JPS5918430Y2 - 眼鏡レンズ用縁厚ゲ−ジ - Google Patents

眼鏡レンズ用縁厚ゲ−ジ

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Publication number
JPS5918430Y2
JPS5918430Y2 JP898579U JP898579U JPS5918430Y2 JP S5918430 Y2 JPS5918430 Y2 JP S5918430Y2 JP 898579 U JP898579 U JP 898579U JP 898579 U JP898579 U JP 898579U JP S5918430 Y2 JPS5918430 Y2 JP S5918430Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thickness gauge
eyeglass
edge thickness
eyeglass lens
lens
Prior art date
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Expired
Application number
JP898579U
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English (en)
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JPS55111218U (ja
Inventor
雅夫 秦
澄雄 朝生
Original Assignee
株式会社ヤマハ工芸
株式会社ニコン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ヤマハ工芸, 株式会社ニコン filed Critical 株式会社ヤマハ工芸
Priority to JP898579U priority Critical patent/JPS5918430Y2/ja
Publication of JPS55111218U publication Critical patent/JPS55111218U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、眼鏡レンズを眼鏡枠に枠入れしたときの縁厚
を、予め眼鏡販売者が眼鏡購入者に提示するために用い
られる眼鏡レンズ用縁厚ゲージに関する。
従来、眼鏡販売者は眼鏡購入者の眼鏡枠にレンズを枠入
れしたときのレンズの縁厚を予め提示する必要が間々あ
った。
例えば次のような場合である。
眼鏡用プラスチックレンズは、ガラスレンズに比べ素材
の屈折率が低いため、同じ屈折力を有するガラスレンズ
に比ベレンズの曲率半径が小さい。
そのためガラスレンズをプラスチックスレンズに交換す
ると眼鏡枠の縁厚が増大する。
眼鏡販売者においては、縁厚がどの程度増大するかを眼
鏡購入者に予め提示する必要があった。
しかし販売者が縁厚を口頭で、例えば具体的に縁厚の数
値を伝えたとしても眼鏡購入者は縁厚を認識するには十
分ではなかった。
本考案の目的は、眼鏡販売者が眼鏡購入者の眼鏡枠に購
入希望のレンズを枠入れしたときに見られる縁厚を、予
め購入者に視覚的に提示することのできる眼鏡レンズ用
縁厚ゲージを提供することにある。
本考案を第1図に示した実施例に従って説明する。
本実施例は基材としての直径70 mmの縁切り前の−
3,00デイオプターの眼鏡レンズを、光学中心から半
径が32.5mmから22.5mmずつ変化する段階的
な5つの円弧に沿って、このレンズの光軸と平行な断面
(−1b〜If)が露出するように切り欠いたものであ
る。
前記の各円弧の半径は一般的な眼鏡装用者の瞳孔から種
々の眼鏡枠の縁までの最大距離に対応している。
レンズ前面には、厚さゲージ部1を構成する外周面1a
と前記断面(lb〜If)の各半径の表示3 (単位は
mm:ミリメートルである)と、眼鏡レンズの屈折力の
表示5 (単位はD;ジオプターである)が設けられて
いる。
また光学中心には中心指標7が設けられている。
以下本実施例の眼鏡レンズ用縁厚ゲージの第1の使用方
法を示す。
眼鏡販売者は眼鏡購入者の眼鏡枠に枠入すべきレンズの
屈折力にあった縁厚ゲージを屈折力の表示5から選択す
る。
そして販売者は購入者の瞳孔間距離と眼鏡枠のサイズと
により、瞳孔から眼鏡枠の縁までの最大距離を求める。
そして厚さゲージ部(la〜If)の各半径表示3の内
から、その最大距離に最も近い半径の厚さゲージ部を特
定する。
そしてこれを購入者に提示することによって枠入れ後の
眼鏡レンズの最も大きな縁厚を伝えることができる。
この場合、指標7は必要としない。
なお実際には、ある特定の屈折力を有するレンズには、
前後面の曲率半径、屈折率、中心厚等で種々異なるもの
があるので、屈折力表示5の他に製品名等のレンズの種
別の表示9を設けることが望ましい。
以上の説明において、本実施例は特定の製品で、特定の
屈折力を有するレンズに専用の縁厚ゲージであったが、
厚さゲージ部にその厚さに対応する製品名、屈折力、瞳
孔から眼鏡枠の縁までの最大距離を複数種類並記すれば
汎用性のあるゲージを得ることができる。
また厚さゲージ部にそれら縁厚を決定する要素を並記せ
ずに例えば製品名利に表にまとめ、厚さゲージ部と屈折
力、前記最大距離とが照合可能になるようにそれぞれ数
字、色などで対応させても良い。
次に第2の使用方法を示す。
前後面の曲率半径と中心厚とが購入者の希望するレンズ
にほは゛等しいレンズを基材とするゲージを選択する。
そして購入者に眼鏡枠を正しく掛けさせ、所定の目標点
を注視させる。
ゲージの指標7と購入者の瞳孔を合致させるように眼鏡
枠に当てる。
そして瞳孔と指標7を合致させた状態で回転させ、眼鏡
枠の縁と一致する厚さゲージ部1の内、指標7から距離
が最大のものを探す。
その厚さゲージ部でもって眼鏡レンズの最も大きな縁厚
を提示することができる。
この場合半径表示3は必要としない。別の実施例を第2
図、第3図に示す。
第2図のゲージは、基材として円柱レンズを2分した片
割れを用いる。
軸径線27から垂直距離が段階的に異なり、軸径線27
と平行な5つの線分に沿って、このレンズの光軸と平行
な断面(21a〜21e)が露出するように切り欠いた
ものである。
前記の各垂直距離は一般的な眼鏡装用者の瞳孔から種々
の眼鏡枠の縁までの最大距離に対応している。
断面(21a〜21e)は厚さゲージ部21を構成して
いる。
軸径線27は購入者の瞳孔と合致させられ、その状態で
眼鏡枠の上をすべらせ、眼鏡枠の縁と一致する厚さゲー
ジ部21を探せば良い。
本実施例のこの使用方法は第1実施例の第2の使用方法
に比べ、より使いやすい。
第3図のゲージは、基材として一般の装用者の瞳孔から
種々の眼鏡枠の縁までの最大距離と、レンズの屈折力に
よって定められた厚さを有する種々の角材を、それらの
一端で回転可能に軸支し、その回転中心からそれぞれ前
記最大距離のところで種々の長さに切断したものである
これらの断面(31a〜31b)で厚さゲージ部31を
構成する。
その回転中心には、貫通孔の中心指標37 aが設けら
れている。
この中心指標37 aは第1実施例の指標7に対応し、
購入者の瞳孔と合致させられる。
このとき各角材は互いに大きく開かれ第1実施例の第2
の使用方法と同じ方法で用いられる。
又、中心指標37 Hの方の端面37 bは第2実施例
の軸径線27に対応し、購入者の瞳孔と合致させられる
このとき各角材はたたまれ、第2実施例の使用方法と同
じ使用方法で用いられる。
本実施例は、基材に角材を用い加工するので製作が容易
で、かつ扱いやすいという利点がある。
尚、第2、第3実施例ともそれぞれ半径表示23゜33
によって第1実施例の第1の使用方法と同じ方法で用い
ることができる。
なお、以上の説明は負の眼鏡レンズ用の縁厚ゲージにつ
いて説明したが本考案はそれに限るものではない。
正の眼鏡レンズ用の縁厚ゲージの場合は正の眼鏡レンズ
を基材として加工される。
この場合厚さゲージ部は装用状態における瞳孔から眼鏡
枠の縁までの最小距離と屈折力との2つの要素によって
定められ、その最小距離に対応する厚すケージ部でもっ
て、枠入れ後の眼鏡レンズの最大縁厚を前記と同様に提
示できることはいうまでもない。
また、本考案による縁厚ゲージの基材は透明物質に限ら
ず、また必ずしもレンズ形状である必要もない。
ただし中心指標を用いるゲージでは不透明の基材を用い
た場合、指標は瞳孔と合致できるよう透孔にせねばなら
ない。
以上説明したように、本考案による眼鏡レンズ用縁厚ゲ
ージによると、眼鏡レンズの縁厚のうち最大のものを、
レンズの枠入れ前に視覚的に、極めて容易に認識するこ
とができる。
従って眼鏡購入者は縁厚がどの程度になるかを考慮しつ
つ好みの眼鏡枠を選ぶことができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例、第2図、第3図は本考案
の第2実施例である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 装用状態における瞳孔から眼鏡枠の縁までのほぼ最
    大または最小のどちらか少なくとも一方の距離と、眼鏡
    レンズの屈折力との2つの要素によって定められた厚さ
    ゲージ部分を複数種、基材に設けたことを特徴とする眼
    鏡レンズ用縁厚ゲージ。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の眼鏡レンズ
    用縁厚ゲージにおいて、前記厚さゲージ部分のそれぞれ
    に前記2つの要素の少なくとも一方に対応する表示手段
    を設けたことを特徴とする眼鏡レンズ用縁厚ゲージ。 3 実用新案登録請求の範囲第1項または第2項に記載
    の眼鏡レンズ用縁厚ゲージにおいで、前記基材はレンズ
    形状物であり、前記厚さゲージ部分は該レンズ形状物の
    中心点から前記最大または最小のどちらか少なくとも一
    方の距離を半径とする円弧に沿って切り欠かれた断面で
    あることを特徴とする眼鏡レンズ用縁厚ゲージ。 4 実用新案登録請求の範囲第3項に記載の眼鏡レンズ
    用縁厚ゲージにおいて、前記中心点に前記瞳孔と合致可
    能な指標を設けたことを特徴とする眼鏡レンズ用縁厚ゲ
    ージ。
JP898579U 1979-01-29 1979-01-29 眼鏡レンズ用縁厚ゲ−ジ Expired JPS5918430Y2 (ja)

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JP898579U JPS5918430Y2 (ja) 1979-01-29 1979-01-29 眼鏡レンズ用縁厚ゲ−ジ

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JP898579U JPS5918430Y2 (ja) 1979-01-29 1979-01-29 眼鏡レンズ用縁厚ゲ−ジ

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JPS55111218U JPS55111218U (ja) 1980-08-05
JPS5918430Y2 true JPS5918430Y2 (ja) 1984-05-28

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ID=28818944

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JP898579U Expired JPS5918430Y2 (ja) 1979-01-29 1979-01-29 眼鏡レンズ用縁厚ゲ−ジ

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JPS55111218U (ja) 1980-08-05

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