JPS59179334A - キツチンカウンタ− - Google Patents

キツチンカウンタ−

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Publication number
JPS59179334A
JPS59179334A JP5623083A JP5623083A JPS59179334A JP S59179334 A JPS59179334 A JP S59179334A JP 5623083 A JP5623083 A JP 5623083A JP 5623083 A JP5623083 A JP 5623083A JP S59179334 A JPS59179334 A JP S59179334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
main body
resin
kitchen counter
mat
Prior art date
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Granted
Application number
JP5623083A
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English (en)
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JPS6235390B2 (ja
Inventor
武智 健二郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Gakki Co Ltd filed Critical Nippon Gakki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、繊維強化樹脂(FRP)製のキッチンカウン
ターに関し、表面化粧層をゲルコート層とし、本体層を
FRP層とし、かつこのFRP層を構成するマトリック
ス樹脂に発泡不飽和ポリエステル樹脂を、また強化繊維
に一本体層の上下衣コンティニュアス 面近傍部にはサーフェイスマットを、ng〒1王5′ト
′ランドマットを用いることにより、発泡不飽和ポリエ
ステル樹脂をその気泡が分離することなく強化繊維中に
均一に含浸するようにし、かつ気泡の微少化を計るよう
にし、軽量化と高強度を得るようにしたものでおる。
従来より、種々の材料によるキッチンカウンターが知ら
れている。例えば、充填剤を混入したメタアクリル酸メ
チルシロップを所定の型に注入して硬化させたいわゆる
注型法によるものがある。
このものは充填剤を種々選択することによって化粧性に
富むものが得られるが、極めて重く、かつ割れやすいと
云う欠点がある。また、表面化粧層にゲルコート層を用
い、本体層にレジンコンクリートなどを用いたものもあ
る。このものも耐荷重性が低く、重い。さらに表面層が
薄く、万一、表面層が傷ついたときは補修に手間を要す
るという欠点もあった。さらに、合板、パーティクルボ
ード等の芯材の表面にメラミン樹脂等の熱硬化性樹脂含
浸紙をオーバレイした化粧板もキッチンカウンターに使
われているが、傷の補修が面倒で表面の模様の美感が不
満足であり、耐水性に劣る欠点があった。捷た、ステン
レススチール製のキッチンカウンターもあるが、感触が
冷たく、断熱性も悪い。しかも、カウンター上に品物を
置くときに一時的に凹んだりして使用感が悪いという問
題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、軽く、強度
が高く、断熱性の優れたキッチンカウンターを提供する
ことを目的とするものである。
以下1図面を参照して、この発明の詳細な説明する。
図面はこの発明のキッチンカウンターの一例を示すもの
で、図中符号1は本発明に係るキッチンカウンターであ
る。このキッチンカウンター1は表面化粧層2と本体層
3とにまず大別される。
この表面化粧162はキッチンカウンター1の表面側に
配置されるもので、7層もしくは多層のゲルコート層よ
りなる。このゲルコート層は、例えば不飽和ポリエステ
ル樹脂706重量部に硬化剤としてメチルエチルケトン
パーオキサイド76重量部、硬化促進剤としてナフテン
酸コバルトθj重量部を加えた硬化性樹脂液に着色剤と
して種々の色調の染顔料およびチタンホウイト等の充填
剤を適量添加混合したゲルコート液をゲル化させたり、
あるいは上記透明配合のゲルコート液でまず表層を形成
し、ついで大理石等の天然石の破砕片を混入したゲルコ
ート液で中間層を形成し、さらに不透明または半透明配
合のゲルコート液でバック層を形成する多層構成のゲル
コート層とし、自然石模様を付与することもできる。こ
のゲルコート層よりなる表面化粧層2の厚味は通常θ3
〜2.θ咽程度とされる。
本体層3は、キッチンカウンター1の実質的な基材であ
って、マトリックス樹脂に発泡不飽和ポリエステル樹脂
を用いた繊維強化樹脂よりなっている。発泡不飽和ポリ
エステル樹脂は、液状の未硬化状態の不飽和ポリエステ
ル樹脂と発泡剤やその他の混合物全攪拌し発泡せしめ、
周知方法で硬化させたものである。また、気泡の安定性
を向上するため、トリブチルフォスフェート等のリン酸
エステルや酸性リン酸エステル塩などのリン化合物を少
量添加することも有用である。そして、この場合発泡不
飽和ポリエステル樹脂の発泡度は、キッチンカウンター
1の強度および重量から通常/3〜3倍程度とされる。
また、本体層3をなす繊維強化樹脂に使用される強化繊
維は本体層3の厚み方向の部位によって3種のマットが
使い分けられる。本体Ni3の上下面の表面近傍3a+
 3aでは、ガラス繊維等のサーフェイスマットが使用
される。
このサーフェイスマットは、比較的長手のストランドを
無定方向に積み重ねて薄紙状とした薄手のフィラメント
からなるマットで、樹脂液の肉持ちがよいものである。
また、本体層3の内部3bでは、ガラス繊維等のコンテ
ィニュアスストランドマットが使用される。このコンテ
ィニュアスストランドマットは、フィラメントをループ
状に交錯、堆積し、シート状としたもので、縦横に伸縮
性が与えられたものである。
そして、このような強化繊維の本体層3全体に対する混
入率は、製品キッチンカウンター1に要求される強度、
重量等によって左右されるが通常はコθ〜lθ重量%と
される。
また、本体層3の厚みは、一般に7θ〜3θ諷とされ、
その内サーフェイスマットが用いられる表面近傍部3a
、3aの厚みはθ3− !; w内外とされる。
つぎに、このようなキッチンカウンター1の製法につい
て説明する。まず、所定の型の内表面にワックスタイプ
等の離型剤を塗布したのち、上記ゲルコート液を所定の
厚みに塗布し、ゲル化させて、表面化粧層2となるゲル
コート層を形成する。
ついで、このゲルコート層上にサーフェイスマットを置
き、液状の未硬化発泡ポリエステル樹脂をマットを置き
、液状の未硬化発泡ポリエステル樹脂を同様にハンドレ
イアップ法にて含浸し、所定の厚みになるまでこの操作
を繰り返し、本体層3の内部3b(r形成する。さらに
、サーフェイスマットを用いて同様に本体/6i 3の
他方の表面部3aトを置き液状の未硬化発泡ポリエステ
ル樹脂と発泡剤の混合物を注入又は注型し本体3を形成
する方法もある。全体が硬化したのち、成形品を離型し
、仕上げ力日工を施せば、目的とするキシチンカウンタ
ーが得られる。
以上のように構成されたキッチンカウンターlは、その
表面化粧層2がゲルコート層で形成されているので、表
面化粧層2に種々の色彩や模様等の多様な化粧性を与え
ることができる。また、本体層3を構成する繊維強化樹
脂のマトリックス樹脂に発泡不飽和ポリエステル樹脂を
用いたので、キッチンカウンタ−1全体としての重量が
軽くなり、篩い断熱性が付与され、かつ繊維強化されて
いるので強度の高いものとなる。さらに、強化繊不飽和
ポリエステル樹脂液が強化繊維中に含浸されやすくなり
、樹脂分と気泡外とが分離することがなく、均一な発泡
硬化状態が得られ、成形品の強度低下の恐れがない。通
常の繊維強化樹脂成形品に使用されるクロスなどでは、
目が細かく空隙が少ないため、樹脂液含浸時に気泡がク
ロス等の目に引っかかり、篩い分けられるように樹脂液
が樹脂分と気泡外とに分離してしまう。このような状態
で硬化すると、偏在する気泡外は空洞となり成形品の強
度を著るしく低下させる、 また、本体層3の表面近傍の部分3a、3aには強化繊
維としてサーフェイスマットを使用したので、樹脂液中
の気泡が均一に分散され、気泡寸法が微少化される。こ
のように、気泡が均一かつ微少化された状態で硬化する
と、成形品の耐衝撃強度が向上する。すなわち、気泡は
成形品に加えられる応力に対して弾性的に変化し、応力
を吸収するとともに分散する。かくして、キッチンカウ
ンター1としての耐衝撃性が増大する。さらに、本体層
3の上下面にサーフェイスマットを配置しているので硬
化時の収縮のバランスが上下面で取れ、本体層3の反り
置市効果が得られる。
以上説明したように、この発明のキッチンカウンターは
、表面化粧層がゲルコート層から、本体層が繊維強化樹
脂層からなり、繊維強化樹脂層を構成するマトリックス
樹脂に発泡不飽和ポリエステル41 [1を用い、強化
繊維に、本体層の上下面近傍部ではサーフェイスマット
を、本体層の内部ではスワールマットを用いたものであ
る。よって本体層は、マ) IJラックス脂に、特に発
泡不飽和ポリエステル樹脂を選んだことによる断熱性、
軽量性が十分に生かされるとともに上述のように特定の
形状の強化繊維を選択しているので、発泡不飽和ポリエ
ステル樹脂の気泡が均一に分散し、かつ微少化されて耐
衝撃性等の機械的強度も高いものとなる。
さらに、表面化粧層をゲルコート層としたので種々の色
調、模様等の多様な化粧性を表面化粧層に付与すること
ができる。
したがって、この発明のキッチンカウンターは、外観が
美麗で、軽く、高い断熱性を有し、しかも高い機械的強
度を有する優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のキッチンカウンターの一例を示す概略断
面図である。 l・・・・・・キッチンカウンター、2・・・・・・表
面化粧層、3・・・・・・本体層、3a・・・・・・表
面近傍部、3b・・・・・・内部。 出願人 日本楽器製造株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ゲルコート層からなる表面化粧層と、繊維強化樹脂層か
    らなる本体層とで構成され、 上記繊維強化樹脂層を構成するマ) IJラックス脂に
    発泡不飽和ポリエステル樹脂を用い、繊維強化樹脂層を
    構成する強化繊維に、本体層の北上表面近傍部ではサー
    フェイスマットを用い、内部ではコンティニュアススト
    ランドマットを用いたことを特徴とするキッチンカウン
    ター。
JP5623083A 1983-03-31 1983-03-31 キツチンカウンタ− Granted JPS59179334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5623083A JPS59179334A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 キツチンカウンタ−

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JP5623083A JPS59179334A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 キツチンカウンタ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59179334A true JPS59179334A (ja) 1984-10-11
JPS6235390B2 JPS6235390B2 (ja) 1987-08-01

Family

ID=13021295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5623083A Granted JPS59179334A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 キツチンカウンタ−

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JP (1) JPS59179334A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01242210A (ja) * 1988-03-24 1989-09-27 Takiron Co Ltd ガラス繊維補強ポリエステル樹脂成型品
JP2009150913A (ja) * 2009-04-07 2009-07-09 Shimadzu Corp 材料試験機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01242210A (ja) * 1988-03-24 1989-09-27 Takiron Co Ltd ガラス繊維補強ポリエステル樹脂成型品
JP2009150913A (ja) * 2009-04-07 2009-07-09 Shimadzu Corp 材料試験機

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JPS6235390B2 (ja) 1987-08-01

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