JPS59181126A

JPS59181126A - 内視鏡

Info

Publication number: JPS59181126A
Application number: JP59038436A
Authority: JP
Inventors: 小川　元嗣
Original assignee: Olympus Corp; Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1984-02-29
Filing date: 1984-02-29
Publication date: 1984-10-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］この発明は、処置具起上装置の操作ワイヤを案内するワ
イヤ案内管路を有する内視鏡に関する。

［従来技術］一般に、内視鏡の処置興起上装置は、先端構成部に設け
た処置興起上台を操作ワイヤを介して手元側操作部内に
設けた操作機構によって押し引きし、その処置興起土台
を回動して処置具の導出方向を選択できるように構成さ
れている。

ところで、操作ワイヤを挿通するワイヤ案内管は先端構
成部側で開口しており、このため、先端構成部を体腔内
に挿入したときに胃液や粘液などがその開口部分からそ
のワイヤ案内管内に侵入することがある。

一方、内視鏡挿入部の内にはｊ例えば、特開昭５８−６
１７２３号公報に記載されるように、送気、送液管路が
挿通され、さらに、ライトガイド、イメージガイド、鉗
子チャンネル等種々の管路が通っている。しかし、内視
鏡は、患者に与える苦痛を減らすためにできる限り細く
する必要がある。従って、上述のように多くの管路を設
は多くの機能を有する内視鏡は必然的に外径も太くなら
ざるを得す、機能の増大と径の細径化という相反する課
題が存在していた。

［発明の目的］この発明は、上記の事情に鑑み、処置具起上用操作ワイ
ヤが挿通される案内管路の汚れの除去が容易にでき、内
視鏡挿入部の細径化、多機能化を図った内視鏡を提供す
ることを目的とする。

［発明の概要コこの発明は、内視鏡の処置具起上装置の操作ワイヤを案
内するワイヤ案内管路を、先端構成部と操作部とに開口
部を有する連通管路とするとともに、この管路の途中に
操作ライ−ｉの操作部側端部を固定したものである。

［発明の実施例］以下、この発明の第１の実施例を第１図ないし第３図に
もとづいて説明する。

第１図中１は内視鏡であり、この内？１鏡１は手元操作
部２に軟性の挿入部３を連結してなり、上記手元操作部
２にはさらにライトガイドケーブル４が連結されている
。また、挿入部３は可撓管５の先端に弯曲管６を介して
先端構成部７を連結したものであり、その先端構成部７
には処置具導出口８が設けられ、この処置具導出口８の
側方には照明窓９と観察窓１０が並設されている。さら
に、手元操作部２には接眼鏡部１１、処置具挿入口部１
２、送気送水および吸引操作を行なう切換え操作弁１３
．１３とともに、後述する操作機構１４が設けられてい
る。

そして、上記接眼部１１は図示しない観察像伝達光学系
を介して観察窓１０に連結されており、処置具導入口部
１２は挿通用チャンネル１５を介して上記処置具導出口
８に連通されていて、処置具、たとえば鉗子などを挿通
できるようになっている。また、照明窓９に連結する図
示しない照明光伝達光学系はライトガイドケーブル４の
先端に設けたコネクタ１６のライ（−ガイド管１７に導
ひかれている。

一方、上記処置具導出口８内には第３図で示すように処
置具起上台１８が設けられている。

この処置具起上台１８はその底部側端が軸１９に枢着し
てなり、この回動端には後述する操作ワイヤ２０の先端
を接続しである。そして、操作ワイヤ２０を押し引きす
ることにより処置興起土台１８を回動して処置具導出口
８から導出１°る向きを規定するようになっている。ま
た、操作ワイヤ２０は手元操作部２および挿入部３にわ
たって挿入配置され、処置具導出口８で開口した可撓性
のワイヤ案内管２１を通じて手元操作部２に導びかれて
いる。このワイヤ案内管２１の手元側端は第３図で示づ
ように手元操作部２の本体２２に設けたシリンダ状のガ
イド管２３の一端に連結されている。ガイド管２３の他
端は手元操作部２の側面に形成した凹所２４の立上り壁
２５に対して気密的に取イ・」け固定されていて、手元
操作部２の外部に開口している。

ざらに、ガイド管２３にはワイヤ操作体２６に突設した
スうイド管２７が密にスライド自在に挿入されている。

また、ワイヤ操作体２６にはそのスライド管２７内と直
線的に連通１−る、管路２８が形成されており、ガイド
管２３．スライド管２７及び管路２８により一連９連通
した管路部を成している。この管路２８の外端部には外
部に臨んで開口するとともに、図示しない注入器または
吸入器を接続できる開口２９が設けられている。　　　
　　　　　　　　−へ−−−−−−−そして、上記操作
ワイヤ２０はワイヤ案内管２・１、ガイド管２３、スラ
イド管２７および管路２８の各内部にわたって挿通され
、その基端　゛はワイヤ操作体２６に固着されている。

また、上記ワイヤ操作体２６にはビン３０が突設されて
いて、このビン３０を前述した操作機構１４に連結し、
その操作Ｂｌ栴１４によってワイヤ操作体２６をスライ
ド操作するようになっている。上記操作機構１４は第２
図で示すように手元操作部２の側面に露出して設けられ
ている。すなわち、アングル操作ノブ３１の軸３１ａと
同軸上に回転板３２を回動自在に取り付け、この回転板
３２にはその半径方向に沿う長孔３３を設けて上記ビン
３０に係合させてある。また、回転板３２には操作アー
ム３４が設けられていて、この操作アーム３４を操作す
ることにより回転板３２を回動できるようになっ′（い
る。

次に、上記実施例の□作用を説明する。まず、処置具を
使用するときには、手元操作部２側の処置具挿入口部１
２から挿通用チャンネル１５に挿入するとともに、処置
興起土台１８にそって処置具導出口８から体腔内に導出
させる。そこで、手元操作部２において操作アーム３４
に指を掛けて回転板３２を回動させると、長孔３３とこ
れに係合するピン３０によってワイヤ操作体２６を移動
させることができる。つまり、ワイヤ操作体２６はその
スライド管２７を挿入したガイド管２３によって直線的
にのみ移動するように規制されているため、長孔３３に
沿ってビン３０が移動してワイヤ操作体２６を直線的に
移動させることができる。しかして、ワイヤ操作体２６
を移動させることにより操作ワイヤ２０を押し引きし、
処置具起上台１８を囲動操作して処置具の起上角度、す
なわち導出方向を選定することができるものである。

ところで操作ワイヤ２０を案内する通路は処置具導出口
８内に開口しているため、この３間口部分から胃液や粘
液などがその内部に侵入することがある。

そこで、内視鏡１を洗浄するときにはその通路の内部ま
でも充分に洗浄する必要がある。このため、開口２９に
洗浄水の入った注射器などを接続して上記通路に洗浄水
を圧入する。つまり、加圧された洗浄水はその間口２９
から、管路２８、スライド管２７、ガイド管２３および
ワイヤ案内管２１の各内部を経て先端側の開口部□分か
ら処置具導出口８に流れ出ず。これにより、上記管路全
体をすみずみまで洗浄することができる。

また、内視鏡使用中に、案内管２１に汚物が流入するの
を防ぐために、開口２９に送気ポンプ等を接続し、管路
内に加圧空気を通しても良い。この場合、同時に内視鏡
の吸引装置により吸引をかけておくことは言うまでもな
い。

さらに、内視鏡使用時に、送気送水と薬液注入を同時に
行なう場合に、操作弁１３．１３により送気、送水を調
節しつつ、間口２９より図示しない薬液注入用の注射器
等により体内に薬液を注入することもできる。

その他、この開口２９に送気送水又は吸引ポンプをつな
ぐことにより、送気、送水吸引機能を増大させることも
できる。

以上述べたようにこの実施例により、ワイヤ案内管２１
の洗浄を容易にできるとともに必要があれば、ワイヤ案
内管を通して薬液の注入、送気、送水、吸引能力の増大
等に使用でき、内視鏡挿入部の径を太くするこ□となく
、内視鏡の機能を増大させることができる。

第４図はこの発明の第２の実施例を示すものである。こ
の実施例はガイド管２３を凹所２４内に突出させて設け
るとともに、ワイヤ操作体２６のスライド管２７をその
ガイド管１７の外周にスライド自在に被嵌しｋもので、
その′他の構成および作用効果は上記第１の実施例のも
のと同様である。

第５図はこの発明の第３の実施例を示すものである。こ
の実施例は上記第１の実施例におけるガイド管２３とス
ライド管２７の間に、たとえば０リングからなるシール
部材３５を介装し、ガイド管１７とスライド管２７の嵌
合部分から洗浄液などの漏洩を確実に防止するようにし
たものである。

また、この発明は上記各実施例のものに限られるもので
はなく、たとえば開口２９に漏洩防止用のキャップを設
けてもよく、このようにすれば、内視鏡を使用中胃液な
どの体液がその洗浄口から流れ出すこ／とを防止し・衛
生的にする摺動形式のものでなくても良く管路が伸縮で
きる構造であれば良い。

また、ワイヤ操作体を移動操作する手段として上記リン
ク機構に限らず、たとえばワイヤ操作体と一体にタック
を設け、このラックに係合づ′るビニメンによってワイ
ヤ操作体を移動する操作（幾構を４ｔｉ成してもよい。

［発明の効果］以上説明したようにこの発明は操作ワイヤを挿通する通
路内に洗浄水を注入してその通路内を洗浄できるととも
、に、ワイヤ案内管路を通して薬液の注入や、送気送水
、吸引も行な゛うことができるので、内視鏡の径を太く
することなく、内視鏡１幾能を増加させることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１の実施例を示す内視鏡の斜視図
、第２図は同じくその実施例の手元操作部の斜視図、第
３図は同じくその実施例の内視鏡の側断面図、第４図は
この発明の第２図の実施例の手元操作部の側断面図、第
５図はこの発明の第３の実施例の手元操作部の側断面図
である。１・・・内視鏡、２・・・手元操作部、３・・・挿入部
、４・・・ライ１〜カイトケープ′ル、５・・・可撓筒
、６・・・彎曲笛、７・・・先端構成部、８・・・処置
具導出口、９・・・照明窓、１０・・・観察窓、１１・
・・接眼部、１２・・・処置具挿入口部、１３・・・切
換え操作弁、１４・・・操作機構、１５・・・挿通用チ
ャンネル、１６・・・コネクタ、１７・・・ライトガイ
ド管、１８・・・処置具起上台、１９・・・軸、２０・
・・操作ワイヤ、２１・・・ワイヤ案内管、２２・・・
本体、２３・・・ガイド管、２・４・・・凹所、２５・
・・立上り壁、２６・・・ワイヤ操作体、２７・・・ス
ライド管、２８・・・管路、２９・・・開口、３０・・
・ビン、３１・・・アングル操作ノブ、３２・・・回転
板、３３・・・長孔、３４・・・操作アーム、３５・・
・シール部材。第１図７第３図第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】先端構成部における処置興起土台を手元操作部側の操作
により操作ワイヤを介して起上操作するようにした内視
鏡において、上記操作ワイヤを挿通し、一端が上記先端構成部に位置
して間口したワイヤ案内管部と、内部に上記操作ワイヤ
の操作部側端部を固定し、一端が上記操作部で外部に開
口し、細端が上記ワイヤ案内管部に連通した管路部と、
上記答路部を有し、上記操作ワイヤを摺動するワイヤ操
作体と、を具備したことを特徴とする内視鏡。