料を塗っておく。
なお各部は極力ステンレス鋼を使用し、耐蝕性を考慮し
た設計になっている。
第14図、第15図は別の使用態様を示している。
すなわち第14図は台車24に代えてコンテナ99を使
用するもので、この場合に第2係脱具23に係脱される
リフティングアイ100とコンテナ99との間をスリン
グ101とその両端に設けたシャックル102とで連結
し、またリフティングアイ100間もスリング103と
その両端に設けたシャックル104とで連結している。
第15図はボックスパレット105を使用するもので、
この場合にリフティングアイ100にシャックル106
を介して連結されたゴムコーティングがされているスリ
ング107を足10Bに回し、そしてリフティングアイ
100間をシャックル109を介して連結するスリング
110を、ボックスパレット固縛用のアイ111に通し
ている。
以上述べたように本考案によると補給物収納具を運搬し
ている状態では、ウィンチ装置の吊りフックがストロン
グバックのアイに係合すると共に第1係脱臭のフックが
ストロングバックの脂環に係合しており、補給物収納具
は回転したり、大きく動揺したりしない。
また運搬の際の振動は緩衝シリンダにより吸収され、補
給物収納具はほぼ静止しているのと同じ状態でスムーズ
に運搬される。
また万が−、ウィンチ装置のロープが切れても、第1係
脱具により補給物収納具は支持されていることから、落
下することはない。
この逆に第1係脱臭のフックが外れても同様である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第13図は本考案の一実施例を示し、第1図は
正面図、第2図は側面図、第3図は枠体の正面図、第4
図は緩衝シリンダの縦断面図、第5図はストロングバッ
クの要部を示す側面図、第6図は第5図におけるA−A
断面図、第7図は同BB断面図、第8図は第1係脱臭の
正面図、第9図は同平面図、第10図は第9図における
C−C断面図、第11図は第2係脱臭の要部の縦断正面
図、第12図は第11図におけるD−D断面図、第13
図はアダプタフレームの一部切欠正面図、第14図、第
15図は別の使用態様を示す側面図である。 1・・・トロリ、2・・・バイライン、4・・・可動ロ
ープ、4A・・・アウトホール、4B・・・インホール
、8・・・ウィンチ装置、10・・・吊りフック、11
・・・枠体、12・・・上部フレーム、14・・・緩衝
シリンダ、16・・・下部フレーム、17・・・第1係
脱具、1B・・・スI・ロングバック、19・・・筒状
本体、20・・・ウィング、21・・・チェーン、22
・・・アイ、23・・・第2係脱具、24・・・台車(
補給物収納具)、25・・・アダプタフレーム、28・
・・受は口、29・・・上限ストッパ、34・・・ばね
、36・・・クッションゴム、46・・・係止具、51
・・・凹部、52・・・フック、57・・・ポール、5
B・・・係止部、62・・・トリップフック、65・・
・リリースアダプタ、66・・・ストッパ、69・・・
アジャスタ、71・・・ラッチケーブル、73・・・ラ
ッチコントロールヘッド、74・・・リリースコントロ
ールヘッド、83・・・フック、89・・・バンドル、
91・・・枠棒、92・・・半円凹部、93・・・アダ
プタ一本体、94・・・半円凹部、95・・・クランプ
部材、96・・・ボルト、97・・・押しボルト、98
・・・甲板、99・・・コンテナ(補給物収納具)、 (補給l#IJ収納具)。 105・・・ボックスパレット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 船間に張設されたバイラインにシーブを介して吊下げら
    れるトロリを設け、各船のシーブに巻回されると共に両
    端がトロリに固着された可動ロープを設け、上記トロリ
    にウィンチ装置を配設し、トロリに緩衝シリンダを介し
    て下部フレームを取付け、該下部フレームに取付けられ
    ると共に下面両端に凹部を形成された側板と、該側板に
    揺動自在に取付けられると共に先端が上記四部に対向す
    るフックと、該フックを凹部から離脱する方向へ付勢す
    るばねと、ラッチケーブルを操作することによりばねに
    抗してフック先端を凹部内に突出させるラッチコントロ
    ールヘッドと、フック先端から凹部内に突出した状態を
    ロックするロック手段と、該ロック手段によるロック状
    態をリリースケーブルを介して解除するリリースコント
    ロールヘッドとを有する第1係脱具を設け、筒状本体と
    、該筒状本体の両端に取付けられた一対のウィングと、
    該各ウィングの両端にそれぞれ連結されたチェノと、筒
    状本体の中間上部に取付けられると共に前記ウィンチ装
    置の吊りフックに係合するアイと、筒状本体の両端部近
    傍に配設された各ブラケットの両端に固着されると共に
    前記凹部内に嵌入しかつ第1係脱具のフックが係合する
    眼環とを有するストロングバックを設け、該ストロング
    バックのチェノに吊り下げられると共に補給物収納具に
    連結させられる第2係脱臭を設けたことを特徴とするス
    トロングバック装置。
JP104979U 1979-01-08 1979-01-08 ストロングバック装置 Expired JPS591915Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP104979U JPS591915Y2 (ja) 1979-01-08 1979-01-08 ストロングバック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP104979U JPS591915Y2 (ja) 1979-01-08 1979-01-08 ストロングバック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55101698U JPS55101698U (ja) 1980-07-15
JPS591915Y2 true JPS591915Y2 (ja) 1984-01-19

Family

ID=28802856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP104979U Expired JPS591915Y2 (ja) 1979-01-08 1979-01-08 ストロングバック装置

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JP (1) JPS591915Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS55101698U (ja) 1980-07-15

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