JPS5917601B2 - 直流き電回路高抵抗接地事故検出装置 - Google Patents
直流き電回路高抵抗接地事故検出装置Info
- Publication number
- JPS5917601B2 JPS5917601B2 JP55084326A JP8432680A JPS5917601B2 JP S5917601 B2 JPS5917601 B2 JP S5917601B2 JP 55084326 A JP55084326 A JP 55084326A JP 8432680 A JP8432680 A JP 8432680A JP S5917601 B2 JPS5917601 B2 JP S5917601B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- detection signal
- counter
- output
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/30—Reactive power compensation
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、直流き主回路高抵抗接地事故検出装置に関
する。
する。
電車線路において、き電線や電車線が支持鉄柱やビーム
に接触事故を起した場合、支持物の接地抵抗が数Ωと高
抵抗であるため、事故電流が電車の電流に較べて非常に
小さい。
に接触事故を起した場合、支持物の接地抵抗が数Ωと高
抵抗であるため、事故電流が電車の電流に較べて非常に
小さい。
例えばき電線に供給される電圧を1500■、支持物の
接地抵抗を5Ωとすれば、事故電流が30OAで、20
00Aないしはそれ以上の電車電流に較べて非常に小さ
い。
接地抵抗を5Ωとすれば、事故電流が30OAで、20
00Aないしはそれ以上の電車電流に較べて非常に小さ
い。
このためき電回路の高速度しゃ断器は勿論動作しないし
、事故の早期発見、対策に対する有効な手段もない現状
においては支持物の破壊、電車線の断線事故等に事故が
拡大されるものであった。
、事故の早期発見、対策に対する有効な手段もない現状
においては支持物の破壊、電車線の断線事故等に事故が
拡大されるものであった。
本発明は、電車電流は刻々変化するが、前述の事故電流
は殆んど変化しないという差異に着目し、事故電流のみ
選択的に検出して事故の早期発見、対策を可能にする有
効な一手段を提供するものである。
は殆んど変化しないという差異に着目し、事故電流のみ
選択的に検出して事故の早期発見、対策を可能にする有
効な一手段を提供するものである。
次に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1は母線、2はき篭列出線、3はき電
線、4は電車線、5は高速度しゃ断器、6は支持鉄柱、
7はビーム、8は軌条である。
線、4は電車線、5は高速度しゃ断器、6は支持鉄柱、
7はビーム、8は軌条である。
前記き篭列出線2には第3図アに実線で示す波形の電流
が流れている。
が流れている。
図中A、B、Cは電車電流、Dは電車線4がF点等でビ
ーム7等に接触事故を起した場合の事故電流である。
ーム7等に接触事故を起した場合の事故電流である。
9は直流き主回路高抵抗接地事故検出装置で、直流交流
器10、比較器11、アンド回路12、カウンタ13、
変動電流検出器14及び電磁リレー15を主たる要素と
して構成されている。
器10、比較器11、アンド回路12、カウンタ13、
変動電流検出器14及び電磁リレー15を主たる要素と
して構成されている。
前記直流変流器10は例えば一次貫通形が用いられ、二
次側には一次側電流に比例した交流電流が得られる。
次側には一次側電流に比例した交流電流が得られる。
この交流電流をダイオードDによって整流すると前記の
き電電流に比例した検出信号i (t)を検出する。
き電電流に比例した検出信号i (t)を検出する。
この検出信号1(t)は比較器11と変動電流検出器1
4に力口えられる。
4に力口えられる。
比較器11はこの検出信号か一定値を越えると出力を発
するように他方の入力端に基準電圧Eが接続されている
。
するように他方の入力端に基準電圧Eが接続されている
。
この一定値は、電車か運行していない状態におけるき電
電流、即ち第3図のクイムチャートアに示す電流ibに
相当する値に選んである。
電流、即ち第3図のクイムチャートアに示す電流ibに
相当する値に選んである。
アンド回路12は前記比較器11の出力によってゲート
を開き、パルス発生器16より発せられるクロックパル
スP例えば周期カ月秒のクロックパルスを通過する。
を開き、パルス発生器16より発せられるクロックパル
スP例えば周期カ月秒のクロックパルスを通過する。
そしてこのクロックパルスはカウンタ13にて計数され
る。
る。
一方、前記変動電流検出器14は、信号を一定時間T遅
延する機能を有しており、前記直流変流器10の各瞬時
における検出信号と遅延機能によって一定時間遅延され
て出力される過去の検出信号との大きさを比較して両者
に差があるときクリヤ信号を発するもので、例えば第2
図に示す構成が用いられる。
延する機能を有しており、前記直流変流器10の各瞬時
における検出信号と遅延機能によって一定時間遅延され
て出力される過去の検出信号との大きさを比較して両者
に差があるときクリヤ信号を発するもので、例えば第2
図に示す構成が用いられる。
図中11はA/D変換器、18はシフトレジスタ、19
はI)’/A変換器、20は差動増幅器、21は整流回
路、22は比較器である。
はI)’/A変換器、20は差動増幅器、21は整流回
路、22は比較器である。
この構成において、遅延機能はシフトレジスタ18によ
って果されている。
って果されている。
該シフトレジスタ18はパルス発生器16のクロックパ
ルスPでシフトされているので遅延時間はシフトレジス
タのビット数に応じた秒数となる。
ルスPでシフトされているので遅延時間はシフトレジス
タのビット数に応じた秒数となる。
例えばクロックパルスPの周期が1秒であるとビット数
を10個にすれば遅延時間は10秒である。
を10個にすれば遅延時間は10秒である。
差動増幅器20には各瞬時における検出信号1(1)と
、A/D変換器17、シフトレジスタ18、D/A変換
器19を通じて出力される一定時間過去の検出信号■(
t T)が加えられる。
、A/D変換器17、シフトレジスタ18、D/A変換
器19を通じて出力される一定時間過去の検出信号■(
t T)が加えられる。
今、1(t)を第3図アに実線で示す電流波形とすれば
1(t−T)はこれと相似でT秒間遅延された波形、即
ち同図アに破線で示す波形となる。
1(t−T)はこれと相似でT秒間遅延された波形、即
ち同図アに破線で示す波形となる。
従って差動増幅器20からは、両信号の差に等しい第3
図イに示す波形の信号が出力される。
図イに示す波形の信号が出力される。
この信号は整流回路21を通じコンパレータ22にて同
図アに示すようにパルス化されてクリヤ信号Pcとして
変動電流検出器14から出力され、前記カウンタ13に
加えられる。
図アに示すようにパルス化されてクリヤ信号Pcとして
変動電流検出器14から出力され、前記カウンタ13に
加えられる。
カウンタ13は、き電電流が一定値以上あれば、アンド
回路12を通じて加えられるクロックパルスPを計数し
ているが、き電電流か電車電流のように刻々変化する電
流の場合は前記クリヤ信号Pcによって毎回クリヤされ
るため、計数値をあまり増力日し得ない。
回路12を通じて加えられるクロックパルスPを計数し
ているが、き電電流か電車電流のように刻々変化する電
流の場合は前記クリヤ信号Pcによって毎回クリヤされ
るため、計数値をあまり増力日し得ない。
しかし、き電線4が支持鉄柱6やビーム7に接触した場
合の事故電流のように小さくても一定した電流か継続し
て流れる場合は、事故発生と同時に一個のクリヤ信号P
cが発せられてクリヤされるか、以後は電流が一定であ
るからクリヤ信号が発せられず、従ってその計数値を漸
次増加する。
合の事故電流のように小さくても一定した電流か継続し
て流れる場合は、事故発生と同時に一個のクリヤ信号P
cが発せられてクリヤされるか、以後は電流が一定であ
るからクリヤ信号が発せられず、従ってその計数値を漸
次増加する。
それ故、カウンタ13の計数値が所定の計数値に達する
か否かで事故電流か否かの判別ができ、事故電流の場合
は電磁リレー15を動作させて高速度しゃ断器5をしゃ
断させ事故の拡大を防止することができる。
か否かで事故電流か否かの判別ができ、事故電流の場合
は電磁リレー15を動作させて高速度しゃ断器5をしゃ
断させ事故の拡大を防止することができる。
この実施例においてはカウンタ13ど電磁リレー15と
の間にカウンタ13の計数値が所定の計数値に達すると
導通するワンショット回路23を設け、該回路23の出
力によって電磁リレー15を通電するようにしている。
の間にカウンタ13の計数値が所定の計数値に達すると
導通するワンショット回路23を設け、該回路23の出
力によって電磁リレー15を通電するようにしている。
尚、第3図工に電車電流と事故電流との場合におげろカ
ウンタ13の計数値の変化を、同図オにワンショット回
路23の出力信号を示す。
ウンタ13の計数値の変化を、同図オにワンショット回
路23の出力信号を示す。
以上説明したように本発明によれば、従来、事故電流が
小さいために困難視されていた高抵抗接地事故を、各瞬
時における検出電流と一定時間過去の検出電流とを比較
する手段によって電車の電流は大きく変動するが、事故
電流は変動しない性質を利用した巧みな構成によって早
期に且つ確実に事故を検出できるものであり、これによ
って事故の拡大防止並びに事故箇所の早期修復が可能と
なるものである。
小さいために困難視されていた高抵抗接地事故を、各瞬
時における検出電流と一定時間過去の検出電流とを比較
する手段によって電車の電流は大きく変動するが、事故
電流は変動しない性質を利用した巧みな構成によって早
期に且つ確実に事故を検出できるものであり、これによ
って事故の拡大防止並びに事故箇所の早期修復が可能と
なるものである。
尚、前記実施例において直流変流器10を除く検出装置
全体はマイクロコンピュータで極めてコンパクトに構成
することができる。
全体はマイクロコンピュータで極めてコンパクトに構成
することができる。
図は本発明の一実施例を示し、第1図は全体の回路を示
すブロック図、第2図は要部の回路のブロック図、第3
図は第1図の回路のタイムチャートを示す図である。 10・・・・・・直流変流器、11・・・・・・比較器
、12・・・・・・アンド回路、13・・・・・・カウ
ンタ、14・・・・・・変動電流検出器、15・・・・
・・電磁リレー。
すブロック図、第2図は要部の回路のブロック図、第3
図は第1図の回路のタイムチャートを示す図である。 10・・・・・・直流変流器、11・・・・・・比較器
、12・・・・・・アンド回路、13・・・・・・カウ
ンタ、14・・・・・・変動電流検出器、15・・・・
・・電磁リレー。
Claims (1)
- 1 直流き電線に流れる電流を検出する直流変流器と、
該変流器にて検出された検出信号が一定値を越えると出
力を発する比較器と、この比較器出力によってゲートを
開かれ、クロックパルスを出力するアンド回路と、該ア
ンド回路より発するクロックパルスを計数するカウンタ
と、検出信号を一定時間遅延する機能を有し、この機能
によって一定時間遅延されて出力される過去の検出信号
と前記直流変換器にて検出される各瞬時における検出信
号との大きさを比較して両者に差があるとき前記カウン
タの内容をクリヤするクリヤ信号を発する変動電流検出
器とを備え、前記カウンタの内容がクリヤされないで所
定の計数値に達すると、電磁リレーを動作させて前記き
電線に挿入された高速度しゃ断器をしゃ断するように構
成したことを特徴とする直流き主回路高抵抗接地事故検
出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55084326A JPS5917601B2 (ja) | 1980-06-21 | 1980-06-21 | 直流き電回路高抵抗接地事故検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55084326A JPS5917601B2 (ja) | 1980-06-21 | 1980-06-21 | 直流き電回路高抵抗接地事故検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5713924A JPS5713924A (en) | 1982-01-25 |
JPS5917601B2 true JPS5917601B2 (ja) | 1984-04-23 |
Family
ID=13827385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55084326A Expired JPS5917601B2 (ja) | 1980-06-21 | 1980-06-21 | 直流き電回路高抵抗接地事故検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917601B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100602914B1 (ko) * | 2004-06-26 | 2006-07-19 | 한국철도기술연구원 | 비접지 디씨(dc) 급전시스템의 지락 과전류 보호계전시스템과 지락 과전류 보호계전 제어방법 |
JP4974300B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2012-07-11 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 高抵抗地絡検出方法及び装置 |
JP5951237B2 (ja) * | 2011-11-21 | 2016-07-13 | 株式会社東芝 | 直流き電保護継電装置 |
JP7284725B2 (ja) * | 2020-02-21 | 2023-05-31 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 地絡検出装置及び地絡検出方法 |
-
1980
- 1980-06-21 JP JP55084326A patent/JPS5917601B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5713924A (en) | 1982-01-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5726577A (en) | Apparatus for detecting and responding to series arcs in AC electrical systems | |
EP0748021B1 (en) | Low cost apparatus for detecting arcing faults and circuit breaker incorporating same | |
US4639817A (en) | Protective relay circuit for detecting arcing faults on low-voltage spot networks | |
US5889643A (en) | Apparatus for detecting arcing faults and ground faults in multiwire branch electric power circuits | |
US5856902A (en) | Earth leakage breaker | |
EP0098721A2 (en) | Differential protection relay device | |
EP0813281A2 (en) | Apparatus for envelope detection of low current arcs | |
US20040027749A1 (en) | Detection of arcing in dc electrical systems | |
US6914762B2 (en) | Protection of electrical power lines | |
EP0041202B1 (en) | Reclosing device for transmission line | |
JPS62144535A (ja) | 電力変圧器に用いる差動継電装置 | |
US7023196B2 (en) | High level arc fault detector | |
KR20040028684A (ko) | 아크에 대한 보호를 제공하는 장치 | |
JPS5917601B2 (ja) | 直流き電回路高抵抗接地事故検出装置 | |
NZ194200A (en) | Three phase circuit breaker tripped by single phase fault | |
RU2297703C1 (ru) | УСТРОЙСТВО ДЛЯ ЗАЩИТЫ ОТ ЗАМЫКАНИЙ НА ЗЕМЛЮ В СЕТЯХ 3-10 кВ | |
US4305108A (en) | Three-phase time overcurrent detector | |
JPH04212A (ja) | 地絡検出装置 | |
JP3137029B2 (ja) | 系統連系装置における素子故障検出装置 | |
KR200323464Y1 (ko) | 전기집진기의아크검출장치 | |
JP3227228B2 (ja) | 地絡検出装置 | |
GB1587447A (en) | Offset keying apparatus for protective relaying | |
EP0202767A2 (en) | Symmetrical fault current detector | |
CA1237774A (en) | Protective relay circuit for detecting arcing faults on low-voltage spot networks | |
JPH06313780A (ja) | 地絡検出装置 |