JPS59168781A - 弱電界自動画像補正回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、テレビジ１ン受像機の回路に関し、詳しくは
、弱電界時におけるテレビジョン受像機の画像を自動的
に補正する回路に関するものである。

（従来例の構成とその問題点） 従来のテレビジョン受像機において、入力電界のレベル
が低い弱電界時は、映像検波回路に内股された自動利得
制御回路が、映像検波回路の出力信号のレベルを一定に
保つように、利得制御信号の電圧レベルを上昇させて映
像検波回路の利得を増大させるので、入力信号とともに
ノイズも増幅され、画面にノイズが多く発生して見にく
い画像となっていた。このため、視聴者は見やすい画像
にするために、テレビジョン受像機のコントラスト調整
およびカラー濃度調整をそれぞれ操作して、両者を減じ
る一必要があった。

（発明の目的） 本発明は、上記従来例の欠点に鑑みてなされたもので、
視聴者が手動操作により行っていた弱電界時のテレビジ
ョン受像機の画像の調整を自動的に行う弱電界自動画像
補正回路を提供するものである。

（発明の構成） 上記目的を達成するために、本発明は、テレビジョン受
像機の利得制御信号の電圧レベルが所定の電圧よりも高
くなると、そのレベル追番こ応じてコントラスト調整信
号およびカラー濃度調整信号のレベルをそれぞれ減少さ
せるものである。

（実施例の説明） 以下、図面により本発明の実施例を詳細に説明する。

図は、本発明の一実施例の構成を示していて、■は利得
制御信号が供給される信号ラインで、抵抗器２とツェナ
ーダイオード３とを介してトランジスタ４のベース端子
に接続されている。なお、ツェナーダイオード３は逆バ
イアス方向に接続されていて、このツェナーダイオード
３とトランジスタ４との間の信号ライン１が抵抗器５を
介して接地されている。また、トランジスタ４のエミッ
タ端子は抵抗器６を介して接地され、且つ、コレクタ端
子はダイオード７および８を介して、コントラスト調整
信号が供給される信号ライン９およびカラー濃度調整信
号が供給される信号ライン１０にそれぞれ接続されてい
る。なお、コントラス１−調整信号およびカラー濃度調
整信号は、各々の電圧レベルが高くなればコントラスト
およびカラー濃度がそれぞれ増大する。

上記のように構成された本実施例において、弱電界時に
は、信号ライン１の利得制御信号の電圧が上昇する。こ
の利得制御信号の電圧レベルがツェナーダイオード３の
ツェナー電圧よりも高くなると、ツェナーダイオード３
が導通して、トランジスタ４のベース端子に電流が流れ
込む。このため、トランジスタ４が能動状態となり、利
得制御信号の電圧レベルとツェナーダイオード３のツェ
ナー電圧とのレベル差に応じて、信号ライン９および１
０からダイオード７および８をそれぞれ介してトランジ
スタ４に電流が流れ込み、抵抗器６を介してアースに流
出して、信号ライン９および１０によりそれぞれ伝達さ
れるコントラスト調整信号およびカラー調整信号の各々
の電圧レベルが降下する。こうして１弱電界時にコント
ラストとカラー濃度とを減じることができる。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明はテレビジョン受像機にお
いて、弱電界時に従来視聴者が行っていた調整操作を不
要にし、自動的にコントラストとカラー濃度とを減じて
画像の補正を行なうことができるものである。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明の一実施例の回路図である。 １．９．１０・・・信号ライン、　　２，５．６　　・
・・抵抗器、　３　・・・ツェナーダイオード、　４・
・・　トランジスタ、　　７．８　・・・ダイオード。 特許出願人　松下電器産業株式会社 、−３

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. テレビジョン受像機において、映像検波回路の利得制御
   信号の電圧レベルが所定の電圧を超えると導通する手段
   と、前記導通手段が導通した時に前記利得制御信号と前
   記所定の電圧とのレベル差に応して、コントラスト調整
   信号およびカラー濃度調整信号の各々のレベルを減じる
   手段とからなることを特徴とする弱電界自動画像補正回
   路。