JPS5917665Y2 - プレパラ−ト用フアイルシ−ト - Google Patents

プレパラ−ト用フアイルシ−ト

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JPS5917665Y2
JPS5917665Y2 JP1978075674U JP7567478U JPS5917665Y2 JP S5917665 Y2 JPS5917665 Y2 JP S5917665Y2 JP 1978075674 U JP1978075674 U JP 1978075674U JP 7567478 U JP7567478 U JP 7567478U JP S5917665 Y2 JPS5917665 Y2 JP S5917665Y2
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JP
Japan
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slides
preparation
file sheet
rectangular
file
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978075674U
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English (en)
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JPS55515U (ja
Inventor
直邦 並木
Original Assignee
スライデックス株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by スライデックス株式会社 filed Critical スライデックス株式会社
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Priority to SE7904510A priority patent/SE439997B/sv
Priority to DE2921518A priority patent/DE2921518C3/de
Priority to GB7918649A priority patent/GB2027927B/en
Priority to US06/044,751 priority patent/US4236635A/en
Publication of JPS55515U publication Critical patent/JPS55515U/ja
Application granted granted Critical
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  • Sheet Holders (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複数枚のプレパラートを縦横に整列させて保持
するプレパラート用ファイルシートの改良に関するもの
である。
複数枚のプレパラートを整理保存するに際して、従来は
木箱内を縦横に区画してその各区画内へプレパラートを
一枚ずつ嵌挿することが一般的であった。
しかしながら、本箱は近年の材料費および工賃の上昇に
よって極めて高価なものとなった他、一般に嵩高となっ
て取り扱いが不便であり、さらに、木箱の各区画は通常
は、プレパラートの厚さの数倍の深さを有するのでプレ
パラートの嵌挿、取り出しが困難であるとともに、プレ
パラートの検索が困難であり、また各区画は一般に、プ
レパラートの抜は出し防止手段を具えていないので、木
箱を傾けることによってプレパラートが区画から抜は落
ちるなどの問題があった。
そこで、一枚のプラスチックシートにプレパラートを嵌
挿し得る複数個の比較的浅い矩形窪みを形成し、そして
この矩形窪みの長さ方向の対向側壁からその窪みの内方
へ押え板を突出させることにより、窪み内へ嵌挿したプ
レパラートを同一平面内で縦横に整列させて保持するこ
とが提案された。
しかしながら、この種のファイルシートではサンプリン
グ終了直後のプレパラートを整列保持させた後、ファイ
ルシートを順次に積み重ねて整理するに際して、上方に
位置するファイルシートの矩形窪みの底部壁が、プレパ
ラート上のカバーガラスに当接してこれを移動させ、サ
ンプリングした試料を汚損する問題がある他、試料が完
全に乾燥した後においてもまた、窪みの底壁がカバーガ
ラスに無理な力を作用させてそのガラスを損傷するなど
の問題があった。
本考案は、とくに、矩形窪みの底壁の周辺部から下方へ
突出するスペーサを設け、このスペーサを、下方に位置
するプレパラートの画面域以外の部分、すなわちプレパ
ラートの試料サンプリングを行なう部分以外のプレパラ
ート側端部に当接させ得るようにすることによってこれ
らの問題を有利に解決するものである。
以下に本考案の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例を示す平面図であり、図中1は
一枚のプラスチックシートをプレス成形して構成したプ
レパラート用ファイルシート、2は縦横に整列配置され
、図示しないプレパラートを嵌挿し得る形状を有する矩
形窪み、3は矩形窪みを限定する長さ方向の対向側壁か
ら窪みの内方へ突出させた押え板である。
ここで、各矩形窪み2は縦桟4および横桟5の各対向側
壁4aおよび5aによって区画されており、また、押え
板3は、長さ方向の対向側壁4aを部分的に打ち抜くこ
とによって形成されて対向側壁4aの上端から窪み2の
内方へ突出する。
なお、図示例では縦桟4に条溝4bおよび4Cを設けて
ファイルシー1〜の強化を図るとともに、押え板3を横
桟5に連結してその強化を図っているが、充分な厚さの
プラスチックシートを用いる場合には、図示例によらず
ども必要な強度を確保できることはもちろんである。
また、押え板3は、プレパラートを自身の弾性力で挾持
するために、第2図に示すようにそのプレパラート挿入
側端部を下方へ向けて幾分下降させることが好ましい。
プレパラートはこの押え板3によってファイルシート1
に確実に保持され、また各機4,5の対向側壁4a、5
aによってプレパラ−1への移動が限定されるので、フ
ァイルシート1の取り扱い中におけるプレパラートの不
所望な抜は出しが防止される。
そして各矩形窪み2の幅方向に隣接させて横桟5を中断
する指用窪み6を設けて嵌挿したプレパラートの幅方向
の把持を容易ならしめ、さらに、矩形窪み2の底壁2a
の周辺部、すなわち嵌挿するプレパラ−1−の画面域を
外れた部分と対応する縦桟4の近傍位置において、各押
え板3のプレパラート挿入側端縁3aを結ぶ直線と対応
する位置の挿入方向(矢印A参照)前方および後方に、
それぞれ上方へ突出する2個の突起2bおよび2Cを設
け、そしてさらに、突起2bと2Cとの間に、突起2b
と整列して下方へ突出するスペーサ2dを設ける。
このスペーサ2dの位置は図示例だけに限定されないこ
とはもちろんであるが、プレパラートの画面域の外に位
置するよう配置することがとくに好適であり、これによ
って後述する機能を充分に発揮できる他、ファイルシー
トを透明もしくは半透明プラスチックシートで構成した
場合には、ファイルシートを光に透かしてまたはプレパ
ラートをファイルシートに嵌挿したまま投影してサンプ
リングされた試料を検討、観察するに際して何の支障も
生じない。
図中7はファイルシート1の隅角部、すなわち条溝4C
の両端から下方へ突出させた位置決め部材であり、この
位置決め部材7の下方への突出量は指用窪み6およびス
ペーサ2dよりも大きいため、窪み2内へのプレパラー
トの配置の有無にかかわらず、常に積み重ねた下方のフ
ァイルシートと掛合してそのずれ落ちを確実に防止する
一方、窪み2内へプレパラートを配置してない場合には
、指用窪み6およびスペーサ2dも同様に位置決め部材
として機能する。
このように構成したファイルシート1の矩形窪み2にプ
レパラート8を嵌挿する場合には、まず、プレパラート
8を幅方向から把持し、その−側部を第2図に一点鎖線
で示すように突起2bと2Cとの間に配置することによ
り、プレパラート8の一部を押え板3の下方に位置させ
る。
次いで、プレパラート8の前述した一側部を持ち上げ加
減にして窪み2内へ挿入し、前述の一側部を突起2b上
に、また他側部を突起2C上に位置させてプレパラート
8上に、押え板3の弾性力による充分な押圧力を作用さ
せる(第2図工点鎖線参照)。
サンプリング終了直後のプレパラート8をこのように嵌
挿した後、ファイルシートを積み重ねるに際して、底壁
2aに設けたスペーサ2dは、第3図に示すように、そ
の下方に位置するプレパラートの画面域外でそれに当接
するためサンプリングした試料およびカバーガラスが汚
損または損傷されるおそれは全くない。
また、プレパラートの嵌挿状態においては、プレパラー
ト8は突起2b、2Cおよび押え板3と接触するだけで
あり、加えて、押え板3を打ち抜いた対向側壁4aの開
口9が通気孔として機能するので、底壁2への衝撃がプ
レパラート8へ直接的に伝達されることを阻止できる他
、プレパラートの裏面側の空気の流通により底壁2とプ
レパラート8との間のかびの発生を有利に防止すること
ができる。
なお、図中10はファイルシートの一側部に設けた見出
部であり、この見出部10に記号、表題などを付するこ
とによりファイルシートの検索が容易になり、そしてま
た所要ファイルシート中の特定のプレパラートは、ファ
イルシートを透明もしくは半透明とした場合には、それ
を光に透かすことによって簡単に見い出すことができる
また11は綴じ穴であり、この綴じ穴11はファイルシ
ートを図示しない表紙付きの止め金具で綴じ込むために
用い得ることはもちろん、特定の掛止金具に掛は止めし
てたとえば引出し内に保存するためにも用いることがで
きる。
従って本考案によれば、一枚のプラスチックシートをプ
レス加工によって容易かつ安価に製造することができ、
プレパラートをコンパクトに整理保存してその検索を容
易に行い得ることはもちろん、とくに、サンプリング終
了直後のプレパラートを嵌挿したファイルシートを積み
重ねてもサンプリング試料、カバーガラスが汚損、損傷
されるおそれが全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図は第1図
のII −II線に沿う断面図、第3図はファイルシー
トの積み重ね状態を示す部分断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数枚のプレパラートを縦横に整列させて保持するプレ
    パラート用ファイルシートにおいて、一枚のプラスチッ
    クシートに、プレパラートを嵌挿し得る複数個の矩形窪
    みを形成し、この矩形窪みの長さ方向の対向側壁から矩
    形窪みの内方へ押え板を突出させるとともに、矩形窪み
    の幅方向に隣接する指用窪みを設け、また、矩形窪みの
    底壁の前記各押え板のプレパラート挿入側端縁を結ぶ直
    線と対応する位置の挿入方向前方および後方に、それぞ
    れ上方へ突出する突起を設け、さらに、前記底壁の周辺
    部から下方へ突出するスペーサを設けてなることを特徴
    とするプレパラート用ファイルシート。
JP1978075674U 1978-06-02 1978-06-02 プレパラ−ト用フアイルシ−ト Expired JPS5917665Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978075674U JPS5917665Y2 (ja) 1978-06-02 1978-06-02 プレパラ−ト用フアイルシ−ト
SE7904510A SE439997B (sv) 1978-06-02 1979-05-23 Kassett for preparatskivor for mikroskopbetraktande
DE2921518A DE2921518C3 (de) 1978-06-02 1979-05-28 Aufbewahrungsvorrichtung für Mikroskop-Fertigpräparate
GB7918649A GB2027927B (en) 1978-06-02 1979-05-29 Filing sheet for microscope slides
US06/044,751 US4236635A (en) 1978-06-02 1979-06-01 Filing sheet for microscope slides

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978075674U JPS5917665Y2 (ja) 1978-06-02 1978-06-02 プレパラ−ト用フアイルシ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55515U JPS55515U (ja) 1980-01-05
JPS5917665Y2 true JPS5917665Y2 (ja) 1984-05-22

Family

ID=28990286

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JP1978075674U Expired JPS5917665Y2 (ja) 1978-06-02 1978-06-02 プレパラ−ト用フアイルシ−ト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60183467A (ja) * 1984-02-29 1985-09-18 Fujitsu Ltd 用紙折り畳み機構

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5375673A (en) * 1976-12-13 1978-07-05 Matson Navigation Co Method of and apparatus for carrying container

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JPS5375673A (en) * 1976-12-13 1978-07-05 Matson Navigation Co Method of and apparatus for carrying container

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JPS55515U (ja) 1980-01-05

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