JPS5918590Y2 - 接点構造 - Google Patents
接点構造Info
- Publication number
- JPS5918590Y2 JPS5918590Y2 JP12067279U JP12067279U JPS5918590Y2 JP S5918590 Y2 JPS5918590 Y2 JP S5918590Y2 JP 12067279 U JP12067279 U JP 12067279U JP 12067279 U JP12067279 U JP 12067279U JP S5918590 Y2 JPS5918590 Y2 JP S5918590Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- spring
- contact spring
- normally closed
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Contacts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は常閉及び常開の固定接点端子と、これらに接触
する可動接点を備えた接点ばねとから構成される接点構
造に関するものである。
する可動接点を備えた接点ばねとから構成される接点構
造に関するものである。
このような接点構造において、接触ばねが常開固定接点
端子との接触からの復帰を弾性復帰力で行なう非リフト
オフ型のタイプのものにおいては、復帰時における慣性
と、常開固定接点との接点圧による反力とによって接触
ばね先端が振動を起こして常閉固定接点との間のチャタ
リングを生じてしまう。
端子との接触からの復帰を弾性復帰力で行なう非リフト
オフ型のタイプのものにおいては、復帰時における慣性
と、常開固定接点との接点圧による反力とによって接触
ばね先端が振動を起こして常閉固定接点との間のチャタ
リングを生じてしまう。
これは第1図に示すように常閉及び常開の両回定接点4
,5が相対せずに、両者の間の絶縁距離の増大を図るた
めに千鳥に配したものにあっては、接触ばね1の先端に
常開固定接点5用の可動接点3.中はどに常閉固定接点
4用の可動接点2を設けている関係上、接触ばね1の復
帰時における先端部の振動を規制する部材がないために
チャタリングが特に顕著に生じている。
,5が相対せずに、両者の間の絶縁距離の増大を図るた
めに千鳥に配したものにあっては、接触ばね1の先端に
常開固定接点5用の可動接点3.中はどに常閉固定接点
4用の可動接点2を設けている関係上、接触ばね1の復
帰時における先端部の振動を規制する部材がないために
チャタリングが特に顕著に生じている。
本考案はこのような点に鑑み為されたものであり、接触
ばねの復帰時における振動の振幅を強制的に小さくする
ことにより、振動の収束を早めてチャタリング時間の短
縮を図った接点構造を提供することを目的とするもので
゛ある。
ばねの復帰時における振動の振幅を強制的に小さくする
ことにより、振動の収束を早めてチャタリング時間の短
縮を図った接点構造を提供することを目的とするもので
゛ある。
以下本考案を図示実施例に基き詳述する。
第2図以下において、図中1は共通接点端子11に一端
を支持された接触ばねであり、先端−面に常開側の可動
接点3.中はど他面に常閉側の可動接点2が設けられて
いる。
を支持された接触ばねであり、先端−面に常開側の可動
接点3.中はど他面に常閉側の可動接点2が設けられて
いる。
そして4は可動接点2と相対する常閉固定接点であり、
5は可動接点3と相対する常開固定接点である。
5は可動接点3と相対する常開固定接点である。
接触ばね1が図中矢印の点において外部から圧力を受け
るとこの接触ばね1は実線で示しているようにようにた
わんで可動接点3と常開固定接点5とが接触し、可動接
点2と常閉固定接点4とが離れている。
るとこの接触ばね1は実線で示しているようにようにた
わんで可動接点3と常開固定接点5とが接触し、可動接
点2と常閉固定接点4とが離れている。
接触ばね1に加えられている圧力を除くと接触ばね1は
自身の弾性にて復帰するのであるが、この時第2図に示
す実施例の場合には、これらの部材が組み付けられてい
る成形品であるボディ7より突設した突起8に接触ばね
1の先端が当接する。
自身の弾性にて復帰するのであるが、この時第2図に示
す実施例の場合には、これらの部材が組み付けられてい
る成形品であるボディ7より突設した突起8に接触ばね
1の先端が当接する。
このために接触ばね1の振動振幅が小さくされるので、
振動の収束も早くなり、チャタリング時間の短縮がなさ
れるものである。
振動の収束も早くなり、チャタリング時間の短縮がなさ
れるものである。
第3図に示す実施例においては、接触ばね1の先端より
突起9を延出し、復帰振動時にこの突起9がボディ7に
あたるようにしている。
突起9を延出し、復帰振動時にこの突起9がボディ7に
あたるようにしている。
第4図に示すものは、常閉固定接点4を持つ固定接点端
子6に接点ばね1と当接する突起10を設けである。
子6に接点ばね1と当接する突起10を設けである。
いずれの突起8,9.10も接触ばね1の振動振幅内に
おいて他部材と接触するものの、可動接点2と常閉固定
接点4との接触を妨げるものではない。
おいて他部材と接触するものの、可動接点2と常閉固定
接点4との接触を妨げるものではない。
つまりは第2図に示すように、突起8〜10と他部材と
の接触による接触ばね1の動きの抑制は、接触ばね1の
振動振幅内で且つ過剰動作領域においてなされるように
していることから、この接触が接触ばね1の可動接点2
と常閉固定接点4との接触を不安定なものとしたり新た
なチャタリングの原因となることはないもので゛ある。
の接触による接触ばね1の動きの抑制は、接触ばね1の
振動振幅内で且つ過剰動作領域においてなされるように
していることから、この接触が接触ばね1の可動接点2
と常閉固定接点4との接触を不安定なものとしたり新た
なチャタリングの原因となることはないもので゛ある。
第5図は、コイル12、ヨーク13、アマチュア14、
鉄芯16、復帰ばね17から構成されるリレーを示すも
ので、両固定接点4,5が相対し、且つ両回動接点2.
3がともに接触ばね1の先端に設けられた例を示してお
り、この場合、ボディ7に設けた突起8が接触ばね1の
振動振幅を小さくする。
鉄芯16、復帰ばね17から構成されるリレーを示すも
ので、両固定接点4,5が相対し、且つ両回動接点2.
3がともに接触ばね1の先端に設けられた例を示してお
り、この場合、ボディ7に設けた突起8が接触ばね1の
振動振幅を小さくする。
第6図及び第7図はこの例における突起を接触ばね1に
、また常閉固定接点端子4を持つ固定接点端子6に設け
たものを示している。
、また常閉固定接点端子4を持つ固定接点端子6に設け
たものを示している。
尚、これらのものにおいても突起8〜10による接触ば
ね1の非接点部と他部材との接触が、接触ばね1の振動
振幅内で且つ過剰動作領域内で行なわれるようにしてい
るのはもちろんである。
ね1の非接点部と他部材との接触が、接触ばね1の振動
振幅内で且つ過剰動作領域内で行なわれるようにしてい
るのはもちろんである。
このように本考案においては接触ばねの復帰時における
振動振幅内で且つ過剰動作領域内で接触ばねの非接点部
を他部材に接触させる突起を設けているものであるから
、接触ばねの振動振幅が強制的に小さくされて振動の収
束が早くされるものであり、この結果、チャタリング時
間が従来の第8図aから同図すに示すように短縮される
上に、接触ばねと他部材との接触により新たなチャタリ
ングの原因が生じたり接触ばねと常閉固定接点との接触
が不安定どなるようなことがないことからも安定した接
点を得られるものである。
振動振幅内で且つ過剰動作領域内で接触ばねの非接点部
を他部材に接触させる突起を設けているものであるから
、接触ばねの振動振幅が強制的に小さくされて振動の収
束が早くされるものであり、この結果、チャタリング時
間が従来の第8図aから同図すに示すように短縮される
上に、接触ばねと他部材との接触により新たなチャタリ
ングの原因が生じたり接触ばねと常閉固定接点との接触
が不安定どなるようなことがないことからも安定した接
点を得られるものである。
第1図は従来例の正面図、第2図、第3図は夫々本考案
−実施例の正面図、第4図は更に他の実施例の要部斜視
図、第5図は別の実施例の正面図、第6図及び第7図は
他の実施例の要部斜視図、第8図a、l)は同上のチャ
タリングの波形を示すタイムチャートであって、1は接
触ばね、4,5は固定接点、6は固定接点端子、7はボ
ディ、8,9.10は突起である。
−実施例の正面図、第4図は更に他の実施例の要部斜視
図、第5図は別の実施例の正面図、第6図及び第7図は
他の実施例の要部斜視図、第8図a、l)は同上のチャ
タリングの波形を示すタイムチャートであって、1は接
触ばね、4,5は固定接点、6は固定接点端子、7はボ
ディ、8,9.10は突起である。
Claims (1)
- 外部からの圧力を受けてたわんで接触する固定接点端子
を切り換えるとともに弾性復帰力で復帰する接触ばねと
、この接触ばねが組み込まれているボディと、前記固定
接点端子における常閉固定接点端子との3部材のうちの
少なくとも1つに、接触ばねの復帰時の振動振幅内の過
剰動作領域内で接触ばねの非接点部を他部材と接触させ
る突起を設けて成る接点構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12067279U JPS5918590Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 接点構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12067279U JPS5918590Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 接点構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5637416U JPS5637416U (ja) | 1981-04-09 |
JPS5918590Y2 true JPS5918590Y2 (ja) | 1984-05-29 |
Family
ID=29352842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12067279U Expired JPS5918590Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 接点構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918590Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5952965U (ja) * | 1982-09-29 | 1984-04-07 | 石井 健夫 | 折り畳みチエア |
-
1979
- 1979-08-31 JP JP12067279U patent/JPS5918590Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5637416U (ja) | 1981-04-09 |
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